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1章
14 勝利、凱旋、その後 1
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戦いが終わり、ガイ達はチマラハの街へ再び入る。
魔王軍の生き残りは全て逃げ出していた。
――領主邸――
報せを受け、カーチナガ子爵はその日のうちに戻って来た。
お気に入りの一張羅に着替えた彼は、涙を流して感謝する。
「ありがとうございます! ありがとうございまする!」
感謝されるガイとしても、悪い気はしなかった。
上機嫌の領主へイアンが持ちかける。
「ところで領主殿。ガイ殿への報酬、ちゃんと出るだろうな?」
「それはもうもちろん!」
当然、両領主は笑顔で快諾。
そこへスティーナが提案した。
「では師匠は今後税金を免除される、というのはどうでしょう?」
「なるほど。悪くないな」
ガイは乗り気になった。
今いくら貰えるのかは決めていなかったが、半端な金よりも今後ずっと少しずつ得をする方がトータルでは額が大きいかもしれない。
「ガイ殿が良ければそうしましょうぞ」
領主も賛成した。ガイ一人の税金を免除する方が、今すぐ大金を用意するより楽だという判断だ。
だがガイはカサカ村の一同を見渡す。
「あ、でも、手伝ってくれた面々へも報酬は要るな」
タゴサックが頷いた。
「ではガイ殿。村の土地を全部貴方の所有という事にしてくだされ」
「え? なんで?」
突然の話に疑問をもつガイ。
しかしタゴサックは嬉しそうに説明する。
「そうすれば村人は皆が貴方の小作人になります。つまり年貢を納めるのは国ではなく、地主のガイ殿へという事になりますな」
首を傾げる領主。
「ん? そうなるとガイ殿は税免除だから……む? 領主の儂に一銭も入らん?」
「さ、ガイ殿。帰って土地の借料を村長と決めましょうぞ」
「え、え、え?」
「あ、あ、あ?」
促すイアン、戸惑うガイ、慌てふためく領主。
だが領主へタゴサックが鋭い視線を向ける。
「決めた事じゃろうが」
「そ、そんな!」
領主のあげた声はほとんど悲鳴だったが、カサカ村の衆は――ガイは押されるがまま同然だったが――どやどやと出て行ってしまった。
――街の正門のすぐ外――
街道を出た所で、一同の最後尾からおずおずと声がかかる。
「ところで……私の処分はどうなったんだ?」
それはマスターキメラ……本名をレレンという女だった。今は獣人形態ではなく人間の姿をしているため、黙っていれば町娘にしか見えない。
そんな彼女からの質問に、他の面々は顔を見合わせる。
イアンがぽりぽりと禿げ頭を掻いた。
「そういやいましたな」
「年貢の話を通すのに夢中で忘れてましたわい」
タゴサックが唸るとスティーナも頷く。
「まぁ物事には優先順位がありますからね」
「き、貴様ら! 敗れたりとはいえ私は魔王軍の親衛隊だぞ! 一軍を率いる将だぞ!」
ぷるぷると震えるマスターキメラ。
しかしそんな彼女に、ミオンが「でも……」と一考しながら答える。
「貴女を領主さんに引き渡すと、打ち首とか磔になるんじゃないかしら?」
「副隊長も赤い鎧の男もどさくさに紛れて逃げてしまったしな……罪を一身に負っての処刑以外に思い浮かばん」
イアンも顎をしごいてそう結論を出した。
ぐっと言葉に詰まってから、それでもマスターキメラは――半ばヤケで――叫ぶ。
「ぐ、ぬ、ぬ……虜囚の辱めを受けるぐらいなら。さっさと殺せ!」
だがそこに抗議の声が。
「おいおい! オレへの褒美にする筈だろうが! 安心しな、オレは女を何人でも愛せる男だ」
それはもちろんタリンだった。
途中からなぜかドヤ顔で。
庇われた筈なのにマスターキメラの顔が物凄く嫌そうに歪む。
それとは別に、スティーナが心底面倒そうな溜息をついた。
「それは魔王軍での話でしょ。あんたも他の三人も、生きてられるだけで感謝していいと思うけど?」
他の三人――ガイの元パーティメンバー、ララ・リリ・ウスラの事だ。
だがそんな事に納得するタリンではなかった。
「なんだと!? チクショウ、騙したな!」
ガイも弟子に劣らぬぐらい心底面倒そうな溜息をつく。
「お前の勝手な勘違いは誰のせいでもねーよ」
「テメーふざけやがって!」
タリンは激怒した。
青筋を浮かべてパーティメンバーへ叫ぶ。
「ララ! リリ! ウスラ! レレン! こうなったら村になんて戻らねーで、オレらが奪還した都で一旗あげんぞ! 街を救った英雄なんだし、白銀級機さえあればオレにはありがたがられて大活躍してモテモテの未来しかねー!」
それを聞いてスティーナが「はぁ?」と頭の気の毒な子を見る視線を向ける。
「白銀級機? あんたには無いけど。Sバスタードスカルは村の物だし、Sヒートキマイラは戦利品として持って帰るから」
驚愕!
わなわなと震えるタリン。
「き、汚ねー!」
「お前の思い込みが都合良すぎるんじゃい」
イアンがギロリと睨む。
それに怯み、二、三歩後ずさって……タリンは冷や汗を浮かべて怒鳴った。
「覚えてろ! これで勝ったと思うなよ!」
そして身を翻し、都へと走って戻って行く。
元パーティメンバーは、その背とガイ達を何度か見比べて――タリンの後を追って走っていった。
カサカ村の誰も、それを止めようとは全くしなかった。
イムが元気に手を振る。
「ばいばーい」
魔王軍の生き残りは全て逃げ出していた。
――領主邸――
報せを受け、カーチナガ子爵はその日のうちに戻って来た。
お気に入りの一張羅に着替えた彼は、涙を流して感謝する。
「ありがとうございます! ありがとうございまする!」
感謝されるガイとしても、悪い気はしなかった。
上機嫌の領主へイアンが持ちかける。
「ところで領主殿。ガイ殿への報酬、ちゃんと出るだろうな?」
「それはもうもちろん!」
当然、両領主は笑顔で快諾。
そこへスティーナが提案した。
「では師匠は今後税金を免除される、というのはどうでしょう?」
「なるほど。悪くないな」
ガイは乗り気になった。
今いくら貰えるのかは決めていなかったが、半端な金よりも今後ずっと少しずつ得をする方がトータルでは額が大きいかもしれない。
「ガイ殿が良ければそうしましょうぞ」
領主も賛成した。ガイ一人の税金を免除する方が、今すぐ大金を用意するより楽だという判断だ。
だがガイはカサカ村の一同を見渡す。
「あ、でも、手伝ってくれた面々へも報酬は要るな」
タゴサックが頷いた。
「ではガイ殿。村の土地を全部貴方の所有という事にしてくだされ」
「え? なんで?」
突然の話に疑問をもつガイ。
しかしタゴサックは嬉しそうに説明する。
「そうすれば村人は皆が貴方の小作人になります。つまり年貢を納めるのは国ではなく、地主のガイ殿へという事になりますな」
首を傾げる領主。
「ん? そうなるとガイ殿は税免除だから……む? 領主の儂に一銭も入らん?」
「さ、ガイ殿。帰って土地の借料を村長と決めましょうぞ」
「え、え、え?」
「あ、あ、あ?」
促すイアン、戸惑うガイ、慌てふためく領主。
だが領主へタゴサックが鋭い視線を向ける。
「決めた事じゃろうが」
「そ、そんな!」
領主のあげた声はほとんど悲鳴だったが、カサカ村の衆は――ガイは押されるがまま同然だったが――どやどやと出て行ってしまった。
――街の正門のすぐ外――
街道を出た所で、一同の最後尾からおずおずと声がかかる。
「ところで……私の処分はどうなったんだ?」
それはマスターキメラ……本名をレレンという女だった。今は獣人形態ではなく人間の姿をしているため、黙っていれば町娘にしか見えない。
そんな彼女からの質問に、他の面々は顔を見合わせる。
イアンがぽりぽりと禿げ頭を掻いた。
「そういやいましたな」
「年貢の話を通すのに夢中で忘れてましたわい」
タゴサックが唸るとスティーナも頷く。
「まぁ物事には優先順位がありますからね」
「き、貴様ら! 敗れたりとはいえ私は魔王軍の親衛隊だぞ! 一軍を率いる将だぞ!」
ぷるぷると震えるマスターキメラ。
しかしそんな彼女に、ミオンが「でも……」と一考しながら答える。
「貴女を領主さんに引き渡すと、打ち首とか磔になるんじゃないかしら?」
「副隊長も赤い鎧の男もどさくさに紛れて逃げてしまったしな……罪を一身に負っての処刑以外に思い浮かばん」
イアンも顎をしごいてそう結論を出した。
ぐっと言葉に詰まってから、それでもマスターキメラは――半ばヤケで――叫ぶ。
「ぐ、ぬ、ぬ……虜囚の辱めを受けるぐらいなら。さっさと殺せ!」
だがそこに抗議の声が。
「おいおい! オレへの褒美にする筈だろうが! 安心しな、オレは女を何人でも愛せる男だ」
それはもちろんタリンだった。
途中からなぜかドヤ顔で。
庇われた筈なのにマスターキメラの顔が物凄く嫌そうに歪む。
それとは別に、スティーナが心底面倒そうな溜息をついた。
「それは魔王軍での話でしょ。あんたも他の三人も、生きてられるだけで感謝していいと思うけど?」
他の三人――ガイの元パーティメンバー、ララ・リリ・ウスラの事だ。
だがそんな事に納得するタリンではなかった。
「なんだと!? チクショウ、騙したな!」
ガイも弟子に劣らぬぐらい心底面倒そうな溜息をつく。
「お前の勝手な勘違いは誰のせいでもねーよ」
「テメーふざけやがって!」
タリンは激怒した。
青筋を浮かべてパーティメンバーへ叫ぶ。
「ララ! リリ! ウスラ! レレン! こうなったら村になんて戻らねーで、オレらが奪還した都で一旗あげんぞ! 街を救った英雄なんだし、白銀級機さえあればオレにはありがたがられて大活躍してモテモテの未来しかねー!」
それを聞いてスティーナが「はぁ?」と頭の気の毒な子を見る視線を向ける。
「白銀級機? あんたには無いけど。Sバスタードスカルは村の物だし、Sヒートキマイラは戦利品として持って帰るから」
驚愕!
わなわなと震えるタリン。
「き、汚ねー!」
「お前の思い込みが都合良すぎるんじゃい」
イアンがギロリと睨む。
それに怯み、二、三歩後ずさって……タリンは冷や汗を浮かべて怒鳴った。
「覚えてろ! これで勝ったと思うなよ!」
そして身を翻し、都へと走って戻って行く。
元パーティメンバーは、その背とガイ達を何度か見比べて――タリンの後を追って走っていった。
カサカ村の誰も、それを止めようとは全くしなかった。
イムが元気に手を振る。
「ばいばーい」
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