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2章
19 新たな守護者 5
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「マスターボウガス。お前は不死者だ。違うにしても、その特性は持っている」
前回際どい所まで追い詰められたガイは、なぜそうなったのかを考えた。
最も大きかったのは、生命力吸収の魔力が逆手にとられ、己が吸収された事だ。これにより受けたダメージが倍増したのである。
似たような事例がないか考え、たどり着いたのは……不死怪物に生命力吸収を仕掛けると、負のエネルギーを吸って真逆の結果になる事があるケースだった。
そう仮定すると、初めて会った時と2度目で全く強さが違う事も納得できる気がした。真昼と夜中の屋外の違いではないのか、と。不死怪物には、吸血鬼を始めとして陽光の元で弱る種もある。
また生属性の聖剣による打撃が効果を増している事も、相反する属性なら納得がいく。
とはいえ所詮は仮定だ。
だからガイは今回、まず対不死用の呪文を使ってみた。
【ホーリーライト】聖領域第3レベルの攻撃呪文。不死や悪魔等の一部種族にしか効果が無いが、同レベル比較では優秀な範囲・威力を有する。
結果は、効果有りだった。
マスターボウガスが何族なのか確定したわけではないが、対不死の攻撃が有効なのは判明した。
ガイは近くの木にまた手を伸ばした。実が発生し、それをもぎ取り、珠紋石に変成する。
「そういうお前は……何か得体の知れん力を手にしたようだ。まともな蘇生ではなかったのだな?」
ボウガスのその言葉は、ガイの推測を否定していなかった。
「ああ。おかげで随分調子がいいよ」
ガイのその言葉は、ボウガスの推測を肯定していた。
『ノーザンクロス……サザンクロス』
聖剣が呪文を読み込む。
【ノーザンクロス】水領域第5レベルの攻撃呪文。北天に輝く星座からの聖光が敵を凍てつかせる。魔や負の属性へは威力が増幅する。
【サザンクロス】火領域第5レベルの攻撃呪文。南天に輝く星座からの聖光が敵を焼き払う。魔や負の属性へは威力が増幅する。
その間に、マスターボウガスの陰から蝙蝠のような無数の影が剣に飛び込み、赤黒いオーラとなって纏わりついていた。
ガイには薄々わかっている――吸血する敵の剣技も、一部の不死怪物がもつ生命力吸収能力に近しい物なのだろう、と。
ガイとボウガス。
共に準備を終え、両者剣を構えて飛び込む!
「南北星輝・十文字斬りぃ!!」
「ブラッド……エンド!」
互いの剣技が激突した!
ガイの革鎧の胸部が切り裂かれて落ちた。血飛沫が舞う。
だがガイには傷を押さえて飛び退く余裕はあったし、聖剣の回復能力を受けながら剣を構え直す事もできた。
マスターボウガスは衝撃で仰け反っていた。凍気と高熱、二つが交差する十文字をその身に刻まれて。
凍気と熱は打ち消しあう事なく、ボウガスの身を焼いていた! 赤い鎧が砕け、ボウガスが苦悶の呻きを漏らす。
がくりと力が抜け、彼は膝をついた。
「や……やった!」
レレンが歓喜の声をあげる。
その側でタリンが氷の剣を手に憮然と呟いた。
「オレの出番は?」
「暗殺者の方を倒せば?」
「なるほど!」
ララに促されて敵がいた屋根を見上げるタリン。
既に敵は姿を晦ましていた。
「いねーぞ?」
タリンが不満げにララへ向き直る。
「じゃあボウガスのトドメでも刺せば?」
「なるほど!」
ララに促されて剣を構えるタリン。
しかしその時。
マスターボウガスが小さな笛を吹いた。
すると地面が揺れて大きな咆哮が響き渡る。
村の建物の向こうに立ち上がる巨大な影……古代魔竜が改造された生物兵器・ジュエラドン!
怪獣は村の中へと口から熱光線を吐いた。魔物兵どもが巻き込まれ、爆発の中で断末魔をあげる。
当然おこる大混乱。魔物兵どもが我先にと逃げ出す。
その中でボウガスは姿を消していた。
「不味いわ……あれを召喚される前にボウガスを倒したかったのに」
焦るスティーナ。
だが治療を受けたレレンが立ち上がって微笑む。
「いや、大丈夫だ。ガイが来てくれたからな」
そのガイは。
混乱の中、村の外へと走っていた。
やたらめったらと走り回る魔物兵どもが邪魔になる……が、巨大な甲虫が突っ込んできて雑兵どもを跳ね飛ばした。
操縦席のドアが開く。
「このタイミングでいいのよね?」
ミオンだ。その肩からイムがガイへと飛んだ。
「まにあった!」
「ああ、サンキュー」
ミオンと妖精へ頷くガイ。
ガイはミオンとイムに、ゾウムシ型運搬機で郊外に待機してもらっていた。マスターボウガスがミオンに敵意を持っている事を危惧しての判断である。イムはいざという時の連絡係だ。
その上で、敵が巨大戦力を出してきたら村の中央へ駆けつけるよう頼んでおいたのである。
ゾウムシの背中が開き、Sサバイブキマイラが立ち上がった。
イムの力で、機体に花吹雪が吹き付ける。
その変形を見たレレンが「え?」と声をあげた。
「今までと違う?」
全身の装甲にクリアなグリーンのラインと縁取りがなされている。その中に時折輝きが走る……まるで命が脈動しているのかのように。
新たな姿のステータスがガイ機とゾウムシのモニターに映っていた。
>
リバイブキマイラ
ファイティングアビリティ:130
ウェポンズアビリティ:130
スピードアビリティ:150
パワーアビリティ:140
アーマードアビリティ:150
>
前回際どい所まで追い詰められたガイは、なぜそうなったのかを考えた。
最も大きかったのは、生命力吸収の魔力が逆手にとられ、己が吸収された事だ。これにより受けたダメージが倍増したのである。
似たような事例がないか考え、たどり着いたのは……不死怪物に生命力吸収を仕掛けると、負のエネルギーを吸って真逆の結果になる事があるケースだった。
そう仮定すると、初めて会った時と2度目で全く強さが違う事も納得できる気がした。真昼と夜中の屋外の違いではないのか、と。不死怪物には、吸血鬼を始めとして陽光の元で弱る種もある。
また生属性の聖剣による打撃が効果を増している事も、相反する属性なら納得がいく。
とはいえ所詮は仮定だ。
だからガイは今回、まず対不死用の呪文を使ってみた。
【ホーリーライト】聖領域第3レベルの攻撃呪文。不死や悪魔等の一部種族にしか効果が無いが、同レベル比較では優秀な範囲・威力を有する。
結果は、効果有りだった。
マスターボウガスが何族なのか確定したわけではないが、対不死の攻撃が有効なのは判明した。
ガイは近くの木にまた手を伸ばした。実が発生し、それをもぎ取り、珠紋石に変成する。
「そういうお前は……何か得体の知れん力を手にしたようだ。まともな蘇生ではなかったのだな?」
ボウガスのその言葉は、ガイの推測を否定していなかった。
「ああ。おかげで随分調子がいいよ」
ガイのその言葉は、ボウガスの推測を肯定していた。
『ノーザンクロス……サザンクロス』
聖剣が呪文を読み込む。
【ノーザンクロス】水領域第5レベルの攻撃呪文。北天に輝く星座からの聖光が敵を凍てつかせる。魔や負の属性へは威力が増幅する。
【サザンクロス】火領域第5レベルの攻撃呪文。南天に輝く星座からの聖光が敵を焼き払う。魔や負の属性へは威力が増幅する。
その間に、マスターボウガスの陰から蝙蝠のような無数の影が剣に飛び込み、赤黒いオーラとなって纏わりついていた。
ガイには薄々わかっている――吸血する敵の剣技も、一部の不死怪物がもつ生命力吸収能力に近しい物なのだろう、と。
ガイとボウガス。
共に準備を終え、両者剣を構えて飛び込む!
「南北星輝・十文字斬りぃ!!」
「ブラッド……エンド!」
互いの剣技が激突した!
ガイの革鎧の胸部が切り裂かれて落ちた。血飛沫が舞う。
だがガイには傷を押さえて飛び退く余裕はあったし、聖剣の回復能力を受けながら剣を構え直す事もできた。
マスターボウガスは衝撃で仰け反っていた。凍気と高熱、二つが交差する十文字をその身に刻まれて。
凍気と熱は打ち消しあう事なく、ボウガスの身を焼いていた! 赤い鎧が砕け、ボウガスが苦悶の呻きを漏らす。
がくりと力が抜け、彼は膝をついた。
「や……やった!」
レレンが歓喜の声をあげる。
その側でタリンが氷の剣を手に憮然と呟いた。
「オレの出番は?」
「暗殺者の方を倒せば?」
「なるほど!」
ララに促されて敵がいた屋根を見上げるタリン。
既に敵は姿を晦ましていた。
「いねーぞ?」
タリンが不満げにララへ向き直る。
「じゃあボウガスのトドメでも刺せば?」
「なるほど!」
ララに促されて剣を構えるタリン。
しかしその時。
マスターボウガスが小さな笛を吹いた。
すると地面が揺れて大きな咆哮が響き渡る。
村の建物の向こうに立ち上がる巨大な影……古代魔竜が改造された生物兵器・ジュエラドン!
怪獣は村の中へと口から熱光線を吐いた。魔物兵どもが巻き込まれ、爆発の中で断末魔をあげる。
当然おこる大混乱。魔物兵どもが我先にと逃げ出す。
その中でボウガスは姿を消していた。
「不味いわ……あれを召喚される前にボウガスを倒したかったのに」
焦るスティーナ。
だが治療を受けたレレンが立ち上がって微笑む。
「いや、大丈夫だ。ガイが来てくれたからな」
そのガイは。
混乱の中、村の外へと走っていた。
やたらめったらと走り回る魔物兵どもが邪魔になる……が、巨大な甲虫が突っ込んできて雑兵どもを跳ね飛ばした。
操縦席のドアが開く。
「このタイミングでいいのよね?」
ミオンだ。その肩からイムがガイへと飛んだ。
「まにあった!」
「ああ、サンキュー」
ミオンと妖精へ頷くガイ。
ガイはミオンとイムに、ゾウムシ型運搬機で郊外に待機してもらっていた。マスターボウガスがミオンに敵意を持っている事を危惧しての判断である。イムはいざという時の連絡係だ。
その上で、敵が巨大戦力を出してきたら村の中央へ駆けつけるよう頼んでおいたのである。
ゾウムシの背中が開き、Sサバイブキマイラが立ち上がった。
イムの力で、機体に花吹雪が吹き付ける。
その変形を見たレレンが「え?」と声をあげた。
「今までと違う?」
全身の装甲にクリアなグリーンのラインと縁取りがなされている。その中に時折輝きが走る……まるで命が脈動しているのかのように。
新たな姿のステータスがガイ機とゾウムシのモニターに映っていた。
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リバイブキマイラ
ファイティングアビリティ:130
ウェポンズアビリティ:130
スピードアビリティ:150
パワーアビリティ:140
アーマードアビリティ:150
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