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英雄たちの選択 前編 結集、そして決断
ソフィアの告白
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「立ったままというのもなんですから、まずはお掛けになってください」
現在のソフィアは女神姿である。その場にいた者はそれぞれに疑問を抱えてはいたが、神の威光にひとまずは口を噤んで大人しくテーブルの椅子に座る。
席順はざっくりと言えばソフィアを中心として右側に勇者パーティーとキース、左側に魔王軍だ。
腰掛けながら、ジンがティナに声をかける。
「よう」
「あ、ジン君……」
軽く手をあげてそれに答えるティナだが、どこか元気がない。魔王と戦った時にどういうことがあったのか詳しく聞きたいところではあるものの、この厳格な雰囲気を無視して質問出来るほど、ジンも空気が読めないわけではなかった。
かと思えば、ウォードの軽妙な声が響き渡る。
「あ、でも揃ったっつってもファリスとかヌチャとかいないっすよ」
「おい、ソフィア様が揃ったと言ったら揃ったんだよ。それにあいつらが居たらうるさくて話がこじれそうだからいい」
「何怒ってんすか。ていうか魔王様がそこまでソフィアのファンだったの知りませんでしたよ」
しかめっつらの魔王から文句を言われるも、特に気にする様子もないウォードはそう言って肩をすくながら一つため息をついた。どうやらそれ以上何かを聞く気もないらしい。
場が静かになったのを見計らってからソフィアが微笑と共に口を開く。
「では説明します。まず、この世界はこれまで最高神ゼウスの書いたシナリオ通りに時間が進んでいました」
「シナリオ……?」
一部の者を除く皆の意見を代表するように、ティナがつぶやく。それに真剣な面持ちでうなずいてからソフィアが答えた。
「はい。他の世界であれば神が、必要以上に世界が争乱に荒れることを避ける為に用意する物語のようなものです。魔王さんみたいに、何か共通の敵を掲げることで人類を結束させる意味合いを持つことが多いですね」
「じゃあ私たちも、魔王を敵にした物語をゼウス様の手によって演じていた、ってことになるんですか?」
「そうです」
ソフィアがうなずくのを見てか、徐々にティナの語気が強まっていく。
「でもでも、魔王は実際にモンスターを操って人類に危害を加えていたんじゃ。疫病だって」
「それらは、とある人知を超えた力によって魔王とはそういった存在だと、人々が思い込まされているに過ぎません」
「……っ!」
ティナは俯き、黙り込んでしまう。自分の目でもそれを確認していないのだから魔王が実際にそういったことをしていない部分に関しては、薄々は感づいていたのだろう。膝に置いた彼女の握り拳に力が込められる。
ソフィアは、ティナの様子を少し気にする素振りを見せながらも続けた。
「とはいってもこの世界が例外なだけで、他の平行世界では魔王というのは今まで人間の方々が持っていたようなイメージ通り、本当に人類に仇なす存在であることがほとんどです。ですから、シナリオというのは先程もいったようにあくまで目安であり、こういう敵がいるよ、こういう風にして倒してねという神が作るマニュアルのようなものに過ぎないのです」
玉座の間には静謐な空気が漂う。だが全員ソフィアの話を黙って聞いているのかと思えばそうでもなく、ウォードは普段あまり来ることのない玉座の間を眺めまわしているし、ジンは元気のないティナの様子をちらちらと窺っていた。
「私も、つい最近まではそのように思っていました。もちろん魔王さんがあまり悪い人ではないのかもしれないというのはわかっていましたが、自分の担当している世界ではないのであまり口が出せないのと、そこまで悪いことをしていない魔王を強引に人類の敵にするというのは、残念ながら他の神もたまにやっていることではありますので、私が口を出すのも違うのかと」
魔王は終始口を引き結んだまま動かない。ソフィアを崇拝する彼は、この場の全てを彼女に委ねるつもりのようだ。
「ですが、ある事件をきっかけにゼウスの行動に疑念を感じた私は、独自に知り合いに協力を得て調査をすることにしました。そして、驚きの事実が判明しました」
未だ収まらぬ混乱の中、何人かが息を呑む様子が見て取れた。
「ゼウスは、先ほども申し上げた人知、いえ神知すらも超えた『アカシックレコード』という装置の力を使って、己の野望を叶えようとしていたのです」
「アカシックレコード?」
精霊の自分でも聞き慣れない単語に、ジンが眉根を寄せながら繰り返す。
「はい。シナリオを遂行すると、報酬としてそれを書いた者の願いを何でも叶えることが出来るという太古の神の遺産です」
玉座の間がわずかにざわつく。願いを何でも叶える、それは当然のことながら人間やモンスターにとっても前代未聞の謳い文句だからだ。
「じゃあゼウスが叶えたい願いっていうのは……?」
ジンが恐る恐る尋ねると、女神は瞑目して一つため息をついてから、意を決したように顔をあげてから口を開いた。
「ティナちゃんの……お尻を手に入れることです」
「えっ!?」「なっ!?」
ティナ本人はもちろんのこと、これにはジンも驚く。他の者も声こそ出さないもののかなり動揺している様子だ。そんな中で少し顔を青くしたロザリアが震える声で言葉を紡ぐ。
「どうしてゼウス様がティナちゃんのお尻を……?」
「そうです、ゼウス様ならティナのお尻がジンのものだってことくらいご存じではないのですか!?」
思わずといった感じで立ち上がりながらラッドが叫ぶ。
「べっ、別にジンの君のものじゃないから!」
「…………!」
ティナが顔を真っ赤にしながら否定すると、ジンは「たしかにそれはそうなんだけど……」という複雑な心境に、何かを言おうとして口を開いては閉じている。
それらの言葉を真剣な表情で受け止めるソフィア。
「仰る通り、ゼウスはティナちゃんのお尻がジン君のものだということは知っているはずです。そして出来ることならば私も手に入れたいと考えているのですが、今はその問題は置いておきましょう」
「一生問題にしないでください!」
初めてティナに怒鳴りつけられ、たまにはこういうのも悪くないですね……と思いつつ、ソフィアはせき払いをしてから話を再開した。
「とにかくですね、この話で重要なのはゼウスが私利私欲のためにティナちゃんと魔王さんを戦わせたということです。そして私が来るのが間に合わなければ、魔王さんはティナちゃんに倒されてしまうところでした。これは断じて許されることではないと、私は考えています」
そこで何かを思い出しようにはっとすると、ソフィアは勇者パーティー側に座っているキースの方を向いた。
「そういえば、お礼がまだでしたね。まだ名前をお聞きしていませんが……」
「お兄ちゃんです」
「どなたの……」
「ジンのお兄ちゃんです」
ソフィアが目を見開く一方、ティナが勢いよくキースの方を振り向いた。
「えっ、ジン君のお兄ちゃん?」
「そうだ勇者よ。私がジン君のお兄ちゃんだ、よろしく頼む」
「よっ、よろしくお願いします……」
キースはわざわざ立ち上がってティナの方まで歩き、握手を交わした。過去にはジンを取られたことで暗殺までしようとしていたが、ここに来て仲良くしておいた方がいいという判断を下したようだ。
ティナは突然のことに戸惑いつつも、握手を交わしながらキースの顔をまじまじと見つめている。
握手以外の意味はないと知りつつも、二人の肌が触れ合っていることに不満を感じた様子を見せながら、ジンがソフィアに問いかけた。
「キースが何をしたんですか?」
ソフィアは少し困ったような表情をしてから聞き返す。
「そのお話をするには精霊の存在についてもここで明かさなければなりませんが……あの」
そこでジンはこれまでの経緯から、キースが天界でソフィアを助けたのであろうと察した。天界に人間がいるはずはないから、精霊について説明をしなければならないということなのだろう。
同時に気付いてしまった。いずれにせよ、そろそろ自分の正体をティナたちに話しておかなければならないということに。
これまで下界の者たちの前には公式に姿を現すことのなかったソフィアやキースが今、こうして堂々としているということ。それは、もう天界と下界の間での隔たりがあまり意味をなさなくなって来ているということではないのか。
ジンは、少し曖昧な言い方でソフィアに問いかける。
「もうばれてもゼウスが何かすることはない……ってことですか?」
「まずゼウスが下界に降りて来ることはしばらくないでしょう。そして、いくら神聖魔法といえども天界にいながら下界にいる者に行使することは出来ません」
「…………」
ソフィアの返事を聞いてジンは俯いて顎に手を当て、しばらく考え込む素振りを見せた。一同は何事かとそれを見守っている。
「すいません、それじゃあさっきの話は後回してにして、話の続きをしてもらえますか」
「わかりました」
ソフィアはジンに向かってうなずくと、話を続けた。
「では話を戻します。それで、ゼウスがそのように私利私欲の為にこの世界を動かそうとしたことを受けて、この場にいる皆さんがどうしたいのか。今から選択肢を私から提示させていただいた上で、聞かせていただきたいのです」
現在のソフィアは女神姿である。その場にいた者はそれぞれに疑問を抱えてはいたが、神の威光にひとまずは口を噤んで大人しくテーブルの椅子に座る。
席順はざっくりと言えばソフィアを中心として右側に勇者パーティーとキース、左側に魔王軍だ。
腰掛けながら、ジンがティナに声をかける。
「よう」
「あ、ジン君……」
軽く手をあげてそれに答えるティナだが、どこか元気がない。魔王と戦った時にどういうことがあったのか詳しく聞きたいところではあるものの、この厳格な雰囲気を無視して質問出来るほど、ジンも空気が読めないわけではなかった。
かと思えば、ウォードの軽妙な声が響き渡る。
「あ、でも揃ったっつってもファリスとかヌチャとかいないっすよ」
「おい、ソフィア様が揃ったと言ったら揃ったんだよ。それにあいつらが居たらうるさくて話がこじれそうだからいい」
「何怒ってんすか。ていうか魔王様がそこまでソフィアのファンだったの知りませんでしたよ」
しかめっつらの魔王から文句を言われるも、特に気にする様子もないウォードはそう言って肩をすくながら一つため息をついた。どうやらそれ以上何かを聞く気もないらしい。
場が静かになったのを見計らってからソフィアが微笑と共に口を開く。
「では説明します。まず、この世界はこれまで最高神ゼウスの書いたシナリオ通りに時間が進んでいました」
「シナリオ……?」
一部の者を除く皆の意見を代表するように、ティナがつぶやく。それに真剣な面持ちでうなずいてからソフィアが答えた。
「はい。他の世界であれば神が、必要以上に世界が争乱に荒れることを避ける為に用意する物語のようなものです。魔王さんみたいに、何か共通の敵を掲げることで人類を結束させる意味合いを持つことが多いですね」
「じゃあ私たちも、魔王を敵にした物語をゼウス様の手によって演じていた、ってことになるんですか?」
「そうです」
ソフィアがうなずくのを見てか、徐々にティナの語気が強まっていく。
「でもでも、魔王は実際にモンスターを操って人類に危害を加えていたんじゃ。疫病だって」
「それらは、とある人知を超えた力によって魔王とはそういった存在だと、人々が思い込まされているに過ぎません」
「……っ!」
ティナは俯き、黙り込んでしまう。自分の目でもそれを確認していないのだから魔王が実際にそういったことをしていない部分に関しては、薄々は感づいていたのだろう。膝に置いた彼女の握り拳に力が込められる。
ソフィアは、ティナの様子を少し気にする素振りを見せながらも続けた。
「とはいってもこの世界が例外なだけで、他の平行世界では魔王というのは今まで人間の方々が持っていたようなイメージ通り、本当に人類に仇なす存在であることがほとんどです。ですから、シナリオというのは先程もいったようにあくまで目安であり、こういう敵がいるよ、こういう風にして倒してねという神が作るマニュアルのようなものに過ぎないのです」
玉座の間には静謐な空気が漂う。だが全員ソフィアの話を黙って聞いているのかと思えばそうでもなく、ウォードは普段あまり来ることのない玉座の間を眺めまわしているし、ジンは元気のないティナの様子をちらちらと窺っていた。
「私も、つい最近まではそのように思っていました。もちろん魔王さんがあまり悪い人ではないのかもしれないというのはわかっていましたが、自分の担当している世界ではないのであまり口が出せないのと、そこまで悪いことをしていない魔王を強引に人類の敵にするというのは、残念ながら他の神もたまにやっていることではありますので、私が口を出すのも違うのかと」
魔王は終始口を引き結んだまま動かない。ソフィアを崇拝する彼は、この場の全てを彼女に委ねるつもりのようだ。
「ですが、ある事件をきっかけにゼウスの行動に疑念を感じた私は、独自に知り合いに協力を得て調査をすることにしました。そして、驚きの事実が判明しました」
未だ収まらぬ混乱の中、何人かが息を呑む様子が見て取れた。
「ゼウスは、先ほども申し上げた人知、いえ神知すらも超えた『アカシックレコード』という装置の力を使って、己の野望を叶えようとしていたのです」
「アカシックレコード?」
精霊の自分でも聞き慣れない単語に、ジンが眉根を寄せながら繰り返す。
「はい。シナリオを遂行すると、報酬としてそれを書いた者の願いを何でも叶えることが出来るという太古の神の遺産です」
玉座の間がわずかにざわつく。願いを何でも叶える、それは当然のことながら人間やモンスターにとっても前代未聞の謳い文句だからだ。
「じゃあゼウスが叶えたい願いっていうのは……?」
ジンが恐る恐る尋ねると、女神は瞑目して一つため息をついてから、意を決したように顔をあげてから口を開いた。
「ティナちゃんの……お尻を手に入れることです」
「えっ!?」「なっ!?」
ティナ本人はもちろんのこと、これにはジンも驚く。他の者も声こそ出さないもののかなり動揺している様子だ。そんな中で少し顔を青くしたロザリアが震える声で言葉を紡ぐ。
「どうしてゼウス様がティナちゃんのお尻を……?」
「そうです、ゼウス様ならティナのお尻がジンのものだってことくらいご存じではないのですか!?」
思わずといった感じで立ち上がりながらラッドが叫ぶ。
「べっ、別にジンの君のものじゃないから!」
「…………!」
ティナが顔を真っ赤にしながら否定すると、ジンは「たしかにそれはそうなんだけど……」という複雑な心境に、何かを言おうとして口を開いては閉じている。
それらの言葉を真剣な表情で受け止めるソフィア。
「仰る通り、ゼウスはティナちゃんのお尻がジン君のものだということは知っているはずです。そして出来ることならば私も手に入れたいと考えているのですが、今はその問題は置いておきましょう」
「一生問題にしないでください!」
初めてティナに怒鳴りつけられ、たまにはこういうのも悪くないですね……と思いつつ、ソフィアはせき払いをしてから話を再開した。
「とにかくですね、この話で重要なのはゼウスが私利私欲のためにティナちゃんと魔王さんを戦わせたということです。そして私が来るのが間に合わなければ、魔王さんはティナちゃんに倒されてしまうところでした。これは断じて許されることではないと、私は考えています」
そこで何かを思い出しようにはっとすると、ソフィアは勇者パーティー側に座っているキースの方を向いた。
「そういえば、お礼がまだでしたね。まだ名前をお聞きしていませんが……」
「お兄ちゃんです」
「どなたの……」
「ジンのお兄ちゃんです」
ソフィアが目を見開く一方、ティナが勢いよくキースの方を振り向いた。
「えっ、ジン君のお兄ちゃん?」
「そうだ勇者よ。私がジン君のお兄ちゃんだ、よろしく頼む」
「よっ、よろしくお願いします……」
キースはわざわざ立ち上がってティナの方まで歩き、握手を交わした。過去にはジンを取られたことで暗殺までしようとしていたが、ここに来て仲良くしておいた方がいいという判断を下したようだ。
ティナは突然のことに戸惑いつつも、握手を交わしながらキースの顔をまじまじと見つめている。
握手以外の意味はないと知りつつも、二人の肌が触れ合っていることに不満を感じた様子を見せながら、ジンがソフィアに問いかけた。
「キースが何をしたんですか?」
ソフィアは少し困ったような表情をしてから聞き返す。
「そのお話をするには精霊の存在についてもここで明かさなければなりませんが……あの」
そこでジンはこれまでの経緯から、キースが天界でソフィアを助けたのであろうと察した。天界に人間がいるはずはないから、精霊について説明をしなければならないということなのだろう。
同時に気付いてしまった。いずれにせよ、そろそろ自分の正体をティナたちに話しておかなければならないということに。
これまで下界の者たちの前には公式に姿を現すことのなかったソフィアやキースが今、こうして堂々としているということ。それは、もう天界と下界の間での隔たりがあまり意味をなさなくなって来ているということではないのか。
ジンは、少し曖昧な言い方でソフィアに問いかける。
「もうばれてもゼウスが何かすることはない……ってことですか?」
「まずゼウスが下界に降りて来ることはしばらくないでしょう。そして、いくら神聖魔法といえども天界にいながら下界にいる者に行使することは出来ません」
「…………」
ソフィアの返事を聞いてジンは俯いて顎に手を当て、しばらく考え込む素振りを見せた。一同は何事かとそれを見守っている。
「すいません、それじゃあさっきの話は後回してにして、話の続きをしてもらえますか」
「わかりました」
ソフィアはジンに向かってうなずくと、話を続けた。
「では話を戻します。それで、ゼウスがそのように私利私欲の為にこの世界を動かそうとしたことを受けて、この場にいる皆さんがどうしたいのか。今から選択肢を私から提示させていただいた上で、聞かせていただきたいのです」
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