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英雄たちの選択 後編 そして、世界の行く末は
無限の可能性
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ていおうのつるぎを構えて駆け出したティナの元へと、一つの影が急速に距離を縮めていった。美しく無駄のない動作で地を飛び立ったリッジは、鳥のように、あるいは矢のように直線的に標的へと向かう。
先刻までの喜色も、もうその顔にはない。美しい漆黒の瞳は、冷静かつ無機質に相手の行動を見極めようとしている。
互いの距離がゼロになり、攻撃の応酬が始まった。
流れるような動きから放たれる、全てが必殺の連撃。だがティナは徐々に慣れ始めて来たのか、それらを上手く捌けるようになってきている。
捌けるようになってきている、とはいうが、そう容易いことではない。相手は仮にもモンスターテイマーズの隊長だ。あくまでティナの経験と素質があるからこそなせる対応の速さであった。
ティナの見違えるような剣捌きを目の当たりにしたリッジは、攻撃を継続しながらも興味深そうに目を細める。
「ほう、早くも俺の攻撃に追いついて来たか」
「何とかっ」
幾分かは応答出来る余裕もあるらしい。しかしあくまで防御が主体であり、攻勢に出られる程ではないようだ。攻撃を受けつつ、貴重な隙をどうにか見つけては反撃するのがやっとといったところ。
リッジはこの時点でおおよその分析を終える。このままいけば、「ゆうしゃのつるぎ」にさえ気を付ければ負けることはないか……と。
しかし油断をすることはなく。剣筋が雑にならないように、相手に付け入る隙を与えないように。丁寧な動きによって攻撃を紡いだ。
「どうした勇者よ。『ゆうしゃのつるぎ』は使わないのか?」
「…………」
ティナは応えない。応答する余裕はあるのだから、何かその沈黙には意味があるのだろうか。
「私に勝てなくておやつが貰えないのは貴様の方だぞ」
「わかってますっ!」
ティナの反撃が始まる。リッジほどに流麗、とまではいかないまでも無駄も隙も少ないその剣筋は充分に称賛に値した。
だがそれらを正確に見極めて確実に防御と回避をこなしていくリッジは、またも戦闘の最中だというのに口を開く。
「やはり興味深いな、精霊ならば間違いなく隊長クラスの実力と才能だ」
「…………」
「ゼウス様に尻を見出されただけの村娘かと思っていたが、どうやら私が間違っていたようだ。謝罪しよう」
「お尻の話はしないでくださいっ!」
ティナの怒りの剣が空気を切り裂いてリッジへと襲来する。しかし、それは彼の手に収まっている双剣の片割れによって行く手を阻まれてしまった。
その体勢のままふう、と息をついてから終焉を宣言する。
「随分と面白い戦いが出来た。だが勇者よ、私はそろそろおやつの補給をしなければならない。もう終わりにしよう」
「私はまだ大丈夫ですっ!」
そう叫びながら振るわれたティナの攻撃をひらりとかわしたリッジは、身を翻して空いた敵の懐に反撃というには強烈な一撃を叩き込む。
「『雷刃剣』」
どうにか防御をしたものの、ティナは姿勢を崩してよろめいてしまった。リッジはすかさず次の攻撃を繰り出していく。
「『風刃剣』」
「ぐっ!」
次は防御なしにほとんどまともに入ってしまった。ゆうしゃ装備一式がなければティナはこの時点で倒れていたに違いない。だが残りHPが少なく、ティナの命が風前の灯であることに変わりはなかった。
もう敵に防御も回避もする余裕がないと悟ったリッジは、高く飛翔して二本の剣を振り上げて得意のスキル名を宣言する。
「『真・精霊剣技――』」
だが、そこで彼の時は止まってしまった。もちろん実際に止まったわけではないが、リッジの脳裏を豊富な戦闘経験によって形作られる判断が、一瞬の間に凄まじい勢いで駆け巡っていく。
見下ろした視線の先でこちらを成すすべもなく見上げる勇者の目は、一寸たりとも死んでいない。しかもまだ反撃の機会を窺っているなどというよりもむしろ、未だに奥の手を秘めて勝利を信じているような、そんな目だ。
有り得るのは「しん・ゆうしゃのつるぎ」と「ふしちょうのつばさ」の同時使用だろうが、その可能性は低い。すでに「ふしちょうのつばさ」を使用してMPはある程度減っているはずだし、それなら自分を倒せるほどの「しん・ゆうしゃのつるぎ」を捻出するMPは残っていない。
まさか、私がゼウス様とおやつの素晴らしさを語っている内にまほうのせいすいでも飲んだというのだろうか?
だとすれば止めに「地裂剣」を選んでしまったのは悪手か。もし勇者のMPが全て残っていた場合、「ふしちょうのつばさ」を使って私の攻撃を受けてからの「しん・ゆうしゃのつるぎ」による反撃で負ける可能性がある。
恐らく勇者の狙いはそれだろう。他に勇者スキルや奥の手が存在する可能性はほとんどない。それに、何より。
私は、絶対に負けない。
勇者の闘志と決意にあふれた瞳が、そう語りかけてくるからだ。
わざわざ危険を冒す必要はない、か……。
リッジは、一度振り上げた剣を降ろしてしまった。するとどうだろう、彼の瞳には予想通りティナが二つの勇者専用スキルを発動する様子が映る。
その背中からは翼が生えて、手に持った柄からは巨大な朱色の炎柱が立ち蠢いていた。
リッジは口角を上げると共に勝利を確信した。勇者の手は読み切った。これで私が負けることはない、と。
二人の距離がゼロになった瞬間に振り上げられる勇気の刃。それを余裕を持って防御すると、リッジは不敵な笑みを浮かべながら着地をする。
しかし、それらは全て幻だった。
顔を上げたリッジの視界に入ったものは、翼も、炎の剣すらも持っていない一人の戦う少女の姿だった。たった今振るわれたはずの勇気の刃は、幻惑によって装飾されたていおうのつるぎだったのだ。
リッジは久々に動揺するという感覚を味わう。何故ならティナは彼が飛んで剣を振り上げ、今にも攻撃をしようかという時に、ただ何もせずじっとていおうのつるぎを構えて立っているだけだったということだからだ。
「何故……」
一瞬とはいえそうつぶやいて固まる敵をティナは捉えた。
「やぁっ!」
最初から狙い澄ましていたのだろう。ていおうのつるぎは見事にリッジの急所に的中する。
ティナのこうげき。かいしんのいちげき!
「ぐっ……」
「たあっ」
大きなダメージを受けてよろめく敵に、更に追撃を入れていく。
「おやつっ!」
遂にリッジは奇妙な悲鳴をあげてその場に倒れ込んでしまった。
無限の可能性。リッジが敗北した原因を簡潔に言い表すならば、その一言に尽きるだろう。
彼は人間を知らないあまりに脆弱な生き物としてしか捉えることが出来ず、結果としてはティナを侮っていた。だから分析してしまった。「私が負けるとすれば、それは『ゆうしゃのつるぎ』をくらった時しかない」と。
だが、ティナは仮にも魔王を倒す寸前までいった勇者であり、もはや人間としては最強といっても過言ではない存在だ。アカシックレコードの力がなくてもリッジを倒してしまう可能性は十分にあった。
だから勇者専用スキルの影にばかり気がいってしまい、下界としては最上位にあたる武器、ていおうのつるぎによるかいしんのいちげきの可能性を見落としてしまったのである。
結局、リッジは使用されてもいない「しん・ゆうしゃのつるぎ」と「ふしちょうのつばさ」の幻影を見たばかりか、ティナの実像を見た際に動揺し、隙まで作ってしまった。
アカシックレコードの力、ティナが持つ力、そしてティナの心の強さ。ゼウスに言われようとも信じることをしなかった、人間が持つ無限の可能性というものにリッジは敗北したのである。
仰向けに倒れる自身に歩み寄るティナに、呻くような低くかすれた声でリッジが話しかけた。
「何故だ……」
「何がですか?」
ティナは不思議そうに首を傾げる。
「何故、貴様は『しん・ゆうしゃのつるぎ』も、『ふしちょうのつばさ』も使わなかったのだ」
「え。ん~」
ティナは眉根を寄せると顎に手を当てて真剣に考え事を始める。
「負けたくない、絶対に勝ちたい、と思って一生懸命反撃の機会を窺ってたら発動するの忘れちゃってましたね……」
「何だそれは。それだけであんな目が出来るものか」
「あんな目?」
きょとんとした表情で応えるティナ。
「まるで勝利を確信しているような、そんな目だった。それで私は奥の手でもあるのかと思わされてしまったんだぞ」
「ああ」
そういうことかと、ぽんと手のひらを拳で叩くと、ティナはほんのりと頬を赤らめながら幸せそうに語り始めた。
「私、この戦いが終わったらジン君と二人でのんびり過ごすって決めてて……そんな幸せな未来のことを考えてたら、何だか負ける気がしないんです」
「ぐっ……わけが、わからん……」
「あっ」
結局リッジにはティナの気持ちはまるで理解出来なかったらしい。話を聞き終えると急に脱力して意識を失ってしまう。
仕方がないとはいえ、相手が意識を失うほど痛めつけてしまったことに罪悪感を覚えたティナはしばらくの間、申し訳なさそうな表情で横たわるリッジを見つめていた。
そして急に何かに気付いたように目を見開くと、懐からごそごそと何かを取り出して屈み、リッジの側にそれを置いた。
「これ、ソフィア様からいただいた普通とは違うやくそうなんです。おやつじゃないですけど、良かったらお腹の足しにしてくださいね」
そう言ってねむりぐさを残すと、ティナは北大通りを創世の神殿方向へと走り去っていくのであった。
先刻までの喜色も、もうその顔にはない。美しい漆黒の瞳は、冷静かつ無機質に相手の行動を見極めようとしている。
互いの距離がゼロになり、攻撃の応酬が始まった。
流れるような動きから放たれる、全てが必殺の連撃。だがティナは徐々に慣れ始めて来たのか、それらを上手く捌けるようになってきている。
捌けるようになってきている、とはいうが、そう容易いことではない。相手は仮にもモンスターテイマーズの隊長だ。あくまでティナの経験と素質があるからこそなせる対応の速さであった。
ティナの見違えるような剣捌きを目の当たりにしたリッジは、攻撃を継続しながらも興味深そうに目を細める。
「ほう、早くも俺の攻撃に追いついて来たか」
「何とかっ」
幾分かは応答出来る余裕もあるらしい。しかしあくまで防御が主体であり、攻勢に出られる程ではないようだ。攻撃を受けつつ、貴重な隙をどうにか見つけては反撃するのがやっとといったところ。
リッジはこの時点でおおよその分析を終える。このままいけば、「ゆうしゃのつるぎ」にさえ気を付ければ負けることはないか……と。
しかし油断をすることはなく。剣筋が雑にならないように、相手に付け入る隙を与えないように。丁寧な動きによって攻撃を紡いだ。
「どうした勇者よ。『ゆうしゃのつるぎ』は使わないのか?」
「…………」
ティナは応えない。応答する余裕はあるのだから、何かその沈黙には意味があるのだろうか。
「私に勝てなくておやつが貰えないのは貴様の方だぞ」
「わかってますっ!」
ティナの反撃が始まる。リッジほどに流麗、とまではいかないまでも無駄も隙も少ないその剣筋は充分に称賛に値した。
だがそれらを正確に見極めて確実に防御と回避をこなしていくリッジは、またも戦闘の最中だというのに口を開く。
「やはり興味深いな、精霊ならば間違いなく隊長クラスの実力と才能だ」
「…………」
「ゼウス様に尻を見出されただけの村娘かと思っていたが、どうやら私が間違っていたようだ。謝罪しよう」
「お尻の話はしないでくださいっ!」
ティナの怒りの剣が空気を切り裂いてリッジへと襲来する。しかし、それは彼の手に収まっている双剣の片割れによって行く手を阻まれてしまった。
その体勢のままふう、と息をついてから終焉を宣言する。
「随分と面白い戦いが出来た。だが勇者よ、私はそろそろおやつの補給をしなければならない。もう終わりにしよう」
「私はまだ大丈夫ですっ!」
そう叫びながら振るわれたティナの攻撃をひらりとかわしたリッジは、身を翻して空いた敵の懐に反撃というには強烈な一撃を叩き込む。
「『雷刃剣』」
どうにか防御をしたものの、ティナは姿勢を崩してよろめいてしまった。リッジはすかさず次の攻撃を繰り出していく。
「『風刃剣』」
「ぐっ!」
次は防御なしにほとんどまともに入ってしまった。ゆうしゃ装備一式がなければティナはこの時点で倒れていたに違いない。だが残りHPが少なく、ティナの命が風前の灯であることに変わりはなかった。
もう敵に防御も回避もする余裕がないと悟ったリッジは、高く飛翔して二本の剣を振り上げて得意のスキル名を宣言する。
「『真・精霊剣技――』」
だが、そこで彼の時は止まってしまった。もちろん実際に止まったわけではないが、リッジの脳裏を豊富な戦闘経験によって形作られる判断が、一瞬の間に凄まじい勢いで駆け巡っていく。
見下ろした視線の先でこちらを成すすべもなく見上げる勇者の目は、一寸たりとも死んでいない。しかもまだ反撃の機会を窺っているなどというよりもむしろ、未だに奥の手を秘めて勝利を信じているような、そんな目だ。
有り得るのは「しん・ゆうしゃのつるぎ」と「ふしちょうのつばさ」の同時使用だろうが、その可能性は低い。すでに「ふしちょうのつばさ」を使用してMPはある程度減っているはずだし、それなら自分を倒せるほどの「しん・ゆうしゃのつるぎ」を捻出するMPは残っていない。
まさか、私がゼウス様とおやつの素晴らしさを語っている内にまほうのせいすいでも飲んだというのだろうか?
だとすれば止めに「地裂剣」を選んでしまったのは悪手か。もし勇者のMPが全て残っていた場合、「ふしちょうのつばさ」を使って私の攻撃を受けてからの「しん・ゆうしゃのつるぎ」による反撃で負ける可能性がある。
恐らく勇者の狙いはそれだろう。他に勇者スキルや奥の手が存在する可能性はほとんどない。それに、何より。
私は、絶対に負けない。
勇者の闘志と決意にあふれた瞳が、そう語りかけてくるからだ。
わざわざ危険を冒す必要はない、か……。
リッジは、一度振り上げた剣を降ろしてしまった。するとどうだろう、彼の瞳には予想通りティナが二つの勇者専用スキルを発動する様子が映る。
その背中からは翼が生えて、手に持った柄からは巨大な朱色の炎柱が立ち蠢いていた。
リッジは口角を上げると共に勝利を確信した。勇者の手は読み切った。これで私が負けることはない、と。
二人の距離がゼロになった瞬間に振り上げられる勇気の刃。それを余裕を持って防御すると、リッジは不敵な笑みを浮かべながら着地をする。
しかし、それらは全て幻だった。
顔を上げたリッジの視界に入ったものは、翼も、炎の剣すらも持っていない一人の戦う少女の姿だった。たった今振るわれたはずの勇気の刃は、幻惑によって装飾されたていおうのつるぎだったのだ。
リッジは久々に動揺するという感覚を味わう。何故ならティナは彼が飛んで剣を振り上げ、今にも攻撃をしようかという時に、ただ何もせずじっとていおうのつるぎを構えて立っているだけだったということだからだ。
「何故……」
一瞬とはいえそうつぶやいて固まる敵をティナは捉えた。
「やぁっ!」
最初から狙い澄ましていたのだろう。ていおうのつるぎは見事にリッジの急所に的中する。
ティナのこうげき。かいしんのいちげき!
「ぐっ……」
「たあっ」
大きなダメージを受けてよろめく敵に、更に追撃を入れていく。
「おやつっ!」
遂にリッジは奇妙な悲鳴をあげてその場に倒れ込んでしまった。
無限の可能性。リッジが敗北した原因を簡潔に言い表すならば、その一言に尽きるだろう。
彼は人間を知らないあまりに脆弱な生き物としてしか捉えることが出来ず、結果としてはティナを侮っていた。だから分析してしまった。「私が負けるとすれば、それは『ゆうしゃのつるぎ』をくらった時しかない」と。
だが、ティナは仮にも魔王を倒す寸前までいった勇者であり、もはや人間としては最強といっても過言ではない存在だ。アカシックレコードの力がなくてもリッジを倒してしまう可能性は十分にあった。
だから勇者専用スキルの影にばかり気がいってしまい、下界としては最上位にあたる武器、ていおうのつるぎによるかいしんのいちげきの可能性を見落としてしまったのである。
結局、リッジは使用されてもいない「しん・ゆうしゃのつるぎ」と「ふしちょうのつばさ」の幻影を見たばかりか、ティナの実像を見た際に動揺し、隙まで作ってしまった。
アカシックレコードの力、ティナが持つ力、そしてティナの心の強さ。ゼウスに言われようとも信じることをしなかった、人間が持つ無限の可能性というものにリッジは敗北したのである。
仰向けに倒れる自身に歩み寄るティナに、呻くような低くかすれた声でリッジが話しかけた。
「何故だ……」
「何がですか?」
ティナは不思議そうに首を傾げる。
「何故、貴様は『しん・ゆうしゃのつるぎ』も、『ふしちょうのつばさ』も使わなかったのだ」
「え。ん~」
ティナは眉根を寄せると顎に手を当てて真剣に考え事を始める。
「負けたくない、絶対に勝ちたい、と思って一生懸命反撃の機会を窺ってたら発動するの忘れちゃってましたね……」
「何だそれは。それだけであんな目が出来るものか」
「あんな目?」
きょとんとした表情で応えるティナ。
「まるで勝利を確信しているような、そんな目だった。それで私は奥の手でもあるのかと思わされてしまったんだぞ」
「ああ」
そういうことかと、ぽんと手のひらを拳で叩くと、ティナはほんのりと頬を赤らめながら幸せそうに語り始めた。
「私、この戦いが終わったらジン君と二人でのんびり過ごすって決めてて……そんな幸せな未来のことを考えてたら、何だか負ける気がしないんです」
「ぐっ……わけが、わからん……」
「あっ」
結局リッジにはティナの気持ちはまるで理解出来なかったらしい。話を聞き終えると急に脱力して意識を失ってしまう。
仕方がないとはいえ、相手が意識を失うほど痛めつけてしまったことに罪悪感を覚えたティナはしばらくの間、申し訳なさそうな表情で横たわるリッジを見つめていた。
そして急に何かに気付いたように目を見開くと、懐からごそごそと何かを取り出して屈み、リッジの側にそれを置いた。
「これ、ソフィア様からいただいた普通とは違うやくそうなんです。おやつじゃないですけど、良かったらお腹の足しにしてくださいね」
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