転生を希望します!

黛 ちまた

文字の大きさ
71 / 101
第一章 学園編

058.無理難題

しおりを挟む
 そんな訳で? 私とルシアン、モニカ、ジェラルド、王子の五人はカーネリアン先生の執務室に来ております。

「よく来て下さいましたね、今、お茶を入れさせますからおかけになって」

 みんなが腰掛けたのを確認してから、カーネリアン先生はため息を吐いた。

「手紙に触りだけ書きましたけれど……」

 な、何だろう……もしかしてこの間の鉄扇事件だろうか?!
 っていうか手、大丈夫だったのかな?

「私、皇女殿下から呼び出しを受けているのです」

 呼び出し?!
 なんでまたカーネリアン先生が?!

 はぁ、と先生はまた、ため息を吐く。
 あの皇女から呼び出しとか……!
 心中お察し致します、先生!
 人ごとだから言えるけど、良い予感しないもんね。
 関わっちゃいけない人ランキングがあるなら、堂々のトップ3にランクインですよ!

「当初の測定では、皇女は魔力の器がないとされていた。皇都でも再測定は可能になったのに、カーライルで再測定すると言い出したんだ」

 王子の説明に、みんな頷いた。

 あぁ、そう言えば表向きそういう理由でしたね? 誰がどう見てもルシアン目当てだったけども。

「その測定を、私にと皇女はおっしゃってるのです」

 えぇ? なんで?!
 誰が測定しても同じなのに!
 本国でやりたまえよ! 誰がやっても同じだよ?!
 大体先生は研究者なだけで、測定のプロじゃないぞ?

 先生は私の顔を見て、それからルシアンの顔を見た。

「ルシアン様、ミチルを王城に連れて行ってもいいかしら?」

 えっ?!
 何故に私も?!

 先生が言うには、今回の研究に関わった者が呼ばれているらしい。
 それで私も、ということらしいんだけど、駄目でしょう、どう考えても。
 ルシアン狙いの皇女からは、ルシアンの嫁と言うだけで目を付けられ、挙句この前は殴られかけたという、私自身は何もしてないのに関係だけは順調に悪化していると言うのに、行ける訳がない。

「ミチル抜きで行って下さい」

 当然のごとくルシアンは先生からの申し出を断る。

「先生、ミチルは先日、王妃様主催のお茶会で皇女殿下から危害を加えられそうになったのです。ですから、私も反対ですわ」

 モニカも反対してくれてる。

「それはいけませんね。嫌な予感しかしませんけれど行かない訳には参りません……。一人で行って参りますわ」

 ふぁいとです、先生!






 後日、先生から再び呼び出された。

 先生に一体何が?! 顔が土気色だよ?!
 何があると美熟女がこんなことに?!

 ドン引きしている私たちに、先生はポツポツと話し始めたんだけど、それがとんでもない話だった。

「えっ? それじゃまさか……皇女の要求って……」

 絶句である。
 先生は両手で顔を覆っている。
 私たちは何も言えなかった。だってまさか……。
 皇女が魔力の器を持っていないなんて。

 身体のありとあらゆる箇所を測定しても、魔力の器は発見されなかった。
 それはつまり、皇女は平民の血を引いているということに他ならない。
 皇女だけじゃない。皇女の姉も、弟である皇太子も、同じ両親から生まれている訳だから、みんな器を持っていないということになる。

 皇女の要求は、魔力の器を作れ、という無茶苦茶なものだった。
 わざわざ皇女が来た理由は、魔力の器に関する研究が進んでいるカーライル王国に来て、再測定をしたいのではなく、器を作らせる為。
 ルシアンのことも勿論あるだろうけど、これも彼女にとっては大事なことだったのだろう。
 ただの方便かと思ってたよ!

 やっと器が身体の色んな所にあったよ、だいはっけーん! ってなったばっかりなのに、器作れとか、無茶振りが過ぎる。
 しかもあの皇女の為になんて、作ってあげる気になんてなれないし。
 私は変成術で便利アイテム作りたいだけで、魔道学を極める気なんて1ミリもない。

 ……そう思うのに、めっちゃもやもやするのは、カーネリアン先生のことがあるからだと思う。
 先生大丈夫かな……。






*****






 気になって仕方なかったんだと思う。
 夜中、目が覚めてしまった。
 私という人間は、精神的に不安定になると、眠りの質が下がって夜中に目覚めるようだ。

 眠るまでルシアンはいてくれたけど、案の定私が寝てから仕事をしてるんだろう。
 横にはいなかった。あのワーカーホリックめ。

 念の為、隣の部屋に行ってみるものの、やっぱりルシアンはいない。

 ベランダに出た。
 現代日本と違って灯りが少ないこっちの世界では、星がよく見える。
 星座は詳しくないので全然分からないし、あっちと同じとかも分からないけど、星はキレイだ。

 ……なんだろう、この漠然とした不安。

「はぁ……」

 そう言えば、前世の私もこんな風に説明のつかないもやもやがあった時、夜中にこうやってお茶を飲んでいたっけ。
 そうするといつもあの人がやって来て、他愛もない話をして、気が付いたらすっきりして、寝てたな。

「会いたいな……」

「誰にですか?」

 突然話しかけられて、もうちょっとで悲鳴をあげちゃうところだった!
 びっくりした!!

 振り返るとルシアンが窓枠に寄りかかって立っていた。
 一体いつからそこに……気配全然分かんなかったよ。

「誰に、会いたいんです?」

 ルシアン、なんか、ちょっと不機嫌?

「え?」

 ルシアンはあっという間に私との距離を詰めて、目の前まで来た。

「前に、前世で一緒に暮らしていた女性のことです」

「未練はないのではなかったのですか?」

「未練はないですけれど、会いたいなとは思います」

 会えないけどね、二度と。

 こうして思い出してみるとよく分かるんだけど、私は彼女に精神的に依存してる部分があった。
 飄々として掴み所がなく、何でも知ってて、何事にも動じなくて、私の悩みを一笑してくれた彼女。
 彼女といると、どんなことも些細に思えて、乗り越えられたんだよね。
 本当変わった人だったなぁ。

「気に入りません」

「え?」

「生まれ変わってまで、ミチルに会いたいと思わせるなんて、許せない」

 い、いやいや、確かに精神的に依存はしてたけど、それは友人だからであって、私には恋人もいなかったし。

 もしかして……。

「嫉妬して下さっているのですか……?」

 相手女性だし、二度と会えない存在だけど。

 そう尋ねると、ルシアンはため息を吐いた。
 おや?

「今頃そんなことをおっしゃるんですか?」

 今頃?

 ルシアンの両手が私の腰に回される。

「以前も言いましたが、私はミチルを誰にも見せたくない。閉じ込めて、私だけのものにしたい。」

 久々にヤンデレきた!

「女性ですし、二度と会わない存在ですよ?」

「全ての男は敵だとは思ってましたが、こんな風にミチルの心に住み着く存在なら、同性でも許せません。」

 そんな無茶な?!
 思い出すら許せないとか、ヤンデル!
 それにきゅんとしちゃう私も充分ヤンデル自信があります! 最近自覚しました!
 はぁ、己がヤンデレ派だとは……。クール系だと思ってた。

「私は強欲です、ミチル。貴女に関する欲望は膨らむばかりです」

 う……ど、ドキドキしてきた……。

「貴女の心も、身体も、何もかも自分のものにしたい」

「!!」

 もう充分にルシアンのものだと思いますけど?!

「……あの……中に入りませんか……」

 ルシアンは私をひょいと抱き上げて部屋の中に入ると、そのままベッドに連れて行った。
 ベッドの上でもルシアンのお膝の上に座らされる。
 何も言わず、私をじっと見る。

「そんなに……見ないで下さいませ」

 穴空いちゃう、きっと。
 なんなら開けたい。恥ずかし過ぎて。

「誤魔化そうとしてますか?」

 怒ってる……!
 さっき話遮ったから怒ってる!

「しておりません。しておりませんし……あの……」

 直視出来ない……恥ずかしくて。

「私は、身も、心も、ルシアンのものだと……思っているのですけれど……」

 ちら、とルシアンの顔を見ると、無表情から、ちょっと笑顔になった。

「本当に?」

「本当です。友人のことは、思い出しただけですし……。
い、今はルシアンが……」

 だ、駄目だ、これ以上は言えぬ!!
 顔が熱い! 沸騰する!

「駄目。言って?」

 !!
 急に甘えるような声で言ってきた、このイケメン!
 なんて恐ろしいの!

「す……好きです……」

 ルシアンはさっきとはうってかわって、とろけた笑顔で私を見つめながら、私の髪を指で梳く。

「好き?」

 言えなくて口をぱくぱくさせていると、ルシアンの指が私の唇をなぞった。

「言って、ミチル」

 好き過ぎて、自分でも怖いくらいなんだけど、言えなくて誤魔化そうとルシアンの胸に顔を埋める。
 ルシアンは私の髪に頬ずりする。

 顔も、声も、瞳も、手も指も、私を抱き締める腕も、ルシアンからするいい匂いも、体温も、頭の良い所も、私の拙い説明でもちゃんと理解しようとしてくれる所も、いつも私を第一に考えてくれる所も、ちょっと意地悪なのも、全部好き。
 全部全部好き。

 閉じこめるって言うなら、私だってルシアンのこと閉じ込めたい。私だけのものに出来るんでしょ? ルシアンのこと。
 閉じ込めて……いっぱい甘えて……。

「それは今でもいいんですよ?」

「!」

 またしても私の心を読んで!!

「で、出来ませんっ」

「どうして?」

 だってそんな……。

「恥ずかしいから?」

 実は私は……。

「そうです」

 めっちゃ甘えん坊なのだ!
 絶対絶対絶対に引く!
 コイツ、まさかこんな奴だったなんて、って絶対思われる!

「思いません」

「もうっ! 私の心をどうやって読んでらっしゃるのですか?!」

 エスパーか!
 私もルシアンの心読みたい!

「読まれているんですから、そろそろ観念しませんか?」

 観念て!
 悪いことしてるみたいな!

「ね? ミチル」

 うぉ、これ、リアル悪魔の囁きって奴なんじゃないの?!
 私のこれまで築き上げてきたミチル像というものが、木っ端微塵になっちゃうかもですよ!

 くすくす笑いながらルシアンは私の顔のあちこちにキスしていく。

「ミチルが思うようなことにはなりませんよ」

 このイケメン、顔だけじゃなく、発言も態度もイケメン過ぎて危険。本当危険。

 ……はぁ……どうしよう……。
 どうしようとか言いながら、ほぼほぼ心が25度ぐらいまで傾いてて、ちょんって押されたら完全に倒れる自信があるんだけど。
 っていうかもう、倒れちゃおうかな。

「……あの……嫌になったら……言って下さい……ね?」

 にっこり微笑んでルシアンは頷いた。

 そっとルシアンの左手に触れる。大きくて、でも細くて長い指。男らしい筋張ったこの手が大好き。
 ルシアンの手を両手で包んで持ち上げると、手のひらにキスをして、右の頰に当てて、頬ずりする。
 温かい。

「好き、ルシアン……大好き」

「ちょっ……と……」

 見ると、ルシアンは右手で口元を押さえてる。心なし、顔が赤い。

 もしかして、色々アウトだった?!
 ソッコーでアウトゾーン入っちゃった?!
 一発目から?!

「いきなり煽り過ぎです」

 う……やっぱり駄目なんだ。
 デレるって難しい! あっちの感覚がある私には、こっちのデレ方が分からないよ!
 多分前世でなら、今私がやったことなんて、そんなにハードじゃない筈。タブン。全然セーフじゃない?
 ハードなのはもう、女性が男性押し倒してるだろうし。肉食女子万歳。私には無理だけど。

 はぁ、とため息を吐いたルシアンは、啄むように私にキスをした。

「ミチルが可愛いくて、私の理性が持たない」

 理性がと言う割には、私、ルシアンに結構アレされちゃってるとオモウ。

「じゃあ……止めます」

「駄目」

 頰を舐められる。
 うひゃっ! ゾワッてする! ゾワッて!!

「もっとして、ミチル」

 ルシアンの言葉にゾクゾクする。

 なっ、なんていうおねだり上手!
 そんな自然なおねだり私もしてみたい!

「言ってみると、意外と難しくないものですよ」

 はい、第二の悪魔の囁ききました。
 堕落ですよ。淑女としてはもう駄目な感じです、私。
 でもなんていうんですか、ナチュラルハイっていうんですか、深夜ならではの謎のテンションが上がってきてる気がしますよ!

「私にしてもらいたいこと、言ってみて下さい。いくつでもいいですよ」

 ルシアンにされたいこと?

 いっぱいちゅーされたいし、ぎゅってされたい。好き好き言われて悶絶したい。
 ……いや、いつもされてるな……?

「ルシアン、好きって言って?」

「ふふ……ミチル、好きです。愛してますよ」

「もっと言って欲しい」

 困ったような笑顔のルシアンは、私に何度もキスをして、その度に愛してると言った。

「私も、私も好き、ルシアン」

「愛しいミチル」
しおりを挟む
感想 4

あなたにおすすめの小説

主人公の義兄がヤンデレになるとか聞いてないんですけど!?

玉響なつめ
恋愛
暗殺者として生きるセレンはふとしたタイミングで前世を思い出す。 ここは自身が読んでいた小説と酷似した世界――そして自分はその小説の中で死亡する、ちょい役であることを思い出す。 これはいかんと一念発起、いっそのこと主人公側について保護してもらおう!と思い立つ。 そして物語がいい感じで進んだところで退職金をもらって夢の田舎暮らしを実現させるのだ! そう意気込んでみたはいいものの、何故だかヒロインの義兄が上司になって以降、やたらとセレンを気にして――? おかしいな、貴方はヒロインに一途なキャラでしょ!? ※小説家になろう・カクヨムにも掲載

【本編完結】伯爵令嬢に転生して命拾いしたけどお嬢様に興味ありません!

ななのん
恋愛
早川梅乃、享年25才。お祭りの日に通り魔に刺されて死亡…したはずだった。死後の世界と思いしや目が覚めたらシルキア伯爵の一人娘、クリスティナに転生!きらきら~もふわふわ~もまったく興味がなく本ばかり読んでいるクリスティナだが幼い頃のお茶会での暴走で王子に気に入られ婚約者候補にされてしまう。つまらない生活ということ以外は伯爵令嬢として不自由ない毎日を送っていたが、シルキア家に養女が来た時からクリスティナの知らぬところで運命が動き出す。気がついた時には退学処分、伯爵家追放、婚約者候補からの除外…―― それでもクリスティナはやっと人生が楽しくなってきた!と前を向いて生きていく。 ※本編完結してます。たまに番外編などを更新してます。

転生したら悪役令嬢になりかけてました!〜まだ5歳だからやり直せる!〜

具なっしー
恋愛
5歳のベアトリーチェは、苦いピーマンを食べて気絶した拍子に、 前世の記憶を取り戻す。 前世は日本の女子学生。 家でも学校でも「空気を読む」ことばかりで、誰にも本音を言えず、 息苦しい毎日を過ごしていた。 ただ、本を読んでいるときだけは心が自由になれた――。 転生したこの世界は、女性が希少で、男性しか魔法を使えない世界。 女性は「守られるだけの存在」とされ、社会の中で特別に甘やかされている。 だがそのせいで、女性たちはみな我儘で傲慢になり、 横暴さを誇るのが「普通」だった。 けれどベアトリーチェは違う。 前世で身につけた「空気を読む力」と、 本を愛する静かな心を持っていた。 そんな彼女には二人の婚約者がいる。 ――父違いの、血を分けた兄たち。 彼らは溺愛どころではなく、 「彼女のためなら国を滅ぼしても構わない」とまで思っている危険な兄たちだった。 ベアトリーチェは戸惑いながらも、 この異世界で「ただ愛されるだけの人生」を歩んでいくことになる。 ※表紙はAI画像です

幼い頃に、大きくなったら結婚しようと約束した人は、英雄になりました。きっと彼はもう、わたしとの約束なんて覚えていない

ラム猫
恋愛
 幼い頃に、セレフィアはシルヴァードと出会った。お互いがまだ世間を知らない中、二人は王城のパーティーで時折顔を合わせ、交流を深める。そしてある日、シルヴァードから「大きくなったら結婚しよう」と言われ、セレフィアはそれを喜んで受け入れた。  その後、十年以上彼と再会することはなかった。  三年間続いていた戦争が終わり、シルヴァードが王国を勝利に導いた英雄として帰ってきた。彼の隣には、聖女の姿が。彼は自分との約束をとっくに忘れているだろうと、セレフィアはその場を離れた。  しかし治療師として働いているセレフィアは、彼の後遺症治療のために彼と対面することになる。余計なことは言わず、ただ彼の治療をすることだけを考えていた。が、やけに彼との距離が近い。  それどころか、シルヴァードはセレフィアに甘く迫ってくる。これは治療者に対する依存に違いないのだが……。 「シルフィード様。全てをおひとりで抱え込もうとなさらないでください。わたしが、傍にいます」 「お願い、セレフィア。……君が傍にいてくれたら、僕はまともでいられる」 ※糖度高め、勘違いが激しめ、主人公は鈍感です。ヒーローがとにかく拗れています。苦手な方はご注意ください。 ※『小説家になろう』様『カクヨム』様にも投稿しています。

ファンタジーな世界に転生したと思ったら実は乙女ゲームの世界だった件~色無き魂を持つ者~

叶 望
恋愛
なぜか生まれる前から知識を持っていた少女。彼女の名前はエスティア・シェイズ。王都に近い領地を有するシェイズ伯爵の娘である。ある日とある事件から、この世界が乙女ゲームの世界だと知ることになったのだが……。乙女ゲームは始まらない。 ※小説家になろうにも投稿しています

【完結】転生したらラスボスの毒継母でした!

白雨 音
恋愛
妹シャルリーヌに裕福な辺境伯から結婚の打診があったと知り、アマンディーヌはシャルリーヌと入れ替わろうと画策する。 辺境伯からは「息子の為の白い結婚、いずれ解消する」と宣言されるが、アマンディーヌにとっても都合が良かった。「辺境伯の財で派手に遊び暮らせるなんて最高!」義理の息子など放置して遊び歩く気満々だったが、義理の息子に会った瞬間、卒倒した。 夢の中、前世で読んだ小説を思い出し、義理の息子は将来世界を破滅させようとするラスボスで、自分はその一因を作った毒継母だと知った。破滅もだが、何より自分の死の回避の為に、義理の息子を真っ当な人間に育てようと誓ったアマンディーヌの奮闘☆  異世界転生、家族愛、恋愛☆ 短めの長編(全二十一話です) 《完結しました》 お読み下さり、お気に入り、エール、いいね、ありがとうございます☆ 

異世界に落ちて、溺愛されました。

恋愛
満月の月明かりの中、自宅への帰り道に、穴に落ちた私。 落ちた先は異世界。そこで、私を番と話す人に溺愛されました。

【完結】乙女ゲーム開始前に消える病弱モブ令嬢に転生しました

佐倉穂波
恋愛
 転生したルイシャは、自分が若くして死んでしまう乙女ゲームのモブ令嬢で事を知る。  確かに、まともに起き上がることすら困難なこの体は、いつ死んでもおかしくない状態だった。 (そんな……死にたくないっ!)  乙女ゲームの記憶が正しければ、あと数年で死んでしまうルイシャは、「生きる」ために努力することにした。 2023.9.3 投稿分の改稿終了。 2023.9.4 表紙を作ってみました。 2023.9.15 完結。 2023.9.23 後日談を投稿しました。

処理中です...