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英雄たちの選択 後編 そして、世界の行く末は
リッジの過去
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「……という感じでよかったかの?」
「ええ。後はその辺に退避してことの成り行きを見守るとしましょう」
ジンとミカエルが戦闘を開始してすぐ、取り残された神々は先程までとは打って変わってのほほんとした雰囲気の会話を繰り広げていた。
ソフィアとゼウスは翼をはためかせ、ゆっくりと飛行しながら周囲で一番高い建物の屋根を目指していく。滅多に拝むことの出来ない『本気』の姿をした神々に、目撃した通行人たちの視線は釘付けになっていた。
やがて周囲を一望出来る一際高い時計台の上で足を投げ出して座ると、ソフィアは流し目でゼウスを見ながら口を開く。
「わかっていることと思いますが、あなたの罪がなかったことになるわけではありませんよ? まあ、その辺りは『みんなのドンドコ大運動会』が終わり次第、すぐに『幹部会』がやって来て収拾をつけることと思いますが」
「よっこらせっ、と……。そんなことはわかっておるわい」
ソフィアの隣に並んで腰かけながら、ゼウスががそんな風に言った。
ゼウスと「切り札」モードのソフィアの力はほぼ拮抗している。世界でこれ以上ないという威力の魔法が二つも同時に炸裂すれば、意図せずとも街一つを破壊するのはそう難しいことではない。
当然ながらそれは二柱の本意とするところではないし、そもそも互角だとわかっているのに戦おうとすることが無駄だと言える。それらの理由から、ソフィアとゼウスは最初から戦闘をしようなどとは思っていなかった。
ところが雰囲気的に「私たち戦いません」などと言い出せそうになかったので、「これ……どうします?」「わし、このままかっこよくキメたいのじゃが」「そんなの知りませんよ。あなたが原因なのですし、一芝居うってください」などというやり取りを視線のみで交わし、茶番を演じるに至ったのである。
それに加えて二柱の神は互いの軍の戦力として、「向こうの神を押さえつける」という役割を果たしていれば問題はない。ソフィアとゼウスが近くにいることで、どちらも神聖魔法が使えないようになる。それだけで充分だ。
時計台の上からジンとミカエル、ティナとリッジが戦う様子を眺めながらソフィアは少しばかり陰りのある表情を見せた。
「とはいっても、やっぱり心配です。リッジさんには手が出せませんが、せめてミカエルだけでも……」
「やめい。そうなれば本当にお主と戦わなけりゃならんじゃろうが」
「ですよねぇ」
ソフィアは残念そうに一つため息をついてからつぶやく。
「結局、神というものは彼らに何もしてあげられないのですね」
「それが正しい神の姿、とも言えると思うがの」
「その辺りに関してはあなたと意見が合ってしまうのが残念です」
そんな他愛もない会話をしながら、ソフィアとゼウスは勇者や精霊たちをただ見守り続けるのであった。
白銀の双刃と紅蓮の炎がそれぞれに弧を描き、ぶつかり合う。剣戟の音が静まり返った北大通りに響き渡っていた。
精霊最強と言っても過言ではないモンスターテイマーズ隊長、リッジの猛攻の前にティナは防戦一方となっている。リッジは薄っすらと、笑みすら浮かべて斬撃を繰り出しながら相手に声をかけた。
「どうした勇者よ。他の勇者専用スキルは使わないのか?」
「うっ、ぐっ……」
額に冷や汗をにじませながら、苦悶に顔を歪めるティナ。
手数が多過ぎる。それでいて一撃一撃が重く、防ぐのがやっとだ。動きも機敏で仮に「ティナスラッシュ」を撃てたとしても、当たるとは到底思えない。
それでも……諦めるわけにはいかない!
「やっ!」
「ふん」
まるで針に糸を通すような感覚で隙を見つけ出して振るわれたティナの剣も、リッジは鼻を鳴らしながら受けてしまう。
あえて後退し、構えをといたリッジが語りかけた。表情のほとんどない顔に埋め込まれた切れ長の双眸は、値踏みをするかのようにティナを見つめている。
「人間にしては中々やるようだな」
「はぁ、はぁ……」
体力の消耗が激しく、ティナは呼吸をするので精一杯だ。
「だがこのままでは私にやられるのも時間の問題だろう。どうだ、ここは一つ『ふしちょうのつばさ』でも使った方がいいのではないか?」
「…………」
どういうわけか、敵は勇者専用スキルにやたらとこだわっているように見える。単純に見たいだけなのか、それとも。
どこかから懐かしい声が聞こえてくる。
『ティナ、敵の言う通りにするのも癪だが、使っておいた方がいいぞ』
「ぴーちゃん」
いたんだ……とは言わなかった。なぜか戦闘に突入するまで喋らなかったけど、ずっと自分の周りを飛び交ってくれているのはわかっていたから。
罠の可能性も高いとはいえ、発動してしまえば鉄壁の防御性能を誇る「ふしちょうのつばさ」だ。それを打ち破るほどのスキルを相手が所持しているのなら、むしろ今の内に見ておいた方がいいだろう。
ティナはフェニックスと目を合わせてうなずき、声をかけた。
「じゃあぴーちゃん、お願い」
『いいぞ……』
勇者と不死鳥が融合し、勇者の背中からは朱色に燃え盛る翼が顕現する。途端にリッジは目を見張ったかと思うと両腕を天に向かって広げ、口の端を歪めて不気味な笑みを形作った。
「ふはははは! 素晴らしい! 素晴らしいではないか! これがアカシックレコード……太古の神々によって生み出された力か!」
ティナはていおうのつるぎを取り出して構えたまま目を細めた。
「……何がおかしいんですか?」
「ふはははは! ふははははははは! ふはーっはっはっは! ふははげほっげほっ」
「…………」
笑いすぎて咳き込んだリッジは、ようやく顔をあげて問い掛ける。
「アカシックレコードの力というのは素晴らしいと思わないか?」
「たしかにすごいとは思いますけど……でも、そのせいでゼウス様に魔が差して世界が巻き込まれたというなら、素晴らしいとは言えないと思います」
ティナの返答を受けたリッジは無言で駆けだした。
再びリッジによる斬撃の応酬が始まる。先刻よりも慣れて来たのか、ティナは少しずつとはいえ相手の攻撃を捌けるようになっていた。とはいえ全てというわけにはいかず、いくつかは彼女の防御をくぐり抜けてしまう。
すると不死鳥の「再生」という力を融合したティナ自身の身体が、受けた先からダメージを自動的に回復していった。
攻撃の手を止めることなく、リッジはまたも冷酷な笑い声をあげる。
「ふはは! 素晴らしい、素晴らしいぞ! 本当に傷ついたそばから再生していくではないか!」
「…………」
ティナは言葉での応答はしない。ていおうのつるぎで、一言一句を拒否するかのように鈍く光る銀の一閃を次々にはじき返していった。
一連の動きの締めくくりと言わんばかりに、リッジは屈んで二本の剣を身体の内側に引き、最後の一歩を強く踏み込んでスキル名を告げる。
「『雷刃剣』」
下から振り上げられた双剣と、それを受ける為に置くようにして縦に構えられた剣がぶつかり合う。その瞬間、そこから強烈な電撃が発生したかと思えばティナの身体が後方に舞った。
「ふしちょうのつばさ」による「保護」、つまり防御力や魔法防御力を大いに上昇させる力がなければ一撃で沈んでいたかもしれないほどの衝撃に、ティナは戦慄しながら身体を起こして片膝をつく。
そんな彼女の元に、精霊最強と謳われた男が静かに歩み寄りながら口を開いた。
「勇者よ。私はな、おやつが大好きなのだ」
「おやつが?」
突然の不可解な言葉に、ティナは眉をひそめるしかない。
「おやつなら私も好きですけど……」
「貴様程度のおやつ愛と私のそれを一緒にするな」
声音は怜悧かつ平静だが、そこには明確なおやつに対する情熱が垣間見えた。しかし次に、物憂げに目を伏せたリッジは静かに話を切り出す。
「あれは、私が幼少の頃だった……」
「えっ」
どうしていきなり過去の話を、とは思ったがティナは素直に聞き入れておくことにした。たった今受けたダメージを回復する時間と、まほうのせいすいを飲んでMPを回復する時間を稼げると考えたからだ。
それに、目の前の狂人の過去というものにも純粋に興味がある。
「私は弱かった。身体はまるでミニチョコスティックのように小さく細く、精神もゴーストをかたどったクッキーを見ただけで怯えるほどに脆弱だったのだ」
「ミニチョコスティック……」
ティナはミニチョコスティックという未知のお菓子に惹かれた。天界には神々によって持ち込まれた別世界のお菓子などもあるのだが、これはその一種で下界にはないため、存在を知らなかったのである。
ちなみに材料もチョコもフォークロアーには存在するので、作ろうと思えばすぐにでも可能だ。
あとでミニチョコスティックがどんなお菓子なのか聞いてみようと思っている内にもリッジの独白は続いていく。
「そんな私の日々の楽しみは親から昼の三時に与えられるおやつだけだった。そう……おやつは今も、昔も私の中の全てだった」
リッジはそこで一瞬だけ、空の遥か彼方を見上げて目を細める。だが、すぐにそれは怒りや悲しみといった苦悶の表情に打ち消された。
「そんなある日のことだ! 私は近所の子供に、楽しみにしていたおやつを全て力ずくで奪われてしまった!」
「そんな……」
同情してしまったのか、ティナも悲しみに暮れた瞳でつぶやく。
「ええ。後はその辺に退避してことの成り行きを見守るとしましょう」
ジンとミカエルが戦闘を開始してすぐ、取り残された神々は先程までとは打って変わってのほほんとした雰囲気の会話を繰り広げていた。
ソフィアとゼウスは翼をはためかせ、ゆっくりと飛行しながら周囲で一番高い建物の屋根を目指していく。滅多に拝むことの出来ない『本気』の姿をした神々に、目撃した通行人たちの視線は釘付けになっていた。
やがて周囲を一望出来る一際高い時計台の上で足を投げ出して座ると、ソフィアは流し目でゼウスを見ながら口を開く。
「わかっていることと思いますが、あなたの罪がなかったことになるわけではありませんよ? まあ、その辺りは『みんなのドンドコ大運動会』が終わり次第、すぐに『幹部会』がやって来て収拾をつけることと思いますが」
「よっこらせっ、と……。そんなことはわかっておるわい」
ソフィアの隣に並んで腰かけながら、ゼウスががそんな風に言った。
ゼウスと「切り札」モードのソフィアの力はほぼ拮抗している。世界でこれ以上ないという威力の魔法が二つも同時に炸裂すれば、意図せずとも街一つを破壊するのはそう難しいことではない。
当然ながらそれは二柱の本意とするところではないし、そもそも互角だとわかっているのに戦おうとすることが無駄だと言える。それらの理由から、ソフィアとゼウスは最初から戦闘をしようなどとは思っていなかった。
ところが雰囲気的に「私たち戦いません」などと言い出せそうになかったので、「これ……どうします?」「わし、このままかっこよくキメたいのじゃが」「そんなの知りませんよ。あなたが原因なのですし、一芝居うってください」などというやり取りを視線のみで交わし、茶番を演じるに至ったのである。
それに加えて二柱の神は互いの軍の戦力として、「向こうの神を押さえつける」という役割を果たしていれば問題はない。ソフィアとゼウスが近くにいることで、どちらも神聖魔法が使えないようになる。それだけで充分だ。
時計台の上からジンとミカエル、ティナとリッジが戦う様子を眺めながらソフィアは少しばかり陰りのある表情を見せた。
「とはいっても、やっぱり心配です。リッジさんには手が出せませんが、せめてミカエルだけでも……」
「やめい。そうなれば本当にお主と戦わなけりゃならんじゃろうが」
「ですよねぇ」
ソフィアは残念そうに一つため息をついてからつぶやく。
「結局、神というものは彼らに何もしてあげられないのですね」
「それが正しい神の姿、とも言えると思うがの」
「その辺りに関してはあなたと意見が合ってしまうのが残念です」
そんな他愛もない会話をしながら、ソフィアとゼウスは勇者や精霊たちをただ見守り続けるのであった。
白銀の双刃と紅蓮の炎がそれぞれに弧を描き、ぶつかり合う。剣戟の音が静まり返った北大通りに響き渡っていた。
精霊最強と言っても過言ではないモンスターテイマーズ隊長、リッジの猛攻の前にティナは防戦一方となっている。リッジは薄っすらと、笑みすら浮かべて斬撃を繰り出しながら相手に声をかけた。
「どうした勇者よ。他の勇者専用スキルは使わないのか?」
「うっ、ぐっ……」
額に冷や汗をにじませながら、苦悶に顔を歪めるティナ。
手数が多過ぎる。それでいて一撃一撃が重く、防ぐのがやっとだ。動きも機敏で仮に「ティナスラッシュ」を撃てたとしても、当たるとは到底思えない。
それでも……諦めるわけにはいかない!
「やっ!」
「ふん」
まるで針に糸を通すような感覚で隙を見つけ出して振るわれたティナの剣も、リッジは鼻を鳴らしながら受けてしまう。
あえて後退し、構えをといたリッジが語りかけた。表情のほとんどない顔に埋め込まれた切れ長の双眸は、値踏みをするかのようにティナを見つめている。
「人間にしては中々やるようだな」
「はぁ、はぁ……」
体力の消耗が激しく、ティナは呼吸をするので精一杯だ。
「だがこのままでは私にやられるのも時間の問題だろう。どうだ、ここは一つ『ふしちょうのつばさ』でも使った方がいいのではないか?」
「…………」
どういうわけか、敵は勇者専用スキルにやたらとこだわっているように見える。単純に見たいだけなのか、それとも。
どこかから懐かしい声が聞こえてくる。
『ティナ、敵の言う通りにするのも癪だが、使っておいた方がいいぞ』
「ぴーちゃん」
いたんだ……とは言わなかった。なぜか戦闘に突入するまで喋らなかったけど、ずっと自分の周りを飛び交ってくれているのはわかっていたから。
罠の可能性も高いとはいえ、発動してしまえば鉄壁の防御性能を誇る「ふしちょうのつばさ」だ。それを打ち破るほどのスキルを相手が所持しているのなら、むしろ今の内に見ておいた方がいいだろう。
ティナはフェニックスと目を合わせてうなずき、声をかけた。
「じゃあぴーちゃん、お願い」
『いいぞ……』
勇者と不死鳥が融合し、勇者の背中からは朱色に燃え盛る翼が顕現する。途端にリッジは目を見張ったかと思うと両腕を天に向かって広げ、口の端を歪めて不気味な笑みを形作った。
「ふはははは! 素晴らしい! 素晴らしいではないか! これがアカシックレコード……太古の神々によって生み出された力か!」
ティナはていおうのつるぎを取り出して構えたまま目を細めた。
「……何がおかしいんですか?」
「ふはははは! ふははははははは! ふはーっはっはっは! ふははげほっげほっ」
「…………」
笑いすぎて咳き込んだリッジは、ようやく顔をあげて問い掛ける。
「アカシックレコードの力というのは素晴らしいと思わないか?」
「たしかにすごいとは思いますけど……でも、そのせいでゼウス様に魔が差して世界が巻き込まれたというなら、素晴らしいとは言えないと思います」
ティナの返答を受けたリッジは無言で駆けだした。
再びリッジによる斬撃の応酬が始まる。先刻よりも慣れて来たのか、ティナは少しずつとはいえ相手の攻撃を捌けるようになっていた。とはいえ全てというわけにはいかず、いくつかは彼女の防御をくぐり抜けてしまう。
すると不死鳥の「再生」という力を融合したティナ自身の身体が、受けた先からダメージを自動的に回復していった。
攻撃の手を止めることなく、リッジはまたも冷酷な笑い声をあげる。
「ふはは! 素晴らしい、素晴らしいぞ! 本当に傷ついたそばから再生していくではないか!」
「…………」
ティナは言葉での応答はしない。ていおうのつるぎで、一言一句を拒否するかのように鈍く光る銀の一閃を次々にはじき返していった。
一連の動きの締めくくりと言わんばかりに、リッジは屈んで二本の剣を身体の内側に引き、最後の一歩を強く踏み込んでスキル名を告げる。
「『雷刃剣』」
下から振り上げられた双剣と、それを受ける為に置くようにして縦に構えられた剣がぶつかり合う。その瞬間、そこから強烈な電撃が発生したかと思えばティナの身体が後方に舞った。
「ふしちょうのつばさ」による「保護」、つまり防御力や魔法防御力を大いに上昇させる力がなければ一撃で沈んでいたかもしれないほどの衝撃に、ティナは戦慄しながら身体を起こして片膝をつく。
そんな彼女の元に、精霊最強と謳われた男が静かに歩み寄りながら口を開いた。
「勇者よ。私はな、おやつが大好きなのだ」
「おやつが?」
突然の不可解な言葉に、ティナは眉をひそめるしかない。
「おやつなら私も好きですけど……」
「貴様程度のおやつ愛と私のそれを一緒にするな」
声音は怜悧かつ平静だが、そこには明確なおやつに対する情熱が垣間見えた。しかし次に、物憂げに目を伏せたリッジは静かに話を切り出す。
「あれは、私が幼少の頃だった……」
「えっ」
どうしていきなり過去の話を、とは思ったがティナは素直に聞き入れておくことにした。たった今受けたダメージを回復する時間と、まほうのせいすいを飲んでMPを回復する時間を稼げると考えたからだ。
それに、目の前の狂人の過去というものにも純粋に興味がある。
「私は弱かった。身体はまるでミニチョコスティックのように小さく細く、精神もゴーストをかたどったクッキーを見ただけで怯えるほどに脆弱だったのだ」
「ミニチョコスティック……」
ティナはミニチョコスティックという未知のお菓子に惹かれた。天界には神々によって持ち込まれた別世界のお菓子などもあるのだが、これはその一種で下界にはないため、存在を知らなかったのである。
ちなみに材料もチョコもフォークロアーには存在するので、作ろうと思えばすぐにでも可能だ。
あとでミニチョコスティックがどんなお菓子なのか聞いてみようと思っている内にもリッジの独白は続いていく。
「そんな私の日々の楽しみは親から昼の三時に与えられるおやつだけだった。そう……おやつは今も、昔も私の中の全てだった」
リッジはそこで一瞬だけ、空の遥か彼方を見上げて目を細める。だが、すぐにそれは怒りや悲しみといった苦悶の表情に打ち消された。
「そんなある日のことだ! 私は近所の子供に、楽しみにしていたおやつを全て力ずくで奪われてしまった!」
「そんな……」
同情してしまったのか、ティナも悲しみに暮れた瞳でつぶやく。
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