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最終章 これからも地味子の私でいた方がいいかも
1.やっぱり、なんだ
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ドレスを見にいった翌週末は、ひとりでお出かけした。
ひさしぶりにきた街の中はクリスマスのイルミネーションでキラキラしている。
「もうクリスマスまで十日もないもんね……」
クリスマスがくるということは、私の誕生日がきてその日には入籍をするということ。
「そう、なんだ……」
ショーウィンドウに映る私の顔は酷く暗い顔をしていた。
以前だって素直には喜べなかったが、いまはさらに気が重い。
「ううん、今日は忘れる!
そのための気分転換だもん!」
まずは本屋に行って欲しい本を片っ端から買おう。
最近の暗い気持ちを振り払うように、クリスマスオーナメントをたくさん買って家の中を飾り付けてもいい。
観たい映画を片っ端から観るのもいいかも。
「せっかくのひとりの休日、楽しもー!」
無理矢理でも明るく振る舞い、最初の目的地、本屋へと向かった。
休日の今日、はるくんは仕事だ。
せっかくの休みに私をひとりにすること詫びながら出ていった。
ひとりになった私はといえば、思い切って街に出ることにした。
はるくんの秘書として桐谷主任がついてから一ヶ月半、ずっと悶々と悩み続けてきた。
でも、悩んだところではるくんとの結婚がなくなるわけじゃない。
これ以上悩んで不機嫌になり、はるくんから心配されるのも嫌だし、自分で気分転換することにした。
うん、その方がよっぽど建設的だ。
「まあ、そうなるよね」
せっかく持たせてくれているブラックカード、今日はお金なんか気にせずにぱーっと好きなだけ本を買う!! と決めたはずだった。
なのに買ったのは散々悩んで新刊のまんがと小説数冊だけ。
「でも今日はまだ、はじまったばかりだし……」
気を取り直して雑貨店へいく。
可愛いクリスマスオーナメントを値段を見ずに片っ端から……と思いつつも、つい躊躇ってしまって苦笑い。
「それじゃあ、みすぼらしいツリーになっちゃう」
意を決してガンガン思い切って選んでいく。
ツリーの注文も忘れずに。
きっとあの忙しさだからクリスマスなんて忘れている。
ついでに――入籍も忘れてくれたらいいのに。
なんてあたまに浮かんできて、慌てて追い払った。
「次行こう、次!」
だから、今日はなにも考えないんだって!
それでも日頃、地味子で省エネ生活をしている私にすれば、ハイテンションハイカロリー状態なんてそんなに長く続くはずがなく。
「……疲れた」
お昼過ぎにはぐったりと、コーヒーショップで期間限定ホワイトチョコレートフラッペのストローを咥えていた。
「あれ……?」
ぼーっと見ていた、窓の外を歩く男女に目が留まる。
「はるくん……?」
……と、桐谷主任?
なんでこんな、繁華街に用があるんだろう……?
飲みかけのフラッペを捨て、あとを追う。
こんなこと、しちゃダメだってわかっているのに。
ふたりは私がつけているなんて知らずに、仲がよさそうに歩いている。
道行く人が誰もが振り返る美男美女、知らない人から見たらお似合いのカップルに見えているだろう。
「え?」
どくん、どくんと心臓が大音量で警告を発している。
ふたりがその店の中に入ってもなお、そこに立ち尽くしていた。
目の前がぐらぐらと揺れて足下がおぼつかない。
だってふたりが入っていったのは――宝飾店、だったから。
「やっぱり、そうなんだ……」
朝とは違い、ふらふらとタクシーを拾って家に帰った。
ソファーの上に膝を抱えて蹲る。
「やっぱり、身を引いた方がいいのかな……」
きっと私じゃなくても桐谷主任だって――桐谷主任の方が、社長のお眼鏡にかなうはず。
わざわざファーストキスの責任を取るとか変なことに拘らず、好きな人と結婚した方がいいに決まっている。
「そうした方がいいのよね……」
わかっている、そうした方がこのあと、つらい思いをしなくて済むんだって。
――でも。
「ただい、ま……」
帰ってきたはるくんがつかつかと、ソファーに蹲る私のところまでやってくる。
「雪花……?」
目の前に跪いたはるくんは、そっと私の頬に触れてきた。
「どうした……?」
はるくんの顔を見た途端、一気に涙が溢れてきそうになる。
でも慌てて拭って誤魔化した。
「今日、ちょっとはしゃいで疲れちゃって。
あ、大きなクリスマスツリー、注文したんですよ。
あ、でも、これ、届くまで内緒にしておくつもりだったんだった。
それで、それから……」
――桐谷主任とはなにをしていたんですか。
口から飛び出そうなそれは、唇を噛んで閉じ込める。
絶対に、訊いてはいけないことだから。
「雪花、なにかあったのか?」
なにかあったのか、ってあったよ?
あなたが桐谷主任と宝飾店に入っていくところ、見たよ?
「なにもないですよ。
なにも」
「でも」
「なにもないって言ってるじゃないですか!」
びくっ、とはるくんの身体が大きく震える。
「あ……」
はるくんの泣きだしそうな顔を見て、冷静になった。
はるくんはその優しさで、ペットの私を心配してくれただけなのに。
「疲れたのでもう寝ます。
おやすみなさい」
はるくんを残し、寝室に行ってベッドに潜る。
結局、言えなかった。
さよならしようって。
はるくんが好き。
ずっと一緒にいたい。
でも、諦めないといけないのに。
「雪花」
少しして、はるくんが部屋に入ってきた。
急いで布団をかぶり、寝たふりをする。
ベッドが少したわみ、枕元に腰を下ろしたのがわかった。
「ごめんな、ずっと忙しくて全然かまってやれなくて」
ゆっくり、ゆっくりとはるくんの手が私の髪を撫でる。
「今日もせっかくの休みなのにひとりにしてごめん。
でも雪花の誕生日は休みが取れるから、入籍記念も兼ねてお祝いしよう。
もちろん、クリスマスもな。
ツリー、頼んでくれたんだろ?
ごめんな、そんなことにも気づけなくて。
正月は旅行に行こう。
どこがいい?
また温泉でもいいし、海外でもいいぞ。
……って、もう寝てるか。
おやすみ、雪花」
ちゅっと口付けを落とし、はるくんは部屋を出ていった。
「だからっ」
漏れる嗚咽は枕で抑えた。
はるくんの優しさは残酷だ。
こうやって、ないとわかっている可能性に縋らせる。
諦めるなんて無理。
好きになってくれなくていいから一緒にいたい。
たとえペットでも、道具でも。
ひさしぶりにきた街の中はクリスマスのイルミネーションでキラキラしている。
「もうクリスマスまで十日もないもんね……」
クリスマスがくるということは、私の誕生日がきてその日には入籍をするということ。
「そう、なんだ……」
ショーウィンドウに映る私の顔は酷く暗い顔をしていた。
以前だって素直には喜べなかったが、いまはさらに気が重い。
「ううん、今日は忘れる!
そのための気分転換だもん!」
まずは本屋に行って欲しい本を片っ端から買おう。
最近の暗い気持ちを振り払うように、クリスマスオーナメントをたくさん買って家の中を飾り付けてもいい。
観たい映画を片っ端から観るのもいいかも。
「せっかくのひとりの休日、楽しもー!」
無理矢理でも明るく振る舞い、最初の目的地、本屋へと向かった。
休日の今日、はるくんは仕事だ。
せっかくの休みに私をひとりにすること詫びながら出ていった。
ひとりになった私はといえば、思い切って街に出ることにした。
はるくんの秘書として桐谷主任がついてから一ヶ月半、ずっと悶々と悩み続けてきた。
でも、悩んだところではるくんとの結婚がなくなるわけじゃない。
これ以上悩んで不機嫌になり、はるくんから心配されるのも嫌だし、自分で気分転換することにした。
うん、その方がよっぽど建設的だ。
「まあ、そうなるよね」
せっかく持たせてくれているブラックカード、今日はお金なんか気にせずにぱーっと好きなだけ本を買う!! と決めたはずだった。
なのに買ったのは散々悩んで新刊のまんがと小説数冊だけ。
「でも今日はまだ、はじまったばかりだし……」
気を取り直して雑貨店へいく。
可愛いクリスマスオーナメントを値段を見ずに片っ端から……と思いつつも、つい躊躇ってしまって苦笑い。
「それじゃあ、みすぼらしいツリーになっちゃう」
意を決してガンガン思い切って選んでいく。
ツリーの注文も忘れずに。
きっとあの忙しさだからクリスマスなんて忘れている。
ついでに――入籍も忘れてくれたらいいのに。
なんてあたまに浮かんできて、慌てて追い払った。
「次行こう、次!」
だから、今日はなにも考えないんだって!
それでも日頃、地味子で省エネ生活をしている私にすれば、ハイテンションハイカロリー状態なんてそんなに長く続くはずがなく。
「……疲れた」
お昼過ぎにはぐったりと、コーヒーショップで期間限定ホワイトチョコレートフラッペのストローを咥えていた。
「あれ……?」
ぼーっと見ていた、窓の外を歩く男女に目が留まる。
「はるくん……?」
……と、桐谷主任?
なんでこんな、繁華街に用があるんだろう……?
飲みかけのフラッペを捨て、あとを追う。
こんなこと、しちゃダメだってわかっているのに。
ふたりは私がつけているなんて知らずに、仲がよさそうに歩いている。
道行く人が誰もが振り返る美男美女、知らない人から見たらお似合いのカップルに見えているだろう。
「え?」
どくん、どくんと心臓が大音量で警告を発している。
ふたりがその店の中に入ってもなお、そこに立ち尽くしていた。
目の前がぐらぐらと揺れて足下がおぼつかない。
だってふたりが入っていったのは――宝飾店、だったから。
「やっぱり、そうなんだ……」
朝とは違い、ふらふらとタクシーを拾って家に帰った。
ソファーの上に膝を抱えて蹲る。
「やっぱり、身を引いた方がいいのかな……」
きっと私じゃなくても桐谷主任だって――桐谷主任の方が、社長のお眼鏡にかなうはず。
わざわざファーストキスの責任を取るとか変なことに拘らず、好きな人と結婚した方がいいに決まっている。
「そうした方がいいのよね……」
わかっている、そうした方がこのあと、つらい思いをしなくて済むんだって。
――でも。
「ただい、ま……」
帰ってきたはるくんがつかつかと、ソファーに蹲る私のところまでやってくる。
「雪花……?」
目の前に跪いたはるくんは、そっと私の頬に触れてきた。
「どうした……?」
はるくんの顔を見た途端、一気に涙が溢れてきそうになる。
でも慌てて拭って誤魔化した。
「今日、ちょっとはしゃいで疲れちゃって。
あ、大きなクリスマスツリー、注文したんですよ。
あ、でも、これ、届くまで内緒にしておくつもりだったんだった。
それで、それから……」
――桐谷主任とはなにをしていたんですか。
口から飛び出そうなそれは、唇を噛んで閉じ込める。
絶対に、訊いてはいけないことだから。
「雪花、なにかあったのか?」
なにかあったのか、ってあったよ?
あなたが桐谷主任と宝飾店に入っていくところ、見たよ?
「なにもないですよ。
なにも」
「でも」
「なにもないって言ってるじゃないですか!」
びくっ、とはるくんの身体が大きく震える。
「あ……」
はるくんの泣きだしそうな顔を見て、冷静になった。
はるくんはその優しさで、ペットの私を心配してくれただけなのに。
「疲れたのでもう寝ます。
おやすみなさい」
はるくんを残し、寝室に行ってベッドに潜る。
結局、言えなかった。
さよならしようって。
はるくんが好き。
ずっと一緒にいたい。
でも、諦めないといけないのに。
「雪花」
少しして、はるくんが部屋に入ってきた。
急いで布団をかぶり、寝たふりをする。
ベッドが少したわみ、枕元に腰を下ろしたのがわかった。
「ごめんな、ずっと忙しくて全然かまってやれなくて」
ゆっくり、ゆっくりとはるくんの手が私の髪を撫でる。
「今日もせっかくの休みなのにひとりにしてごめん。
でも雪花の誕生日は休みが取れるから、入籍記念も兼ねてお祝いしよう。
もちろん、クリスマスもな。
ツリー、頼んでくれたんだろ?
ごめんな、そんなことにも気づけなくて。
正月は旅行に行こう。
どこがいい?
また温泉でもいいし、海外でもいいぞ。
……って、もう寝てるか。
おやすみ、雪花」
ちゅっと口付けを落とし、はるくんは部屋を出ていった。
「だからっ」
漏れる嗚咽は枕で抑えた。
はるくんの優しさは残酷だ。
こうやって、ないとわかっている可能性に縋らせる。
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たとえペットでも、道具でも。
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