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透ルート 1章
ふたりの花嫁 7
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式神と彩音さんを見送る遥さんは、彼らの姿が見えなくなるとこちらを向いた。穏やかに苦笑している。
「みんな早起きで参ったよ」
「……遥、依頼されとったな」
透さんに凄まれた遥さんは、弟を宥めるように愛想笑いをする。そして胸の辺りに両手を上げて掌を見せた。
「巻き込むつもりはなかったんだ。真宮さんが生き霊になって探すのは多分みさきちゃんだと思っておうちを訪ねただけだよ。このタイミングで透がみさきちゃんを連れ出してるなんて、思っていなかったんだ」
「そうですね。みさきさんは自宅にいれば結界に守られますから、真宮さんにお会いすることはなかったでしょう」
誠史郎さんの眼鏡の奥の切れ長の双眸が、冷たく鋭く透さんを見据えた。
不利な形勢だと判断した透さんは大きく両手を広げて私の方へ来る。
「みさきちゃーん。遥とセンセがいじめるー」
ぎゅっと抱きしめられたけれど、私はどこか上の空だった。下を向いて唇を噛む。
「みさきちゃん?」
「……どうしたら助けられますか?」
とても複雑な心境だった。この気持ちは傲慢だと、彩音さんに思われるかもしれない。
だけど同じ力を持っているから、何かできることがあるかもしれない。
私は産まれたときから守られていたけれど、彼女のように何も知らずに普通に生活している人もいる。
『白』の能力者はそれとわかる痣を持って産まれて来るのだけど、知識がなければ気がつかないそうだ。年齢を重ねると共にそれは消えてしまう。
彩音さんも、彼女の周りの人達も何も悪くないのに。『白』の血を持っていたから、それを利用したい人間の策略で大好きな人たちと引き離されたなんて。悲しいし、悔しかった。
「今のみさきちゃんではどうにもできへん」
透さんは胸に私の顔を埋めさせて、頭を撫でてくれる。言葉は厳しかったけれど、口調も大きな掌も優しかった。
「せやけど、いつかどうにかできるように、笑てくれてたら今はそれで十分や」
「透さん……」
珍しくまじめなことに驚いて顔を上げた。
「落ち込んでても何も変わらへんからな。へこんでる暇があったら、1個でもできることを自分でどうにか増やすしかない」
はにかんだように破顔する透さんから目が離せない。きっと透さんはそうしてきたから。そして精神的にも、術者としても強さを手に入れた。
「あかん、ヤメヤメ。説教くさいんも湿っぽいのも苦手やねん」
頬に少し赤みが射している。透さんは照れていた。それを隠すように右手で顔をぱたぱたと扇ぐ。それを見ると何だか胸の奥が温かくなった。
いつもの飄々としているけれど仕事には真摯で、スキンシップが積極的過ぎるところも、女の人に慣れているのも全部ひっくるめて透さんなんだ。
それで私は、そんな彼をもっと知りたいと思っている。透さんの特別な存在になりたいのに全てが未熟だから、透さんを取り巻くいろんなものに嫉妬していたんだと、こんな時に気づいてしまう。何という間の悪さだろう。
「遥も噛んどるし、あのおねーちゃんは自由の身にはなれるやろ」
には、という箇所で胸が潰れる。彩音さんはどれほどの辛い思いをしたのか、それは想像を絶する。
透さんの腰の辺りに腕を回して、シャツに顔を押しあてて涙を堪えた。彩音さんが少しでも心穏やかになれる日が、早く来てほしいと思った。
「みさきちゃん……」
私たちの横で誠史郎さんは小さく咳払いをした。はっとして、あわてて透さんから離れる。
「あの、遥さん」
いろんなものをごまかすために、私は遥さんの元へ駆け寄る。
彼が首を傾げると、緩くウェーブのかかった髪が僅かに揺れて、朝の光が跳ねた。
「彩音さんは……」
「僕は今回、あくまでお手伝いだからね。あちらで始末をつけてもらうしかない。現実的な落としどころは、告訴しない代わりに慰謝料と養子縁組の解消、それから接見禁止ぐらいだろうね。それでは割りに合わないぐらい、彼女は心も身体も傷つけられたけれど」
そんなもので彩音さんの傷や痛みは癒されない。
わかっていても何もできない。もどかしい。解決には時間がかかりそうだ。
「あの人手放した真宮さんとこは、今度こそみさきちゃんにチョッカイ出してきそうやな」
「それは大丈夫だと信じたいな。絶対、とは言いきれないけれどね」
遥さんは曖昧な微笑みを浮かべた。
「相手もそんなにバカじゃないと思うんだ。みさきちゃんに手を出したら黙ってないのは、真堂家だけじゃないってわかっただろうから」
そういえば透さんの詰問を遥さんは否定しなかった。彼に彩音さんの救出を頼んだ人がいるということだ。それも彩音さんではなく、私の関係者で。
「……それは」
誠史郎さんは何か言いかけて、私を一瞥して止めてしまった。
「誠史郎さん?」
「今は止めておきましょう」
そう言われると余計に気になってしまう。
誠史郎さんは柔らかく両眼を細めると、私の髪を撫でて踵を返す。今は話す気はないと言うことみたい。
「そろそろ朝食の時間ですから、戻りましょう」
「……誠史郎さんは聡いなあ」
少し嬉しそうに遥さんはひとりごち、誠史郎さんの後に続く。
バラの庭を先に行ってしまうふたつの背中を眺めていた。ここに留まって心の整理をつけたかった。
隣に透さんがやって来る。私より頭ひとつ分以上背の高い彼を見上げた。
「透さん……」
妖艶に微笑んだのでどうしたのだろうと考えた瞬間、不意打ちでキスをされた。呼吸を奪うように激しく貪られ、全身の力が抜けてしまう。
すぐ近くにあった小さなベンチを置いてあるドームの柱に、背中を押し付けられた。
首筋を端正な唇が滑り、鎖骨の辺りで止まったかと思うと強く吸われる。
「俺のって印」
肌に残った赤い痕を舐められると、何かが私の背筋を駆け上った。
「これでヤキモチ妬かんですむやろ?」
私の気持ちなんてお見通しだったみたいだ。
「こう見えて俺は一途やから、みさきちゃんが心配する必要なんか全くないんやけどなー」
甘くささやいた透さんは私を蹂躙するようなキスをしながら胸を揉みしだいてきた。
びっくりして身体が一瞬強張ったけれど、だんだん力が抜けてくる。
「ああっ……ぁん、透さん……っ! 止め……」
「みさきちゃん、やっぱりおっぱい大きいなー」
ニヤニヤしながら呟く透さんを軽くにらむ。
「セクハラです!」
私の抗議なんて歯牙にもかけないで、透さんは腰が立たなくなるほど甘い、とろけるようなキスをする。
「……んっ」
「そんなとろけた顔見せられたら、止まらへん」
息もできないくらい激しく、深くつながるキス。身も心もとろける繋がりがあるなんて知らなかった。
「舌、出して」
長いまつ毛が頬に落とした影があまりに妖艶で見惚れてしまう。
快感で真っ白な状態の脳は、透さんの言いなりに行動を促す。透さんに舌を叩きつけるように絡められ、吸い上げられると全身が甘くしびれた。
「ふ……、あ……っ」
「エエ声」
耳殻を舌でなぞられてぞくぞくしてしまう。
こんな快楽、忘れられるはずがない。私の全てが、もっともっと透さんを欲しがっている。
だけどそれを何とか気合でねじ伏せた。
今は振り回されっぱなしかもしれない。だけどいつか。
「……覚悟していてください」
わずかな隙に、透さんの唇に触れる軽いキスをした。反撃をされるとは思っていなかったみたいで、透さんは目をぱちくりさせている。
彼の腕から抜け出して背中側へ移動した。後ろから抱きつく。
「いつまでも透さんの思い通りじゃないですから」
広い背中に呟いて、するりと離れた。いつかきっと、透さんを振り回すぐらい強い女になると決意する。
数歩進んでから振り返ると、透さんは私を見て柔らかく両眼を細めていた。
「楽しみにしてるわ」
大人の余裕たっぷりだった。
「みんな早起きで参ったよ」
「……遥、依頼されとったな」
透さんに凄まれた遥さんは、弟を宥めるように愛想笑いをする。そして胸の辺りに両手を上げて掌を見せた。
「巻き込むつもりはなかったんだ。真宮さんが生き霊になって探すのは多分みさきちゃんだと思っておうちを訪ねただけだよ。このタイミングで透がみさきちゃんを連れ出してるなんて、思っていなかったんだ」
「そうですね。みさきさんは自宅にいれば結界に守られますから、真宮さんにお会いすることはなかったでしょう」
誠史郎さんの眼鏡の奥の切れ長の双眸が、冷たく鋭く透さんを見据えた。
不利な形勢だと判断した透さんは大きく両手を広げて私の方へ来る。
「みさきちゃーん。遥とセンセがいじめるー」
ぎゅっと抱きしめられたけれど、私はどこか上の空だった。下を向いて唇を噛む。
「みさきちゃん?」
「……どうしたら助けられますか?」
とても複雑な心境だった。この気持ちは傲慢だと、彩音さんに思われるかもしれない。
だけど同じ力を持っているから、何かできることがあるかもしれない。
私は産まれたときから守られていたけれど、彼女のように何も知らずに普通に生活している人もいる。
『白』の能力者はそれとわかる痣を持って産まれて来るのだけど、知識がなければ気がつかないそうだ。年齢を重ねると共にそれは消えてしまう。
彩音さんも、彼女の周りの人達も何も悪くないのに。『白』の血を持っていたから、それを利用したい人間の策略で大好きな人たちと引き離されたなんて。悲しいし、悔しかった。
「今のみさきちゃんではどうにもできへん」
透さんは胸に私の顔を埋めさせて、頭を撫でてくれる。言葉は厳しかったけれど、口調も大きな掌も優しかった。
「せやけど、いつかどうにかできるように、笑てくれてたら今はそれで十分や」
「透さん……」
珍しくまじめなことに驚いて顔を上げた。
「落ち込んでても何も変わらへんからな。へこんでる暇があったら、1個でもできることを自分でどうにか増やすしかない」
はにかんだように破顔する透さんから目が離せない。きっと透さんはそうしてきたから。そして精神的にも、術者としても強さを手に入れた。
「あかん、ヤメヤメ。説教くさいんも湿っぽいのも苦手やねん」
頬に少し赤みが射している。透さんは照れていた。それを隠すように右手で顔をぱたぱたと扇ぐ。それを見ると何だか胸の奥が温かくなった。
いつもの飄々としているけれど仕事には真摯で、スキンシップが積極的過ぎるところも、女の人に慣れているのも全部ひっくるめて透さんなんだ。
それで私は、そんな彼をもっと知りたいと思っている。透さんの特別な存在になりたいのに全てが未熟だから、透さんを取り巻くいろんなものに嫉妬していたんだと、こんな時に気づいてしまう。何という間の悪さだろう。
「遥も噛んどるし、あのおねーちゃんは自由の身にはなれるやろ」
には、という箇所で胸が潰れる。彩音さんはどれほどの辛い思いをしたのか、それは想像を絶する。
透さんの腰の辺りに腕を回して、シャツに顔を押しあてて涙を堪えた。彩音さんが少しでも心穏やかになれる日が、早く来てほしいと思った。
「みさきちゃん……」
私たちの横で誠史郎さんは小さく咳払いをした。はっとして、あわてて透さんから離れる。
「あの、遥さん」
いろんなものをごまかすために、私は遥さんの元へ駆け寄る。
彼が首を傾げると、緩くウェーブのかかった髪が僅かに揺れて、朝の光が跳ねた。
「彩音さんは……」
「僕は今回、あくまでお手伝いだからね。あちらで始末をつけてもらうしかない。現実的な落としどころは、告訴しない代わりに慰謝料と養子縁組の解消、それから接見禁止ぐらいだろうね。それでは割りに合わないぐらい、彼女は心も身体も傷つけられたけれど」
そんなもので彩音さんの傷や痛みは癒されない。
わかっていても何もできない。もどかしい。解決には時間がかかりそうだ。
「あの人手放した真宮さんとこは、今度こそみさきちゃんにチョッカイ出してきそうやな」
「それは大丈夫だと信じたいな。絶対、とは言いきれないけれどね」
遥さんは曖昧な微笑みを浮かべた。
「相手もそんなにバカじゃないと思うんだ。みさきちゃんに手を出したら黙ってないのは、真堂家だけじゃないってわかっただろうから」
そういえば透さんの詰問を遥さんは否定しなかった。彼に彩音さんの救出を頼んだ人がいるということだ。それも彩音さんではなく、私の関係者で。
「……それは」
誠史郎さんは何か言いかけて、私を一瞥して止めてしまった。
「誠史郎さん?」
「今は止めておきましょう」
そう言われると余計に気になってしまう。
誠史郎さんは柔らかく両眼を細めると、私の髪を撫でて踵を返す。今は話す気はないと言うことみたい。
「そろそろ朝食の時間ですから、戻りましょう」
「……誠史郎さんは聡いなあ」
少し嬉しそうに遥さんはひとりごち、誠史郎さんの後に続く。
バラの庭を先に行ってしまうふたつの背中を眺めていた。ここに留まって心の整理をつけたかった。
隣に透さんがやって来る。私より頭ひとつ分以上背の高い彼を見上げた。
「透さん……」
妖艶に微笑んだのでどうしたのだろうと考えた瞬間、不意打ちでキスをされた。呼吸を奪うように激しく貪られ、全身の力が抜けてしまう。
すぐ近くにあった小さなベンチを置いてあるドームの柱に、背中を押し付けられた。
首筋を端正な唇が滑り、鎖骨の辺りで止まったかと思うと強く吸われる。
「俺のって印」
肌に残った赤い痕を舐められると、何かが私の背筋を駆け上った。
「これでヤキモチ妬かんですむやろ?」
私の気持ちなんてお見通しだったみたいだ。
「こう見えて俺は一途やから、みさきちゃんが心配する必要なんか全くないんやけどなー」
甘くささやいた透さんは私を蹂躙するようなキスをしながら胸を揉みしだいてきた。
びっくりして身体が一瞬強張ったけれど、だんだん力が抜けてくる。
「ああっ……ぁん、透さん……っ! 止め……」
「みさきちゃん、やっぱりおっぱい大きいなー」
ニヤニヤしながら呟く透さんを軽くにらむ。
「セクハラです!」
私の抗議なんて歯牙にもかけないで、透さんは腰が立たなくなるほど甘い、とろけるようなキスをする。
「……んっ」
「そんなとろけた顔見せられたら、止まらへん」
息もできないくらい激しく、深くつながるキス。身も心もとろける繋がりがあるなんて知らなかった。
「舌、出して」
長いまつ毛が頬に落とした影があまりに妖艶で見惚れてしまう。
快感で真っ白な状態の脳は、透さんの言いなりに行動を促す。透さんに舌を叩きつけるように絡められ、吸い上げられると全身が甘くしびれた。
「ふ……、あ……っ」
「エエ声」
耳殻を舌でなぞられてぞくぞくしてしまう。
こんな快楽、忘れられるはずがない。私の全てが、もっともっと透さんを欲しがっている。
だけどそれを何とか気合でねじ伏せた。
今は振り回されっぱなしかもしれない。だけどいつか。
「……覚悟していてください」
わずかな隙に、透さんの唇に触れる軽いキスをした。反撃をされるとは思っていなかったみたいで、透さんは目をぱちくりさせている。
彼の腕から抜け出して背中側へ移動した。後ろから抱きつく。
「いつまでも透さんの思い通りじゃないですから」
広い背中に呟いて、するりと離れた。いつかきっと、透さんを振り回すぐらい強い女になると決意する。
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