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伝説の武器編 後編 ドキッ! 男だらけの試練の迷宮
もう一つの贈り物
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主の喪失と共に通常の守護者たちも消えたことで戦闘の終了を察したジンとレイナルドはティナの元へと走った。
そばまで来たジンが、片膝をついて目線を合わせてから声をかける。
「ティナ、大丈夫か? すげースキルだったからMPでも消費しすぎたか?」
気遣いの言葉と共に差し出されたまほうのせいすいを受け取ると、ティナはそれをくいっと飲み干し、一息ついてから口を開いた。
「ありがとう。もう大丈夫」
ソフィアが言っていた通り奥にまだ部屋があるらしく、気が付けばそこへと通じていそうな扉の形をした穴が正面の壁に空いている。
立ち上がってから、ティナはその穴を指差しながら言った。
「じゃあ行ってくるね」
「ああ」
「御意」
戦闘前に行われていたティナとソフィアのやり取りはジンとレイナルドにも聞こえていたので、二人は静かにその背中を見送った。
ふとジンが横に視線をやると、無言で立ち尽くすレイナルドの姿がある。
今「御意」とか言ってたな。そういえばこいつ、そろそろ腹が減る頃か……などと思い至りながら、ガサゴソとおやつを探していく。
「……あ」
しかし、それらは先程ムガルの部下に渡したばかりなのであった。
ティナが部屋に入ると奥の壁際に台座があり、その上に宝箱がのっている。他には特に何も見当たらない。
他の空間と同様、壁に何本かある松明には全て火が灯っていて、部屋の隅から隅まで光が行き渡っていた。
一体何があるのだろうかと首を傾げながらティナが奥の宝箱に近付いていくと、突然宝箱の上にぽんっと妖精姿のソフィアが出現した。
妖精姿の場合はいつも手のひらに収まりそうな大きさで、背中にはちょうちょのそれに近い、透き通るような白の羽根がついている。
「こんにちは! 試練の成功おめでとうございます、ティナちゃん!」
ティナは突然の出来事に一瞬固まったものの、すぐに花が咲いたような笑顔を見せた。
「きゃ~っ! 本物のソフィア様だ、可愛い~っ!」
胸の前で手を組み、ぴょんぴょんと飛び跳ねるティナ。
するとソフィアは身体ごと真横を向いて腕を組むと、横目でティナを見ながらつぶやいた。
「ふっ、君には負けるぜ。可愛い子猫ちゃん……」
「? 子猫ちゃんですか? 可愛いですよね」
無邪気な笑顔でそう返されてしまったソフィアは、ティナの方に向き直ってから腕を組んだまま真剣な面持ちで、
「いや~女の子を口説く練習をしているんですけど、中々うまくいきませんねえ」
と言いながらうんうんとうなずく。
一方でティナは話の内容がいまいち理解出来ていないらしく、きょとんと首を傾げていた。それを見てソフィアも目の前の少女を置き去りにしてしまっていることに気付き、後ろ頭をさすりながらたははと笑う。
「ごめんなさい。こちらの話です」
そしておほん、と咳払いをすると、女神の優しい微笑みを作ってから口を開く。
「さて、改めて試練の成功おめでとうございます、ティナちゃん。あなたがこれからするべきことをお伝えしますので、しっかり聞いてくださいね」
「はいっ」
ティナも真剣な面持ちになって姿勢を正し、話を聞く態勢を整えた。
「ティナちゃんには次に、ムコウノ山というところを目指していただきます。そこで不死鳥と契約してください」
「不死鳥?」
聞きなれない単語にティナはまたも首を傾げた。それを見てぴんと人差し指を立てるとソフィアは説明を始める。
「その生命活動を止めることなく、この世界の行く末を見守り続ける特殊な魔物の一種です。契約には忠実で、ティナちゃんたちを迷うことなく魔王城まで運んでくれるでしょう」
「ふんふん……魔王城に歩いて行ったりは出来ないってことですか?」
「そうです。あの城は外周を険しい山に囲まれた島の中にそびえ立っていて、徒歩や船などの海上ルートから乗り込むことは出来ません」
要領を得たとばかりに、ティナは鷹揚にうなずいてから口を開いた。
「ムコウノ山で不死鳥と契約……わかりました」
「あとそのついでにドワーフの里ゴバンで伝説の防具を造ってもらってください」
「わかりました」
まるでおやつを買ってこいというような感覚で伝えられたので、伝説の防具製作というイベントをティナはさらりと聞き流してしまった。
本来ならば伝説の防具と呼ばれるゆうしゃ装備一式にはゆうしゃのつるぎのように役割があり、その説明が行われるはずだったのだが。
まあいいやその辺はドワーフの方々に教えてもらえるでしょうとソフィアは一息つくと、女神ではなく人間姿の時に近い人懐っこいような、それでいてちょっと悪戯っぽいような笑みを浮かべてティナに語りかけた。
「それで説明は終わりなんです。けど~、実はティナちゃんにプレゼントがあるんです!」
「えっ、プレゼント? なんですかなんですか!?」
思いも寄らぬ言葉に踊る気持ちを抑えきれず、爛々と瞳を輝かせながらティナは尋ねた。
するとソフィアは、どこからか先端に五芒星の飾りがついた杖を取り出して横に移動すると、それまで自身の下にあった宝箱めがけてそれを振った。宝箱がぱかっと開き、二人してその中を覗き込む。
ティナが中身を取り出し、手のひらに置いてから口を開く。
「これって……」
「ええ。世界樹の花です」
それは、先ほどティナがジンから受け取ったばかりのアイテムであった。
せっかくもらったプレゼントがすでに持っているものだったので気まずさを覚えるティナだが、それをわかっているようにソフィアは続ける。
「ティナちゃんはこれがどういうものか、知っていますよね?」
「はい。幹や枝から切り離しても枯れないことから、永遠に続く愛の象徴として恋愛成就のお守りになる……ですよね?」
ティナは語尾のところで自身無さげにこてっと首を傾げた。
「その通りです。でも、その花にはもう一つ噂があるのを知っていますか?」
「噂?」
「それを気になる人と交換し合うと両想いになれちゃう、という噂です!」
「えっ……」
驚いて一歩後ずさるティナ。ソフィアはそれをにこにこと微笑みながら見守り、言葉を待つ。
「本当ですか?」
「本当ですよ? あくまでおまじないのようなもので、絶対にそうなるというわけではありませんが」
「りょ、両想いに……」
ティナは手のひらにのった世界樹の花を眺めながらそうつぶやき、頬を赤らめている。
ソフィアはぱたぱたと少しだけティナの方に寄ってからささやいた。
「世の中にはそれが恋愛成就のお守りになるということすら知らない人もいるみたいですから。自然に渡すなら今のうちに、かもですよ?」
「えっ」
なぜそれを、と振り向いたティナに対して、ソフィアは人差し指を自分の唇に当てて片目をぱちんと瞑った。
女神には全てお見通しであることをそれで悟ったティナは、また花に視線を戻すと観念するかのようにうなり声をあげる。
「ふふ、またそうやって恥ずかしがる姿もたまりませんねえじゅるり」
「やっぱりそれよだれ出てますよね?」
ソフィアはよだれを拭ってから人懐っこい笑みのまま口を開く。
「とにかくそれはティナちゃんに差し上げますので、どうするかはお任せです!」
「は、はい」
まだ少し顔の赤いティナを見てから、ソフィアは姿勢を正して女神用の慈しみにあふれた微笑みを作って告げた。
「それではティナちゃん、名残惜しいですがここでお別れです」
「ええっ、嫌です!」
本気で抗議するかのように声を張り上げるティナ。ソフィアも至極残念そうな顔で肩を落とし、ため息をつきながらそれに応える。
「私もこのままティナちゃんと一緒に行くか、家まで連れ去ってあれこれしたいのは山々なのですが、お仕事があるのでそうもいかないのです」
「そんな……運命は残酷ですね」
「ええ本当に」
話が運命を巻き込んでやや壮大になってしまったことにも構わず、ソフィアは優しくティナを見つめながら続けた。
「ですが、私はいつでもあなたたちを見守っています。勇気ある者たちよ、その旅路に女神の加護を授けましょう」
「はい、ありがとうございま……」
凛とした表情で返事をしようとしたティナの額に口づけをし、ソフィアは悪戯っぽい笑みを浮かべて手を振った。
「それじゃあまたね、ティナちゃん」
そして女神の身体は光に包まれて消えて行く。ティナはそれを、驚いて開いた口を塞げないままに見送ったのであった。
そばまで来たジンが、片膝をついて目線を合わせてから声をかける。
「ティナ、大丈夫か? すげースキルだったからMPでも消費しすぎたか?」
気遣いの言葉と共に差し出されたまほうのせいすいを受け取ると、ティナはそれをくいっと飲み干し、一息ついてから口を開いた。
「ありがとう。もう大丈夫」
ソフィアが言っていた通り奥にまだ部屋があるらしく、気が付けばそこへと通じていそうな扉の形をした穴が正面の壁に空いている。
立ち上がってから、ティナはその穴を指差しながら言った。
「じゃあ行ってくるね」
「ああ」
「御意」
戦闘前に行われていたティナとソフィアのやり取りはジンとレイナルドにも聞こえていたので、二人は静かにその背中を見送った。
ふとジンが横に視線をやると、無言で立ち尽くすレイナルドの姿がある。
今「御意」とか言ってたな。そういえばこいつ、そろそろ腹が減る頃か……などと思い至りながら、ガサゴソとおやつを探していく。
「……あ」
しかし、それらは先程ムガルの部下に渡したばかりなのであった。
ティナが部屋に入ると奥の壁際に台座があり、その上に宝箱がのっている。他には特に何も見当たらない。
他の空間と同様、壁に何本かある松明には全て火が灯っていて、部屋の隅から隅まで光が行き渡っていた。
一体何があるのだろうかと首を傾げながらティナが奥の宝箱に近付いていくと、突然宝箱の上にぽんっと妖精姿のソフィアが出現した。
妖精姿の場合はいつも手のひらに収まりそうな大きさで、背中にはちょうちょのそれに近い、透き通るような白の羽根がついている。
「こんにちは! 試練の成功おめでとうございます、ティナちゃん!」
ティナは突然の出来事に一瞬固まったものの、すぐに花が咲いたような笑顔を見せた。
「きゃ~っ! 本物のソフィア様だ、可愛い~っ!」
胸の前で手を組み、ぴょんぴょんと飛び跳ねるティナ。
するとソフィアは身体ごと真横を向いて腕を組むと、横目でティナを見ながらつぶやいた。
「ふっ、君には負けるぜ。可愛い子猫ちゃん……」
「? 子猫ちゃんですか? 可愛いですよね」
無邪気な笑顔でそう返されてしまったソフィアは、ティナの方に向き直ってから腕を組んだまま真剣な面持ちで、
「いや~女の子を口説く練習をしているんですけど、中々うまくいきませんねえ」
と言いながらうんうんとうなずく。
一方でティナは話の内容がいまいち理解出来ていないらしく、きょとんと首を傾げていた。それを見てソフィアも目の前の少女を置き去りにしてしまっていることに気付き、後ろ頭をさすりながらたははと笑う。
「ごめんなさい。こちらの話です」
そしておほん、と咳払いをすると、女神の優しい微笑みを作ってから口を開く。
「さて、改めて試練の成功おめでとうございます、ティナちゃん。あなたがこれからするべきことをお伝えしますので、しっかり聞いてくださいね」
「はいっ」
ティナも真剣な面持ちになって姿勢を正し、話を聞く態勢を整えた。
「ティナちゃんには次に、ムコウノ山というところを目指していただきます。そこで不死鳥と契約してください」
「不死鳥?」
聞きなれない単語にティナはまたも首を傾げた。それを見てぴんと人差し指を立てるとソフィアは説明を始める。
「その生命活動を止めることなく、この世界の行く末を見守り続ける特殊な魔物の一種です。契約には忠実で、ティナちゃんたちを迷うことなく魔王城まで運んでくれるでしょう」
「ふんふん……魔王城に歩いて行ったりは出来ないってことですか?」
「そうです。あの城は外周を険しい山に囲まれた島の中にそびえ立っていて、徒歩や船などの海上ルートから乗り込むことは出来ません」
要領を得たとばかりに、ティナは鷹揚にうなずいてから口を開いた。
「ムコウノ山で不死鳥と契約……わかりました」
「あとそのついでにドワーフの里ゴバンで伝説の防具を造ってもらってください」
「わかりました」
まるでおやつを買ってこいというような感覚で伝えられたので、伝説の防具製作というイベントをティナはさらりと聞き流してしまった。
本来ならば伝説の防具と呼ばれるゆうしゃ装備一式にはゆうしゃのつるぎのように役割があり、その説明が行われるはずだったのだが。
まあいいやその辺はドワーフの方々に教えてもらえるでしょうとソフィアは一息つくと、女神ではなく人間姿の時に近い人懐っこいような、それでいてちょっと悪戯っぽいような笑みを浮かべてティナに語りかけた。
「それで説明は終わりなんです。けど~、実はティナちゃんにプレゼントがあるんです!」
「えっ、プレゼント? なんですかなんですか!?」
思いも寄らぬ言葉に踊る気持ちを抑えきれず、爛々と瞳を輝かせながらティナは尋ねた。
するとソフィアは、どこからか先端に五芒星の飾りがついた杖を取り出して横に移動すると、それまで自身の下にあった宝箱めがけてそれを振った。宝箱がぱかっと開き、二人してその中を覗き込む。
ティナが中身を取り出し、手のひらに置いてから口を開く。
「これって……」
「ええ。世界樹の花です」
それは、先ほどティナがジンから受け取ったばかりのアイテムであった。
せっかくもらったプレゼントがすでに持っているものだったので気まずさを覚えるティナだが、それをわかっているようにソフィアは続ける。
「ティナちゃんはこれがどういうものか、知っていますよね?」
「はい。幹や枝から切り離しても枯れないことから、永遠に続く愛の象徴として恋愛成就のお守りになる……ですよね?」
ティナは語尾のところで自身無さげにこてっと首を傾げた。
「その通りです。でも、その花にはもう一つ噂があるのを知っていますか?」
「噂?」
「それを気になる人と交換し合うと両想いになれちゃう、という噂です!」
「えっ……」
驚いて一歩後ずさるティナ。ソフィアはそれをにこにこと微笑みながら見守り、言葉を待つ。
「本当ですか?」
「本当ですよ? あくまでおまじないのようなもので、絶対にそうなるというわけではありませんが」
「りょ、両想いに……」
ティナは手のひらにのった世界樹の花を眺めながらそうつぶやき、頬を赤らめている。
ソフィアはぱたぱたと少しだけティナの方に寄ってからささやいた。
「世の中にはそれが恋愛成就のお守りになるということすら知らない人もいるみたいですから。自然に渡すなら今のうちに、かもですよ?」
「えっ」
なぜそれを、と振り向いたティナに対して、ソフィアは人差し指を自分の唇に当てて片目をぱちんと瞑った。
女神には全てお見通しであることをそれで悟ったティナは、また花に視線を戻すと観念するかのようにうなり声をあげる。
「ふふ、またそうやって恥ずかしがる姿もたまりませんねえじゅるり」
「やっぱりそれよだれ出てますよね?」
ソフィアはよだれを拭ってから人懐っこい笑みのまま口を開く。
「とにかくそれはティナちゃんに差し上げますので、どうするかはお任せです!」
「は、はい」
まだ少し顔の赤いティナを見てから、ソフィアは姿勢を正して女神用の慈しみにあふれた微笑みを作って告げた。
「それではティナちゃん、名残惜しいですがここでお別れです」
「ええっ、嫌です!」
本気で抗議するかのように声を張り上げるティナ。ソフィアも至極残念そうな顔で肩を落とし、ため息をつきながらそれに応える。
「私もこのままティナちゃんと一緒に行くか、家まで連れ去ってあれこれしたいのは山々なのですが、お仕事があるのでそうもいかないのです」
「そんな……運命は残酷ですね」
「ええ本当に」
話が運命を巻き込んでやや壮大になってしまったことにも構わず、ソフィアは優しくティナを見つめながら続けた。
「ですが、私はいつでもあなたたちを見守っています。勇気ある者たちよ、その旅路に女神の加護を授けましょう」
「はい、ありがとうございま……」
凛とした表情で返事をしようとしたティナの額に口づけをし、ソフィアは悪戯っぽい笑みを浮かべて手を振った。
「それじゃあまたね、ティナちゃん」
そして女神の身体は光に包まれて消えて行く。ティナはそれを、驚いて開いた口を塞げないままに見送ったのであった。
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