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1章
10 葛藤 5
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身長18メートルに達する人造巨人、ケイオス・ウォリアー。それを運搬する手段もこの世界には当然ある。
巨大な動物を改造して作った運送用の乗り物がそれだ。
ガイの側に駆け込んできたのはそういった乗り物の一つ、改造された巨大ゾウムシだった。
ドアを開けて操縦席から顔を出したのはスティーナだ。
タリンが伏兵を忍ばせていた時のため、ガイは彼女をあらかじめ待機させていたのである。
「師匠。持ってきました」
ゾウムシの荷台には巨人型機・Bソードアーミーが横たわっていた。
「ガイ、てめぇ! 一人で来いつったろうが!」
罵声を浴びせるタリンに、ガイは呆れて言い返した。
「それを罠だと思わない奴はいねぇだろ」
ガイはゾウムシの荷台に飛び乗り、ソードアーミーの操縦席へ駆け込む。
慌ててタリンも魚人型機――Bバイブグンザリへ走った。グンザリは膝をつき操縦席のハッチを開ける。それを操縦していたゴブリン兵士は、タリンが乗り込むと座席を譲った。
タリンはモニターに武器を表示させる。
『クソッ! こうなったらMAP兵器で吹き飛ばしてやるぜ! その運搬機も巻き添えくらえ! オラァ!』
この機体には広範囲を攻撃する武器が備わっているのだ。細長い頭部の左右に三対ずつ装備されたエラのような突起が開き、パラボラアンテナのような形状を取る。
そのエラが振動音とともに輝きだした。
が……薄く輝くだけで何も発射されない。
『あ、それ異界流レベルが2以上必要っス』
ゴブリンが座席の後ろから忠告した。
ケイオス・ウォリアーの武器には一定レベル以上の異界流が必要な物もある。この広範囲攻撃武器は、タリンの能力では撃てなかったのだ。
『なにィ!? じゃあどうすれば……あ、こうか』
しかしタリンは咄嗟に別の手段を思いついた。
操縦桿を引っこ抜き、炎のモール【バーニングトーチ】を代わりに差し込む。この武器には戦いで倒れた魔王軍親衛隊の電子頭脳が使われているのだ。
『結局俺か。まぁ発射』
武器にされた元親衛隊員はちょっと嫌々ながらも武器を発射させた。
グンザリのエラが輝きを増し、高周波振動兵器・インパルスウェーブが放たれる――!
しかしなんとした事か。広範囲を押し潰す振動波は空に向かって放たれた。
『なにぃ!?』
タリンは驚愕するが、操縦桿を壊して企画も合わせてない物を突っ込んだので、照準どころではなかったのだ。
直後、グンザリが縦に深々と切り裂かれる。
「いい加減にしろ、この馬鹿」
もちろんガイのパンドラアーミーが繰り出した剣戟で、だ。
操縦席の部品を取り換えた後に攻撃をミスするような隙だらけの状態を見逃すほど、ガイは寛容ではなかった。
――カサカ村――
「捕まえて来た」
ガイは縛ったタリンを集会場の床に転がす。ゴブリン兵は面倒なので追い払っておいた。
「えー……」
露骨に顔を顰める村長コエトール。
領主のカーチナガ子爵は恐る恐るガイに訊く。
「ガイ殿。こいつを捕えたという事は、この村を出て行かれるという事ですかな?」
「そう……なるか」
ガイは答え辛そうに、しかし肯定はした。
そんなガイに領主が提案する。
「この男、釈放しませんか」
「そしてガイ殿は村の警備を続ける、と。ナイス名案だ!」
村長も即賛成した。
そのマッチポンプ案に対して、腕組みして考えるガイ。
(まぁ十中八九、たいした脅威にならない……とは思うが)
床に転がって「くそう……」と吠え面かくタリンを見下ろす。
(そういう油断をして足元すくわれた奴は古今東西ごろごろいるんだよな)
そして小さく溜息一つ。
(それに……先送りしたいなんて、未練がましいにも程があるだろ)
――ガイ宅――
結果を聞いたミオンは小さく溜息をついた。
「思い通りにいかないものね」
まだしばらくガイと一緒に暮らすと決めた矢先である。彼女にしても、出鼻を挫かれたという思いは拭えまい。
そんなミオンの前に、ガイは一通の書状を出した。
「案内状ももう貰ってある。セイカ領へ行こう」
そんなガイを、ミオンは窺うようにじっと見つめた。
「お別れになるかもしれないのに、あっさりしてるんだ」
ガイもまたミオンをじっと見つめていた。
そして静かに話し出す。
「正直言うと。一緒に暮らしてて、楽しかった。今まで生きてて一番……」
「え?」
ミオンは驚き戸惑った。ガイがそんな事をはっきり口にするとは思っていなかったからだ。
真っすぐな視線に、いつもとは逆にミオンの方が狼狽えてしまう。
そんなミオンを見つめながらガイは離し続けた。
「ずっとこうだったらなって、そりゃ考えるさ。でもそれは本来の仕事の分をわきまえてない考えだし……その……」
そこで口籠った。
だがすぐに、意を決して続ける。
「ミオン、子供さんがいるかもしれないんだぜ。俺は俺で、一人でやっていけるけど……お子さんはそうはいかないだろ」
しばし、沈黙がおりた。
ミオンが静かに微笑んだ。
視線を落とし、ガイから目を逸らす。
「情報によると、私はその子を残して都へ働きに行ったそうだけど……ね」
どこか自嘲しているような呟きだった。
ガイはミオンを見つめたまま目を逸らさなかった。
「なおさらいい機会じゃないか。再会してみて、これからを考えればいい。繰り返すけど、俺の方は……どうにでもできるから」
どこか訴えるような口調だった。
巨大な動物を改造して作った運送用の乗り物がそれだ。
ガイの側に駆け込んできたのはそういった乗り物の一つ、改造された巨大ゾウムシだった。
ドアを開けて操縦席から顔を出したのはスティーナだ。
タリンが伏兵を忍ばせていた時のため、ガイは彼女をあらかじめ待機させていたのである。
「師匠。持ってきました」
ゾウムシの荷台には巨人型機・Bソードアーミーが横たわっていた。
「ガイ、てめぇ! 一人で来いつったろうが!」
罵声を浴びせるタリンに、ガイは呆れて言い返した。
「それを罠だと思わない奴はいねぇだろ」
ガイはゾウムシの荷台に飛び乗り、ソードアーミーの操縦席へ駆け込む。
慌ててタリンも魚人型機――Bバイブグンザリへ走った。グンザリは膝をつき操縦席のハッチを開ける。それを操縦していたゴブリン兵士は、タリンが乗り込むと座席を譲った。
タリンはモニターに武器を表示させる。
『クソッ! こうなったらMAP兵器で吹き飛ばしてやるぜ! その運搬機も巻き添えくらえ! オラァ!』
この機体には広範囲を攻撃する武器が備わっているのだ。細長い頭部の左右に三対ずつ装備されたエラのような突起が開き、パラボラアンテナのような形状を取る。
そのエラが振動音とともに輝きだした。
が……薄く輝くだけで何も発射されない。
『あ、それ異界流レベルが2以上必要っス』
ゴブリンが座席の後ろから忠告した。
ケイオス・ウォリアーの武器には一定レベル以上の異界流が必要な物もある。この広範囲攻撃武器は、タリンの能力では撃てなかったのだ。
『なにィ!? じゃあどうすれば……あ、こうか』
しかしタリンは咄嗟に別の手段を思いついた。
操縦桿を引っこ抜き、炎のモール【バーニングトーチ】を代わりに差し込む。この武器には戦いで倒れた魔王軍親衛隊の電子頭脳が使われているのだ。
『結局俺か。まぁ発射』
武器にされた元親衛隊員はちょっと嫌々ながらも武器を発射させた。
グンザリのエラが輝きを増し、高周波振動兵器・インパルスウェーブが放たれる――!
しかしなんとした事か。広範囲を押し潰す振動波は空に向かって放たれた。
『なにぃ!?』
タリンは驚愕するが、操縦桿を壊して企画も合わせてない物を突っ込んだので、照準どころではなかったのだ。
直後、グンザリが縦に深々と切り裂かれる。
「いい加減にしろ、この馬鹿」
もちろんガイのパンドラアーミーが繰り出した剣戟で、だ。
操縦席の部品を取り換えた後に攻撃をミスするような隙だらけの状態を見逃すほど、ガイは寛容ではなかった。
――カサカ村――
「捕まえて来た」
ガイは縛ったタリンを集会場の床に転がす。ゴブリン兵は面倒なので追い払っておいた。
「えー……」
露骨に顔を顰める村長コエトール。
領主のカーチナガ子爵は恐る恐るガイに訊く。
「ガイ殿。こいつを捕えたという事は、この村を出て行かれるという事ですかな?」
「そう……なるか」
ガイは答え辛そうに、しかし肯定はした。
そんなガイに領主が提案する。
「この男、釈放しませんか」
「そしてガイ殿は村の警備を続ける、と。ナイス名案だ!」
村長も即賛成した。
そのマッチポンプ案に対して、腕組みして考えるガイ。
(まぁ十中八九、たいした脅威にならない……とは思うが)
床に転がって「くそう……」と吠え面かくタリンを見下ろす。
(そういう油断をして足元すくわれた奴は古今東西ごろごろいるんだよな)
そして小さく溜息一つ。
(それに……先送りしたいなんて、未練がましいにも程があるだろ)
――ガイ宅――
結果を聞いたミオンは小さく溜息をついた。
「思い通りにいかないものね」
まだしばらくガイと一緒に暮らすと決めた矢先である。彼女にしても、出鼻を挫かれたという思いは拭えまい。
そんなミオンの前に、ガイは一通の書状を出した。
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そんなガイを、ミオンは窺うようにじっと見つめた。
「お別れになるかもしれないのに、あっさりしてるんだ」
ガイもまたミオンをじっと見つめていた。
そして静かに話し出す。
「正直言うと。一緒に暮らしてて、楽しかった。今まで生きてて一番……」
「え?」
ミオンは驚き戸惑った。ガイがそんな事をはっきり口にするとは思っていなかったからだ。
真っすぐな視線に、いつもとは逆にミオンの方が狼狽えてしまう。
そんなミオンを見つめながらガイは離し続けた。
「ずっとこうだったらなって、そりゃ考えるさ。でもそれは本来の仕事の分をわきまえてない考えだし……その……」
そこで口籠った。
だがすぐに、意を決して続ける。
「ミオン、子供さんがいるかもしれないんだぜ。俺は俺で、一人でやっていけるけど……お子さんはそうはいかないだろ」
しばし、沈黙がおりた。
ミオンが静かに微笑んだ。
視線を落とし、ガイから目を逸らす。
「情報によると、私はその子を残して都へ働きに行ったそうだけど……ね」
どこか自嘲しているような呟きだった。
ガイはミオンを見つめたまま目を逸らさなかった。
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