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英雄たちの選択 前編 結集、そして決断
セイラのノエルの未来(これから)
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そしてこちらはフェニックスの背中の後方側。
セイラとノエルが向かい合って座り、いかにもこれから大事な話をするといったような緊張した面持ちで見つめ合っている。そんな張り詰めた空気の中で、ノエルがゆっくりと口を開いた。
「大事な話があるんだ」
「うん」
「その、俺たちの、これからのことなんだけどよ」
「うん……」
セイラはいつになくしおらしい表情でちょこんと座って、静かにノエルの次の言葉を待っている。だがどうしたことか、一向にそれが出て来ない。
「…………」
「…………」
「……あの、キース隊長」
「何だい、ノエル君。私のことなら気にしなくてもいいぞ」
「いやめちゃくちゃ気になるんですが」
二人の間にはキースが、競技の審判をするかのような位置取りで座っていた。場所も少しばかり近く、大事な話をするという時にいてほしくない距離感であるということは間違いない。そしてその背後にはエアもいる。
セイラが頬を朱に染めながら抗議の声をあげた。
「二人共少しだけ離れてもらえませんか? どっ、どんな話かはわからないんですけど、ノエルが珍しく真面目な感じなんで」
「告白するのだろう? もし良ければ俺にも立ち会わせてはもらえないだろうか」
エアが至極真面目な顔でそんな提案をする。あまりの恥ずかしさに、セイラは俯いたまま黙り込んでしまった。
「お前デリカシーなさ過ぎだろ。ジン並みじゃねえか」
「本当に申し訳ないとは思っているが、他人が告白する場面というものを見たことがないのでな。どうしても見てみたいのだ」
「私はそのような興味本位からではない。ジンがテイマーズに入ってからずっと仲良くしてくれている二人の行く末をこの目で見届けたいだけだ。そしてそれをジンに報告すればお兄ちゃんとして尊敬されること間違いなしというわけだな」
どうやらそれが一番の目的らしい。したり顔でそう語ってから胸を張るキースを見て、ノエルは頭を抱えた。
ちなみにキースはジンに会うためにそこそこの頻度でテイマーズの訓練所を訪れていたため、セイラとノエルとは顔見知りである。
「とにかく二人とも離れてください。セイラもこんな感じになっちゃってるし」
「むっ、確かにそうだな。しかし恥じらう姿が中々に可愛らしいではないか。まあジンほどではないが」
「ジンってそんなに可愛いですかね? まあわからなくもないですが」
「わからなくもないのかよ。ていうか気持ち悪いから二人ともやめてください」
ノエルは好き放題やっているキースとエアを軽く睨みつけながらそう言うと、観念したように呆れ顔でため息をつく。
「わかりましたよ。でもせめて少しでいいから離れてください。でないと話しません」
「交換条件というわけか……いいだろう」
「何で交換条件を出さないといけないのかはよくわかりませんけどね」
悪いというか、デリカシーに欠けているのは完全にキースとエアの方なので、本来なら交換条件を出すことすらおかしい状況である。だが、キースはジン関連で何かを言い出したら聞かないことと、かといって実力行使に出ようとしてもかなりめんどくさいことを知っているからこその選択だ。
更に言えば、セイラと今後のことを話し合うならタイミング的には今しかないというのも手伝っている。
交換条件を呑んだキースは早々に立ち上がって移動し、セイラとノエルから少しばかり離れた位置に陣取った。しかしどうしたわけか、その場で座ったままなエアが表情を変えずに口を開く。
「俺も離れなければならないのか?」
「当たり前だろうが。さっさと行け」
「いいだろう」
いいだろう、じゃねえよとノエルは思ったが、これ以上もめると放置されたままのセイラに申し訳がないので静かに言葉を呑み込んだ。
相変わらずこちらを凝視してはいるものの、二人が離れたことを確認したノエルは一度深呼吸をしてから話を切り出した。
「セイラ」
「うん」
「これからのことなんだけど……っ!?」
油断していた二人の傍ら、さっきと同じ位置に気付けばキースがいた。恐らく、ではなく十中八九「クイックワープ」で転移して来たのだ。
キースが話を中断した二人に真顔で問い掛ける。
「どうした?」
「いやどうしたじゃないでしょ。離れててくださいって言ったじゃないですか」
「離れてそして戻って来たのだが」
「子供ですか。ていうか貴重な隊長専用スキルをこんな無駄なことに使うのやめてくださいよ」
「無駄なこととはなんだ。ジンの為に使うことこそ正に真骨頂ではないか」
「そもそも、ジンの為に俺らの仲を気にしてくださるのなら、過程はどうでもいいでしょ。結果はお教えしますから話は聞かないでください」
「む、それもそうだな」
ノエルの放つ正論に納得した様子のキースは再度二人から離れる。結構な距離があるので、今度こそ聞くのをやめたのかもしれない。すると次はエアの番だった。
エアは立ち上がり二人の元に歩み寄って座り込んだ。
「では俺が聞くのは問題ないだろう。興味があるのは結果ではなぶっ!」
エアの身体が後方に吹き飛ぶ。気付けばセイラが泣き怒りの表情で「せいけんづき」を放った姿勢のまま突っ立っていた。
「いい加減にして! 何であんたらそんなに邪魔すんのよ!」
「おいおい、落ち着けってセイラ」
「うるさい! 大体あんたが殴ってでも二人を離さないからこんなことになるんでしょ!」
「悪かったって」
理不尽に当たり散らしてしまっていると理解しているセイラだが、一度怒り出してしまうと自分でも収拾がつかない。
とはいえ、そのようにセイラが内心では焦っていることもおおよその察しはついているノエルである。だからこそあえて反論はせず、セイラの気分が収まるまで平謝りに徹することにしたようだ。
「せっかく、せっかく……」
「すまねえ」
遂には立ったまま俯くセイラの目に涙がにじみ始めた。かと思えば次の瞬間にはノエルも立ち上がり、そんなセイラを抱き寄せてしまう。
セイラは目を見開いてそのまま大人しく顔を埋めた。
「愛してる。この戦いが終わったら付き合おう」
「うん」
何だかその約束の仕方、ものすごく二人とも死にそうな気がするんだけど……とセイラは思ったが口にはしなかった。涙を流してうわずってしまった声を必死に発してどうにかその一言だけを返す。
それからセイラの涙が収まるまで二人は抱き合っていたのだが、一方でその様子を眺めながらキースと、いつの間にか復活したエアが談議を交わしていた。
「むむ、あそこで抱きしめてしまうとは……ジンと同じくそんなに恋愛経験はなかったはずだが、男としてはノエル君の方が上か」
「そうはいっても、ジンだってやる時はやりますよ」
「そんなことはわかっている。余計な口は挟まないでもらいたい」
「いえこの際だから言わせていただきますが、キース隊長はジンの本当の魅力というものをわかっていません」
「君、そんなにジンのこと好きだったっけ? 何だか気持ち悪いのだが」
「キース隊長にだけは言われたくないです」
何が今更癪に障ったのか、キースはそこで眉をひそめた。
「ほう。まあ気持ち悪い云々は置いておくとしてだ。私がジンの本当の魅力をわかっていないだと? ならば教えてもらおうではないか。その本当の魅力とやらは一体何だ」
「それはあれのことです」
「あれ」
「わざわざ言わないとわからないですか? あれですよ」
「だからそのあれというのは何だと聞いている」
正直なところ勢いだけで「本当の魅力」とか言ってしまい、その言葉の意味するところなど一切考えていなかったエアである。今更引くに引けなくなって、会話をしながらも必死に思索を巡らせている。
しかし付き合いの短いキースにはそんなエアの心境を読み取ることは出来ない。他人にジンの「本当の魅力」をわかっていないと指摘された悔しさと、何としてもそれを知ってやろうという気持ちで必死だ。
いつも通りの表情の変化に乏しい顔の裏で地味に脂汗をにじませながら、エアはどうにかアイディアを捻り出した。
「それは……鼻毛の長さです」
「鼻毛の長さ、だと?」
思いの外気持ちの悪いエアの一言に戦慄しながらも、興味深さが勝ったキースは真剣に耳を傾けることにした。
「はい。ジンには鼻の穴から出そうで出ない、絶妙な長さの鼻毛があるのです」
「絶妙な長さの鼻毛……それがジンの『本当の魅力』だと言うのか?」
「そうです」
明らかに苦しいとわかっていつつも、もうこれで押し通すしかないエア。キースは顎に手を当ててしばらく考え込んだのちに口を開いた。
「ふんっばかばかしい。鼻毛の長さだと? そんなものが魅力になるわけないだろう。しかし鼻毛か……鼻毛……うーむ」
そこでキースはおもむろに立ち上がって片手をあげる。
「ちょっと確かめてくる」
そう言ってジンの元へと立ち去っていくキースの背中を眺めながら、どうにか誤魔化せたと、エアは一つ安堵の息をつくのであった。
セイラとノエルが向かい合って座り、いかにもこれから大事な話をするといったような緊張した面持ちで見つめ合っている。そんな張り詰めた空気の中で、ノエルがゆっくりと口を開いた。
「大事な話があるんだ」
「うん」
「その、俺たちの、これからのことなんだけどよ」
「うん……」
セイラはいつになくしおらしい表情でちょこんと座って、静かにノエルの次の言葉を待っている。だがどうしたことか、一向にそれが出て来ない。
「…………」
「…………」
「……あの、キース隊長」
「何だい、ノエル君。私のことなら気にしなくてもいいぞ」
「いやめちゃくちゃ気になるんですが」
二人の間にはキースが、競技の審判をするかのような位置取りで座っていた。場所も少しばかり近く、大事な話をするという時にいてほしくない距離感であるということは間違いない。そしてその背後にはエアもいる。
セイラが頬を朱に染めながら抗議の声をあげた。
「二人共少しだけ離れてもらえませんか? どっ、どんな話かはわからないんですけど、ノエルが珍しく真面目な感じなんで」
「告白するのだろう? もし良ければ俺にも立ち会わせてはもらえないだろうか」
エアが至極真面目な顔でそんな提案をする。あまりの恥ずかしさに、セイラは俯いたまま黙り込んでしまった。
「お前デリカシーなさ過ぎだろ。ジン並みじゃねえか」
「本当に申し訳ないとは思っているが、他人が告白する場面というものを見たことがないのでな。どうしても見てみたいのだ」
「私はそのような興味本位からではない。ジンがテイマーズに入ってからずっと仲良くしてくれている二人の行く末をこの目で見届けたいだけだ。そしてそれをジンに報告すればお兄ちゃんとして尊敬されること間違いなしというわけだな」
どうやらそれが一番の目的らしい。したり顔でそう語ってから胸を張るキースを見て、ノエルは頭を抱えた。
ちなみにキースはジンに会うためにそこそこの頻度でテイマーズの訓練所を訪れていたため、セイラとノエルとは顔見知りである。
「とにかく二人とも離れてください。セイラもこんな感じになっちゃってるし」
「むっ、確かにそうだな。しかし恥じらう姿が中々に可愛らしいではないか。まあジンほどではないが」
「ジンってそんなに可愛いですかね? まあわからなくもないですが」
「わからなくもないのかよ。ていうか気持ち悪いから二人ともやめてください」
ノエルは好き放題やっているキースとエアを軽く睨みつけながらそう言うと、観念したように呆れ顔でため息をつく。
「わかりましたよ。でもせめて少しでいいから離れてください。でないと話しません」
「交換条件というわけか……いいだろう」
「何で交換条件を出さないといけないのかはよくわかりませんけどね」
悪いというか、デリカシーに欠けているのは完全にキースとエアの方なので、本来なら交換条件を出すことすらおかしい状況である。だが、キースはジン関連で何かを言い出したら聞かないことと、かといって実力行使に出ようとしてもかなりめんどくさいことを知っているからこその選択だ。
更に言えば、セイラと今後のことを話し合うならタイミング的には今しかないというのも手伝っている。
交換条件を呑んだキースは早々に立ち上がって移動し、セイラとノエルから少しばかり離れた位置に陣取った。しかしどうしたわけか、その場で座ったままなエアが表情を変えずに口を開く。
「俺も離れなければならないのか?」
「当たり前だろうが。さっさと行け」
「いいだろう」
いいだろう、じゃねえよとノエルは思ったが、これ以上もめると放置されたままのセイラに申し訳がないので静かに言葉を呑み込んだ。
相変わらずこちらを凝視してはいるものの、二人が離れたことを確認したノエルは一度深呼吸をしてから話を切り出した。
「セイラ」
「うん」
「これからのことなんだけど……っ!?」
油断していた二人の傍ら、さっきと同じ位置に気付けばキースがいた。恐らく、ではなく十中八九「クイックワープ」で転移して来たのだ。
キースが話を中断した二人に真顔で問い掛ける。
「どうした?」
「いやどうしたじゃないでしょ。離れててくださいって言ったじゃないですか」
「離れてそして戻って来たのだが」
「子供ですか。ていうか貴重な隊長専用スキルをこんな無駄なことに使うのやめてくださいよ」
「無駄なこととはなんだ。ジンの為に使うことこそ正に真骨頂ではないか」
「そもそも、ジンの為に俺らの仲を気にしてくださるのなら、過程はどうでもいいでしょ。結果はお教えしますから話は聞かないでください」
「む、それもそうだな」
ノエルの放つ正論に納得した様子のキースは再度二人から離れる。結構な距離があるので、今度こそ聞くのをやめたのかもしれない。すると次はエアの番だった。
エアは立ち上がり二人の元に歩み寄って座り込んだ。
「では俺が聞くのは問題ないだろう。興味があるのは結果ではなぶっ!」
エアの身体が後方に吹き飛ぶ。気付けばセイラが泣き怒りの表情で「せいけんづき」を放った姿勢のまま突っ立っていた。
「いい加減にして! 何であんたらそんなに邪魔すんのよ!」
「おいおい、落ち着けってセイラ」
「うるさい! 大体あんたが殴ってでも二人を離さないからこんなことになるんでしょ!」
「悪かったって」
理不尽に当たり散らしてしまっていると理解しているセイラだが、一度怒り出してしまうと自分でも収拾がつかない。
とはいえ、そのようにセイラが内心では焦っていることもおおよその察しはついているノエルである。だからこそあえて反論はせず、セイラの気分が収まるまで平謝りに徹することにしたようだ。
「せっかく、せっかく……」
「すまねえ」
遂には立ったまま俯くセイラの目に涙がにじみ始めた。かと思えば次の瞬間にはノエルも立ち上がり、そんなセイラを抱き寄せてしまう。
セイラは目を見開いてそのまま大人しく顔を埋めた。
「愛してる。この戦いが終わったら付き合おう」
「うん」
何だかその約束の仕方、ものすごく二人とも死にそうな気がするんだけど……とセイラは思ったが口にはしなかった。涙を流してうわずってしまった声を必死に発してどうにかその一言だけを返す。
それからセイラの涙が収まるまで二人は抱き合っていたのだが、一方でその様子を眺めながらキースと、いつの間にか復活したエアが談議を交わしていた。
「むむ、あそこで抱きしめてしまうとは……ジンと同じくそんなに恋愛経験はなかったはずだが、男としてはノエル君の方が上か」
「そうはいっても、ジンだってやる時はやりますよ」
「そんなことはわかっている。余計な口は挟まないでもらいたい」
「いえこの際だから言わせていただきますが、キース隊長はジンの本当の魅力というものをわかっていません」
「君、そんなにジンのこと好きだったっけ? 何だか気持ち悪いのだが」
「キース隊長にだけは言われたくないです」
何が今更癪に障ったのか、キースはそこで眉をひそめた。
「ほう。まあ気持ち悪い云々は置いておくとしてだ。私がジンの本当の魅力をわかっていないだと? ならば教えてもらおうではないか。その本当の魅力とやらは一体何だ」
「それはあれのことです」
「あれ」
「わざわざ言わないとわからないですか? あれですよ」
「だからそのあれというのは何だと聞いている」
正直なところ勢いだけで「本当の魅力」とか言ってしまい、その言葉の意味するところなど一切考えていなかったエアである。今更引くに引けなくなって、会話をしながらも必死に思索を巡らせている。
しかし付き合いの短いキースにはそんなエアの心境を読み取ることは出来ない。他人にジンの「本当の魅力」をわかっていないと指摘された悔しさと、何としてもそれを知ってやろうという気持ちで必死だ。
いつも通りの表情の変化に乏しい顔の裏で地味に脂汗をにじませながら、エアはどうにかアイディアを捻り出した。
「それは……鼻毛の長さです」
「鼻毛の長さ、だと?」
思いの外気持ちの悪いエアの一言に戦慄しながらも、興味深さが勝ったキースは真剣に耳を傾けることにした。
「はい。ジンには鼻の穴から出そうで出ない、絶妙な長さの鼻毛があるのです」
「絶妙な長さの鼻毛……それがジンの『本当の魅力』だと言うのか?」
「そうです」
明らかに苦しいとわかっていつつも、もうこれで押し通すしかないエア。キースは顎に手を当ててしばらく考え込んだのちに口を開いた。
「ふんっばかばかしい。鼻毛の長さだと? そんなものが魅力になるわけないだろう。しかし鼻毛か……鼻毛……うーむ」
そこでキースはおもむろに立ち上がって片手をあげる。
「ちょっと確かめてくる」
そう言ってジンの元へと立ち去っていくキースの背中を眺めながら、どうにか誤魔化せたと、エアは一つ安堵の息をつくのであった。
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