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第1章 襲った償いは秘密の結婚でした!?
5.襲った償い
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――身体が、熱い。
あれから、私……。
「……どり。
……翠」
蔭木課長の声が聞こえる。
きっと、酔い潰れて迷惑をかけているのだろう。
けれどなんで、名前呼び?
重い瞼を開けようとした、瞬間。
「……!!!!!!!!!!」
身体を真っ二つされるような痛みで完全に意識は覚醒する。
気付けば私は、蔭木部長に組み伏せられていた。
「イヤッ、離して!」
「おとなしくしろ」
はねのけようとした手は、ベッドに縫い留められた。
強引に唇を重ねられ、呼吸さえ奪われる。
「……」
これ以上、抵抗したらさらに乱暴にされそうで、諦めた。
再び彼が動きだし、行為が終わるのをひたすら待つ。
……なんか、へ、ん……。
嫌なはずなのに、自分の身体が彼に作り替えられていっているのがわかる。
――そして。
「……ぁ」
耐えられなくなって、口から甘ったるい声が漏れた。
焦って口を強く引き結んだものの、一瞬だけ動きを止めた蔭木課長が右の口端だけを上げてニヤリと笑い、かっと顔が火を噴く。
けれど彼はそれ以上なにも言わずに、また行為を再開した。
「あっ、はぁっ、……みど、りっ!」
私の名を呼びながら蔭木課長が果てる。
緊張の糸がぷっつり切れて、また意識が途切れた。
喉の渇きと頭痛で目が覚めた。
「……」
ぼーっと起き上がったところで動きが止まる。
隣で眠っている蔭木課長を見て、いっぺんに昨晩のことを思い出した。
「あー!!」
「……なんだ、朝から大声出すな……」
むくっと起き上がった蔭木課長は私に口付けを落とし、そのまま抱き締めるように薄い肌布団へと潜っていく。
「えっ、ちょっと、離してください!」
必死に抵抗してその腕の中から抜け出した。
今度こそ完全に目を開け、蔭木課長が身体を起こす。
「うるさいな、朝っぱらから……」
なんだが不服そうですが、昨晩のあれでこれほど普通なのはどうかしていないですか。
「だ、だって、昨晩のあれはいったい、なんですか!?
人が酔って意識ないことをいいことに、強引に……!!!!!!!!!」
訴えられてもおかしくないというか、訴えていい状況。
しかも相手には婚約者がいるとかいう、さらに許されざることなのだ。
「同意はもらったぞ」
「……へ?」
必死に思い出そうとするが、なにも思い出せない。
いくらくさくさしていたからといって、飲み過ぎた昨晩の私を呪った。
「俺の家に泊まるか、って訊いたら頷いた。
これはもう、同意だろ?」
したり顔で蔭木課長は頷いているけれど。
「……そ」
「ん?」
「そんなこと、あるわけないじゃないですかー!
……あ、痛っ」
大声を出したせいで、二日酔いのあたまに響く。
がしかしこの痛みはそれだけじゃない気がする。
よくニュースで酔っ払った女性にことにおよび、同じような弁明をする男性たちを信じられない目で見ていたけれど。
実際に目にするとは……。
「大丈夫か?」
そこで心配するなら、あんなことはしないでほしい。
本当に。
「大丈夫かって、大丈夫じゃないですよ。
なに考えてるんですか、いったい。
しかも、婚約者がいるのに」
あの噂って本当だったんだろうか。
若い頃ならいざ知らず、三十を過ぎたいまでもあちこちの女性とふらふら遊んでいるって。
だからいまだに音成さんと結婚しないのだという。
「婚約者……。
婚約者、ね……」
何故か彼が、ふっと遠い目をした。
やはりまだ、遊んでいたいということなのか。
「これはパワハラのうえセクハラですよ。
しかも私はしょ、処女だったのにー!」
キスすらまだなのに、一足飛びにこんなことになってしまった。
しかも、記憶はほぼないとなると……最悪だ。
いや、ハジメテはロマンチックに、なんて夢を見ていたわけじゃない。
二十六にもなって処女、捨てられるもんなら早く捨ててしまった方がいいのはわかっている。
それでもこんなふうに失うのは、ショックが大きすぎる。
「そうだよな、処女とは意外だったよな……。
でも俺が翠の初めての男……」
ににょににょと嬉しそうに蔭木課長の唇が動く。
さっきから彼は全く悪く思っているところがないが、詫びる気すらない?
「と、とにかく。
責任を……」
「結婚してやる」
「は?」
言い終わらないうちにかぶせるように言ってきた彼をまじまじと見つめた。
いま、いったい、なにを?
「責任だろ。
なら、翠と結婚してやる。
それでなんの問題もないだろ」
「え?
は?」
さっきから私はこの人が言っていることがさっぱり理解できないんだけど……カレハニホンゴヲ、ハナシテイルノデスヨネ?
「とりあえずシャワーでも浴びてさっぱりしてこい。
詳しい話はそれからだ」
「え?
お、降ろして!」
いきなり、ひょいっと蔭木課長から抱き抱えられた。
ジタバタ暴れてみたところで、堪えていない。
それどころか、喜んでいる気さえする。
寝室を出て廊下を進み、浴室の中でようやく、彼は私を降ろしてくれた。
「なにかいるものがあったら声をかけてくれ。
それとも俺が洗ってやった方がいいか?」
ニヤリ、と右頬だけを歪めて彼が笑う。
瞬間、傍にあった洗い桶を投げつけていた。
しかし一瞬だけ蔭木課長がドアを閉める方が早く、虚しくそれはドアに当たって落ちていった。
「いったい、なんなの」
怒りながらもシャワーを浴びる。
身体は汗でベタベタするし、二日酔いのあたまもすっきりさせたい。
「シャンプー……」
すぐに洗面台に置かれたそれを発見したが、つい首を捻ってしまう。
そこにはあきらかに男ものしかなく、いくら探してみても女性ものは一切なかったから。
女性とお盛ん、との噂の蔭木課長にしては意外な気がした。
「着替え置いとくからとりあえずこれに着替えろ」
「ありがとうございます」
外から声をかけられ、惰性で返事をする。
浴室から出てそれを見た途端、口から盛大なため息が落ちていった。
「これを、着ろと?」
そこに置かれていたのは蔭木課長のものであろう、ワイシャツだった。
「バカなの?
ねえ、バカなの?」
文句を言いつつ、それを着る。
だって起きたときに着せられていたパジャマの上着はすでに存在していなかったし、そもそもそれすら彼のもののようだったし。
「……おっきい」
袖は半袖でちょうどいいんじゃない? ってくらい長かった。
その割に胸回りは緩めの服程度で、丈からいってもオーバーサイズのシャツワンピっぽい。
私の背が低く、無駄にDカップなのもあるだろうけど。
浴室を出たものの、どこへ行っていいのかわからない。
戸惑っていたら廊下の先でドアが開き、蔭木課長が顔を出した。
「あがったか?」
「あ、はい!」
「朝食ができてる」
部屋の中へ戻っていく彼を慌てて追う。
ドアの中はリビングらしかったが、私の1LDKの部屋全部よりも広かった。
「食え」
「はぁ……」
促されて座った椅子の前には、たっぷりのフルーツと少しだけシリアルを足した、ヨーグルトが置いてあった。
「フルーツとヨーグルトは二日酔いに効くんだ」
そう言いながら黒のエプロンを外し、蔭木課長が私の前に座る。
そこには私と同じものとトーストが準備されていた。
もしかしてこれは、蔭木課長が作ってくれたんだろうか。
「……いただきます」
スプーンを握ってヨーグルトを口に運ぶ。
窓の外にはよく手入れされたイングリッシュガーデンが広がり、燦々と朝日が降り注ぐ。
光に透けてキラキラと少し色素の薄い彼の髪が輝いた。
一夜を共にした男が、身体を気遣って作ってくれた朝食。
これが好きな男ならば最高のシチュエーションなんだろうが、いかんせん相手は私を無理矢理犯した男なのだ。
「ん?」
視線に気付いたのか、蔭木課長が顔を上げた。
不思議そうに僅かに首を傾け、視線があって眩しそうに眼鏡の下で目を細める。
急いで俯き、目を逸らした。
……だから。
同意も取らず、押さえつけてヤった彼に怒りはある。
けれど何故か、憎みきれずにいた。
あれから、私……。
「……どり。
……翠」
蔭木課長の声が聞こえる。
きっと、酔い潰れて迷惑をかけているのだろう。
けれどなんで、名前呼び?
重い瞼を開けようとした、瞬間。
「……!!!!!!!!!!」
身体を真っ二つされるような痛みで完全に意識は覚醒する。
気付けば私は、蔭木部長に組み伏せられていた。
「イヤッ、離して!」
「おとなしくしろ」
はねのけようとした手は、ベッドに縫い留められた。
強引に唇を重ねられ、呼吸さえ奪われる。
「……」
これ以上、抵抗したらさらに乱暴にされそうで、諦めた。
再び彼が動きだし、行為が終わるのをひたすら待つ。
……なんか、へ、ん……。
嫌なはずなのに、自分の身体が彼に作り替えられていっているのがわかる。
――そして。
「……ぁ」
耐えられなくなって、口から甘ったるい声が漏れた。
焦って口を強く引き結んだものの、一瞬だけ動きを止めた蔭木課長が右の口端だけを上げてニヤリと笑い、かっと顔が火を噴く。
けれど彼はそれ以上なにも言わずに、また行為を再開した。
「あっ、はぁっ、……みど、りっ!」
私の名を呼びながら蔭木課長が果てる。
緊張の糸がぷっつり切れて、また意識が途切れた。
喉の渇きと頭痛で目が覚めた。
「……」
ぼーっと起き上がったところで動きが止まる。
隣で眠っている蔭木課長を見て、いっぺんに昨晩のことを思い出した。
「あー!!」
「……なんだ、朝から大声出すな……」
むくっと起き上がった蔭木課長は私に口付けを落とし、そのまま抱き締めるように薄い肌布団へと潜っていく。
「えっ、ちょっと、離してください!」
必死に抵抗してその腕の中から抜け出した。
今度こそ完全に目を開け、蔭木課長が身体を起こす。
「うるさいな、朝っぱらから……」
なんだが不服そうですが、昨晩のあれでこれほど普通なのはどうかしていないですか。
「だ、だって、昨晩のあれはいったい、なんですか!?
人が酔って意識ないことをいいことに、強引に……!!!!!!!!!」
訴えられてもおかしくないというか、訴えていい状況。
しかも相手には婚約者がいるとかいう、さらに許されざることなのだ。
「同意はもらったぞ」
「……へ?」
必死に思い出そうとするが、なにも思い出せない。
いくらくさくさしていたからといって、飲み過ぎた昨晩の私を呪った。
「俺の家に泊まるか、って訊いたら頷いた。
これはもう、同意だろ?」
したり顔で蔭木課長は頷いているけれど。
「……そ」
「ん?」
「そんなこと、あるわけないじゃないですかー!
……あ、痛っ」
大声を出したせいで、二日酔いのあたまに響く。
がしかしこの痛みはそれだけじゃない気がする。
よくニュースで酔っ払った女性にことにおよび、同じような弁明をする男性たちを信じられない目で見ていたけれど。
実際に目にするとは……。
「大丈夫か?」
そこで心配するなら、あんなことはしないでほしい。
本当に。
「大丈夫かって、大丈夫じゃないですよ。
なに考えてるんですか、いったい。
しかも、婚約者がいるのに」
あの噂って本当だったんだろうか。
若い頃ならいざ知らず、三十を過ぎたいまでもあちこちの女性とふらふら遊んでいるって。
だからいまだに音成さんと結婚しないのだという。
「婚約者……。
婚約者、ね……」
何故か彼が、ふっと遠い目をした。
やはりまだ、遊んでいたいということなのか。
「これはパワハラのうえセクハラですよ。
しかも私はしょ、処女だったのにー!」
キスすらまだなのに、一足飛びにこんなことになってしまった。
しかも、記憶はほぼないとなると……最悪だ。
いや、ハジメテはロマンチックに、なんて夢を見ていたわけじゃない。
二十六にもなって処女、捨てられるもんなら早く捨ててしまった方がいいのはわかっている。
それでもこんなふうに失うのは、ショックが大きすぎる。
「そうだよな、処女とは意外だったよな……。
でも俺が翠の初めての男……」
ににょににょと嬉しそうに蔭木課長の唇が動く。
さっきから彼は全く悪く思っているところがないが、詫びる気すらない?
「と、とにかく。
責任を……」
「結婚してやる」
「は?」
言い終わらないうちにかぶせるように言ってきた彼をまじまじと見つめた。
いま、いったい、なにを?
「責任だろ。
なら、翠と結婚してやる。
それでなんの問題もないだろ」
「え?
は?」
さっきから私はこの人が言っていることがさっぱり理解できないんだけど……カレハニホンゴヲ、ハナシテイルノデスヨネ?
「とりあえずシャワーでも浴びてさっぱりしてこい。
詳しい話はそれからだ」
「え?
お、降ろして!」
いきなり、ひょいっと蔭木課長から抱き抱えられた。
ジタバタ暴れてみたところで、堪えていない。
それどころか、喜んでいる気さえする。
寝室を出て廊下を進み、浴室の中でようやく、彼は私を降ろしてくれた。
「なにかいるものがあったら声をかけてくれ。
それとも俺が洗ってやった方がいいか?」
ニヤリ、と右頬だけを歪めて彼が笑う。
瞬間、傍にあった洗い桶を投げつけていた。
しかし一瞬だけ蔭木課長がドアを閉める方が早く、虚しくそれはドアに当たって落ちていった。
「いったい、なんなの」
怒りながらもシャワーを浴びる。
身体は汗でベタベタするし、二日酔いのあたまもすっきりさせたい。
「シャンプー……」
すぐに洗面台に置かれたそれを発見したが、つい首を捻ってしまう。
そこにはあきらかに男ものしかなく、いくら探してみても女性ものは一切なかったから。
女性とお盛ん、との噂の蔭木課長にしては意外な気がした。
「着替え置いとくからとりあえずこれに着替えろ」
「ありがとうございます」
外から声をかけられ、惰性で返事をする。
浴室から出てそれを見た途端、口から盛大なため息が落ちていった。
「これを、着ろと?」
そこに置かれていたのは蔭木課長のものであろう、ワイシャツだった。
「バカなの?
ねえ、バカなの?」
文句を言いつつ、それを着る。
だって起きたときに着せられていたパジャマの上着はすでに存在していなかったし、そもそもそれすら彼のもののようだったし。
「……おっきい」
袖は半袖でちょうどいいんじゃない? ってくらい長かった。
その割に胸回りは緩めの服程度で、丈からいってもオーバーサイズのシャツワンピっぽい。
私の背が低く、無駄にDカップなのもあるだろうけど。
浴室を出たものの、どこへ行っていいのかわからない。
戸惑っていたら廊下の先でドアが開き、蔭木課長が顔を出した。
「あがったか?」
「あ、はい!」
「朝食ができてる」
部屋の中へ戻っていく彼を慌てて追う。
ドアの中はリビングらしかったが、私の1LDKの部屋全部よりも広かった。
「食え」
「はぁ……」
促されて座った椅子の前には、たっぷりのフルーツと少しだけシリアルを足した、ヨーグルトが置いてあった。
「フルーツとヨーグルトは二日酔いに効くんだ」
そう言いながら黒のエプロンを外し、蔭木課長が私の前に座る。
そこには私と同じものとトーストが準備されていた。
もしかしてこれは、蔭木課長が作ってくれたんだろうか。
「……いただきます」
スプーンを握ってヨーグルトを口に運ぶ。
窓の外にはよく手入れされたイングリッシュガーデンが広がり、燦々と朝日が降り注ぐ。
光に透けてキラキラと少し色素の薄い彼の髪が輝いた。
一夜を共にした男が、身体を気遣って作ってくれた朝食。
これが好きな男ならば最高のシチュエーションなんだろうが、いかんせん相手は私を無理矢理犯した男なのだ。
「ん?」
視線に気付いたのか、蔭木課長が顔を上げた。
不思議そうに僅かに首を傾け、視線があって眩しそうに眼鏡の下で目を細める。
急いで俯き、目を逸らした。
……だから。
同意も取らず、押さえつけてヤった彼に怒りはある。
けれど何故か、憎みきれずにいた。
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