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第2部 魔獣 救護所編
救護所
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「ソルさん。町に入りました。もう少しで救護所です」
触れ書きから3日後。
ソルは親しい人達に見送られながら村を出て、ルートの馬車で救護所に向かっていた。
「緊張してますかい?」
緊張している、なんてもんじゃない。
ここに来るまでも、最初のうちこそ少しでも知識を増やしておこうと籠の方に乗って勉強していたが、そのうち1人では広すぎる座席やいつも一緒だったシェリーとティファールの安否など色々気になってきてしまい、途中からは頼んで御者台に移らせてもらった。
そこからはルートが丁度良いペースで話しかけてくれていたので、何とか気が紛れていたが、いよいよ目的地に近付いてくると、忘れていた不安がよみがえり、吐き気まで込み上げてくる。
「ルートさんは、この後どうするの?やっぱりシェリーを探すの?」
「へえ。取り敢えず、この辺にいくつかある救護所を回ってみるつもりでさあ。手始めにソルさんのお世話になる所にも、挨拶を兼ねて寄らせてもらいまさあね」
話をしているうちに、前方に何かの動物の皮を使って作られたらしいテントが見えてくる。そして、テントの前には山盛りの小石。恐らく魔獣が来た時、少しでも時間を稼ぐために投げるのだろう。
近付いてみるとテント自体も大きく、運ばれている怪我人も多そうだ。
「……俺、足手まといにならないかな……」
「身体にだけは気を付けてくだせえ。あとは、どんなことでも経験でさあ」
テントから少し離れたところに馬車を停める。
自分の着替えや医療道具の他に、救護所で使えそうな薬草を詰めた麻袋をルートと2人、何個も担いで歩いていると。
「ねえ、君、もしかして医師か薬師の人?」
後ろから声を掛けられた。
ソルと同じ年くらいの少年だ。
「僕、北の町から来ました、薬師のリフォルテ、17才です」
「あ、僕はここから少し先のヴィルデ村というところで薬師見習いをしています、ソルといいます。僕も17才なので、よろしくお願いします」
「えー、同い年なんだー!だったら丁寧語なんてやめ、やめ。さん付けもなし!仲良くしようねー、よろしくー!!」
リフォルテが握手を求めて手を差し出してきたが、あいにくソルの両手は塞がっている。
それで一旦、荷物を下ろして手を握ると、その手を上下にブンブンと振られた。この感じ、誰かに似ている。モーネ?シェリー?どっちもか……。
(それにしても、自分と同じ年でもう正式に薬師になってる人がいるんだ……)
10代の薬師がいるというのは話には聞いていたが、実際に会うのは初めてだ。
(知識、どのくらいあるんだろう。患者さんも、もうたくさん診てるのかな……)
普段は気にしていなかったけど、こうして目の前に現われると考えてしまう。もしかすると自分は自分で思っているよりも遅れているんじゃないだろうか。しかも、そんな状態でヒーセントのことを気にしているなんて、中途半端が過ぎるのではないか……。
「ソル君、あそこにいるあの女の人。多分、救護所の人だよ。挨拶して、これからどうすればいいのか聞いてみよう!」
「え?ああ、うん……」
ソルが返事をした時には、リフォルテは既に「すみませーん」と声を上げていた。
「救護所の応援に来ました。北の町の薬師の……」
しかし、リフォルテが最後まで言い終わる前に、話しかけられた相手は何故か泣きそうになりながら顔を上げて……。
「薬師!応援の方ですね!!みんなー、応援の人、来たーーーーー!!!」
「何!応援だと!!本当か、クローディア!!」
「いる!元気そうな人、本当にいる!!待ってた、待ってた、待ってたよー!!!」
入口の女性が上げた声に、テントから男性と女性が1人ずつ走り出てくる。男性は薬師がよく着けているポケットのたくさんついたエプロン、女性は医師の証である白衣をまとっているので、それぞれ薬師と医師なのだろう。因みにクローディアと呼ばれていた、入口の女性はエプロン姿だ。
「私達、元々クレスロードで医師や薬師をしていた仲間なんです。奥にもう1人、男性の医師がいます」
「え、4人だけ……ですか?」
「他にもいるんですけど、あまりにも怪我人が多すぎるのと、魔獣の侵攻がこの辺りまで深まってきてしまったので、もう少し奥に新しい救護所を立てて、そっちに行ってるの。ルードヴィル辺境伯は、ここにもすぐ応援が来るって仰って下さったのに、2ヶ月間、誰も来てくれなくって……」
クローディアの説明に、残りの2人がうんうんと頷く。本当に待ちわびていたのだろう。
「自己紹介が遅れました、私は薬師のクローディア。こちらが同じ薬師のモリオンに、医師のアリドネです。もう1人の医師は、この救護所の責任者でタローといいます。皆さんは、医師ですか?薬師ですか?」
「あ、僕は薬師のリフォルテといいます」
「僕は、まだ見習いで……ソルといいます。よろしくお願いします」
「見習いの方も大歓迎です!何しろ、本当に人が足りないので……えっと、そちらの方は?」
後ろで控え目にやり取りを聞いていたルートを見て、クローディアが首を傾げる。ルートは丁寧に頭を下げると、まず「あっしは医師でも薬師でもなく、お力になることができねえで、申し訳ありません」と謝った。
「それで、申し訳ないついでに1つ教えていただきたいのですが、こちらの救護所にお世話になっている人の名簿みたいなもんはありますか?実は人を探しておりまして、できたら見せていただきたいのですが……」
「名簿は……本当は作らなきゃいけないんですが、全然余裕がなくて……」
モリオンとアリドネが、またうんうんと頷く。
「ここも、今はこんな風に喋っていられますが、ひとたび魔獣が暴れ出したら、もう説明をする時間もありません。夜も、皆交代で見回らなきゃいけないし、本当に忙しいんです」
ごめんなさい、と頭を下げたクローディアは。
「という訳で、リフォルテ君とソル君はまずタロー医師に挨拶に行きましょう」
「はい」
「お願いします」
「それが終わったら、各地から届いている救援物資の整理。合間を見て、薬草刻み、軟膏練り……」
「はぃ……」
「次に、トイレの掃除。ここをしっかりしておかないと、感染が出たら、怪我人は命に関わるから結構大事。それから、医師が包帯を替えるのを手伝って、そのタイミングで軟膏塗り直して、夕食時は薬を飲む人がいるから……」
返事をする間もなく繰り出される仕事の数々に、ソルとリフォルテは思わず顔を見合わせた。
どうやら不安になっている暇なんて、どこにもないらしい。
「あと、魔獣についてだけど……。最近は、オオカミ型のやつも出てる。サルより危険だから、本当に気を付けて」
「は、はい……」
「クレスロードで刀鍛冶をやっていて今は遠方に避難してる人が、救護所のためにって刃に銀を混ぜ込んだナイフを送ってくれたの。2人にも渡しておくね。銀は魔を払う力があるから、普通のナイフよりは少しダメージを与えられるはず」
渡されたナイフは、腰から下げられるよう鞘にベルトが着いていた。薬師組はエプロンの隙間から同じものが見えているし、医師のアリドネも白衣の下に着けているようだ。
――魔獣、ここまで来るんだ……。
ソルさん、本当に気を付けて下せえ、とルートが呟くのが小さく聞こえた。
触れ書きから3日後。
ソルは親しい人達に見送られながら村を出て、ルートの馬車で救護所に向かっていた。
「緊張してますかい?」
緊張している、なんてもんじゃない。
ここに来るまでも、最初のうちこそ少しでも知識を増やしておこうと籠の方に乗って勉強していたが、そのうち1人では広すぎる座席やいつも一緒だったシェリーとティファールの安否など色々気になってきてしまい、途中からは頼んで御者台に移らせてもらった。
そこからはルートが丁度良いペースで話しかけてくれていたので、何とか気が紛れていたが、いよいよ目的地に近付いてくると、忘れていた不安がよみがえり、吐き気まで込み上げてくる。
「ルートさんは、この後どうするの?やっぱりシェリーを探すの?」
「へえ。取り敢えず、この辺にいくつかある救護所を回ってみるつもりでさあ。手始めにソルさんのお世話になる所にも、挨拶を兼ねて寄らせてもらいまさあね」
話をしているうちに、前方に何かの動物の皮を使って作られたらしいテントが見えてくる。そして、テントの前には山盛りの小石。恐らく魔獣が来た時、少しでも時間を稼ぐために投げるのだろう。
近付いてみるとテント自体も大きく、運ばれている怪我人も多そうだ。
「……俺、足手まといにならないかな……」
「身体にだけは気を付けてくだせえ。あとは、どんなことでも経験でさあ」
テントから少し離れたところに馬車を停める。
自分の着替えや医療道具の他に、救護所で使えそうな薬草を詰めた麻袋をルートと2人、何個も担いで歩いていると。
「ねえ、君、もしかして医師か薬師の人?」
後ろから声を掛けられた。
ソルと同じ年くらいの少年だ。
「僕、北の町から来ました、薬師のリフォルテ、17才です」
「あ、僕はここから少し先のヴィルデ村というところで薬師見習いをしています、ソルといいます。僕も17才なので、よろしくお願いします」
「えー、同い年なんだー!だったら丁寧語なんてやめ、やめ。さん付けもなし!仲良くしようねー、よろしくー!!」
リフォルテが握手を求めて手を差し出してきたが、あいにくソルの両手は塞がっている。
それで一旦、荷物を下ろして手を握ると、その手を上下にブンブンと振られた。この感じ、誰かに似ている。モーネ?シェリー?どっちもか……。
(それにしても、自分と同じ年でもう正式に薬師になってる人がいるんだ……)
10代の薬師がいるというのは話には聞いていたが、実際に会うのは初めてだ。
(知識、どのくらいあるんだろう。患者さんも、もうたくさん診てるのかな……)
普段は気にしていなかったけど、こうして目の前に現われると考えてしまう。もしかすると自分は自分で思っているよりも遅れているんじゃないだろうか。しかも、そんな状態でヒーセントのことを気にしているなんて、中途半端が過ぎるのではないか……。
「ソル君、あそこにいるあの女の人。多分、救護所の人だよ。挨拶して、これからどうすればいいのか聞いてみよう!」
「え?ああ、うん……」
ソルが返事をした時には、リフォルテは既に「すみませーん」と声を上げていた。
「救護所の応援に来ました。北の町の薬師の……」
しかし、リフォルテが最後まで言い終わる前に、話しかけられた相手は何故か泣きそうになりながら顔を上げて……。
「薬師!応援の方ですね!!みんなー、応援の人、来たーーーーー!!!」
「何!応援だと!!本当か、クローディア!!」
「いる!元気そうな人、本当にいる!!待ってた、待ってた、待ってたよー!!!」
入口の女性が上げた声に、テントから男性と女性が1人ずつ走り出てくる。男性は薬師がよく着けているポケットのたくさんついたエプロン、女性は医師の証である白衣をまとっているので、それぞれ薬師と医師なのだろう。因みにクローディアと呼ばれていた、入口の女性はエプロン姿だ。
「私達、元々クレスロードで医師や薬師をしていた仲間なんです。奥にもう1人、男性の医師がいます」
「え、4人だけ……ですか?」
「他にもいるんですけど、あまりにも怪我人が多すぎるのと、魔獣の侵攻がこの辺りまで深まってきてしまったので、もう少し奥に新しい救護所を立てて、そっちに行ってるの。ルードヴィル辺境伯は、ここにもすぐ応援が来るって仰って下さったのに、2ヶ月間、誰も来てくれなくって……」
クローディアの説明に、残りの2人がうんうんと頷く。本当に待ちわびていたのだろう。
「自己紹介が遅れました、私は薬師のクローディア。こちらが同じ薬師のモリオンに、医師のアリドネです。もう1人の医師は、この救護所の責任者でタローといいます。皆さんは、医師ですか?薬師ですか?」
「あ、僕は薬師のリフォルテといいます」
「僕は、まだ見習いで……ソルといいます。よろしくお願いします」
「見習いの方も大歓迎です!何しろ、本当に人が足りないので……えっと、そちらの方は?」
後ろで控え目にやり取りを聞いていたルートを見て、クローディアが首を傾げる。ルートは丁寧に頭を下げると、まず「あっしは医師でも薬師でもなく、お力になることができねえで、申し訳ありません」と謝った。
「それで、申し訳ないついでに1つ教えていただきたいのですが、こちらの救護所にお世話になっている人の名簿みたいなもんはありますか?実は人を探しておりまして、できたら見せていただきたいのですが……」
「名簿は……本当は作らなきゃいけないんですが、全然余裕がなくて……」
モリオンとアリドネが、またうんうんと頷く。
「ここも、今はこんな風に喋っていられますが、ひとたび魔獣が暴れ出したら、もう説明をする時間もありません。夜も、皆交代で見回らなきゃいけないし、本当に忙しいんです」
ごめんなさい、と頭を下げたクローディアは。
「という訳で、リフォルテ君とソル君はまずタロー医師に挨拶に行きましょう」
「はい」
「お願いします」
「それが終わったら、各地から届いている救援物資の整理。合間を見て、薬草刻み、軟膏練り……」
「はぃ……」
「次に、トイレの掃除。ここをしっかりしておかないと、感染が出たら、怪我人は命に関わるから結構大事。それから、医師が包帯を替えるのを手伝って、そのタイミングで軟膏塗り直して、夕食時は薬を飲む人がいるから……」
返事をする間もなく繰り出される仕事の数々に、ソルとリフォルテは思わず顔を見合わせた。
どうやら不安になっている暇なんて、どこにもないらしい。
「あと、魔獣についてだけど……。最近は、オオカミ型のやつも出てる。サルより危険だから、本当に気を付けて」
「は、はい……」
「クレスロードで刀鍛冶をやっていて今は遠方に避難してる人が、救護所のためにって刃に銀を混ぜ込んだナイフを送ってくれたの。2人にも渡しておくね。銀は魔を払う力があるから、普通のナイフよりは少しダメージを与えられるはず」
渡されたナイフは、腰から下げられるよう鞘にベルトが着いていた。薬師組はエプロンの隙間から同じものが見えているし、医師のアリドネも白衣の下に着けているようだ。
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