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第5章〜聖都スノーフィス〜
シレネ村
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フューゼ達が北西に進み始めて約1時間。
シレネと思われる村に着いた。
「……やけに静かですね」
シルビアが周囲を警戒する。
「誰かいるか?スノーフィスから様子を見に来たものだ。」
フューゼが声をかける。
すると1つの家のドアが動いた。
「スノーフィスから来て下さったのですか……?」
弱々しく声をだしながら家から老人が出てくる。
血色がとても悪く今にも倒れそうな顔だ。
「大丈夫か?ここの代表と話しがしたいんだがどこにいる?」
「大丈夫……ではありませんね。私がここの村長です。」
「そうだったのか、なら話は早い。最近スノーフィスに連絡が無かったようだがどうしたんだ?何があった?」
間を置いて重い口を開く老人。
「この村に……悪魔がやって来ました……。」
「悪魔?モンスターか?」
「いえ……恐らく私と同じ人族でしょう。しかし奴は悪魔なのです。突然この村に現れ“この村の1番大切な物をよこせ”と要求してきました。」
「1番大切な物……?」
「はい……。見ての通り何も無い村なので何を欲しているのか見当がつかない。そう私が言うとじゃあ代わりにこれを預かる……と言われ私の孫娘を攫ってしまったのです……。」
ふらりと揺れる村長。
アリスが倒れないように支える。
モンスターでは無く人族……。
そしてこの村の村長の孫娘を攫った……?
目的は何だ?
この村に何かあるようには見えないが……。
「…そいつはどこに行ったんだ?どんな奴だ?」
「わかりません……格好は奇妙な道化師みたいな格好で……。それ以外は何も……。」
「奇妙な道化師……?」
シルビアの方を振り返るフューゼ。
「……恐らくベロウズですね」
「あぁ。だろうな。シルビア、どうするべきだろうか?」
「まずは報告する為スノーフィスに戻るのがよろしいかと」
フューゼとシルビアが話し合っている時
突然モナが体を抱える様にし、
ブルブルと震えだした。
異変に気付くアリス。
「モナちゃん?どうしたの?」
アリスの声でモナの異変に気付くフューゼ。
「おい!モナ!どうした!?」
「船の時と同じ……何だか嫌な感じがする……。どんどん近づいてくる……」
「何……!?」
「ヴァンドラ様。もしかするとこれはモナのスキルかも知れません」
「スキル?」
「恐らく悪意や敵意を感じ取るような物では無いかと思われます」
「……もしシルビアの読みが当たっているとしたら船でモナが感じていたものはベロウズの悪意のようなものということか?」
「可能性はあると思います」
「だとすれば今モナがまた感じているのは……ベロウズの可能性があるのか?」
「はい。私はそう思います」
「くっ、アリスは村長とモナを家の中に移動させてくれ!シルビアは俺と警戒体制に入ってくれ!」
フューゼが指示を出し
アリス達が動こうとした時だった。
「おやぁ?何だか最近見たことのある人達が増えてますねぇ?」
聞き覚えのある声が村に響いた。
シレネと思われる村に着いた。
「……やけに静かですね」
シルビアが周囲を警戒する。
「誰かいるか?スノーフィスから様子を見に来たものだ。」
フューゼが声をかける。
すると1つの家のドアが動いた。
「スノーフィスから来て下さったのですか……?」
弱々しく声をだしながら家から老人が出てくる。
血色がとても悪く今にも倒れそうな顔だ。
「大丈夫か?ここの代表と話しがしたいんだがどこにいる?」
「大丈夫……ではありませんね。私がここの村長です。」
「そうだったのか、なら話は早い。最近スノーフィスに連絡が無かったようだがどうしたんだ?何があった?」
間を置いて重い口を開く老人。
「この村に……悪魔がやって来ました……。」
「悪魔?モンスターか?」
「いえ……恐らく私と同じ人族でしょう。しかし奴は悪魔なのです。突然この村に現れ“この村の1番大切な物をよこせ”と要求してきました。」
「1番大切な物……?」
「はい……。見ての通り何も無い村なので何を欲しているのか見当がつかない。そう私が言うとじゃあ代わりにこれを預かる……と言われ私の孫娘を攫ってしまったのです……。」
ふらりと揺れる村長。
アリスが倒れないように支える。
モンスターでは無く人族……。
そしてこの村の村長の孫娘を攫った……?
目的は何だ?
この村に何かあるようには見えないが……。
「…そいつはどこに行ったんだ?どんな奴だ?」
「わかりません……格好は奇妙な道化師みたいな格好で……。それ以外は何も……。」
「奇妙な道化師……?」
シルビアの方を振り返るフューゼ。
「……恐らくベロウズですね」
「あぁ。だろうな。シルビア、どうするべきだろうか?」
「まずは報告する為スノーフィスに戻るのがよろしいかと」
フューゼとシルビアが話し合っている時
突然モナが体を抱える様にし、
ブルブルと震えだした。
異変に気付くアリス。
「モナちゃん?どうしたの?」
アリスの声でモナの異変に気付くフューゼ。
「おい!モナ!どうした!?」
「船の時と同じ……何だか嫌な感じがする……。どんどん近づいてくる……」
「何……!?」
「ヴァンドラ様。もしかするとこれはモナのスキルかも知れません」
「スキル?」
「恐らく悪意や敵意を感じ取るような物では無いかと思われます」
「……もしシルビアの読みが当たっているとしたら船でモナが感じていたものはベロウズの悪意のようなものということか?」
「可能性はあると思います」
「だとすれば今モナがまた感じているのは……ベロウズの可能性があるのか?」
「はい。私はそう思います」
「くっ、アリスは村長とモナを家の中に移動させてくれ!シルビアは俺と警戒体制に入ってくれ!」
フューゼが指示を出し
アリス達が動こうとした時だった。
「おやぁ?何だか最近見たことのある人達が増えてますねぇ?」
聞き覚えのある声が村に響いた。
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