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第一章:魔剣いっこ拾う
僕が死んじゃったらしい日
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「さて、私がどれほどの力を授かったのか……せっかくですからお見せしましょう。バルチェ、まずは全部狂わせたお前だ!」
大海蛇の頭上で高位神官……いや、今や魔神神官のザダランは笑った。
王子の部隊、ザダラン、そしてバルチェ達。一瞬三つ巴の睨み合いになるかに見えた。
だがザダランはあっさりそれを破った。その両掌に禍々しく揺らめく瘴気が収束されていく!
その術を見て、アーサーの目がメガネの奥で鋭く光った。
「あれは……フォーストキル! 即死系の最高峰にして魔界の禁断魔術! 絶対の耐性無効効果をもち、あらゆる生物は絶命、蘇生も不可能です。古代都市カイビが滅んだのはあの呪文で全住民が虐殺されたからなのです!」
「えっ!? そんな無茶苦茶な呪文が存在するわけが――」
狼狽するラザリア。だがザダランは高らかに笑った。呪文を発動させながらだというのに……。
「なにせ強制敗北イベント用呪文ですからね! 即死魔法ならぬ絶対終焉魔法! さあ、終わりなさい!」
暗黒の波動が放たれ、真っすぐにバルチェを捉えた!
「あ、うわあぁ!」
悲鳴をあげながら頭を庇うバルチェ――
バルチェは自分に浸透していく、邪悪で狂暴な力を感じた。それは止まる事なく自分の体を通り抜けて行く。真っ暗な死の予感……。
だが突如、バルチェの手に「膨大な光」――心でバルチェはそう感じた――が宿る。
そして……バルチェは呆然と立っていた。
「……なんともない?」
港の潮風が爽やかに吹き抜けていく。周りにはわけがわからず戸惑う兵士達。誰も死んでなどいない。
確かに、死の呪力は自分を飲み込んだ気がしたのだが。
ザダランは口をぱくぱくさせ、ややってようやく事態を理解した。
「呪文が、消滅した!? 発動してから? 敵を捉えて効果を発揮してから? そんなバカな、何がどうなっているのです!?!?」
アーサーが涼しい顔でメガネを弄る。
「フフ……簡単なこと。聖魔剣スターゲイザーとバルチェの力です」
彼が指さす先は、バルチェの右手に輝く星空の剣・スターゲイザー!
『え? は? 私、いつの間にまた剣に!?』
ラザリアの声が剣の内から響く。ちょっと怒っている。
「そうですよ! だいたいその女、呪文が炸裂するまでバルチェの後ろにいたでしょうが! なんで後出しで割り込んで呪文が無効化されてんですかボケェ!」
ザダランの方はめっちゃ怒っている。
そんな二人の声などどこ吹く風というように、アーサーはバルチェへ視線を向けた。
「バルチェ。君にはユニークスキル『絶対蘇生』があると、ここまでの旅で話してくれましたね?」
「あ、うん……」
アーサーの問いに頷くバルチェ。旅の間の雑談として、自分が転生した事も含めて、信じてもらえなくて元々のつもりでそこらは明かしておいた。
にこりと微笑むアーサー。
「だから死んだ君を魔剣スターゲイザーが蘇らせたのですよ」
「そ、そんな阿呆な! 蘇生不可能の効果があるはず!」
抗議するザダラン。それにもアーサーは微笑みを向けた――冷たく見下したものを。
「絶対蘇生と絶対終焉ですからね。絶対同士が打ち消しあったのでしょう。となれば普通に死んで普通に0.1ミリ秒で蘇っただけの事です」
『それ普通!?』
ラザリアの声が響く。それに構わずザダランは錯乱して怒鳴った。
「ありえねー! 絶対ありえねー! 貴様らは私をとことん怒らせました! いいでしょう……こうなれば全員処刑です!」
死の波動が再びザダランの手に収束する。
「一匹ずつ嬲り殺しにするつもりでしたが、手温いマネはお終いです。あえて一点に収束させましたが、本来フォーストキルは広範囲攻撃呪文! 古代都市が滅びた再現をしてやりましょう! バルチェ、お前一人が助かった事を屍の海で喜ぶがいい! たった一人でな!」
そうなると周囲の兵も黙って見てはいなかった。王子の部下、兵士達には素早い者もおり、それらが急ぎ次々と矢を放った。
だが大海蛇は強烈な電撃ブレスを吐きだした。雷光で矢は一網打尽にされ、ザダランを止める事はできない!
「死んでしまってくださいな――!!」
禁断絶対即死魔法・フォーストキルが、ついに本来の威力で炸裂した。兵士たちの悲鳴があがる――
だが、またもや死者は出なかった。
「な、な、なにィ!?」
顎が外れんばかりに驚愕するザダラン。
放たれた波動は、完全に止められていた!
いつの間にか聖魔剣の鎧を纏ったオウガの――左手一本で!
「おいィ!? 絶対死ぬ魔力がなんで手で止まってんねん!?」
泡を飛ばして叫ぶザダラン。周囲が目を丸くする中、オウガは……左掌で止まっている魔力を、いとも容易く握りつぶした……!
「笑止。その『絶対』は俺に試さず勝手に称していたに過ぎん。井の中の蛙に不死鳥が測れるか。見ろ」
オウガはザダランを指さす。首を傾げるザダランの横に何かが現われた。
メッセージウインドだ。「禁断絶対即死魔法・フォーストキル」の解説が表記されている。
と、呪文名が「禁断即死魔法・フォーストキル」に変わった。さらに説明文も見る間に変化する。
「絶対の耐性無効効果をもち、範囲内のあらゆる生物は絶命、蘇生も不可能。かつて古代都市カイビを滅亡させた」
↑変化前
↓変化後
「強力な耐性無効効果をもち、範囲内のほとんどの生物は絶命、蘇生もまず不可能。かつての古代都市カイビには抵抗できる者がおらず、滅亡に追い込まれた」
「呪文の解説が変わっただと――!!」
顎が外れそうになるザダラン。
「フフ……間違いが見つかれば訂正するのが道理でしょう」
メガネを弄って笑うアーサー。そしてオウガは――
「貴様はこの世にいる事が間違いらしいな! 正しい場所へ送ってやる。地獄へ行け!」
「乱凰飛翔拳――!!」
DOGOOOOOOOOOOOOOON!
「オマイガー!」
大海蛇ごと真正面から必殺の正拳突きが炸裂! ザダランは断末魔! 大海蛇ごと真上に吹っ飛び、大海蛇もろとも頭から地面に激突! 巨大なクレーターを穿ち、その真ん中で大海蛇とともにブスブスと煙をあげた。KO!
こうして魔神神官ザダランは倒れた。
「え……ザダラン? 死んでないよ、ね……?」
恐る恐る声をかけるバルチェ。相手が動かないのを見て、道具袋から回復薬を取り出すが――
「何やってんだ。あいつは魔王側に寝返っただろ。自業自得だ、ほっとけ。それより、次は俺の相手をしてもらおうか」
待ったをかけたのはザーゴル……かつてバルチェをパーティから追放したリーダーである。既に剣を抜き、全身には魔力と闘気が満ちている。
「聖魔剣のパワーは見せてもらった。ああ、確かにスゲエよ。それがあれば――お前でも本気の俺と戦えるな? 魔道騎士の俺に、工芸士のお前でも」
工芸士――本来は工芸品産業の従事者をさすが、冒険者のクラスとしては盗賊系の上級職である。
アイテムの扱いを補助するスキルに長け、消耗品の効果を上げたり、破損率や使用回数制限のあるアイテムを長持ちさせて使う事が可能だ。ある程度以上レベルの高い冒険者パーティならばそうした魔法の道具はいくつも確保し、使いながらクエストをこなしていく物である。それゆえ、上手く立ち回れば工芸士のスキルは絶大な威力を発揮する事があった。
……が、選ぶ者の少ない不人気職の一つだというのが現状である。
状況や相手を限定した上で的確な行動が必要、できなければ凡庸。そんなクラスよりも、強力な武器や魔術で期待した通りの強さを発揮するクラスの方が好まれるからだ。
よって盗賊系の上級職でも、戦闘能力を上げる暗殺者や狙撃手の方が遥かに多いのである。
ザーゴルの剣に魔力の輝きが宿った。一歩一歩、力強く間合いを詰めてくる。
(ぼ、僕がザーゴルと……?)
気圧されてじりじりと後退するバルチェ。
「となると……私の相手はお前か?」
シャイン王子がそう言い、冷たい横目でオウガを見る。オウガの拳の威力を見ながら、臆している様子は全く無い。
「そう思うならそうすればいい。俺は一向にかまわん」
オウガもまた横目で視線を返した。
「やれやれ……残りは私がお相手せねばなりませんか」
残り数十名の兵士や冒険者を前に、アーサーは苦笑した。
バルチェ達を案内してきた騎士が、ハルエット親子を連れてこそこそと倉庫の影に隠れる。それを確認してから、ラザリアは剣の中で苦々しく呟いた。
『魔王の城へ行こうというのに、なんで人間同士で戦いになるのやら……』
大海蛇の頭上で高位神官……いや、今や魔神神官のザダランは笑った。
王子の部隊、ザダラン、そしてバルチェ達。一瞬三つ巴の睨み合いになるかに見えた。
だがザダランはあっさりそれを破った。その両掌に禍々しく揺らめく瘴気が収束されていく!
その術を見て、アーサーの目がメガネの奥で鋭く光った。
「あれは……フォーストキル! 即死系の最高峰にして魔界の禁断魔術! 絶対の耐性無効効果をもち、あらゆる生物は絶命、蘇生も不可能です。古代都市カイビが滅んだのはあの呪文で全住民が虐殺されたからなのです!」
「えっ!? そんな無茶苦茶な呪文が存在するわけが――」
狼狽するラザリア。だがザダランは高らかに笑った。呪文を発動させながらだというのに……。
「なにせ強制敗北イベント用呪文ですからね! 即死魔法ならぬ絶対終焉魔法! さあ、終わりなさい!」
暗黒の波動が放たれ、真っすぐにバルチェを捉えた!
「あ、うわあぁ!」
悲鳴をあげながら頭を庇うバルチェ――
バルチェは自分に浸透していく、邪悪で狂暴な力を感じた。それは止まる事なく自分の体を通り抜けて行く。真っ暗な死の予感……。
だが突如、バルチェの手に「膨大な光」――心でバルチェはそう感じた――が宿る。
そして……バルチェは呆然と立っていた。
「……なんともない?」
港の潮風が爽やかに吹き抜けていく。周りにはわけがわからず戸惑う兵士達。誰も死んでなどいない。
確かに、死の呪力は自分を飲み込んだ気がしたのだが。
ザダランは口をぱくぱくさせ、ややってようやく事態を理解した。
「呪文が、消滅した!? 発動してから? 敵を捉えて効果を発揮してから? そんなバカな、何がどうなっているのです!?!?」
アーサーが涼しい顔でメガネを弄る。
「フフ……簡単なこと。聖魔剣スターゲイザーとバルチェの力です」
彼が指さす先は、バルチェの右手に輝く星空の剣・スターゲイザー!
『え? は? 私、いつの間にまた剣に!?』
ラザリアの声が剣の内から響く。ちょっと怒っている。
「そうですよ! だいたいその女、呪文が炸裂するまでバルチェの後ろにいたでしょうが! なんで後出しで割り込んで呪文が無効化されてんですかボケェ!」
ザダランの方はめっちゃ怒っている。
そんな二人の声などどこ吹く風というように、アーサーはバルチェへ視線を向けた。
「バルチェ。君にはユニークスキル『絶対蘇生』があると、ここまでの旅で話してくれましたね?」
「あ、うん……」
アーサーの問いに頷くバルチェ。旅の間の雑談として、自分が転生した事も含めて、信じてもらえなくて元々のつもりでそこらは明かしておいた。
にこりと微笑むアーサー。
「だから死んだ君を魔剣スターゲイザーが蘇らせたのですよ」
「そ、そんな阿呆な! 蘇生不可能の効果があるはず!」
抗議するザダラン。それにもアーサーは微笑みを向けた――冷たく見下したものを。
「絶対蘇生と絶対終焉ですからね。絶対同士が打ち消しあったのでしょう。となれば普通に死んで普通に0.1ミリ秒で蘇っただけの事です」
『それ普通!?』
ラザリアの声が響く。それに構わずザダランは錯乱して怒鳴った。
「ありえねー! 絶対ありえねー! 貴様らは私をとことん怒らせました! いいでしょう……こうなれば全員処刑です!」
死の波動が再びザダランの手に収束する。
「一匹ずつ嬲り殺しにするつもりでしたが、手温いマネはお終いです。あえて一点に収束させましたが、本来フォーストキルは広範囲攻撃呪文! 古代都市が滅びた再現をしてやりましょう! バルチェ、お前一人が助かった事を屍の海で喜ぶがいい! たった一人でな!」
そうなると周囲の兵も黙って見てはいなかった。王子の部下、兵士達には素早い者もおり、それらが急ぎ次々と矢を放った。
だが大海蛇は強烈な電撃ブレスを吐きだした。雷光で矢は一網打尽にされ、ザダランを止める事はできない!
「死んでしまってくださいな――!!」
禁断絶対即死魔法・フォーストキルが、ついに本来の威力で炸裂した。兵士たちの悲鳴があがる――
だが、またもや死者は出なかった。
「な、な、なにィ!?」
顎が外れんばかりに驚愕するザダラン。
放たれた波動は、完全に止められていた!
いつの間にか聖魔剣の鎧を纏ったオウガの――左手一本で!
「おいィ!? 絶対死ぬ魔力がなんで手で止まってんねん!?」
泡を飛ばして叫ぶザダラン。周囲が目を丸くする中、オウガは……左掌で止まっている魔力を、いとも容易く握りつぶした……!
「笑止。その『絶対』は俺に試さず勝手に称していたに過ぎん。井の中の蛙に不死鳥が測れるか。見ろ」
オウガはザダランを指さす。首を傾げるザダランの横に何かが現われた。
メッセージウインドだ。「禁断絶対即死魔法・フォーストキル」の解説が表記されている。
と、呪文名が「禁断即死魔法・フォーストキル」に変わった。さらに説明文も見る間に変化する。
「絶対の耐性無効効果をもち、範囲内のあらゆる生物は絶命、蘇生も不可能。かつて古代都市カイビを滅亡させた」
↑変化前
↓変化後
「強力な耐性無効効果をもち、範囲内のほとんどの生物は絶命、蘇生もまず不可能。かつての古代都市カイビには抵抗できる者がおらず、滅亡に追い込まれた」
「呪文の解説が変わっただと――!!」
顎が外れそうになるザダラン。
「フフ……間違いが見つかれば訂正するのが道理でしょう」
メガネを弄って笑うアーサー。そしてオウガは――
「貴様はこの世にいる事が間違いらしいな! 正しい場所へ送ってやる。地獄へ行け!」
「乱凰飛翔拳――!!」
DOGOOOOOOOOOOOOOON!
「オマイガー!」
大海蛇ごと真正面から必殺の正拳突きが炸裂! ザダランは断末魔! 大海蛇ごと真上に吹っ飛び、大海蛇もろとも頭から地面に激突! 巨大なクレーターを穿ち、その真ん中で大海蛇とともにブスブスと煙をあげた。KO!
こうして魔神神官ザダランは倒れた。
「え……ザダラン? 死んでないよ、ね……?」
恐る恐る声をかけるバルチェ。相手が動かないのを見て、道具袋から回復薬を取り出すが――
「何やってんだ。あいつは魔王側に寝返っただろ。自業自得だ、ほっとけ。それより、次は俺の相手をしてもらおうか」
待ったをかけたのはザーゴル……かつてバルチェをパーティから追放したリーダーである。既に剣を抜き、全身には魔力と闘気が満ちている。
「聖魔剣のパワーは見せてもらった。ああ、確かにスゲエよ。それがあれば――お前でも本気の俺と戦えるな? 魔道騎士の俺に、工芸士のお前でも」
工芸士――本来は工芸品産業の従事者をさすが、冒険者のクラスとしては盗賊系の上級職である。
アイテムの扱いを補助するスキルに長け、消耗品の効果を上げたり、破損率や使用回数制限のあるアイテムを長持ちさせて使う事が可能だ。ある程度以上レベルの高い冒険者パーティならばそうした魔法の道具はいくつも確保し、使いながらクエストをこなしていく物である。それゆえ、上手く立ち回れば工芸士のスキルは絶大な威力を発揮する事があった。
……が、選ぶ者の少ない不人気職の一つだというのが現状である。
状況や相手を限定した上で的確な行動が必要、できなければ凡庸。そんなクラスよりも、強力な武器や魔術で期待した通りの強さを発揮するクラスの方が好まれるからだ。
よって盗賊系の上級職でも、戦闘能力を上げる暗殺者や狙撃手の方が遥かに多いのである。
ザーゴルの剣に魔力の輝きが宿った。一歩一歩、力強く間合いを詰めてくる。
(ぼ、僕がザーゴルと……?)
気圧されてじりじりと後退するバルチェ。
「となると……私の相手はお前か?」
シャイン王子がそう言い、冷たい横目でオウガを見る。オウガの拳の威力を見ながら、臆している様子は全く無い。
「そう思うならそうすればいい。俺は一向にかまわん」
オウガもまた横目で視線を返した。
「やれやれ……残りは私がお相手せねばなりませんか」
残り数十名の兵士や冒険者を前に、アーサーは苦笑した。
バルチェ達を案内してきた騎士が、ハルエット親子を連れてこそこそと倉庫の影に隠れる。それを確認してから、ラザリアは剣の中で苦々しく呟いた。
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