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【運命に抵抗したいのは私だけじゃない】
いざフラグ折り!
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イベントフラグがいつでも立てられるようになのかは判らないけれど、ほぼ毎日のように『あ、渡すの忘れてたわ! 誰か届けてくれないかしら』という教師の声が教室に響く。今日も、午後の最後の授業の終わりに、先生が同じことを言い出した。大体は他の生徒が手伝いの手を挙げているのだけど、今日は私が手を挙げた。
「ではルーナ先生にこの本を、お返しすればいいんですね?」
「そうよ。ごめんなさいね。任せちゃって」
「大丈夫です」
そんなやり取りを経て、私は本を持ってアウレウスと共にルーナ先生のいる部屋に向かう。
「いかにも、人目を避けた配置ですね」
目的地に向かう途中で、アウレウスが言う。
「本当に。イベントのための部屋みたい」
ルーナ先生は学園の中でも、端の教室を研究室として使っている。その隣の準備室、更に隣の薬学室については授業で使われているが、ルーナ先生の研究室自体は先生が一人で使っている。まさにヒロインとふたりきりで会うのにうってつけの立地という訳である。
ゲームの中でヒロインは、この忘れ物を届けるイベントを何度も繰り返して、少しずつルーナ先生と仲良くなっていく訳だけど……私は一回のイベントで、恋愛フラグを折ることを目標にします! ゲームの中でもそうできた筈だし。いざフラグ折り!
「……あれ? 先生いないね?」
意気込んで研究室に到着したはいいものの、ルーナ先生は居なかった。先ほどまで人が居たような気配があるものの、今は居ない。
「すぐに戻ってくるでしょうから、待ってましょうか」
「うん……でも、今日はリーンに早く帰ってきてって言われてるしなあ……」
来週に持ち越すべきか、悩ましい。
「あのメイドが……。しかし、部屋に鍵もかかっていませんでしたし、すぐに戻ってくるのでは?」
「でも待ってて来なかったらやだし……」
そうなれば帰る時間が遅くなってしまって、リーンに怒られてしまう。いやお小言を言われるだけだけど、先日の件もあるから心配かけたくないしね。
「ルーナ先生との恋愛の可能性などすぐに潰してしまいましょう。早い方が良いに決まっています」
アウレウスはにこりと笑って言う。協力的なのは嬉しいけど必死過ぎないかな?
「う、うん……。あ、準備室にいるのかな? 私見てくる」
「ご一緒しましょう」
私が研究室から出ようとすると、アウレウスがすかさずついて来ようとしたが、私は首を振った。
「入れ違いになったら嫌だから、ここで待ってて」
「ですが」
「もし先生が帰ってきたらひきとめておいて。お願い」
食い下がるアウレウスをじっと見つめてそう言うと、言葉に詰まったように彼は止まり、溜め息を吐いた。
「……かしこまりました」
手分けしたほうが、早くルーナ先生に会えて、早く帰れるもんね。納得してくれて良かった。
私は研究室を出てすぐ隣の準備室に行く。鍵がかかっていないから、もしかしたら本当に先生がいるかも?
「失礼します……」
言いながらドアを閉めて、私はそろりと準備室の中を歩く。準備室の中は薄暗くて、奥が見えづらい。明かりがついていないからとても人がいるようには見えない。鍵が開いてるからって、いるとは限らなかったかな……でもルーナ先生がいないかどうか、念のため確認してみよう。
「ルーナ先生……いらっしゃいますか……?」
声をかけながら奥に進むと、棚の影に佇む先生が居た。ちょっとしたホラーだから、隠れるみたいに立たないで欲しい。
「あ、先生」
正直驚いたけど、努めて明るい声を出す。ルーナ先生はこちらに目を向けると、溜め息を吐いて一歩だけ私に近づいた。
「これはこれは聖女様。このような所にどのような御用ですか?」
顔は笑顔を保っているが、何故かルーナ先生は高圧的に慇懃無礼な口調で話しかけてくる。編入日に会って以来、一回も話してなかったけど、何かやっぱりルーナ先生って怖いな。ゲームの中では柔和なキャラクターの筈なのに、何でこんな威圧感のある人なんだろう? これもゲームじゃなくて現実だからなのかな。見た目はゲームと全く同じなのに。
「本のお届け物です。今日中にお渡ししないといけないと聞きましたので」
そう言って私が本を差し出すと、チラ、と顔を見てから本を受け取った。
「わざわざ聖女様が? それはご苦労なことですね」
ふっと鼻先で笑って、ルーナ先生は言う。……待ってこれ、恋愛フラグ折るまでもなく、イベント無理にやらなくてもいいくらい好感度低くない? でも一応は折っておいたほうがいいから、このまま進めよう。嫌われるためにはド直球でいいよね。
「あの、先生はこん……」
「危なかった! 先生気付いてないよね!?」
私が話しかけた言葉は、何者かの叫び声で遮られる。それと同時に準備室のドアからガチャガチャという錠を掛ける音がした。
「えっ」
驚いて振り返ると、バタバタと誰かが走り去る音が聞こえて、叫び声の主が遠ざかるのが判る。
「……まさか」
緊迫した声のルーナ先生が私の横をすり抜けて、ドアノブを勢いよく掴む。しかし、ガッと音がするだけでドアは開かなかった。
「閉じ込められたんですか?」
この準備室は、外側から南京錠をかけるタイプで、内側からはドアを開くことができないのだ。
「……そのようですね」
チッと舌打ちをしてルーナ先生が唸るように言う。本当にこんなキャラだったっけ?
「大丈夫ですよ、先生の研究室にアウレウスが待っているので、鍵を借りて来てもらえる筈です」
「そうなんですか?」
私の台詞に驚いたように振り返って、ルーナ先生はあからさまにホッとしたような顔をした。ねえやっぱりこれ、フラグ折るまでもなく好感度低いよね?
「クレア様!? 大丈夫ですか!?」
案の定というべきか、音を聞きつけたアウレウスがすぐに準備室に来て声をかけてくれた。私は先生と場所を交代して、ドアに向かって話しかける。
「ごめん、閉じ込められちゃったみたいだから、鍵を借りてきてもらってもいいかな」
「そこにルーナ先生はいらっしゃるんですか?」
了解を告げる前に、緊張したようなアウレウスの声が確認してくる。
「あ、うん。無事に本を渡せたよ」
「……素早く鍵を借りて参ります。……ルーナ先生、クレア様を守って頂きますよう、くれぐれも、よろしくお願いしますね」
ピリピリとした声がそう言って、ルーナ先生が返事をするよりも前に、アウレウスの足音が遠ざかって行った。モンスターが出る訳でもないのに、何から守るんだろう?
「やれやれ、僕は信用がないようですね」
アウレウスの緊張したような調子に反して、ルーナ先生は少し楽しそうにクツクツと笑い声をあげた。何が面白いんだろう……?
あっ丁度いいから、今の内にフラグを折っておこう!
「先生、アウレウスが戻ってくるまで暇ですし、少しお話しませんか?」
私がそう言った瞬間に、ルーナ先生の顔から瞬間的に笑みが消え、険しくなった。
「……僕は、貴女と話をすることは、何もありませんよ」
酷く冷たい声色だった。睨みつけるようにして言われたその言葉に、どきりとする。
「先生……」
驚きのあまり、喘ぐような掠れた声が出てしまった。
「判りました!」
私はつい破顔して、そう言う。凄い、さっきの台詞、恋愛フラグが折れた時のルーナ先生の台詞じゃん! こんなに簡単にフラグが折れるものだったの!? 正直なんでルーナ先生にこんなに嫌われてるのかは判らないけど、ルーナ先生にその気がないなら万々歳だよ! 婚約者さんと仲良くしてください!
「あ、ああ……」
「じゃあ、黙ってアウレウスを待ちますね!」
ニコニコと言うと、ルーナ先生はたじろいだようだったが、私は気にしない。これ以上話しかけても怖いもんね。無言のまま数分過ごして待っていると、バタバタと走って戻ってくる足音が聞こえた。そういえばアウレウスはいつも走らないのに、こんなに足音を立ててるの珍しいなあ。
「クレア様、ご無事ですか?」
「うん、大丈夫だよ!」
待ってるだけで無事も何もないと思うけれど、そう答えておく。
「申し訳ありません、クレア様」
「どうしたの?」
緊迫したアウレウスに声に、私は首を傾げる。
「鍵がないのです」
「何だって!?」
アウレウスの報告に対して、先に驚きの声をあげたのは、ルーナ先生だった。私とルーナ先生は、本当に準備室に閉じ込められてしまった?
「ではルーナ先生にこの本を、お返しすればいいんですね?」
「そうよ。ごめんなさいね。任せちゃって」
「大丈夫です」
そんなやり取りを経て、私は本を持ってアウレウスと共にルーナ先生のいる部屋に向かう。
「いかにも、人目を避けた配置ですね」
目的地に向かう途中で、アウレウスが言う。
「本当に。イベントのための部屋みたい」
ルーナ先生は学園の中でも、端の教室を研究室として使っている。その隣の準備室、更に隣の薬学室については授業で使われているが、ルーナ先生の研究室自体は先生が一人で使っている。まさにヒロインとふたりきりで会うのにうってつけの立地という訳である。
ゲームの中でヒロインは、この忘れ物を届けるイベントを何度も繰り返して、少しずつルーナ先生と仲良くなっていく訳だけど……私は一回のイベントで、恋愛フラグを折ることを目標にします! ゲームの中でもそうできた筈だし。いざフラグ折り!
「……あれ? 先生いないね?」
意気込んで研究室に到着したはいいものの、ルーナ先生は居なかった。先ほどまで人が居たような気配があるものの、今は居ない。
「すぐに戻ってくるでしょうから、待ってましょうか」
「うん……でも、今日はリーンに早く帰ってきてって言われてるしなあ……」
来週に持ち越すべきか、悩ましい。
「あのメイドが……。しかし、部屋に鍵もかかっていませんでしたし、すぐに戻ってくるのでは?」
「でも待ってて来なかったらやだし……」
そうなれば帰る時間が遅くなってしまって、リーンに怒られてしまう。いやお小言を言われるだけだけど、先日の件もあるから心配かけたくないしね。
「ルーナ先生との恋愛の可能性などすぐに潰してしまいましょう。早い方が良いに決まっています」
アウレウスはにこりと笑って言う。協力的なのは嬉しいけど必死過ぎないかな?
「う、うん……。あ、準備室にいるのかな? 私見てくる」
「ご一緒しましょう」
私が研究室から出ようとすると、アウレウスがすかさずついて来ようとしたが、私は首を振った。
「入れ違いになったら嫌だから、ここで待ってて」
「ですが」
「もし先生が帰ってきたらひきとめておいて。お願い」
食い下がるアウレウスをじっと見つめてそう言うと、言葉に詰まったように彼は止まり、溜め息を吐いた。
「……かしこまりました」
手分けしたほうが、早くルーナ先生に会えて、早く帰れるもんね。納得してくれて良かった。
私は研究室を出てすぐ隣の準備室に行く。鍵がかかっていないから、もしかしたら本当に先生がいるかも?
「失礼します……」
言いながらドアを閉めて、私はそろりと準備室の中を歩く。準備室の中は薄暗くて、奥が見えづらい。明かりがついていないからとても人がいるようには見えない。鍵が開いてるからって、いるとは限らなかったかな……でもルーナ先生がいないかどうか、念のため確認してみよう。
「ルーナ先生……いらっしゃいますか……?」
声をかけながら奥に進むと、棚の影に佇む先生が居た。ちょっとしたホラーだから、隠れるみたいに立たないで欲しい。
「あ、先生」
正直驚いたけど、努めて明るい声を出す。ルーナ先生はこちらに目を向けると、溜め息を吐いて一歩だけ私に近づいた。
「これはこれは聖女様。このような所にどのような御用ですか?」
顔は笑顔を保っているが、何故かルーナ先生は高圧的に慇懃無礼な口調で話しかけてくる。編入日に会って以来、一回も話してなかったけど、何かやっぱりルーナ先生って怖いな。ゲームの中では柔和なキャラクターの筈なのに、何でこんな威圧感のある人なんだろう? これもゲームじゃなくて現実だからなのかな。見た目はゲームと全く同じなのに。
「本のお届け物です。今日中にお渡ししないといけないと聞きましたので」
そう言って私が本を差し出すと、チラ、と顔を見てから本を受け取った。
「わざわざ聖女様が? それはご苦労なことですね」
ふっと鼻先で笑って、ルーナ先生は言う。……待ってこれ、恋愛フラグ折るまでもなく、イベント無理にやらなくてもいいくらい好感度低くない? でも一応は折っておいたほうがいいから、このまま進めよう。嫌われるためにはド直球でいいよね。
「あの、先生はこん……」
「危なかった! 先生気付いてないよね!?」
私が話しかけた言葉は、何者かの叫び声で遮られる。それと同時に準備室のドアからガチャガチャという錠を掛ける音がした。
「えっ」
驚いて振り返ると、バタバタと誰かが走り去る音が聞こえて、叫び声の主が遠ざかるのが判る。
「……まさか」
緊迫した声のルーナ先生が私の横をすり抜けて、ドアノブを勢いよく掴む。しかし、ガッと音がするだけでドアは開かなかった。
「閉じ込められたんですか?」
この準備室は、外側から南京錠をかけるタイプで、内側からはドアを開くことができないのだ。
「……そのようですね」
チッと舌打ちをしてルーナ先生が唸るように言う。本当にこんなキャラだったっけ?
「大丈夫ですよ、先生の研究室にアウレウスが待っているので、鍵を借りて来てもらえる筈です」
「そうなんですか?」
私の台詞に驚いたように振り返って、ルーナ先生はあからさまにホッとしたような顔をした。ねえやっぱりこれ、フラグ折るまでもなく好感度低いよね?
「クレア様!? 大丈夫ですか!?」
案の定というべきか、音を聞きつけたアウレウスがすぐに準備室に来て声をかけてくれた。私は先生と場所を交代して、ドアに向かって話しかける。
「ごめん、閉じ込められちゃったみたいだから、鍵を借りてきてもらってもいいかな」
「そこにルーナ先生はいらっしゃるんですか?」
了解を告げる前に、緊張したようなアウレウスの声が確認してくる。
「あ、うん。無事に本を渡せたよ」
「……素早く鍵を借りて参ります。……ルーナ先生、クレア様を守って頂きますよう、くれぐれも、よろしくお願いしますね」
ピリピリとした声がそう言って、ルーナ先生が返事をするよりも前に、アウレウスの足音が遠ざかって行った。モンスターが出る訳でもないのに、何から守るんだろう?
「やれやれ、僕は信用がないようですね」
アウレウスの緊張したような調子に反して、ルーナ先生は少し楽しそうにクツクツと笑い声をあげた。何が面白いんだろう……?
あっ丁度いいから、今の内にフラグを折っておこう!
「先生、アウレウスが戻ってくるまで暇ですし、少しお話しませんか?」
私がそう言った瞬間に、ルーナ先生の顔から瞬間的に笑みが消え、険しくなった。
「……僕は、貴女と話をすることは、何もありませんよ」
酷く冷たい声色だった。睨みつけるようにして言われたその言葉に、どきりとする。
「先生……」
驚きのあまり、喘ぐような掠れた声が出てしまった。
「判りました!」
私はつい破顔して、そう言う。凄い、さっきの台詞、恋愛フラグが折れた時のルーナ先生の台詞じゃん! こんなに簡単にフラグが折れるものだったの!? 正直なんでルーナ先生にこんなに嫌われてるのかは判らないけど、ルーナ先生にその気がないなら万々歳だよ! 婚約者さんと仲良くしてください!
「あ、ああ……」
「じゃあ、黙ってアウレウスを待ちますね!」
ニコニコと言うと、ルーナ先生はたじろいだようだったが、私は気にしない。これ以上話しかけても怖いもんね。無言のまま数分過ごして待っていると、バタバタと走って戻ってくる足音が聞こえた。そういえばアウレウスはいつも走らないのに、こんなに足音を立ててるの珍しいなあ。
「クレア様、ご無事ですか?」
「うん、大丈夫だよ!」
待ってるだけで無事も何もないと思うけれど、そう答えておく。
「申し訳ありません、クレア様」
「どうしたの?」
緊迫したアウレウスに声に、私は首を傾げる。
「鍵がないのです」
「何だって!?」
アウレウスの報告に対して、先に驚きの声をあげたのは、ルーナ先生だった。私とルーナ先生は、本当に準備室に閉じ込められてしまった?
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