ある日突然妹ができて俺は毎日愛でてます!

カプ

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季節

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俺は本当に幸せだと思う。欲しかった妹が手に入り(義理だが)彼女までも出来た。

こんなに素晴らしい青春はあるだろうか!?

そう思いながら桜、薫、萌の3人を思い出し

『お兄ちゃんもう朝だよ? 今日は桜を幼稚園に送ってくれるんでしょ?』

≪桜の声で目が覚めた俺は自分の上にどっしりとのっかっているかわいい顔をしている妹に優しく微笑んだ≫

『おはよう、朝からこんなの言うのは悪いと思うけど桜、重い、どいてくれるか』

俺はそういって桜を自分の上から下ろさせた

「そう言えば薫と萌は」
薫が作った朝食を食べながら桜に聴く
「萌ちゃん達はもうとっくに学校行ったよ」
「そうか………って、今何時だ」
俺は後ろを向いて時計を確認すると8時半になる直前だった
「さ、桜!急ぐぞ!こんな時間だったなんてって、なにウインナー焼いてるんだ」
「え!遅刻してもいいじゃん」
「よくないんだよ!ほら、早く行くぞ」
俺は桜の手を引っ張り玄関を開けた

目の前にいたのは秋菜だった
「ごろーくん!遅すぎだったのでお迎えに来ました」
にこっと笑顔でお迎えしてきた秋菜に
「秋菜!って迎えに来たのはいいがもう少し早く来てくれるか」
「そうしようとして昨日熟睡したのですが寝すぎてしまってつい10分前に家を出たんです、ところでごろーくんはいつまで桜ちゃんの手を繋いでるんですか、まさかうわきですか」
一瞬秋菜が眉間にシワができた
「うわきじゃねーよ!てか早くしないと遅刻してしまう」
「お兄ちゃん、秋菜さん、悲報です、遅刻確定です、ちなみにわたしは遅刻していいように先生に賄賂を使っているのでいつ行っても大丈夫、ささ、お二人共水入らずで登校してください」
そういい桜は家の中に戻ろうとしていた
「だめだ、てかだいたい先生に賄賂つかうなよ」
「だって先生がお前は優秀だから好きな時に学校来て良いっていってくれたんだもん」
頬を膨らませ桜は言った
「そ、それよりごろーくん早くしないと学校遅刻しちゃう」
あわてて秋菜がそういうとおれはスマホの電源を入れ時間を確認した

時刻は………8時40分だった

あ、もう学校遅刻確定だわ



学校につき遅刻確定してこっぴどく叱られたのは別の話で、10分休憩になった。

10分休憩になった途端俺に寄ってたかってきた生徒が多く話しは俺の彼女の話で持ち切りだった

『キスはしたの~』だの『手は繋ぎましたか~』だのガヤがうるさかった

昼休み、先程の話の続きを聞かれる前におれは昨日の夜秋菜と約束した屋上へと急いだ

屋上には下のグラウンドを秋菜がロングヘアの髪を風に揺らしながら見ていた

「秋菜、お待たせ」
俺が声をかけると振り向きニコリと笑った
「ごろーくん遅かったね早く食べてお話しよ」
そういい秋菜は弁当を開けた
「ごろーくんのお弁当は桜ちゃんの手づくりなの」
俺の弁当を覗き秋菜が言った
「おう、このハンバーグのタネ昨日の夜から作ってたぜ、食べてみるか」
「うん!えっと、交換するものは………これかな」
秋菜が俺の弁当箱に入れたのはなんとも可愛らしい1口おにぎりだった。

「えへへ、小さいけど私の手作りなの、まだごろーくんのお弁当とかは作れないけどそのうち努力します」
「手づくりおにぎりか、ありがとう」
おれはそういいおにぎりを食べた

秋菜のおにぎりは塩加減が完璧でちょうどいい美味しさだった
「どう、かな」
「うん、とっても美味しいよ」
俺がそう言うと秋菜は満面の笑みを浮かべ抱きついてきた
「ありがとうごろーくん!だいすき」
「あ!お弁当が落ちちゃ……ぶへぇ」
飛びついてきた瞬間顔面に秋菜のふたつのマシュマロが当たった。


放課後、遅刻したことを題材に反省文を書くはめになった
「えっと、『僕は彼女のために遅刻したことを認めます』これじゃだめか、えっとうーんと『朝起こしてもらう幼なじみがいなくて』ってのは俺の妄想で………反省文って嫌だなぁ」
書くことが決まらなくペン回しをしていると

「僕は義理の妹に騙され遅刻しました。ってのはどうお兄ちゃん」
突然桜の声が後ろから聞こえた
「さ、桜!いつ学校に来たんだ」
「うーんと、今」
「今!?もう放課後だぞ」
にひひと桜は笑い
「そんなことより校門であっきー待ってたよ、別にその反省文って全文書かなくてもいいって聞いたことあるよ、ささ、行きなされ」
桜は手を外へ向かって仰いだ
「桜……お前のその言葉信じるからな」
おれは原稿用紙に『義理の妹が起こしてくれなかった』といい教卓に置いて急いで秋菜がいる校門へと向かった

「あ!ごろーくん!遅かったね」
校門で秋菜はスマホを片手に俺を見るなり手を振っていた

ふっている時に少しジャンプしていたのでスカートから色白な太ももが見えたり消えたりしていた

「お待たせ、さ、帰ろうか」
「うん」
俺たちは手を繋いで帰った

帰り道
「あのね、ごろーくん」
「ん、何」
俺が秋菜の顔を見ると俯いて赤くなっていた
「あのね、私の事『秋菜』って呼ばずにあだ名で呼んで欲しい」
「え?た、例えば」
「例えば………あっきーとか、会長のように……ごろーくんは私の彼氏だから、あだ名がいい」
「あー………えっと………好きだよアッキー」
「!………ふふっいいね」
秋菜は握っていた手を少し強く握った
……………………………………………………………………………………

俺にはいま彼女、妹がいる


この言葉を思い切り言おう

『妹はいいぞ!』


ある日突然妹が出来て俺は毎日愛でてます。

第1部 [完]
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感想 2

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みんなの感想(2件)

黒猫
2021.05.18 黒猫

こんにちは、「白猫」です!
読む方では「黒猫」という名前でやっています。
お気に入り登録失礼します!

解除
花野りら
2020.01.25 花野りら

お酒飲んで読みたくなりました〜
カンパイ!

解除

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