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第3部 皇国動乱編
帰宅
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ソルがそれを初めて見たのは、救護所を離れ村へと帰る馬車の中だった。
「そっち方面で仕事があるもんで。ついでに迎えに行きまさあ」
そう言って、いつも通り快く馬車を出してくれたルートは、恐らく“迎えのついでに”仕事を入れたのだろう。
籠の中はすっきり片付いていて、ソルとシェリー、そして同じ方面へと帰るティファールも悠々と座れるくらいのスペースがあった……はずだった。目を疑う程、大きなティファールの荷物がなければ。
「狭くしちゃってごめんなー」
来た時よりも大荷物。
3人の足元には、赤ん坊ほども大きさのある麻袋が6つも積み上げられていて……足元だけに収まらない。崩れると危ないので、全員両手両足で支えながら会話する始末だ。
「で、これ中身は何なの?」
「うん、実は青光石……」
「青光石ーーー!?」
「……の種」
「え……種……!?!?」
「かな、って思ってるもの」
「…………」
隣国サスイル皇国では、超人的な癒やしの力を媒介する物体“青光石”。それは“石”という名前を持ちながら、種で増えると言われている。
しかし、その種本体は誰も見たことがなく、どんな形、色、大きさなど全て不明だ。
「……取り敢えず中、開けて見ていい?」
「いいよ」
ティファールの許可を得て、袋を1つ開けてみる。シェリーも興味津々で横から覗き込んで来て……。
「先輩、これ……」
「単なる石ころに見えるんだけど……」
「うん。でも、それはね、元あった場所ではちゃんと光ってたやつ。俺が拾ったから、光が消えた」
元はサスイル皇国にしかないと言われていた青光石は、やはり種で増えるからなのか。マリフォルド側の国境近くでは一面、青く光っている場所があった。ただ、それは人間が触ると光が消え、単なる石になってしまう。袋の中身はそうして光を失ってしまった"元"青光石らしい。
「でも、もしかしたらそれが青光石の種だったりしないかな、と思って」
「えっ?」
「単なる思いつきだけどね。でも、種で増えるってことまで分かってるのに、その種を誰も見たことがないっていうのは、それが種っぽくない形をしてるからなんじゃないかなって思ったんだ。これなら、周りに落ちててもみんな、単なる石だって思うだろうな、って」
「先輩、すごい……」
シェリーと2人素直に感心していると、ティファールは更に下にある別の袋を指差して。
「こっちは俺が触る前から、最初から石っぽかったやつ。でも、これも、もしかしたら元は青光石だったかもしれない。それで、今は種になってるやつかも、って」
「ちゃんと分けてあるんだ……益々すごい……」
「誰も種を見たことがない、ってさ。それがすっごい小さかったり、種の時間が短かったりするから分からないっていう他に、あまりにも自然な形でそこにあるから気付かれないっていう可能性もあるのかな、って。だから、帰ったらこれ両方とも埋めてみようかなって思ってるんだけど……」
「え、埋める……?」
「やりたい!先輩、僕もそれやりたいです!!!」
横からシェリーが手を上げた。
その拍子に崩れそうになる袋を慌てて支えながら。
「うちは畑があるから、地植えもできます!」
「おっ、良いねえ。じゃあ、俺は鉢植えで……あとセイコー先生も誘おう」
「良いですね!うまくいったら、先生にも青光石を見てもらえるし!!」
勿論、そんなことをしなくても、あの森に連れて行けば見せることはできるのだが。
しかし、クレスロードの町は今、復興に向けて大変な状態。物見遊山で赴けるのはまだまだ先になりそうだ。
と、突然、横から。
「ねっ、ソル兄もやるよね!」
「あ、うん。じゃあ、もしよければ……」
「勿論!ソルも一緒にやろう!」
ティファールは仲間が増えたことで、嬉しそうに袋を抱え直した。
「じゃあ、ソルの家には薬草園があるから、ソルも地植え組で」
「気候はどうなんでしょう。ヴィルデ村とクレスロードって、ちょっと違ったりするかな」
「大丈夫。俺、向こうにいる間、欠かさず天気と気温、記録してきたから。それにできるだけ合わせてみよう」
「さっすが、ティファール先輩!」
――えっ、ちょっと待って。何か、めちゃくちゃ本格的な話になってきてない?
まさかあの忙しい中、救護所が終わった後のことまで見据えて準備を進めていたとは。
シェリーではないが、さすがはティファールだとソルも思う。
――でも、俺、ついていける?
内心、冷や汗をかき始めるソルを横に、シェリーは袋から紙とペンを取り出して乗り気だ。
心強い同志を得たティファールもまた、更に前のめりになって。
「レッディ先生にもこの話したんだけど、すっごい協力的でさ。石がなくなったら、追加で送ってくれるって」
「すごい!太っ腹ですね!!」
――待って。そもそも、あの場所の石はレッディ先生の持ち物じゃない……。
まあ、石なんてちょっとしたきっかけでどこにでも移動するものだから、ごっそり取って送っても誰も咎める人もいないのかもしれないが……。
「楽しみですねー、青光石」
「本当、セイコー先生もきっと感動してくれるはず!あの時、思いついた俺、天才!」
正に、転がり出した石のごとく、誰も止められない。
それが成功することを微塵も疑っていない風の2人に、ソルが心の中で頭を抱えた時。
「あっ、いつの間にか村に入ってる!」
窓の外を見たシェリーが声を上げた。
「ソル兄!家、もうすぐだよ!!」
その言葉に慌てて目をやると、確かに見慣れた、でも久しぶりの風景が飛び込んでくる。
「俺はヴィルデ村って初めてだ。ソル、こういう所に住んでたんだな」
ガタガタと土埃を上げた馬車が、シェンバー夫妻の家を通り過ぎると、中から2人が走り出てきた。
「ソルちゃーん、シェリーちゃーん、お帰りなさーい!!」
シェンバー夫人が未だに“ちゃん”付けなのは恥ずかしいけど。でも、スカートの裾をからげて必死に走ってくる姿には何故かじんとしてしまう……。
「ソル!シェリー!ティファール先輩も、お帰りなさい!!」
シェンバー夫妻の家から少しだけ先にある、フォードの家の前で馬車が止まった。
ソルにとっては、2ヶ月ぶりに帰る我が家。
ずっと外で待っていたのか、馬車が止まるや否やモーネが駆け寄ってきて……。
「……って、えっ?モーネ?」
「フォードおじいちゃーん!ソル達が帰ってきたよー!!」
モーネは家に向かって声を上げながら、素早くソルに向き直り。
「怪我は?大丈夫?ソル、自分のことあまり手紙に書いてくれないから、すごく心配した……」
籠の中に半身を入れて、手を差し出してくる。
そんなことをされるのは、いつか女薬師“ソルソルリー”として辺境伯の屋敷へ上がった時以来だ。
しかし、今のソルにはそんなことはどうでもよくて……。
「……モーネ……その……それ……」
背中から、シェリーの困惑した声が聞こえる。
モーネはそんなシェリーにも「お帰り」と微笑みかけ。
「ソルも、無事に戻ってきてくれて嬉しい。お帰り、ソル」
「……ただいま」
呆然としながら、差し出された手を取る。
そうしてまじまじと見つめてしまった。
モーネの髪は、ソルと同じ。夜の闇のような黒色だった。
「そっち方面で仕事があるもんで。ついでに迎えに行きまさあ」
そう言って、いつも通り快く馬車を出してくれたルートは、恐らく“迎えのついでに”仕事を入れたのだろう。
籠の中はすっきり片付いていて、ソルとシェリー、そして同じ方面へと帰るティファールも悠々と座れるくらいのスペースがあった……はずだった。目を疑う程、大きなティファールの荷物がなければ。
「狭くしちゃってごめんなー」
来た時よりも大荷物。
3人の足元には、赤ん坊ほども大きさのある麻袋が6つも積み上げられていて……足元だけに収まらない。崩れると危ないので、全員両手両足で支えながら会話する始末だ。
「で、これ中身は何なの?」
「うん、実は青光石……」
「青光石ーーー!?」
「……の種」
「え……種……!?!?」
「かな、って思ってるもの」
「…………」
隣国サスイル皇国では、超人的な癒やしの力を媒介する物体“青光石”。それは“石”という名前を持ちながら、種で増えると言われている。
しかし、その種本体は誰も見たことがなく、どんな形、色、大きさなど全て不明だ。
「……取り敢えず中、開けて見ていい?」
「いいよ」
ティファールの許可を得て、袋を1つ開けてみる。シェリーも興味津々で横から覗き込んで来て……。
「先輩、これ……」
「単なる石ころに見えるんだけど……」
「うん。でも、それはね、元あった場所ではちゃんと光ってたやつ。俺が拾ったから、光が消えた」
元はサスイル皇国にしかないと言われていた青光石は、やはり種で増えるからなのか。マリフォルド側の国境近くでは一面、青く光っている場所があった。ただ、それは人間が触ると光が消え、単なる石になってしまう。袋の中身はそうして光を失ってしまった"元"青光石らしい。
「でも、もしかしたらそれが青光石の種だったりしないかな、と思って」
「えっ?」
「単なる思いつきだけどね。でも、種で増えるってことまで分かってるのに、その種を誰も見たことがないっていうのは、それが種っぽくない形をしてるからなんじゃないかなって思ったんだ。これなら、周りに落ちててもみんな、単なる石だって思うだろうな、って」
「先輩、すごい……」
シェリーと2人素直に感心していると、ティファールは更に下にある別の袋を指差して。
「こっちは俺が触る前から、最初から石っぽかったやつ。でも、これも、もしかしたら元は青光石だったかもしれない。それで、今は種になってるやつかも、って」
「ちゃんと分けてあるんだ……益々すごい……」
「誰も種を見たことがない、ってさ。それがすっごい小さかったり、種の時間が短かったりするから分からないっていう他に、あまりにも自然な形でそこにあるから気付かれないっていう可能性もあるのかな、って。だから、帰ったらこれ両方とも埋めてみようかなって思ってるんだけど……」
「え、埋める……?」
「やりたい!先輩、僕もそれやりたいです!!!」
横からシェリーが手を上げた。
その拍子に崩れそうになる袋を慌てて支えながら。
「うちは畑があるから、地植えもできます!」
「おっ、良いねえ。じゃあ、俺は鉢植えで……あとセイコー先生も誘おう」
「良いですね!うまくいったら、先生にも青光石を見てもらえるし!!」
勿論、そんなことをしなくても、あの森に連れて行けば見せることはできるのだが。
しかし、クレスロードの町は今、復興に向けて大変な状態。物見遊山で赴けるのはまだまだ先になりそうだ。
と、突然、横から。
「ねっ、ソル兄もやるよね!」
「あ、うん。じゃあ、もしよければ……」
「勿論!ソルも一緒にやろう!」
ティファールは仲間が増えたことで、嬉しそうに袋を抱え直した。
「じゃあ、ソルの家には薬草園があるから、ソルも地植え組で」
「気候はどうなんでしょう。ヴィルデ村とクレスロードって、ちょっと違ったりするかな」
「大丈夫。俺、向こうにいる間、欠かさず天気と気温、記録してきたから。それにできるだけ合わせてみよう」
「さっすが、ティファール先輩!」
――えっ、ちょっと待って。何か、めちゃくちゃ本格的な話になってきてない?
まさかあの忙しい中、救護所が終わった後のことまで見据えて準備を進めていたとは。
シェリーではないが、さすがはティファールだとソルも思う。
――でも、俺、ついていける?
内心、冷や汗をかき始めるソルを横に、シェリーは袋から紙とペンを取り出して乗り気だ。
心強い同志を得たティファールもまた、更に前のめりになって。
「レッディ先生にもこの話したんだけど、すっごい協力的でさ。石がなくなったら、追加で送ってくれるって」
「すごい!太っ腹ですね!!」
――待って。そもそも、あの場所の石はレッディ先生の持ち物じゃない……。
まあ、石なんてちょっとしたきっかけでどこにでも移動するものだから、ごっそり取って送っても誰も咎める人もいないのかもしれないが……。
「楽しみですねー、青光石」
「本当、セイコー先生もきっと感動してくれるはず!あの時、思いついた俺、天才!」
正に、転がり出した石のごとく、誰も止められない。
それが成功することを微塵も疑っていない風の2人に、ソルが心の中で頭を抱えた時。
「あっ、いつの間にか村に入ってる!」
窓の外を見たシェリーが声を上げた。
「ソル兄!家、もうすぐだよ!!」
その言葉に慌てて目をやると、確かに見慣れた、でも久しぶりの風景が飛び込んでくる。
「俺はヴィルデ村って初めてだ。ソル、こういう所に住んでたんだな」
ガタガタと土埃を上げた馬車が、シェンバー夫妻の家を通り過ぎると、中から2人が走り出てきた。
「ソルちゃーん、シェリーちゃーん、お帰りなさーい!!」
シェンバー夫人が未だに“ちゃん”付けなのは恥ずかしいけど。でも、スカートの裾をからげて必死に走ってくる姿には何故かじんとしてしまう……。
「ソル!シェリー!ティファール先輩も、お帰りなさい!!」
シェンバー夫妻の家から少しだけ先にある、フォードの家の前で馬車が止まった。
ソルにとっては、2ヶ月ぶりに帰る我が家。
ずっと外で待っていたのか、馬車が止まるや否やモーネが駆け寄ってきて……。
「……って、えっ?モーネ?」
「フォードおじいちゃーん!ソル達が帰ってきたよー!!」
モーネは家に向かって声を上げながら、素早くソルに向き直り。
「怪我は?大丈夫?ソル、自分のことあまり手紙に書いてくれないから、すごく心配した……」
籠の中に半身を入れて、手を差し出してくる。
そんなことをされるのは、いつか女薬師“ソルソルリー”として辺境伯の屋敷へ上がった時以来だ。
しかし、今のソルにはそんなことはどうでもよくて……。
「……モーネ……その……それ……」
背中から、シェリーの困惑した声が聞こえる。
モーネはそんなシェリーにも「お帰り」と微笑みかけ。
「ソルも、無事に戻ってきてくれて嬉しい。お帰り、ソル」
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