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三 婚約者
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「ツイディア・リドリア。やれば出来るじゃないか、僕は今とても感動しているよ」
春季の祭典最終日の夜。
ツイディアはルカサに呼ばれ王宮へ足を運んだ。呼び出された場所はルカサの執務室である。
満足気なルカサの手には、両家の印が押された婚約証明書が揺らめいていた。
「ありがとうございます。この後はどうすれば良いでしょうか」
ルカサは机の上に置いた婚約書を指で叩き、暫くして両手を合わせる。
ツイディアはルカサのこの仕草が苦手である。一度としてまともな案が出たことはないのだ。
「寝所を共にしろ」
高貴さを漂わせ微笑んだルカサに、ツイディアはこめかみを指で撫でた。
「殿下」
「閨の教育はとっくに済んでいるだろう。いずれ婚姻するんだ、先に公爵の身辺も片付けよう」
「恐れながら……ティスタニス公爵が色々な方と関係があるとは聞きますが、それは公爵の自由なのではないでしょうか」
「君は愛人がアルートのように我が物顔で公の場に立っても良いのか?」
ツイディアは夜会でのアルートの表情を思い出し、婚姻してあの様に蔑まれた時のことを考える。腹立たしいが笑顔でその場をやり過ごすことしかできないだろう。
「早めに片付けた方がよろしいですね」
「ああ、神殿の奴らに付け込まれる隙を与えることのないよう頼むぞ」
ルカサの言葉に笑顔で頷き、ツイディアは婚約についての思考を放棄する。
その代わりに先日要点を纏めた魔獣討伐時の資料を取り出し、婚約書の横にそっと置いた。
「やはり発生元は公爵の近くのようです。今回も砕けた石がありましたので、人為的な可能性が高いかと」
「信じたくない話だが……目を通そう。今日はもう下がって良い」
ツイディアは静かに頭を下げて、そのまま魔術を使い庁舎の前まで転移を行った。
出た時よりも重い足取りで門を潜ろうとし、物陰に隠れるように立つ人物に瞬きを繰り返す。
もう領地に戻ったと思っていたレヴィアが居たのだ。先日庁舎に来た時とは違い、シャツに黒い上着を羽織っただけの簡素な服装をしている。
「閣下、今日はまた何かありましたか?」
ツイディアの声を耳にし、レヴィアは閉じていた瞼を開ける。青い瞳を動かしてツイディアの姿を見つけると、目を細めて笑みを浮かべた。
「ああ。今日は貴方に会いに来た」
自然と差し出された手を見て、ツイディアは数秒考えた後自分の右手を重ねる。
また握手だろうかと微笑んでいたが、流れる様な仕草で手の甲へと唇が落とされた。
「……それはまだ早いかと思います」
「そうなのか。悪い。挨拶代わりだったのだが」
「失礼いたしました。少し疲れていたのか取り乱したようです」
ツイディアは右手を胸に添えて、いつものように笑みを浮かべる。
婚約をしてからというものの、レヴィアが別人のように思えて仕方がないのだ。いつもは目が合うと、鬱陶しそうな視線を向けられていたからかもしれない。
「疲れているのに呼び止めて悪かった……ゆっくり休んでくれ」
レヴィアはあからさまに肩を落として、睫毛を伏せ言った。
ツイディアに会う為に王都でやるべき仕事を終わらせ、太陽が沈む前から庁舎前で待っていたのだ。
「疲れていたのですが、閣下の姿を見て心が癒されました。よろしければ少し、お付き合いいただけませんか」
ツイディアはこの後に控えた魔術師としての役割を考え、まだ時間があると再確認をする。
「ある。勿論、貴方がよければいくらでも付き合おう」
「ははっ。では、行きましょう。私も最終日に出歩くのは初めてですが、ご案内します」
ツイディアは隣を歩くレヴィアを、正確にはレヴィアの周囲を何度も盗み見る。今日は精霊の声が聞こえないからだ。
普段から側に居るのか、そもそも姿が見える事があるのか。純粋な興味があった。
「何か心配なことでもあるのか?」
「いえ、閣下は今日も素敵だと思いまして」
ツイディアは恥ずかし気もなく言い切って、レヴィアの周囲を観察し過ぎた事を悔やむ。
ツイディアに視線を逸らされたレヴィアは、風に揺れる白金の髪に指を伸ばし、耳の後ろから白いうなじに刻まれた植物の蔦のような紋様に動きを止める。
「うなじの刻印は魔術師になる為に?」
「あ……これは、まだ魔力を上手く制御出来なかった頃に」
ツイディアはそこまで言って、ハッと口を手で覆う。今まで深く気にしたことはなかったが、左手の甲にも複数の刻印が施されている。
良く令嬢たちの会話に上がる傷物に当てはまるのだろうかと不安になった。
「お目汚しになるようであれば、目につかないように何か装飾品などを着けます」
「疑問に思っただけだ。貴方のことで不快なものはひとつもない」
少しの間もなく返ってきた言葉に、ツイディアはレヴィアの額に手のひらを添えた。
熱はない。人混みに酔っているのだろうか。そうでないとすれば、気遣いも申し分ない男である。
「リドリア卿」
「すみません。何故私が今まで独り身だったのかを考えておりました。あ、閣下はお腹空いていませんか?」
「……そうだな。何処かに入るか」
レヴィアは離れたツイディアの手を視線で追い、掴むことも出来ずに腕組みをする。
人混みは苦手だったが、こうして良く表情が変わるツイディアを見られるのであれば悪くない。勿論、あのまま庁舎前で話すだけでも満足である。
「少しだけ待っていてください。私が選りすぐりの食べ物を買って参ります」
「いや、一緒に行こう」
レヴィアは執務室で飲んだ茶を思い出し、人混みに姿を消そうとするツイディアの二の腕を掴む。
しかし、ツイディアは右目を軽く閉じて「私を信じてください」と、手から抜け出してしまったのだ。
レヴィアは道の端に移動して、月のように輝く髪を目で追う。目を離せばまたどこかに消えてしまう、逃げ出して誰かの側で微笑むのではないかと焦燥に駆られる。
「お待たせしました。沢山おまけをして貰ったので、食べきれなければ持ち帰りましょう」
ツイディアは両腕から溢れ返るほどの食べ物を抱え、その脇から顔を覗かせる。
「今日は師団の制服だったことを忘れていました。魔獣討伐のお礼とのことです。あ、閣下のことはバレて居ませんのでご安心を」
「ふ、ははっ。俺が持とう。貴方は案内を続けてくれるか」
「いえ、閣下に持たせるわけには」
「……閣下ではなく名前で呼んで欲しいのだが」
レヴィアは考え込んでいるツイディアの腕から荷物を奪い、片腕で抱えてツイディアの手を取った。
指先に、手のひらに、ツイディアの温もりが広がってゆく。
「人前では閣下と呼びます」
「わかった。名前が呼ばれることを楽しみにしている」
ツイディアは頬を掻こうとし、自分の手がレヴィアに捕らわれていることに気付いた。
冷たい指先を振り払うことなど出来ず、指を絡めて握り返す。僅かにレヴィアの身体が震えた気がしたが、ツイディアは振り返ることなく目的地へと歩き出した。
「ここは……大神殿の裏」
ポツリとレヴィアが言葉を漏らす。
ツイディアは繋いでいた手を離し、レヴィアの腕から荷物を取り返した。レヴィアが片腕で抱えていたことは、今夜眠る時まで忘れないだろう。
「はい。街が見下ろせる場所です。大神殿は塀で囲まれているので、普段から人が少なく穴場なのですよ」
ツイディアは遠征でも使う薄い敷物で草の上を覆い、食べ物が包まれた荷物を置く。
この場所なら少しはレヴィアも気が抜けるかと思ったのだ。
「……いい場所だな」
「昔は良く兄と友人と来ていたのですが、忙しくて存在を忘れていました。閣下のお陰で思い出せました」
レヴィアはツイディアの隣に腰を下ろし、魔導具で明かりの灯る街を眺める。
「この光を全部集めて、夜空に浮かべたら。月が二つになると思うか?」
ツイディアはレヴィアの言葉に手にした肉を握り潰しそうになった。
この場所に忍び込んでは、夜空に浮かぶ月を思いそう考えていた。その言葉がレヴィアからも出るとは予想をしていなかったのである。
「なりませんね。そう見えたとしても紛い物に変わりはありません。それに、二つもあったら眩し過ぎて睡眠に支障をきたします」
「そうだな。一つで充分だ」
レヴィアは愉快そうに笑い、ツイディアの手の中で苦しむ肉の包みを受け取った。
ツイディアは甘い焼き菓子を口に放り込み、夜空に向けて右手をかざす。
「私が魔術師になりたかった理由をひとつ、お見せいたしましょう」
春季の祭典最終日の夜。
ツイディアはルカサに呼ばれ王宮へ足を運んだ。呼び出された場所はルカサの執務室である。
満足気なルカサの手には、両家の印が押された婚約証明書が揺らめいていた。
「ありがとうございます。この後はどうすれば良いでしょうか」
ルカサは机の上に置いた婚約書を指で叩き、暫くして両手を合わせる。
ツイディアはルカサのこの仕草が苦手である。一度としてまともな案が出たことはないのだ。
「寝所を共にしろ」
高貴さを漂わせ微笑んだルカサに、ツイディアはこめかみを指で撫でた。
「殿下」
「閨の教育はとっくに済んでいるだろう。いずれ婚姻するんだ、先に公爵の身辺も片付けよう」
「恐れながら……ティスタニス公爵が色々な方と関係があるとは聞きますが、それは公爵の自由なのではないでしょうか」
「君は愛人がアルートのように我が物顔で公の場に立っても良いのか?」
ツイディアは夜会でのアルートの表情を思い出し、婚姻してあの様に蔑まれた時のことを考える。腹立たしいが笑顔でその場をやり過ごすことしかできないだろう。
「早めに片付けた方がよろしいですね」
「ああ、神殿の奴らに付け込まれる隙を与えることのないよう頼むぞ」
ルカサの言葉に笑顔で頷き、ツイディアは婚約についての思考を放棄する。
その代わりに先日要点を纏めた魔獣討伐時の資料を取り出し、婚約書の横にそっと置いた。
「やはり発生元は公爵の近くのようです。今回も砕けた石がありましたので、人為的な可能性が高いかと」
「信じたくない話だが……目を通そう。今日はもう下がって良い」
ツイディアは静かに頭を下げて、そのまま魔術を使い庁舎の前まで転移を行った。
出た時よりも重い足取りで門を潜ろうとし、物陰に隠れるように立つ人物に瞬きを繰り返す。
もう領地に戻ったと思っていたレヴィアが居たのだ。先日庁舎に来た時とは違い、シャツに黒い上着を羽織っただけの簡素な服装をしている。
「閣下、今日はまた何かありましたか?」
ツイディアの声を耳にし、レヴィアは閉じていた瞼を開ける。青い瞳を動かしてツイディアの姿を見つけると、目を細めて笑みを浮かべた。
「ああ。今日は貴方に会いに来た」
自然と差し出された手を見て、ツイディアは数秒考えた後自分の右手を重ねる。
また握手だろうかと微笑んでいたが、流れる様な仕草で手の甲へと唇が落とされた。
「……それはまだ早いかと思います」
「そうなのか。悪い。挨拶代わりだったのだが」
「失礼いたしました。少し疲れていたのか取り乱したようです」
ツイディアは右手を胸に添えて、いつものように笑みを浮かべる。
婚約をしてからというものの、レヴィアが別人のように思えて仕方がないのだ。いつもは目が合うと、鬱陶しそうな視線を向けられていたからかもしれない。
「疲れているのに呼び止めて悪かった……ゆっくり休んでくれ」
レヴィアはあからさまに肩を落として、睫毛を伏せ言った。
ツイディアに会う為に王都でやるべき仕事を終わらせ、太陽が沈む前から庁舎前で待っていたのだ。
「疲れていたのですが、閣下の姿を見て心が癒されました。よろしければ少し、お付き合いいただけませんか」
ツイディアはこの後に控えた魔術師としての役割を考え、まだ時間があると再確認をする。
「ある。勿論、貴方がよければいくらでも付き合おう」
「ははっ。では、行きましょう。私も最終日に出歩くのは初めてですが、ご案内します」
ツイディアは隣を歩くレヴィアを、正確にはレヴィアの周囲を何度も盗み見る。今日は精霊の声が聞こえないからだ。
普段から側に居るのか、そもそも姿が見える事があるのか。純粋な興味があった。
「何か心配なことでもあるのか?」
「いえ、閣下は今日も素敵だと思いまして」
ツイディアは恥ずかし気もなく言い切って、レヴィアの周囲を観察し過ぎた事を悔やむ。
ツイディアに視線を逸らされたレヴィアは、風に揺れる白金の髪に指を伸ばし、耳の後ろから白いうなじに刻まれた植物の蔦のような紋様に動きを止める。
「うなじの刻印は魔術師になる為に?」
「あ……これは、まだ魔力を上手く制御出来なかった頃に」
ツイディアはそこまで言って、ハッと口を手で覆う。今まで深く気にしたことはなかったが、左手の甲にも複数の刻印が施されている。
良く令嬢たちの会話に上がる傷物に当てはまるのだろうかと不安になった。
「お目汚しになるようであれば、目につかないように何か装飾品などを着けます」
「疑問に思っただけだ。貴方のことで不快なものはひとつもない」
少しの間もなく返ってきた言葉に、ツイディアはレヴィアの額に手のひらを添えた。
熱はない。人混みに酔っているのだろうか。そうでないとすれば、気遣いも申し分ない男である。
「リドリア卿」
「すみません。何故私が今まで独り身だったのかを考えておりました。あ、閣下はお腹空いていませんか?」
「……そうだな。何処かに入るか」
レヴィアは離れたツイディアの手を視線で追い、掴むことも出来ずに腕組みをする。
人混みは苦手だったが、こうして良く表情が変わるツイディアを見られるのであれば悪くない。勿論、あのまま庁舎前で話すだけでも満足である。
「少しだけ待っていてください。私が選りすぐりの食べ物を買って参ります」
「いや、一緒に行こう」
レヴィアは執務室で飲んだ茶を思い出し、人混みに姿を消そうとするツイディアの二の腕を掴む。
しかし、ツイディアは右目を軽く閉じて「私を信じてください」と、手から抜け出してしまったのだ。
レヴィアは道の端に移動して、月のように輝く髪を目で追う。目を離せばまたどこかに消えてしまう、逃げ出して誰かの側で微笑むのではないかと焦燥に駆られる。
「お待たせしました。沢山おまけをして貰ったので、食べきれなければ持ち帰りましょう」
ツイディアは両腕から溢れ返るほどの食べ物を抱え、その脇から顔を覗かせる。
「今日は師団の制服だったことを忘れていました。魔獣討伐のお礼とのことです。あ、閣下のことはバレて居ませんのでご安心を」
「ふ、ははっ。俺が持とう。貴方は案内を続けてくれるか」
「いえ、閣下に持たせるわけには」
「……閣下ではなく名前で呼んで欲しいのだが」
レヴィアは考え込んでいるツイディアの腕から荷物を奪い、片腕で抱えてツイディアの手を取った。
指先に、手のひらに、ツイディアの温もりが広がってゆく。
「人前では閣下と呼びます」
「わかった。名前が呼ばれることを楽しみにしている」
ツイディアは頬を掻こうとし、自分の手がレヴィアに捕らわれていることに気付いた。
冷たい指先を振り払うことなど出来ず、指を絡めて握り返す。僅かにレヴィアの身体が震えた気がしたが、ツイディアは振り返ることなく目的地へと歩き出した。
「ここは……大神殿の裏」
ポツリとレヴィアが言葉を漏らす。
ツイディアは繋いでいた手を離し、レヴィアの腕から荷物を取り返した。レヴィアが片腕で抱えていたことは、今夜眠る時まで忘れないだろう。
「はい。街が見下ろせる場所です。大神殿は塀で囲まれているので、普段から人が少なく穴場なのですよ」
ツイディアは遠征でも使う薄い敷物で草の上を覆い、食べ物が包まれた荷物を置く。
この場所なら少しはレヴィアも気が抜けるかと思ったのだ。
「……いい場所だな」
「昔は良く兄と友人と来ていたのですが、忙しくて存在を忘れていました。閣下のお陰で思い出せました」
レヴィアはツイディアの隣に腰を下ろし、魔導具で明かりの灯る街を眺める。
「この光を全部集めて、夜空に浮かべたら。月が二つになると思うか?」
ツイディアはレヴィアの言葉に手にした肉を握り潰しそうになった。
この場所に忍び込んでは、夜空に浮かぶ月を思いそう考えていた。その言葉がレヴィアからも出るとは予想をしていなかったのである。
「なりませんね。そう見えたとしても紛い物に変わりはありません。それに、二つもあったら眩し過ぎて睡眠に支障をきたします」
「そうだな。一つで充分だ」
レヴィアは愉快そうに笑い、ツイディアの手の中で苦しむ肉の包みを受け取った。
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