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三
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リュエルの居室へ帰って来たトゥエが目にしたのは、一種異様な光景だった。
リュエルと、いつもは騒がしいヘクトを含むリュエルの側近全て――ヘクトとマチウとウォリス――が部屋のテーブルの上に頭を寄せて何やらひそひそと話しあっている。
「何やってるの、リュエル?」
その塊に向かって、殊更大きな声を発する。すると、塊はびくっと震え、あっという間にばらばらになった。
「……なんだ、トゥエか」
明らかにほっとした表情で、ヘクトが呟く。
トゥエはリュエルに会釈すると、テーブルの上の皮紙を見つめた。その皮紙に描かれていたのは、リーニエ国とその周辺の地形。その真ん中にぽつんと描かれた二つの赤い点が、トゥエの目を射た。
「この、点は……?」
傍らのマチウに、そう尋ねる。
現在のリーニエ王国の版図は、王都アデールの南に位置するデク川から王国北部に現在建設中の新都ラフカの北にあるオク川まで。オク川からその北にあるセプ川までの狭い範囲が『緩衝地帯』となっており、セプ川から北は全て魔皇帝の支配下にある。勿論セプ側のほとりにあった廃都ウプシーラも魔皇帝の支配下だ。一時期はマース大陸西部中央のほとんどを支配下に置いていたリーニエ王国だが、北部で興った魔皇帝の侵略により、あっという間に国の北半分を失ってしまった。目の前の地図に記された赤い点の一つは、オク川の左岸にあるから、ウプシーラが魔皇帝の手に落ちた後、北側の防御のために作られた新都ラフカだ。それはトゥエにも分かった。だが、オク川の右岸にあるもう一つの点が何を示すものなのか、トゥエには見当も付かなかった。
「ラフカを守る、新しい砦だ」
トゥエの問いに答えたのは、リュエル。
「そして我々は、その砦の守備に当たることが決まった」
その後を続けるマチウの声には、明らかに戸惑いが含まれていた。それはそうだろう。第三王子付きの従者は、騎士階級のマチウとヘクト、そしてその下の階級に属するトゥエと僧侶であるウォリスのみ。後見人であるエッカート卿が持つ兵力を借りるとしても、膨大な戦力を持つ魔皇帝軍を防ぐには到底足りない。
こんな無茶な配置を提案したのは、おそらく王ではあるまい。現在の王は穏やかで、自分の息子である三人の王子に分け隔て無く接している。第一王子ベッセルは戦闘にこそ強いが頭は回らない人物なので、おそらく、頭脳明晰で知られる第二王子ダグラスの差し金だろう。
「仕方無い」
皮紙の端に触れながら、静かにリュエルが呟く。
「守らねば、ならないのだから」
「そう、ですね」
リュエルの言葉に、トゥエはこくんと頷いた。
眼前に広がるのは、幼い時に見たウプシーラの惨状。あんな悲劇を、繰り返してはならない。
「だが」
マチウの言葉に、はっと夢想から醒める。
「我々には『力』が無い。これは確かだ」
マチウの言葉も真実だ。どうすれば、良いのだろう。トゥエは途方に暮れていた。
と、その時。
「そういえば」
それまで黙っていたウォリスが、不意に口を開く。
「キュミュラント山の中腹にある祠に、不思議な力を持つ『石』が祭られていると聞いたことがあります」
『石』……? 不意に、トゥエの背に戦慄が走る。
「それだ」
そんなトゥエの横で、ヘクトがはたと手を叩いた。
「その『石』のことは私も聞いたことがある」
その後に続いたのは、マチウだ。
「確か、『資格』のない者が触れると怒ってその者を殺してしまうという伝説があるらしいな」
「不思議な『力』か」
リュエルも興味を持ったらしい。
「どんな力なんだ?」
「そこまでは、僕にも」
「でも、『力』はあるんだろう?」
ウォリスの答えを、ヘクトが遮る。どうやら、ヘクトが一番興味を持っているようだ。対するトゥエの心は、不安で一杯だった。先刻カルマンに、他人も自分も滅ぼそうとする『力有る石』の話を聞いたばかりである。奇妙に一致した符号が、トゥエをさらに不安にした。しかし、皆が盛り上がっているこの状態での反論は、やりにくい。
「しかし、使い手を選ぶというのは……」
何とか、それだけ言ってみる。
「いいじゃん」
しかしトゥエの反論は、ヘクトが掻き消してしまった。
「俺達の内の誰かを選んでくれたら儲けもんさ」
トゥエを除く仲間達は皆、『石』の話にすっかり乗り気になっている。その雰囲気に押され、トゥエの不安は心の奥底に押しやられた。
「まあ、ダメもとで行ってみようぜ」
ヘクトの言葉に、他の三人が頷く。
リュエルが、そう決めたのなら。渋々ながら、トゥエも最終的にこくんと頷いた。
それでも。
漠たる不安が、トゥエの脳裏から離れない。
『石』について思い悩みすぎたのか。キュミュラント山の麓にある修道院に着いたトゥエを襲ったのは、悪寒と高熱、だった。
「全く、仕方無いなぁ」
ベッドに横たわるトゥエの頭に冷たい布を置きながら、ヘクトが呆れた声を出す。
「何でこんな時に熱を出すか」
その横で呟かれるマチウの言葉が皮肉に聞こえるのは、熱の所為だろう。
「良いじゃない」
そんな兄弟の声の向こうから聞こえてきたリュエルの言葉に、トゥエは正直ほっとする。
「誰だって熱を出す時があるさ」
幼い時から側に居るが、やはりリュエルは、優しい。
「『石』は私達だけで取りに行くから、トゥエは寝てなさい。良いね」
「はい」
そのリュエルの優しさに、トゥエは甘えることにした。
その夜、トゥエはおぞましい夢を見た。
岩だらけの大地に、横たわっている夢。横たわるトゥエの右にも左にも、人々が声も無く横たわっている。兵士だけでなく、女子供も、折り重なって倒れている。彼らを覆っているのは、静寂と、血の赤。皆、死んでいるのだ。それが分かるまでにしばらくかかる。……でも、どうして?
苦労しながら身体を起こす。顔を上げたトゥエの視線の先に、一つだけ佇立した影があった。
「リュエル!」
その影の名を、大声で叫ぶ。だが次の瞬間、こちらを振り返ったリュエルの顔に、トゥエの背は一瞬で凍った。
リュエルが浮かべていたのは、酷薄な笑み。そしてその胸には、白く輝く石の付いた首飾りが掛かっていた。
「……トゥエ、トゥエ!」
聞き知った声に、はっとする。
目を開けると、心配そうに覗き込むリュエルの瞳が、有った。
「大丈夫? うなされていたみたいだけど」
「え、ええ」
リュエルの問いに、こくんと頷く。
だが。下を向いた途端目に入ったものに、トゥエははっとして口を押さえた。リュエルの首に掛かっていたのは、悪夢で見たものと同じ首飾り。その首飾りに付いている、とろりとした感じのする白い石が発する光に、トゥエの全身は凍りついた。
「トゥエ! 大丈夫か!」
耳元で叫ぶリュエルの声も、耳に入らない。
「どうした、リュエル?」
その叫び声を聞きつけたのだろう、ヘクトやマチウ、ウォリスまでもベッドの周りに集まってくる。リュエルを、心配させてはいけない。全ての感情をぐっと飲み干すと、トゥエはリュエルに向かって首を横に振った。
「良かった」
リュエルの表情が、いつものように柔らかくなる。その変化に、トゥエは正直ほっとした。……やはり、悪夢は悪夢。夢でしかない。
「もう夕方だぞ、トゥエ」
いつもの大声で、ヘクトがそう、話す。
「山にはもう、登ってきた」
言い伝え通り、山の中腹の洞窟の中に作られた祠に祭られている『石』。それを取ることができたのはリュエルだけだったそうだ。その『石』が、現在リュエルが身につけている首飾りで光っている、白い石。
「すごいよな」
「俺達は近づくことすらできなかったのに」
ヘクトやウォリスの言葉に、顔を真っ赤にするリュエル。『力』を得たという安心感が、その全身に漲っていた。
〈これで、良かったのかもしれない〉
そんなリュエルの表情を見て、トゥエは確かにそう、思った。
だが。
……この、背筋の震えは、一体何なのだろうか?
リュエルと、いつもは騒がしいヘクトを含むリュエルの側近全て――ヘクトとマチウとウォリス――が部屋のテーブルの上に頭を寄せて何やらひそひそと話しあっている。
「何やってるの、リュエル?」
その塊に向かって、殊更大きな声を発する。すると、塊はびくっと震え、あっという間にばらばらになった。
「……なんだ、トゥエか」
明らかにほっとした表情で、ヘクトが呟く。
トゥエはリュエルに会釈すると、テーブルの上の皮紙を見つめた。その皮紙に描かれていたのは、リーニエ国とその周辺の地形。その真ん中にぽつんと描かれた二つの赤い点が、トゥエの目を射た。
「この、点は……?」
傍らのマチウに、そう尋ねる。
現在のリーニエ王国の版図は、王都アデールの南に位置するデク川から王国北部に現在建設中の新都ラフカの北にあるオク川まで。オク川からその北にあるセプ川までの狭い範囲が『緩衝地帯』となっており、セプ川から北は全て魔皇帝の支配下にある。勿論セプ側のほとりにあった廃都ウプシーラも魔皇帝の支配下だ。一時期はマース大陸西部中央のほとんどを支配下に置いていたリーニエ王国だが、北部で興った魔皇帝の侵略により、あっという間に国の北半分を失ってしまった。目の前の地図に記された赤い点の一つは、オク川の左岸にあるから、ウプシーラが魔皇帝の手に落ちた後、北側の防御のために作られた新都ラフカだ。それはトゥエにも分かった。だが、オク川の右岸にあるもう一つの点が何を示すものなのか、トゥエには見当も付かなかった。
「ラフカを守る、新しい砦だ」
トゥエの問いに答えたのは、リュエル。
「そして我々は、その砦の守備に当たることが決まった」
その後を続けるマチウの声には、明らかに戸惑いが含まれていた。それはそうだろう。第三王子付きの従者は、騎士階級のマチウとヘクト、そしてその下の階級に属するトゥエと僧侶であるウォリスのみ。後見人であるエッカート卿が持つ兵力を借りるとしても、膨大な戦力を持つ魔皇帝軍を防ぐには到底足りない。
こんな無茶な配置を提案したのは、おそらく王ではあるまい。現在の王は穏やかで、自分の息子である三人の王子に分け隔て無く接している。第一王子ベッセルは戦闘にこそ強いが頭は回らない人物なので、おそらく、頭脳明晰で知られる第二王子ダグラスの差し金だろう。
「仕方無い」
皮紙の端に触れながら、静かにリュエルが呟く。
「守らねば、ならないのだから」
「そう、ですね」
リュエルの言葉に、トゥエはこくんと頷いた。
眼前に広がるのは、幼い時に見たウプシーラの惨状。あんな悲劇を、繰り返してはならない。
「だが」
マチウの言葉に、はっと夢想から醒める。
「我々には『力』が無い。これは確かだ」
マチウの言葉も真実だ。どうすれば、良いのだろう。トゥエは途方に暮れていた。
と、その時。
「そういえば」
それまで黙っていたウォリスが、不意に口を開く。
「キュミュラント山の中腹にある祠に、不思議な力を持つ『石』が祭られていると聞いたことがあります」
『石』……? 不意に、トゥエの背に戦慄が走る。
「それだ」
そんなトゥエの横で、ヘクトがはたと手を叩いた。
「その『石』のことは私も聞いたことがある」
その後に続いたのは、マチウだ。
「確か、『資格』のない者が触れると怒ってその者を殺してしまうという伝説があるらしいな」
「不思議な『力』か」
リュエルも興味を持ったらしい。
「どんな力なんだ?」
「そこまでは、僕にも」
「でも、『力』はあるんだろう?」
ウォリスの答えを、ヘクトが遮る。どうやら、ヘクトが一番興味を持っているようだ。対するトゥエの心は、不安で一杯だった。先刻カルマンに、他人も自分も滅ぼそうとする『力有る石』の話を聞いたばかりである。奇妙に一致した符号が、トゥエをさらに不安にした。しかし、皆が盛り上がっているこの状態での反論は、やりにくい。
「しかし、使い手を選ぶというのは……」
何とか、それだけ言ってみる。
「いいじゃん」
しかしトゥエの反論は、ヘクトが掻き消してしまった。
「俺達の内の誰かを選んでくれたら儲けもんさ」
トゥエを除く仲間達は皆、『石』の話にすっかり乗り気になっている。その雰囲気に押され、トゥエの不安は心の奥底に押しやられた。
「まあ、ダメもとで行ってみようぜ」
ヘクトの言葉に、他の三人が頷く。
リュエルが、そう決めたのなら。渋々ながら、トゥエも最終的にこくんと頷いた。
それでも。
漠たる不安が、トゥエの脳裏から離れない。
『石』について思い悩みすぎたのか。キュミュラント山の麓にある修道院に着いたトゥエを襲ったのは、悪寒と高熱、だった。
「全く、仕方無いなぁ」
ベッドに横たわるトゥエの頭に冷たい布を置きながら、ヘクトが呆れた声を出す。
「何でこんな時に熱を出すか」
その横で呟かれるマチウの言葉が皮肉に聞こえるのは、熱の所為だろう。
「良いじゃない」
そんな兄弟の声の向こうから聞こえてきたリュエルの言葉に、トゥエは正直ほっとする。
「誰だって熱を出す時があるさ」
幼い時から側に居るが、やはりリュエルは、優しい。
「『石』は私達だけで取りに行くから、トゥエは寝てなさい。良いね」
「はい」
そのリュエルの優しさに、トゥエは甘えることにした。
その夜、トゥエはおぞましい夢を見た。
岩だらけの大地に、横たわっている夢。横たわるトゥエの右にも左にも、人々が声も無く横たわっている。兵士だけでなく、女子供も、折り重なって倒れている。彼らを覆っているのは、静寂と、血の赤。皆、死んでいるのだ。それが分かるまでにしばらくかかる。……でも、どうして?
苦労しながら身体を起こす。顔を上げたトゥエの視線の先に、一つだけ佇立した影があった。
「リュエル!」
その影の名を、大声で叫ぶ。だが次の瞬間、こちらを振り返ったリュエルの顔に、トゥエの背は一瞬で凍った。
リュエルが浮かべていたのは、酷薄な笑み。そしてその胸には、白く輝く石の付いた首飾りが掛かっていた。
「……トゥエ、トゥエ!」
聞き知った声に、はっとする。
目を開けると、心配そうに覗き込むリュエルの瞳が、有った。
「大丈夫? うなされていたみたいだけど」
「え、ええ」
リュエルの問いに、こくんと頷く。
だが。下を向いた途端目に入ったものに、トゥエははっとして口を押さえた。リュエルの首に掛かっていたのは、悪夢で見たものと同じ首飾り。その首飾りに付いている、とろりとした感じのする白い石が発する光に、トゥエの全身は凍りついた。
「トゥエ! 大丈夫か!」
耳元で叫ぶリュエルの声も、耳に入らない。
「どうした、リュエル?」
その叫び声を聞きつけたのだろう、ヘクトやマチウ、ウォリスまでもベッドの周りに集まってくる。リュエルを、心配させてはいけない。全ての感情をぐっと飲み干すと、トゥエはリュエルに向かって首を横に振った。
「良かった」
リュエルの表情が、いつものように柔らかくなる。その変化に、トゥエは正直ほっとした。……やはり、悪夢は悪夢。夢でしかない。
「もう夕方だぞ、トゥエ」
いつもの大声で、ヘクトがそう、話す。
「山にはもう、登ってきた」
言い伝え通り、山の中腹の洞窟の中に作られた祠に祭られている『石』。それを取ることができたのはリュエルだけだったそうだ。その『石』が、現在リュエルが身につけている首飾りで光っている、白い石。
「すごいよな」
「俺達は近づくことすらできなかったのに」
ヘクトやウォリスの言葉に、顔を真っ赤にするリュエル。『力』を得たという安心感が、その全身に漲っていた。
〈これで、良かったのかもしれない〉
そんなリュエルの表情を見て、トゥエは確かにそう、思った。
だが。
……この、背筋の震えは、一体何なのだろうか?
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