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国税とは別に市県民税まで徴収されたら、稼ぎの何割持っていかれるの?
五公五民だっけ?江戸時代とかの税金システム。消費税や酒税まで入れたら、それ以上じゃないか?
こりゃ一揆だ!ダンジョン一揆だ!?ええじゃないか!ええじゃないか!と頭の中の権兵衛さんが踊り始めた……
せっかく魔石を売って、当分の「ジャルダン」費用を集めたのに、これじゃ税金分も足りない……「ジャルダン」自体、何回か通ったら金欠に陥ってしまう……
何でだ?いつからこうなった?
順調に魔石で稼ぎ、『巻物』でカモられたとはいえ、一攫千金を果たしたのに……
次の日から、僕の左手首に巻かれてた、梨沙とお揃いのレロックスの高級時計は姿を消した。
◇ ◇ ◇ ◇
「もしもし?ポンちゃん、どうしたの?逢いに来てくれないと寂しくて梨沙ぴょん死んじゃうよ?」
「ゴメンね。梨沙ぴょん……会社が忙しくてさ……しばらく行けないんだ……違うよ。ポンちゃんも梨沙ぴょんに逢いたいよ?嫌いになった訳じゃないよ?ほんと!!指切りげんまん!インディ◯ン嘘つかない!時間出来たら絶対に行くから!待ってて梨沙ぴょん。愛してるよ……」
ないのは時間じゃないんだ……お金なんだ……
「そういや、梨沙ぴょん、あの車乗ってる?乗ってないのなら……」
「もちろんポンちゃんをいつも思い出して大事に乗ってるよ!どうしたの?」
「あ……そう……いや、乗ってくれてるならいいんだ……」
乗ってないなら、売っ払ってしまいたい……とは言えなかった。
魔石を売った金で数回「ジャルダン」に通った僕は、ついに金欠に陥っていた。すでに「ジャルダン」での支払いに耐えれる手持ちがない……
会社での昼食事も外食する余裕もなく、持参したおにぎりになっていた。
だいたい、ほんの数日前に200万円もした腕時計が、買取に出したら、12万円って信じられる?
そんなに僕の手首って汚い?
どんどん愚痴だらけになっていた。
背に腹はかえられず、金策のためにはダンジョンに潜るしか手段はなかった。
普通のアルバイトで稼ごうとしてもたかが知れてる。借金をしても返すアテもない。考えた僕は週末以外にもダンジョンに行く事を決意していた。
「すいません、主任。急で悪いんですが、来週3日ほど有給休暇を取らせて欲しいんですが……?」
「本田さん、どうしました?何か急用ですか?」
「私用で急な用事が出来まして……」
僕の要求に、主任はパソコンから勤務表ファイルを開く。
「ああ……まだ本田さん、有給休暇を今年度分の5日も消化してないですね。分かりました。勤務変更届に記入して持って来てください。」
「分かりました。ありがとうございます。」
勤務先は、給料が高いとは言い難いが、結構なホワイト企業なのだ。
五公五民だっけ?江戸時代とかの税金システム。消費税や酒税まで入れたら、それ以上じゃないか?
こりゃ一揆だ!ダンジョン一揆だ!?ええじゃないか!ええじゃないか!と頭の中の権兵衛さんが踊り始めた……
せっかく魔石を売って、当分の「ジャルダン」費用を集めたのに、これじゃ税金分も足りない……「ジャルダン」自体、何回か通ったら金欠に陥ってしまう……
何でだ?いつからこうなった?
順調に魔石で稼ぎ、『巻物』でカモられたとはいえ、一攫千金を果たしたのに……
次の日から、僕の左手首に巻かれてた、梨沙とお揃いのレロックスの高級時計は姿を消した。
◇ ◇ ◇ ◇
「もしもし?ポンちゃん、どうしたの?逢いに来てくれないと寂しくて梨沙ぴょん死んじゃうよ?」
「ゴメンね。梨沙ぴょん……会社が忙しくてさ……しばらく行けないんだ……違うよ。ポンちゃんも梨沙ぴょんに逢いたいよ?嫌いになった訳じゃないよ?ほんと!!指切りげんまん!インディ◯ン嘘つかない!時間出来たら絶対に行くから!待ってて梨沙ぴょん。愛してるよ……」
ないのは時間じゃないんだ……お金なんだ……
「そういや、梨沙ぴょん、あの車乗ってる?乗ってないのなら……」
「もちろんポンちゃんをいつも思い出して大事に乗ってるよ!どうしたの?」
「あ……そう……いや、乗ってくれてるならいいんだ……」
乗ってないなら、売っ払ってしまいたい……とは言えなかった。
魔石を売った金で数回「ジャルダン」に通った僕は、ついに金欠に陥っていた。すでに「ジャルダン」での支払いに耐えれる手持ちがない……
会社での昼食事も外食する余裕もなく、持参したおにぎりになっていた。
だいたい、ほんの数日前に200万円もした腕時計が、買取に出したら、12万円って信じられる?
そんなに僕の手首って汚い?
どんどん愚痴だらけになっていた。
背に腹はかえられず、金策のためにはダンジョンに潜るしか手段はなかった。
普通のアルバイトで稼ごうとしてもたかが知れてる。借金をしても返すアテもない。考えた僕は週末以外にもダンジョンに行く事を決意していた。
「すいません、主任。急で悪いんですが、来週3日ほど有給休暇を取らせて欲しいんですが……?」
「本田さん、どうしました?何か急用ですか?」
「私用で急な用事が出来まして……」
僕の要求に、主任はパソコンから勤務表ファイルを開く。
「ああ……まだ本田さん、有給休暇を今年度分の5日も消化してないですね。分かりました。勤務変更届に記入して持って来てください。」
「分かりました。ありがとうございます。」
勤務先は、給料が高いとは言い難いが、結構なホワイト企業なのだ。
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