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第4章 あなたの夢を叶えたい
12.僕のものだという印
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ジャケット脱ぎ捨て、シャツとスラックスだけになった玲がベッドに座る。
「おいで」
私に向かって手を広げる玲の胸にふらふらと飛び込んだ。
「いまからどうなるのか、わかってるのかな?
僕のあーやは」
くすくすと笑いながら玲の手が私の服を脱がしていく。
ベッドに横たわらせられたときには、下着だけになっていた。
「キスして、あーや」
じっと私を見つめる蒼い瞳に操られるように、手を伸ばして玲を引き寄せる。
自分から唇を重ね、玲の口腔へ舌を滑り込ませた。
私は彼を求めるのに、からかうように逃げられる。
必死に追い掛けて捕まえたら、よくできましたとばかりに唾液ごと吸い上げられた。
「……」
眉間に皺が寄り、手が玲の背中のシャツをきつく掴む。
甘いお菓子に夢中な子供のように、ひたすら玲を求めた。
「……」
玲が離れていき、名残惜しげに私の舌が空中に取り残される。
そこへ玲が、ちゅっと口付けを落とした。
「上手くなったな」
「……はぁっ」
甘いバリトンを直接耳に注がれ、それだけで熱のこもった吐息が落ちる。
「しまったな、今日は下着も買い替えればよかった。
これはあーやにサイズがあってないからな」
私の耳を舐りながら、パチンとホックが外される。
私の目をじっと見たままその中心に玲が噛みつき、するりと抜き取っていく。
「下着は全部処分して、あーやにサイズもデザインもぴったりのものに変えよう。
この胸を飾るのは、最高にいやらしい下着じゃないとな」
「んんっ!」
まだ未熟な両の果実をいきなり捻られた。
痛いはずなのに身体の奥に、鈍い疼きが産まれる。
「あーや、見ろ」
枕の位置を調整し、玲が自分の方を向かせる。
目があうと、見せつけるように先端を、その赤い舌でれろりと舐めた。
「ん……」
「ほら……」
玲の視線が私を射る。
目を逸らしたいのに逸らせない。
わざとらしいくらいにいやらしく、玲の舌がそこを舐る。
唾液でてらてらと光るそれは、まるで赤い飴玉のように見えた。
「ん……んん……」
時折、吸い付いたりしながら、玲の手が残っている下着にかかる。
下着を下ろしていくのと同時に、玲の舌が私の身体を這っていく。
「……ん……はぁ……」
それは楽しむようにおへその周りを一周回る。
下着が抜き取られると同時に茂みへと到達した。
「あーや、気付いているか。
今日の僕は眼鏡をかけたままだ」
言われる意味がわからないまま、膝に手がかかって足を開かされる。
右足を持ち上げられ、その根元に舌を這わされた。
「……!」
突然、鋭い痛みが走って視線を向ける。
目のあった玲は、右の口端だけを上げてニヤリと笑った。
「僕のものだって印をつけておかないとな」
その痛みは断続的にやってくる。
右だけかと思ったら、左にも。
痛みがなくなったかと思ったら玲がベッドを降りた。
なにをするのかと思ったら、サイドテーブルに置いていた携帯を手に取って元の位置に戻る。
再び足を開かされ、玲は……携帯を、かまえた。
「りょ、玲!?」
なにをするのかわかって、慌てて足を閉じようとする。
が、がっつりと間に入った玲の身体に止められた。
「や、やめっ」
起き上がろうとじたばたしている間に数度、シャッター音が響く。
「うん」
満足げに頷いた玲は、携帯の画面を私に見せてきた。
「ほら。
いやらしいな」
画面に映し出されたそこには、赤い花弁がいくつも散っていた。
それを見て、かっと全身が熱くなる。
「……ううっ。
け、消して、ください」
「もちろん。
あーやに見せるためだけに撮ったんだしな。
それに、もし万が一、誰に見られたら困る」
玲が携帯を操作し、再び見せられた画面の画像一覧からは、先ほどの画像はなくなっていた。
「いやらしいだろ。
こんなところにこんなに、僕の印が刻まれているの」
「んんっ」
確認させたいのか、自分がつけた痕を玲が舐める。
「ああでもしないと自分では見えないところに、僕の印を刻まれているんだ。
僕だけが見ることができる、あーやは僕のものだという印が」
「……っ!」
あれだけつけておいてまだ満足できないのか、玲がまたそこへと吸い付いた。
「りょ、玲」
さっきから身体が疼く。
焦らさないでそこを早く触ってくれと。
「ん?
……ああ」
「んんーっ!」
いきなり、花芽を強く吸われて目の前が明滅する。
「こんなにどろどろにして待ってるんだもんな。
すまない」
全くそう思っていない口調で言い、緩急をつけて玲が濡れそぼる紅い真珠に吸い付く。
その度にびく、びく、と身体が痙攣した。
「今日はあーやの恥ずかしいところがはっきりと見えているんだが……って、聞こえてないか」
侵入した指が、もう知っている敏感な箇所を擦りあげる。
身体ががくがくと震え、玲がなにを言っているのかなんてわからない。
「あっ、はぁっ、ああっ、あっ」
身体の中に逃げ場のない熱が溜まっていく。
少しでも逃がしたくて足の指を思いっきり開く。
けれどそんなことをしたところで、ほんの僅かでも楽にならない。
見開いた目からはぼろぼろと涙が零れ続けた。
玲の顔がゆっくりと私の耳もとに近付いてくる。
――そして。
「……イけ」
「ああーっ!!!!!!!!!」
ぼそっと呟かれると同時に、ぐりっと思いっきりそこを抉られた。
目の前がショートし、意識が弾けた。
「おいで」
私に向かって手を広げる玲の胸にふらふらと飛び込んだ。
「いまからどうなるのか、わかってるのかな?
僕のあーやは」
くすくすと笑いながら玲の手が私の服を脱がしていく。
ベッドに横たわらせられたときには、下着だけになっていた。
「キスして、あーや」
じっと私を見つめる蒼い瞳に操られるように、手を伸ばして玲を引き寄せる。
自分から唇を重ね、玲の口腔へ舌を滑り込ませた。
私は彼を求めるのに、からかうように逃げられる。
必死に追い掛けて捕まえたら、よくできましたとばかりに唾液ごと吸い上げられた。
「……」
眉間に皺が寄り、手が玲の背中のシャツをきつく掴む。
甘いお菓子に夢中な子供のように、ひたすら玲を求めた。
「……」
玲が離れていき、名残惜しげに私の舌が空中に取り残される。
そこへ玲が、ちゅっと口付けを落とした。
「上手くなったな」
「……はぁっ」
甘いバリトンを直接耳に注がれ、それだけで熱のこもった吐息が落ちる。
「しまったな、今日は下着も買い替えればよかった。
これはあーやにサイズがあってないからな」
私の耳を舐りながら、パチンとホックが外される。
私の目をじっと見たままその中心に玲が噛みつき、するりと抜き取っていく。
「下着は全部処分して、あーやにサイズもデザインもぴったりのものに変えよう。
この胸を飾るのは、最高にいやらしい下着じゃないとな」
「んんっ!」
まだ未熟な両の果実をいきなり捻られた。
痛いはずなのに身体の奥に、鈍い疼きが産まれる。
「あーや、見ろ」
枕の位置を調整し、玲が自分の方を向かせる。
目があうと、見せつけるように先端を、その赤い舌でれろりと舐めた。
「ん……」
「ほら……」
玲の視線が私を射る。
目を逸らしたいのに逸らせない。
わざとらしいくらいにいやらしく、玲の舌がそこを舐る。
唾液でてらてらと光るそれは、まるで赤い飴玉のように見えた。
「ん……んん……」
時折、吸い付いたりしながら、玲の手が残っている下着にかかる。
下着を下ろしていくのと同時に、玲の舌が私の身体を這っていく。
「……ん……はぁ……」
それは楽しむようにおへその周りを一周回る。
下着が抜き取られると同時に茂みへと到達した。
「あーや、気付いているか。
今日の僕は眼鏡をかけたままだ」
言われる意味がわからないまま、膝に手がかかって足を開かされる。
右足を持ち上げられ、その根元に舌を這わされた。
「……!」
突然、鋭い痛みが走って視線を向ける。
目のあった玲は、右の口端だけを上げてニヤリと笑った。
「僕のものだって印をつけておかないとな」
その痛みは断続的にやってくる。
右だけかと思ったら、左にも。
痛みがなくなったかと思ったら玲がベッドを降りた。
なにをするのかと思ったら、サイドテーブルに置いていた携帯を手に取って元の位置に戻る。
再び足を開かされ、玲は……携帯を、かまえた。
「りょ、玲!?」
なにをするのかわかって、慌てて足を閉じようとする。
が、がっつりと間に入った玲の身体に止められた。
「や、やめっ」
起き上がろうとじたばたしている間に数度、シャッター音が響く。
「うん」
満足げに頷いた玲は、携帯の画面を私に見せてきた。
「ほら。
いやらしいな」
画面に映し出されたそこには、赤い花弁がいくつも散っていた。
それを見て、かっと全身が熱くなる。
「……ううっ。
け、消して、ください」
「もちろん。
あーやに見せるためだけに撮ったんだしな。
それに、もし万が一、誰に見られたら困る」
玲が携帯を操作し、再び見せられた画面の画像一覧からは、先ほどの画像はなくなっていた。
「いやらしいだろ。
こんなところにこんなに、僕の印が刻まれているの」
「んんっ」
確認させたいのか、自分がつけた痕を玲が舐める。
「ああでもしないと自分では見えないところに、僕の印を刻まれているんだ。
僕だけが見ることができる、あーやは僕のものだという印が」
「……っ!」
あれだけつけておいてまだ満足できないのか、玲がまたそこへと吸い付いた。
「りょ、玲」
さっきから身体が疼く。
焦らさないでそこを早く触ってくれと。
「ん?
……ああ」
「んんーっ!」
いきなり、花芽を強く吸われて目の前が明滅する。
「こんなにどろどろにして待ってるんだもんな。
すまない」
全くそう思っていない口調で言い、緩急をつけて玲が濡れそぼる紅い真珠に吸い付く。
その度にびく、びく、と身体が痙攣した。
「今日はあーやの恥ずかしいところがはっきりと見えているんだが……って、聞こえてないか」
侵入した指が、もう知っている敏感な箇所を擦りあげる。
身体ががくがくと震え、玲がなにを言っているのかなんてわからない。
「あっ、はぁっ、ああっ、あっ」
身体の中に逃げ場のない熱が溜まっていく。
少しでも逃がしたくて足の指を思いっきり開く。
けれどそんなことをしたところで、ほんの僅かでも楽にならない。
見開いた目からはぼろぼろと涙が零れ続けた。
玲の顔がゆっくりと私の耳もとに近付いてくる。
――そして。
「……イけ」
「ああーっ!!!!!!!!!」
ぼそっと呟かれると同時に、ぐりっと思いっきりそこを抉られた。
目の前がショートし、意識が弾けた。
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