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仲間集め!
頑張ろう!
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あれから、瞬く間に着替えさせられて、30分後には、完璧に仕上がっていた。
「神子様、どうぞ、御鏡の前へ」
言われるがままに鏡の前まで行くと、そこには自分とは思えない美人さんが移っていた。
「すごい…
特殊メイクみたい…」
「ご満足いただけたでしょうか」
「勿論よ!
とてもすごいわ!」
手放しで誉めると、リン達は満更でもない顔をしていた。
「すでに皇太子殿下は拝謁の間にいらっしゃいます。神子様もお急ぎになられてください」
「えぇ 分かったわ」
部屋を出ると、女性騎士の方が2人居た。
「お初にお目にかかります、神子様。これから神子様の護衛を担当させていただきます、エリザベッタと申します」
あ、言うの忘れてたけど、私、部屋出たのはこれが初めてだから!なんか、出してくれなかったんだよね…いや、部屋はすごく広いから退屈はしなかったんだけど…
そういう訳で、初のご対面だったわけです。
「エリザベッタと一緒に護衛を担当する、アリシアと申します。至らぬ点もありますが、どうぞよろしくお願いいたします」
どうやら、私の護衛をしてくれるようだ。
「エリザベッタさんとアリシアさんですね。これから、よろしくお願いします」
「神子様、私どもに丁寧にお話にならなくてもよいのです。私のことはエリザとお呼びください」
「私の事はアリスとお呼びください」
「分かったわ。じゃあ、エリザとアリス、これからよろしくね」
「畏まりました。拝謁の間まで、ご案内させていただきます」
おぉー。よかった!
迷子になる心配が無くなった!(←そもそも、侍女もついくるんだから、迷子になることはない)
私は極度の方向音痴!
前の世界で、自分の家に迷わずに帰れるようになるまで、一年はかかった。
引っ越すたびに、大変な事になっていた…
ありえないと思う人もいるだろうけど、本当の話。
よく友達に、
信じらんない!って言われるんだけど、
私は普通に帰れるあなたたちの方が信じられないよ…
「神子様、ご準備はよろしいでしょうか?」
私が思いに浸っていたので、みんなは困っていたようだ。私は元の世界を思い出して、家族や友達の顔を思い出していたの。なんとも言えない顔だったようで、話しかけることができなかったようだった。
「えぇ。ごめんなさいね。案内よろしくね」
「かしこまりました!」
私はエリザの後ろを歩く。
その私の後ろにアリスが続く。
アリスの後ろにはリン達がいる。
暇だったので、エリザとアリスを観察してみることにした。
アリスの髪は淡い金。
動きやすいように、高い位置で結ばれている。
ものすごく美人。
お話に出てくるお姫さまみたい。
スタイルも抜群でまさに、ボンキュッボンって感じ!
アリスは、気軽に話せそうで親しみやすい雰囲気!
エリザの髪は銀色。
こっちも高い位置で結ばれている。
こちらもスタイル抜群で、ボンキュッボン!うらやましい…
エリザはお姉さんって感じの雰囲気。
すごく頼れそう!相談したらしっかりと答えてくれそう。
ちなみに、リン達もうらやましいくらいの美人。
全員、スタイル抜群!
この世界の人達ってみんなスタイルいいのかなぁ?
そんな事を考えていると、エリザが話し掛けてきた。
「神子様、本日、お会いなられるのは、
王族に匹敵する権力を持つ
筆頭公爵家当主兼宰相でいらっしゃいます。
お名前は、ハーブランド・アーサー・ラセル・ベッドフォートとおっしゃいます。
フルネームは覚えなくて良いので、ハーブランド・ベッドフォート公爵と覚えください。
また、基本は普通に接していただいて問題ありません。しかし、向こうが挨拶をされましたら、ご返答の挨拶をお申し上げください。この部分だけ昔からの決まりがありますのでお気をつけください。
まず、相手の挨拶が終わったら、ドレスの右裾をつかんで右足を少し引いてください。ここでお辞儀をする必要はありません。
そして、『初めてお目にかかります、ベッドフォート公爵。杏里と申します。以後お見知りおきを』とお言いになられてください」
エリザが教えてくれたこと頭にたたきこんでいると、
「神子様、こちらが拝謁の間となっております。この先には私達が立ち入る事は出来ませんので、ここでお待ちしております。いってらっしゃいませ」
という声が聞こえた。
ついに来た。ものすごく緊張して来た。上手くしゃべれるかな?失敗したら?
私が扉の前に立つと、扉の両脇にいた騎士が扉に手をかける。
いよいよだ。
「神子様、大丈夫です」
後ろからリンが声をかけてくれた。それだけで、すごくほっとした。肩の力がすっと抜けて、リラックスできた。
よし、大丈夫!失敗したらその時はそのときだ!
ギィィ
重そうな音を立てて扉が開いた。
中にはとても豪華な部屋が広がっていた。その奥に座るのはライアン様とベッドフォード公爵だ。
大丈夫!心の中でもう一度唱えて、足を前に出した。
お辞儀の作法は全く知りません。映画とかで見る物をなんとなくで書いてみただけです。
正しいやり方をご存知の方は、申し訳ありません。見逃してください。
侍女・騎士達の見た目は人物紹介に移しました
また、これからは愛称で呼ばせていただきます。
「神子様、どうぞ、御鏡の前へ」
言われるがままに鏡の前まで行くと、そこには自分とは思えない美人さんが移っていた。
「すごい…
特殊メイクみたい…」
「ご満足いただけたでしょうか」
「勿論よ!
とてもすごいわ!」
手放しで誉めると、リン達は満更でもない顔をしていた。
「すでに皇太子殿下は拝謁の間にいらっしゃいます。神子様もお急ぎになられてください」
「えぇ 分かったわ」
部屋を出ると、女性騎士の方が2人居た。
「お初にお目にかかります、神子様。これから神子様の護衛を担当させていただきます、エリザベッタと申します」
あ、言うの忘れてたけど、私、部屋出たのはこれが初めてだから!なんか、出してくれなかったんだよね…いや、部屋はすごく広いから退屈はしなかったんだけど…
そういう訳で、初のご対面だったわけです。
「エリザベッタと一緒に護衛を担当する、アリシアと申します。至らぬ点もありますが、どうぞよろしくお願いいたします」
どうやら、私の護衛をしてくれるようだ。
「エリザベッタさんとアリシアさんですね。これから、よろしくお願いします」
「神子様、私どもに丁寧にお話にならなくてもよいのです。私のことはエリザとお呼びください」
「私の事はアリスとお呼びください」
「分かったわ。じゃあ、エリザとアリス、これからよろしくね」
「畏まりました。拝謁の間まで、ご案内させていただきます」
おぉー。よかった!
迷子になる心配が無くなった!(←そもそも、侍女もついくるんだから、迷子になることはない)
私は極度の方向音痴!
前の世界で、自分の家に迷わずに帰れるようになるまで、一年はかかった。
引っ越すたびに、大変な事になっていた…
ありえないと思う人もいるだろうけど、本当の話。
よく友達に、
信じらんない!って言われるんだけど、
私は普通に帰れるあなたたちの方が信じられないよ…
「神子様、ご準備はよろしいでしょうか?」
私が思いに浸っていたので、みんなは困っていたようだ。私は元の世界を思い出して、家族や友達の顔を思い出していたの。なんとも言えない顔だったようで、話しかけることができなかったようだった。
「えぇ。ごめんなさいね。案内よろしくね」
「かしこまりました!」
私はエリザの後ろを歩く。
その私の後ろにアリスが続く。
アリスの後ろにはリン達がいる。
暇だったので、エリザとアリスを観察してみることにした。
アリスの髪は淡い金。
動きやすいように、高い位置で結ばれている。
ものすごく美人。
お話に出てくるお姫さまみたい。
スタイルも抜群でまさに、ボンキュッボンって感じ!
アリスは、気軽に話せそうで親しみやすい雰囲気!
エリザの髪は銀色。
こっちも高い位置で結ばれている。
こちらもスタイル抜群で、ボンキュッボン!うらやましい…
エリザはお姉さんって感じの雰囲気。
すごく頼れそう!相談したらしっかりと答えてくれそう。
ちなみに、リン達もうらやましいくらいの美人。
全員、スタイル抜群!
この世界の人達ってみんなスタイルいいのかなぁ?
そんな事を考えていると、エリザが話し掛けてきた。
「神子様、本日、お会いなられるのは、
王族に匹敵する権力を持つ
筆頭公爵家当主兼宰相でいらっしゃいます。
お名前は、ハーブランド・アーサー・ラセル・ベッドフォートとおっしゃいます。
フルネームは覚えなくて良いので、ハーブランド・ベッドフォート公爵と覚えください。
また、基本は普通に接していただいて問題ありません。しかし、向こうが挨拶をされましたら、ご返答の挨拶をお申し上げください。この部分だけ昔からの決まりがありますのでお気をつけください。
まず、相手の挨拶が終わったら、ドレスの右裾をつかんで右足を少し引いてください。ここでお辞儀をする必要はありません。
そして、『初めてお目にかかります、ベッドフォート公爵。杏里と申します。以後お見知りおきを』とお言いになられてください」
エリザが教えてくれたこと頭にたたきこんでいると、
「神子様、こちらが拝謁の間となっております。この先には私達が立ち入る事は出来ませんので、ここでお待ちしております。いってらっしゃいませ」
という声が聞こえた。
ついに来た。ものすごく緊張して来た。上手くしゃべれるかな?失敗したら?
私が扉の前に立つと、扉の両脇にいた騎士が扉に手をかける。
いよいよだ。
「神子様、大丈夫です」
後ろからリンが声をかけてくれた。それだけで、すごくほっとした。肩の力がすっと抜けて、リラックスできた。
よし、大丈夫!失敗したらその時はそのときだ!
ギィィ
重そうな音を立てて扉が開いた。
中にはとても豪華な部屋が広がっていた。その奥に座るのはライアン様とベッドフォード公爵だ。
大丈夫!心の中でもう一度唱えて、足を前に出した。
お辞儀の作法は全く知りません。映画とかで見る物をなんとなくで書いてみただけです。
正しいやり方をご存知の方は、申し訳ありません。見逃してください。
侍女・騎士達の見た目は人物紹介に移しました
また、これからは愛称で呼ばせていただきます。
応援ありがとうございます!
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