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第2章
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しおりを挟むと、考えていたのだけれど、その前に双子と一悶着あった。
商業ギルドから帰り、意気揚々とその話を双子にすれば帰って来たのは
「「行かない」」
という返事だった。
なんでか聞いても2人とも口を噤むばかり。
何日経っても答えてくれず、俺は大人のお茶会でエルヴィスさんに相談したのだった。
「そうですねぇ。
保護者のユーリさんには言いたくないことなのかもしれないので、私がさりげなく聞いてみましょう。」
エルヴィスさんも一緒に考えてくれるようになった。
それからギルド長に返事をしなければいけない日が近づいて、学園に行って知見を広げてほしいというのも俺のエゴだったのかもしれないと思い始め、断ろうと思った矢先に双子は2人揃って行きたい。といって来てくれた。
エルヴィスさんと話し合って決めたようなのはわかったが、エルヴィスさんに聞いても、双子に聞いてもその理由は教えてくれなかった。
なんでも“おとこのやくそく“らしい。
俺も男なんだけどな……。
そこに混ぜてくれてもよかったのにな……。
なんてしょぼくれたが、行くと決まったからには俺も頑張らねば、と思い至り、カフェ時間をするに至った。
時間があるときに作っておいた、あっさりした生クリームを添えたザッハトルテ、季節のフルーツタルト、昔ながらの固めのチーズケーキ、求肥を使ってもちもち感を出したロールケーキ、俺の気分で決めたスイーツの5種で固定。
双子に味見してもらったら、ミクロはチーズケーキ、フィラはザッハトルテがお気に入りのようだった。
紅茶はエルヴィスさんが詳しいからいくつか見繕ってもらった。
これらをカウンターに並べて、選んでもらう予定。
ケーキと紅茶のセットで800イェン。
ケーキおかわりは400イェン。
持ち帰りなら500イェン。
開店時間は1時間だけ。
カフェタイムは予約制にした。
レジの横にカレンダーを置いて、名前を書いてもらう方式だ。
とりあえず来週から。
「今日のお料理もとても美味しかったわ。
あら?これは何かしら?」
たまに来てくれるフェリシアさんがさっそく予約表に気づいてくれた。
カフェタイムが始まることを告げると
「まぁ、それは楽しみだわ。
早速予約していってもいいかしら?」
「えぇ、ぜひ。」
「これは友人と来てもいいのかしら?」
「ケーキの兼ね合いもありますので、わかるようでしたらご友人の人数も書いていただけると助かります。」
「そうね、わかったわ。」
いつもお付きの執事さんらしき人がスラスラと予約表に予約してくれた。
それからも予約表に気づいてくれた人が予約してくれる。
中には毎日予約してくれようとする人もいて(エルヴィスさんとか)1回までという制限を設けたものだ。
とりあえず出だしは順調?かな?
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