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第一章 魔王の妻になりました
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次に目が覚めたときには、ちゃんと起きて朝食……ブランチをふたり向かいあって食べた。
「ずっと夜いなかったけど、なにしてたの?」
おやつやなんかが買える程度にはお金を渡してあるが、連夜遊び回れるほどではない。
もし、犯罪行為に手を染めていた場合は、速やかに出ていっていただこう。
でも不思議と、そういう心配はしていなかった。
「働いて金を稼いでいた」
「へ?」
意外な答えに変な声が出る。
ニキを雇ってくれる先がそうそう簡単に見つかるとは思えない。
もしかして危ない仕事とか……?
さらに私の予想を裏付けるかのように、テーブルの上に札束が積まれた。
「……どうしたの、これ」
私から出た声は不安と恐怖と動揺と怒りが入り交じり、細かく震えている。
まさか盗んだ、とか。
それならまだいいほうだ。
危ない仕事に手を出して人を殺した報酬もありえる。
だって、相手は魔王だ。
どうして私は、ニキなら悪いことはしないだろうなんて信頼していたのだろう。
「だから、働いて稼いできた」
「働いて稼いだって、短期間でこんな大金、手に入るはずないじゃない!」
私の怒鳴り声と、ドン!とテーブルを強く叩いた音を最後に、部屋の中がしんと静まりかえった。
頭が、ぐらぐらする。
信じていたのに裏切られた。
「なんか……ごめん」
悲しそうな声が聞こえてきて顔を上げる。
ニキは申し訳なさそうにすっかり肩を丸めてしまっていた。
それを見て急にばつが悪くなっていく。
私が勝手にニキを信じただけで、彼が悪いわけではない。
それにニキは異世界人だから、その行為がこちらでは犯罪だと知らなかったのかもしれない。
「でも信じてくれ、俺は悪いことはなにもしてない……とは言えないかもしれない」
最初は真剣な様子だったが、次第に目がきょときょとと忙しなく動き、挙動不審になっていく。
もしかしたらそれが、ここでは犯罪だと気づいたんだろうか。
「わかった。
とりあえずなにをしたのか話して?
場合によっては一緒に警察行くし」
「……うん」
いまにも泣きだしそうなニキは、魔王になんて全然見えなかった。
もっとも、自称魔王であって、実際のところ確かめる術もないが。
「苺と買い物に行った日、トイレに行った苺を待っていたときに声をかけられたんだ。
うちで働かないか、って」
肩を落とし、ぽつりぽつりとニキが話す。
「それであとで話を聞きに行って、これならこちらのことに疎い俺でも手っ取り早く稼げそうだなと思って、そこで働いた」
「うん。
それで具体的に、なにをしていたの?」
「……ホスト」
ニキから出た声は酷く小さくて、聞き取りづらかった。
しかし聞き間違いでなければ、ヤの付くお仕事とか裏家業ではないはずだ。
「えっと。
もう一回、言ってくれる?」
「だから、ホストだ」
ニキは完全に裁きを待つ罪人のようになっているが、水商売とはいえホストだったら別に罪を犯しているんじゃないからいいと思うんだけれど……?
「俺は苺という妻がいるのに、他の女をちやほやし、あまつさえ口説くような行為までしてしまった。
誠に申し訳ないと思っている……!」
次の瞬間、目の前からニキが消えた。
下へと視線を向けると、椅子を飛び降りた彼が床に額を擦りつけて土下座している。
「えっ、と……」
どんな犯罪行為をやったのかどきどきしていただけに、なんか拍子抜けというか冷めたというか。
そんな私を無視して、ニキはひとりで大反省会を繰り広げている。
「苺に悪いとは思ったんだ。
でもこちらのことを学習するあいだの資金を手っ取り早く稼ぎたかった。
苺に少しでも迷惑をかけたくなかったんだ」
ニキの頭は床から少しも上がらない。
彼が私に迷惑をかけたくないなどと考えているなんて知らなかった。
きっと夫だからと居座り、無自覚にヒモのようなものになるとばかり考えていた。
「いや、どんな理由があるにしろ、これは立派な浮気だ。
言い訳なんてみっともない。
かくなるうえは死んでお詫びを……!」
「えっ、ちょっと待ってよ!」
勢いよくニキがパジャマの上着を肩から脱ぎ、千切れたボタンが弾け飛ぶ。
テーブルの上にあったフォークを切腹よろしく腹に突き立てたので慌てて止めた。
「止めてくれるな、俺は死んで苺に詫びねばならぬ……!」
フォークを奪おうとするがニキは私の手を巧みにかわしていく。
しばらく揉みあってはたと気づいた。
果たしてフォークで腹は切れるのか?
食事用のナイフだって怪しいのに。
そしてその、切腹だとか芝居がかった台詞はどこで覚えてきた?
「……ねえ」
私の地の底に響きそうな低い声を聞き、ニキはぴくんと動きを止めた。
「もしかして私、からかわれてる?」
これは絶対、途中から本気じゃない。
私の反応を見て愉しんでいる。
「バレたか」
右頬を歪めてニヤリとニキが笑い、腹の底でマグマが爆発した。
「『バレたか』じゃ、ないでしょー!」
ご近所迷惑になりそうなレベルの声で私が怒鳴ると同時に、ニキはビシッと正座して姿勢を正した。
「死ぬとか言うから私がどれだけ心配したと思ってるの!
冗談にもならないからほんっとにやめて!」
「……すまん」
ニキの前に仁王立ちし、感情をぶつける。
申し訳なさそうに彼が肩を丸め、それを見て少し怒りが治まった。
「迷惑かけたくないとかもわかるけど。
帰ってきたときにいないのは、黙って出ていっちゃったんじゃないかって淋しくなるの。
次からはちゃんと話して」
「苺は俺がいなくなったら淋しいのか?」
指摘されて自分の言った内容を知った。
「べ、別に、淋しくなんかない、し。
むしろ、出ていってくれたほうが清々する、し」
熱くなった頬に気づかれたくなくて顔を逸らす。
動揺しているせいで声はしどろもどろになる。
けれど、ニキのいない部屋に帰ってくるたび、もう戻ってこないんじゃないかって不安だった。
別にそこまで、彼に情が移ったわけじゃない。
それでも、なにも言わずにいなくなるのは悲しい。
「素直じゃないな、苺は」
急に暗くなったと思ったら、立ち上がったニキが至近距離にいた。
「でも、そういうところ、可愛い」
腰を屈めた彼の唇が、私の唇に――触れた。
「……な」
感情を溜め込むように硬く拳を握りしめているせいか、身体がぶるぶると小刻みに震える。
「なにするんじゃー!」
大きく上げた手をニキへと勢いよく振り下ろす。
「おっと」
しかし彼はひらりとかわし、そのせいでバランスを崩した私を軽く受け止めた。
「可愛い妻にはキスしたくなるってもんだろ」
「バカ!
うるさい!
離せー!」
ジタバタ暴れたところで彼はまったく堪えていない。
それどころかわざとらしく、はっはっはーなんて笑っている。
「これからは苺に秘密を作らない。
だから許せ」
私を宥めようと、とん、とん、と背中を叩く手が優しくて、ついおとなしくなっていた。
「……仕方ないから許してやる」
ニキって、不思議。
俺様かと思ったら私に怒られて項垂れたり。
それでいていまみたいに私を優しく包んでくれたり。
そういうの、いいなって思っちゃう。
「ずっと夜いなかったけど、なにしてたの?」
おやつやなんかが買える程度にはお金を渡してあるが、連夜遊び回れるほどではない。
もし、犯罪行為に手を染めていた場合は、速やかに出ていっていただこう。
でも不思議と、そういう心配はしていなかった。
「働いて金を稼いでいた」
「へ?」
意外な答えに変な声が出る。
ニキを雇ってくれる先がそうそう簡単に見つかるとは思えない。
もしかして危ない仕事とか……?
さらに私の予想を裏付けるかのように、テーブルの上に札束が積まれた。
「……どうしたの、これ」
私から出た声は不安と恐怖と動揺と怒りが入り交じり、細かく震えている。
まさか盗んだ、とか。
それならまだいいほうだ。
危ない仕事に手を出して人を殺した報酬もありえる。
だって、相手は魔王だ。
どうして私は、ニキなら悪いことはしないだろうなんて信頼していたのだろう。
「だから、働いて稼いできた」
「働いて稼いだって、短期間でこんな大金、手に入るはずないじゃない!」
私の怒鳴り声と、ドン!とテーブルを強く叩いた音を最後に、部屋の中がしんと静まりかえった。
頭が、ぐらぐらする。
信じていたのに裏切られた。
「なんか……ごめん」
悲しそうな声が聞こえてきて顔を上げる。
ニキは申し訳なさそうにすっかり肩を丸めてしまっていた。
それを見て急にばつが悪くなっていく。
私が勝手にニキを信じただけで、彼が悪いわけではない。
それにニキは異世界人だから、その行為がこちらでは犯罪だと知らなかったのかもしれない。
「でも信じてくれ、俺は悪いことはなにもしてない……とは言えないかもしれない」
最初は真剣な様子だったが、次第に目がきょときょとと忙しなく動き、挙動不審になっていく。
もしかしたらそれが、ここでは犯罪だと気づいたんだろうか。
「わかった。
とりあえずなにをしたのか話して?
場合によっては一緒に警察行くし」
「……うん」
いまにも泣きだしそうなニキは、魔王になんて全然見えなかった。
もっとも、自称魔王であって、実際のところ確かめる術もないが。
「苺と買い物に行った日、トイレに行った苺を待っていたときに声をかけられたんだ。
うちで働かないか、って」
肩を落とし、ぽつりぽつりとニキが話す。
「それであとで話を聞きに行って、これならこちらのことに疎い俺でも手っ取り早く稼げそうだなと思って、そこで働いた」
「うん。
それで具体的に、なにをしていたの?」
「……ホスト」
ニキから出た声は酷く小さくて、聞き取りづらかった。
しかし聞き間違いでなければ、ヤの付くお仕事とか裏家業ではないはずだ。
「えっと。
もう一回、言ってくれる?」
「だから、ホストだ」
ニキは完全に裁きを待つ罪人のようになっているが、水商売とはいえホストだったら別に罪を犯しているんじゃないからいいと思うんだけれど……?
「俺は苺という妻がいるのに、他の女をちやほやし、あまつさえ口説くような行為までしてしまった。
誠に申し訳ないと思っている……!」
次の瞬間、目の前からニキが消えた。
下へと視線を向けると、椅子を飛び降りた彼が床に額を擦りつけて土下座している。
「えっ、と……」
どんな犯罪行為をやったのかどきどきしていただけに、なんか拍子抜けというか冷めたというか。
そんな私を無視して、ニキはひとりで大反省会を繰り広げている。
「苺に悪いとは思ったんだ。
でもこちらのことを学習するあいだの資金を手っ取り早く稼ぎたかった。
苺に少しでも迷惑をかけたくなかったんだ」
ニキの頭は床から少しも上がらない。
彼が私に迷惑をかけたくないなどと考えているなんて知らなかった。
きっと夫だからと居座り、無自覚にヒモのようなものになるとばかり考えていた。
「いや、どんな理由があるにしろ、これは立派な浮気だ。
言い訳なんてみっともない。
かくなるうえは死んでお詫びを……!」
「えっ、ちょっと待ってよ!」
勢いよくニキがパジャマの上着を肩から脱ぎ、千切れたボタンが弾け飛ぶ。
テーブルの上にあったフォークを切腹よろしく腹に突き立てたので慌てて止めた。
「止めてくれるな、俺は死んで苺に詫びねばならぬ……!」
フォークを奪おうとするがニキは私の手を巧みにかわしていく。
しばらく揉みあってはたと気づいた。
果たしてフォークで腹は切れるのか?
食事用のナイフだって怪しいのに。
そしてその、切腹だとか芝居がかった台詞はどこで覚えてきた?
「……ねえ」
私の地の底に響きそうな低い声を聞き、ニキはぴくんと動きを止めた。
「もしかして私、からかわれてる?」
これは絶対、途中から本気じゃない。
私の反応を見て愉しんでいる。
「バレたか」
右頬を歪めてニヤリとニキが笑い、腹の底でマグマが爆発した。
「『バレたか』じゃ、ないでしょー!」
ご近所迷惑になりそうなレベルの声で私が怒鳴ると同時に、ニキはビシッと正座して姿勢を正した。
「死ぬとか言うから私がどれだけ心配したと思ってるの!
冗談にもならないからほんっとにやめて!」
「……すまん」
ニキの前に仁王立ちし、感情をぶつける。
申し訳なさそうに彼が肩を丸め、それを見て少し怒りが治まった。
「迷惑かけたくないとかもわかるけど。
帰ってきたときにいないのは、黙って出ていっちゃったんじゃないかって淋しくなるの。
次からはちゃんと話して」
「苺は俺がいなくなったら淋しいのか?」
指摘されて自分の言った内容を知った。
「べ、別に、淋しくなんかない、し。
むしろ、出ていってくれたほうが清々する、し」
熱くなった頬に気づかれたくなくて顔を逸らす。
動揺しているせいで声はしどろもどろになる。
けれど、ニキのいない部屋に帰ってくるたび、もう戻ってこないんじゃないかって不安だった。
別にそこまで、彼に情が移ったわけじゃない。
それでも、なにも言わずにいなくなるのは悲しい。
「素直じゃないな、苺は」
急に暗くなったと思ったら、立ち上がったニキが至近距離にいた。
「でも、そういうところ、可愛い」
腰を屈めた彼の唇が、私の唇に――触れた。
「……な」
感情を溜め込むように硬く拳を握りしめているせいか、身体がぶるぶると小刻みに震える。
「なにするんじゃー!」
大きく上げた手をニキへと勢いよく振り下ろす。
「おっと」
しかし彼はひらりとかわし、そのせいでバランスを崩した私を軽く受け止めた。
「可愛い妻にはキスしたくなるってもんだろ」
「バカ!
うるさい!
離せー!」
ジタバタ暴れたところで彼はまったく堪えていない。
それどころかわざとらしく、はっはっはーなんて笑っている。
「これからは苺に秘密を作らない。
だから許せ」
私を宥めようと、とん、とん、と背中を叩く手が優しくて、ついおとなしくなっていた。
「……仕方ないから許してやる」
ニキって、不思議。
俺様かと思ったら私に怒られて項垂れたり。
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2025/10/21 和泉 花奈
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