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英雄たちの選択 前編 結集、そして決断
ティナが戦う理由
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作戦会議が終わると、全員が適当に空いた部屋で休もうと移動を開始する。ティナも例に漏れず他の面々に紛れて玉座の間を後にしようとしていたのだが。
「ティナ」
振り返ってみると、声をかけて来たのはジンだ。しかしいつもの彼とは明らかに雰囲気が違う。
真っすぐに自分を見据える瞳に射抜かれて、ティナはこぼすように返事をした。
「なに?」
「疲れてるとこ悪い。ちょっと話があるんだけど」
ジン君の方こそ疲れてるんじゃ……という言葉は飲み込んだ。
どんな話だろうか。もしかしてシックスでしてくれた時みたいに改めて告白のようなことを、とも思ったが、そういう雰囲気には見えない。
あの日自分を呼び出してくれた際の照れとか緊張といったものが一切感じられないし、そもそもタイミング的にもそれは考えづらかった。とにかく呼び出しには応じた方がいいだろう。
「わかった。ここじゃない方がいい?」
「そうだな。屋上にでも行くか」
こうして好奇と驚愕の入り混じる周囲の視線を集めつつ、ジンとティナは屋上へと移動していった。
外の世界は夜明けを迎えようとしているところだった。サイゴノ島を囲むようにそびえる山々の稜線が帯びた光は、今にも空へと溢れ出しそうだ。
薄くなった宵闇を見上げながら、少し残念そうな表情のジンが言う。
「ちょっと遅かったか。さっきはすげーいい感じに星が見れたんだけどな」
「星?」
「ああ、ティナに見てもらおうと思ってさ」
そこでようやくいつものジンのような少し照れくさそうな表情を見ることが出来て、ティナはわずかに頬を緩める。
屋上に来るまで会話も少なく、どういう話をされるのだろうと心配していただけに「星」という少し子供っぽい単語が出て来たことで安堵すら覚えた。
「ま、とりあえず座ろうぜ」
「うん」
ジンに促されるまま、その隣に腰かける。フェニックスも同様にティナの横に座って置物のようになった。
どうして呼び出されたのかはまだわからないけれど、二人の間を漂う空気がとても心地良い。このまま何もせず、ただこの景色を眺めているだけというのも悪くないかな、とティナは思った。
「あのさ」
「うん」
少しの間が空いてから、ジンが突然そう切り出した。
声につられてそちらを見れば、彼は何かを言いにくそうに一度開いた口を引き結んで俯いていたものの、やがて意を決したように顔をあげて言葉を続ける。
「魔王との戦いのとき、何か辛いことでもあったのか? それか戦いが終わった後に嫌なことでも言われた、とか」
「えっ」
思いもよらない質問に、間抜けな声を漏らすティナ。
たしかに魔王との戦いは過酷なものだったと言って差し支えない。とはいえ、受けた傷は全員が玉座の間に集うまでには完治していたし、ジンを心配させてしまうような要因はどこにもなかったはずだ。
どうしたものかわからず、ティナは率直に聞いてみることにした。
「どうして?」
「戦いが終わって皆で玉座の間に集まった時に、ティナが落ち込んでたみたいだから、その……何かあったなのかなってさ。会議が進んでからは元気が戻ったみたいだったから、気にし過ぎかとも思ったんだけど」
その時、ティナは戦いの最中のとある場面を思い出した。「勇者よ。何故お前は戦う?」魔王にそう問われて答えることの出来なかったあの場面だ。
戦う理由として自分が思い浮かべたものはどれもしっくり来なかったのに対して魔王は「欲しいものがあったから」と、確固たる意志をその瞳に宿して即答したことに、ティナは衝撃を覚えた。
同時にうまく理由を答えられない自分に失望し、恥だとも感じた。直後に「自分たちの世界の為」という大きな使命を与えられて覇気を取り戻したものの、それまでは確かに落ち込んでいたのだと、ティナはようやく思い出す。
途端にその心中は複雑なものへと変化する。ジンがそんな自分の様子に気付いて心配してくれたことが嬉しい反面、弱く愚かな自分に失望する気持ちが再び蘇ってしまったからだ。
「……ティナ?」
不意に聞こえてきたそんな声で、ティナは我に返る。横に顔を向ければ、そこには心配そうにこちらを見つめるジンの姿があった。返事がないことを不審に思い、呼びかけてくれたのだろう。
「あっ、ごめんね。その」
一瞬迷ったもののジンに黙っているのも違う気がして、ティナは素直に悩みを打ち明けてみることにした。
まるで罪を告白するかのように語り出す。
「私ね、戦う理由がわからなくなっちゃったの」
「戦う理由?」
「うん。魔王に、魔王さんにどうして戦ってるのかって聞かれて、結局ちゃんとした答えを出せなかった。逆に私が同じことを聞いたら魔王さんは『欲しいものがあったからだ』って即答したのに」
「…………」
一概にそれがいいことかどうかはわからないと、ジンはそう思ったが、ひとまずティナの話を最後まで聞くことにしたようだ。
「世界の人々を救う為に戦うとか、選ばれし勇者としてみんなの期待に応えるとか……そういう気持ちも本当にあったよ? でもね、どれもしっくり来なかったの。それで、もしかしたら私はただ単に勇者になれたのが嬉しかっただけだったんじゃないかとか、皆にちやほやされて舞い上がってただけなんじゃないか、とかそう考えちゃって。そしたら自分がすごく愚かでちっちゃな存在に思えて来たの」
「…………」
こんな卑屈で馬鹿な自分をさらけ出してしまって、ジンに嫌われるのではないかと心の片隅で思いつつも、溢れ出る想いを止めることが出来ない。
「今回も本当にみんなと世界の為に戦いたいって思ってる。でも、でもね……正直に言えば、ちょっとだけ逃げ出したいの。戦うのが嫌になったわけじゃないけど、少しだけ誰も私を知らないところに旅をして、そこでゆっくりしながら色んなことを考えたりして。本当の自分みたいなものを見つけてから戻って来て、それから戦いたいっていうか……」
あるがままに喋り続けるティナは、もはや自分でも何を言っているのかはわかっていない。だがその分、素直な気持ちがジンに伝わっているのも事実だった。
そこまで喋ったティナがふと振り向くと、黙って話を聞いていたジンと目が合ってしまう。そこでティナは突然我に返った。
みんながこれからとても大きな使命の為に戦おうというのに、自分はなんてことを言っているのだろう。
ジンは呆れてしまっただろうか。それとも怒ってしまっただろうか。せっかく勇者として選ばれて、世界を救う力も持っていると女神様から言われたというのに、その役目を一時的にも投げ出そうとするなんて。
再び正面を向いて俯いてしまったティナ。しかし、どこか遠くの空を見つめながらジンが放ったのは意外な一言だった。
「悪くないかもな」
「えっ?」
ティナが驚いて振り向くと、ジンは照れたように頬を人差し指でかき始める。
「あっ、いや、その……今ティナが言ったみたいにさ、誰も俺たちを知らないところにあてもなく旅してさ、ぶらぶらすんのも悪くないかなって」
「…………」
意外な返答にティナは言葉を失っている。その沈黙をどう捉えたのか、ジンは顔を赤くしながら慌てて自分の言葉を訂正した。
「あっ! そうか、ティナは一人で旅したいのか! 勝手に俺も一緒に行くみたいな感じにしちゃって、何言ってんだろうな、はは」
「怒ったりしないの?」
「はっ?」
今度はジンが間抜けな声をあげる番だった。まさかティナからそんなことを言われるとは思っていなかったという表情だ。
「だって私、勇者としての使命を投げ出すようなこと言ったのに。アカシックレコードは私じゃないと壊せないかもしれないってソフィア様も仰ってたじゃない」
「それもそうだけどよ。ティナが嫌なら別に断ってもいいんじゃねえの」
「嫌だなんて、別にそんな」
「上手く言えねえけど、ティナに元気でいて欲しい。正直さ、俺は世界なんてどうでもいいんだよ。ただ、その……あの……」
そこで俯いたまま頬を赤く染めていたジンであったが、一度気持ちを伝えていたために、ここでも何とかその言葉を口にすることが出来た。
「ティナと、一緒にいたいだけだからさ」
ティナはもう一度言葉を失った。しかしそれは、決して呆れや失望といった感情から来るものではない。この世界のどこにも存在しないと思っていた味方が実は目の前にいたことを、突然思い出したという感動から来るものであった。
目の前の風景が鮮やかさを増したような、山の向こうから昇り来る朝日が自分の未来をも照らしているような、そんな気持ちになったティナは突然ジンの手を両手でそっと握り込む。
「えっ!? ティ、ティナ!?」
今にも爆発しそうなほど顔を赤くするジンに、ティナは今にも泣きだしそうな笑顔という不可思議な表情で告げた。
「ジン君、私ね。たった今見つけたの」
「なっ、ななな、何をだよ!?」
「私の戦う理由!」
「お、おう」
「私はジン君と生きる未来の為に戦う! アカシックレコードを壊して、あるがままになった世界で。のんびりと二人で、幸せに過ごす為に戦うの!」
背後ではフェニックスが巨大化して雄叫びをあげながらばっさばっさと羽ばたいているが、二人ともまるでそれに気付く様子がない。
「ジン君、大好き!」
感極まったティナがジンを押し倒すような形で抱きついた瞬間、朝の冷えた空気を切り裂く不死鳥の咆哮が世界の片隅にまで響き渡った。
「ティナ」
振り返ってみると、声をかけて来たのはジンだ。しかしいつもの彼とは明らかに雰囲気が違う。
真っすぐに自分を見据える瞳に射抜かれて、ティナはこぼすように返事をした。
「なに?」
「疲れてるとこ悪い。ちょっと話があるんだけど」
ジン君の方こそ疲れてるんじゃ……という言葉は飲み込んだ。
どんな話だろうか。もしかしてシックスでしてくれた時みたいに改めて告白のようなことを、とも思ったが、そういう雰囲気には見えない。
あの日自分を呼び出してくれた際の照れとか緊張といったものが一切感じられないし、そもそもタイミング的にもそれは考えづらかった。とにかく呼び出しには応じた方がいいだろう。
「わかった。ここじゃない方がいい?」
「そうだな。屋上にでも行くか」
こうして好奇と驚愕の入り混じる周囲の視線を集めつつ、ジンとティナは屋上へと移動していった。
外の世界は夜明けを迎えようとしているところだった。サイゴノ島を囲むようにそびえる山々の稜線が帯びた光は、今にも空へと溢れ出しそうだ。
薄くなった宵闇を見上げながら、少し残念そうな表情のジンが言う。
「ちょっと遅かったか。さっきはすげーいい感じに星が見れたんだけどな」
「星?」
「ああ、ティナに見てもらおうと思ってさ」
そこでようやくいつものジンのような少し照れくさそうな表情を見ることが出来て、ティナはわずかに頬を緩める。
屋上に来るまで会話も少なく、どういう話をされるのだろうと心配していただけに「星」という少し子供っぽい単語が出て来たことで安堵すら覚えた。
「ま、とりあえず座ろうぜ」
「うん」
ジンに促されるまま、その隣に腰かける。フェニックスも同様にティナの横に座って置物のようになった。
どうして呼び出されたのかはまだわからないけれど、二人の間を漂う空気がとても心地良い。このまま何もせず、ただこの景色を眺めているだけというのも悪くないかな、とティナは思った。
「あのさ」
「うん」
少しの間が空いてから、ジンが突然そう切り出した。
声につられてそちらを見れば、彼は何かを言いにくそうに一度開いた口を引き結んで俯いていたものの、やがて意を決したように顔をあげて言葉を続ける。
「魔王との戦いのとき、何か辛いことでもあったのか? それか戦いが終わった後に嫌なことでも言われた、とか」
「えっ」
思いもよらない質問に、間抜けな声を漏らすティナ。
たしかに魔王との戦いは過酷なものだったと言って差し支えない。とはいえ、受けた傷は全員が玉座の間に集うまでには完治していたし、ジンを心配させてしまうような要因はどこにもなかったはずだ。
どうしたものかわからず、ティナは率直に聞いてみることにした。
「どうして?」
「戦いが終わって皆で玉座の間に集まった時に、ティナが落ち込んでたみたいだから、その……何かあったなのかなってさ。会議が進んでからは元気が戻ったみたいだったから、気にし過ぎかとも思ったんだけど」
その時、ティナは戦いの最中のとある場面を思い出した。「勇者よ。何故お前は戦う?」魔王にそう問われて答えることの出来なかったあの場面だ。
戦う理由として自分が思い浮かべたものはどれもしっくり来なかったのに対して魔王は「欲しいものがあったから」と、確固たる意志をその瞳に宿して即答したことに、ティナは衝撃を覚えた。
同時にうまく理由を答えられない自分に失望し、恥だとも感じた。直後に「自分たちの世界の為」という大きな使命を与えられて覇気を取り戻したものの、それまでは確かに落ち込んでいたのだと、ティナはようやく思い出す。
途端にその心中は複雑なものへと変化する。ジンがそんな自分の様子に気付いて心配してくれたことが嬉しい反面、弱く愚かな自分に失望する気持ちが再び蘇ってしまったからだ。
「……ティナ?」
不意に聞こえてきたそんな声で、ティナは我に返る。横に顔を向ければ、そこには心配そうにこちらを見つめるジンの姿があった。返事がないことを不審に思い、呼びかけてくれたのだろう。
「あっ、ごめんね。その」
一瞬迷ったもののジンに黙っているのも違う気がして、ティナは素直に悩みを打ち明けてみることにした。
まるで罪を告白するかのように語り出す。
「私ね、戦う理由がわからなくなっちゃったの」
「戦う理由?」
「うん。魔王に、魔王さんにどうして戦ってるのかって聞かれて、結局ちゃんとした答えを出せなかった。逆に私が同じことを聞いたら魔王さんは『欲しいものがあったからだ』って即答したのに」
「…………」
一概にそれがいいことかどうかはわからないと、ジンはそう思ったが、ひとまずティナの話を最後まで聞くことにしたようだ。
「世界の人々を救う為に戦うとか、選ばれし勇者としてみんなの期待に応えるとか……そういう気持ちも本当にあったよ? でもね、どれもしっくり来なかったの。それで、もしかしたら私はただ単に勇者になれたのが嬉しかっただけだったんじゃないかとか、皆にちやほやされて舞い上がってただけなんじゃないか、とかそう考えちゃって。そしたら自分がすごく愚かでちっちゃな存在に思えて来たの」
「…………」
こんな卑屈で馬鹿な自分をさらけ出してしまって、ジンに嫌われるのではないかと心の片隅で思いつつも、溢れ出る想いを止めることが出来ない。
「今回も本当にみんなと世界の為に戦いたいって思ってる。でも、でもね……正直に言えば、ちょっとだけ逃げ出したいの。戦うのが嫌になったわけじゃないけど、少しだけ誰も私を知らないところに旅をして、そこでゆっくりしながら色んなことを考えたりして。本当の自分みたいなものを見つけてから戻って来て、それから戦いたいっていうか……」
あるがままに喋り続けるティナは、もはや自分でも何を言っているのかはわかっていない。だがその分、素直な気持ちがジンに伝わっているのも事実だった。
そこまで喋ったティナがふと振り向くと、黙って話を聞いていたジンと目が合ってしまう。そこでティナは突然我に返った。
みんながこれからとても大きな使命の為に戦おうというのに、自分はなんてことを言っているのだろう。
ジンは呆れてしまっただろうか。それとも怒ってしまっただろうか。せっかく勇者として選ばれて、世界を救う力も持っていると女神様から言われたというのに、その役目を一時的にも投げ出そうとするなんて。
再び正面を向いて俯いてしまったティナ。しかし、どこか遠くの空を見つめながらジンが放ったのは意外な一言だった。
「悪くないかもな」
「えっ?」
ティナが驚いて振り向くと、ジンは照れたように頬を人差し指でかき始める。
「あっ、いや、その……今ティナが言ったみたいにさ、誰も俺たちを知らないところにあてもなく旅してさ、ぶらぶらすんのも悪くないかなって」
「…………」
意外な返答にティナは言葉を失っている。その沈黙をどう捉えたのか、ジンは顔を赤くしながら慌てて自分の言葉を訂正した。
「あっ! そうか、ティナは一人で旅したいのか! 勝手に俺も一緒に行くみたいな感じにしちゃって、何言ってんだろうな、はは」
「怒ったりしないの?」
「はっ?」
今度はジンが間抜けな声をあげる番だった。まさかティナからそんなことを言われるとは思っていなかったという表情だ。
「だって私、勇者としての使命を投げ出すようなこと言ったのに。アカシックレコードは私じゃないと壊せないかもしれないってソフィア様も仰ってたじゃない」
「それもそうだけどよ。ティナが嫌なら別に断ってもいいんじゃねえの」
「嫌だなんて、別にそんな」
「上手く言えねえけど、ティナに元気でいて欲しい。正直さ、俺は世界なんてどうでもいいんだよ。ただ、その……あの……」
そこで俯いたまま頬を赤く染めていたジンであったが、一度気持ちを伝えていたために、ここでも何とかその言葉を口にすることが出来た。
「ティナと、一緒にいたいだけだからさ」
ティナはもう一度言葉を失った。しかしそれは、決して呆れや失望といった感情から来るものではない。この世界のどこにも存在しないと思っていた味方が実は目の前にいたことを、突然思い出したという感動から来るものであった。
目の前の風景が鮮やかさを増したような、山の向こうから昇り来る朝日が自分の未来をも照らしているような、そんな気持ちになったティナは突然ジンの手を両手でそっと握り込む。
「えっ!? ティ、ティナ!?」
今にも爆発しそうなほど顔を赤くするジンに、ティナは今にも泣きだしそうな笑顔という不可思議な表情で告げた。
「ジン君、私ね。たった今見つけたの」
「なっ、ななな、何をだよ!?」
「私の戦う理由!」
「お、おう」
「私はジン君と生きる未来の為に戦う! アカシックレコードを壊して、あるがままになった世界で。のんびりと二人で、幸せに過ごす為に戦うの!」
背後ではフェニックスが巨大化して雄叫びをあげながらばっさばっさと羽ばたいているが、二人ともまるでそれに気付く様子がない。
「ジン君、大好き!」
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