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序章
勇者の話 1
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はじめまして!俺はリナイア王国に勇者として召喚された小野 陽介。
俺と一緒に召喚されたのは幼馴染みの三輪 華蓮と吉井 紗菜だ。
カレンはちょっときつめの美人で、サナはポワンとしたおっとり系の美少女だ。
え、俺?
俺は、格好いいとは言われるけど、気にしたことがないからよくわからないな。
つい最近も、カレンとサナに俺ってかっこいいの?って聞いたら、俺を何とも言えない目で見て、ヨウスケはそのままでいてねって言われて首を傾げたばかりだ。
そんな俺達は、魔王が悪い奴らで酷いことをされたという王国のために、魔王を倒す旅に出た。
レベルアップと似たような概念はあっても見ただけでは強さを計れないらしいこの世界の人たちとは違い、俺達は見ればその人がどういう人なのかすぐにわかる。
強いのか、優しいのか、貪欲か。そんなことがすぐにわかるんだ。
この力で、俺達は旅に必要な仲間を集めることにした。
それで出会ったのがジークとメイ。
ジークは喧嘩っ早いけど、いざというときには冷静で頼りになる盾の使い手だ。大剣も使いこなせるだけあって大柄で、ちょっと威圧感があるのが難点かな。
逆にメイは普段から冷静なタイプだ。でも誰かが落ち込んだりしているときは誰よりも熱く説得したり慰めたりしていて、意外と熱血っぽい。
メイはよく弓矢を使ってる、かな。剣も使えない訳じゃないらしいけど。それに、この世界の情報を分野を問わずたくさん知っててすごいんだ。
こうして、勇者で剣を使う俺、魔法使いのカレン、補助魔法や治癒魔法が使えるサナ、大剣と盾使いのジーク、弓のメイ、という我ながらなかなかにバランスのとれたパーティができたんだ。
あ、ちなみに、リナイア王国が嘘をついていたことはとっくに知ってる。ジークとメイ以外からもしっかりと事実を教えてもらったからね。
魔王のいる魔国は別に問題のある国じゃないってもうわかってる。
俺たちだって馬鹿じゃないんだから。
でも、下手にそんなことを口に出して王国から追っ手が来ても困るでしょってメイに言われて、今は適度に魔王の話を周りにして反応を見てるんだ。
俺が魔王の話をしている横で周りの反応を見ているメイやカレンいわく、他国や魔国は傍観の姿勢っぽい、らしい。
そんなこんなで、取り敢えずそのメンバーで隣国のキニルフィスカ帝国のギルドに行ったとき、俺達は出会ったんだ。
その人を見た時、頭にビビッと電流が走った。
どうやらカレンとサナも気付いたらしい。この人は強い、と。
此方を薄い眼鏡を通して一瞥しただけのその人は、さっさと奥に行こうとしていて、俺は慌ててその人を引き留めたんだ。
その時の俺には、もうこれ以上は仲間を増やさない方針でいこう、と皆で話し合ったときの事はすっかり忘れていて、気付けば当たり前のようにその言葉を口にしていたんだ。
俺の、勇者のパーティに入ってくれないかって。
俺と一緒に召喚されたのは幼馴染みの三輪 華蓮と吉井 紗菜だ。
カレンはちょっときつめの美人で、サナはポワンとしたおっとり系の美少女だ。
え、俺?
俺は、格好いいとは言われるけど、気にしたことがないからよくわからないな。
つい最近も、カレンとサナに俺ってかっこいいの?って聞いたら、俺を何とも言えない目で見て、ヨウスケはそのままでいてねって言われて首を傾げたばかりだ。
そんな俺達は、魔王が悪い奴らで酷いことをされたという王国のために、魔王を倒す旅に出た。
レベルアップと似たような概念はあっても見ただけでは強さを計れないらしいこの世界の人たちとは違い、俺達は見ればその人がどういう人なのかすぐにわかる。
強いのか、優しいのか、貪欲か。そんなことがすぐにわかるんだ。
この力で、俺達は旅に必要な仲間を集めることにした。
それで出会ったのがジークとメイ。
ジークは喧嘩っ早いけど、いざというときには冷静で頼りになる盾の使い手だ。大剣も使いこなせるだけあって大柄で、ちょっと威圧感があるのが難点かな。
逆にメイは普段から冷静なタイプだ。でも誰かが落ち込んだりしているときは誰よりも熱く説得したり慰めたりしていて、意外と熱血っぽい。
メイはよく弓矢を使ってる、かな。剣も使えない訳じゃないらしいけど。それに、この世界の情報を分野を問わずたくさん知っててすごいんだ。
こうして、勇者で剣を使う俺、魔法使いのカレン、補助魔法や治癒魔法が使えるサナ、大剣と盾使いのジーク、弓のメイ、という我ながらなかなかにバランスのとれたパーティができたんだ。
あ、ちなみに、リナイア王国が嘘をついていたことはとっくに知ってる。ジークとメイ以外からもしっかりと事実を教えてもらったからね。
魔王のいる魔国は別に問題のある国じゃないってもうわかってる。
俺たちだって馬鹿じゃないんだから。
でも、下手にそんなことを口に出して王国から追っ手が来ても困るでしょってメイに言われて、今は適度に魔王の話を周りにして反応を見てるんだ。
俺が魔王の話をしている横で周りの反応を見ているメイやカレンいわく、他国や魔国は傍観の姿勢っぽい、らしい。
そんなこんなで、取り敢えずそのメンバーで隣国のキニルフィスカ帝国のギルドに行ったとき、俺達は出会ったんだ。
その人を見た時、頭にビビッと電流が走った。
どうやらカレンとサナも気付いたらしい。この人は強い、と。
此方を薄い眼鏡を通して一瞥しただけのその人は、さっさと奥に行こうとしていて、俺は慌ててその人を引き留めたんだ。
その時の俺には、もうこれ以上は仲間を増やさない方針でいこう、と皆で話し合ったときの事はすっかり忘れていて、気付けば当たり前のようにその言葉を口にしていたんだ。
俺の、勇者のパーティに入ってくれないかって。
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