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居た居た!
探す間もなく、ヤツから現れてくれた。顔はネズミのような……身体は猿のような……ネズミ猿である。
相変わらず、こちらをおちょくってる様な行動をする。
まずはこれをお見舞いしてやる!
左手からエナジーボムを数発浴びせる!
濛々と煙が立ち込めるが、勘の良いネズミ猿は避けている。エナジーボムの直線的な攻撃では、素早く賢いネズミ猿とは相性が悪いと改めて感じた。
さぁ!じゃあコレはどうだ!?
コレは肩掛けバックから取り出した攻撃じゃないんだよ!
片手剣を左手に持ち替え、右手を頭上に振り上げる。垂直に肩を上げる時に40肩のズキンとした痛みがあるが、アドレナリンが出ているため問題なく動く!
行くぞ!『雷神!!』
ネズミ猿を狙って右手を振り下ろす。
右手には開かれた指は5本。つまり5筋の稲妻が雷鳴と共に降り掛かる。
ああ……こりゃちょっとやり過ぎだな……
跡を見て素直に反省した……
さほど天井も高くない地下通路で、頭上から音速で降り掛かる稲妻から逃れられる者はいない。頭の皿で反射した河童以外には……
5筋の稲妻の跡には焦げ臭い匂いを放つネズミ猿の丸焼けが出来上がっていた。うーん!ウェルダンですね!シェフ!
少し前までは僕をおちょくっていたネズミ猿は、悪臭を放っている。あ……だんだんとその焦げた身体が、ダンジョンに吸収される様に消滅していっている。
強敵だっただけに、ドロップ品を期待したが、残されたのは大きめの魔石だけだった。
「渋いなぁ……肩掛けバック並みのドロップ品ぐらい落とせよ!」
ネズミ猿ほどの強敵の出現を予期していたが、『第六感』には魔物の気配はない……おいおい……どうなってるんだ!?
地下13階に降りた途端、大量の生物反応がある!?なんだ急に??
今までは無機質な、まるで廃墟ビルの様なダンジョンだったのに、地下13階は、地表のようだ。
木々が生い茂り、草花が咲き誇っている。今まで天井があったのに、なんだこの空は!?
青い空に雲ひとつない晴天。鳥まで飛んでいるのが御愛嬌だ。
居る居る!!
魔物?生き物?生物反応がビンビンだ。
早速発見したのは、二足歩行の豚人間?オークだ!
鼻息荒く、棍棒を振り回して、兎か何かを狩っている。
あはははは!
豚人間がウサちゃんと追いかけっこしてる!待って待って!
待て!って言ってるでしょうが!?
僕は急いで追いかけて、のどかな光景をぶち壊すかのように、豚人間の後ろからエナジーボムを浴びせる。
豚人間の大きな背中が焦げている……なんですか?と言わんばかりに、豚人間はゆっくりとこちらを振り返る。
探す間もなく、ヤツから現れてくれた。顔はネズミのような……身体は猿のような……ネズミ猿である。
相変わらず、こちらをおちょくってる様な行動をする。
まずはこれをお見舞いしてやる!
左手からエナジーボムを数発浴びせる!
濛々と煙が立ち込めるが、勘の良いネズミ猿は避けている。エナジーボムの直線的な攻撃では、素早く賢いネズミ猿とは相性が悪いと改めて感じた。
さぁ!じゃあコレはどうだ!?
コレは肩掛けバックから取り出した攻撃じゃないんだよ!
片手剣を左手に持ち替え、右手を頭上に振り上げる。垂直に肩を上げる時に40肩のズキンとした痛みがあるが、アドレナリンが出ているため問題なく動く!
行くぞ!『雷神!!』
ネズミ猿を狙って右手を振り下ろす。
右手には開かれた指は5本。つまり5筋の稲妻が雷鳴と共に降り掛かる。
ああ……こりゃちょっとやり過ぎだな……
跡を見て素直に反省した……
さほど天井も高くない地下通路で、頭上から音速で降り掛かる稲妻から逃れられる者はいない。頭の皿で反射した河童以外には……
5筋の稲妻の跡には焦げ臭い匂いを放つネズミ猿の丸焼けが出来上がっていた。うーん!ウェルダンですね!シェフ!
少し前までは僕をおちょくっていたネズミ猿は、悪臭を放っている。あ……だんだんとその焦げた身体が、ダンジョンに吸収される様に消滅していっている。
強敵だっただけに、ドロップ品を期待したが、残されたのは大きめの魔石だけだった。
「渋いなぁ……肩掛けバック並みのドロップ品ぐらい落とせよ!」
ネズミ猿ほどの強敵の出現を予期していたが、『第六感』には魔物の気配はない……おいおい……どうなってるんだ!?
地下13階に降りた途端、大量の生物反応がある!?なんだ急に??
今までは無機質な、まるで廃墟ビルの様なダンジョンだったのに、地下13階は、地表のようだ。
木々が生い茂り、草花が咲き誇っている。今まで天井があったのに、なんだこの空は!?
青い空に雲ひとつない晴天。鳥まで飛んでいるのが御愛嬌だ。
居る居る!!
魔物?生き物?生物反応がビンビンだ。
早速発見したのは、二足歩行の豚人間?オークだ!
鼻息荒く、棍棒を振り回して、兎か何かを狩っている。
あはははは!
豚人間がウサちゃんと追いかけっこしてる!待って待って!
待て!って言ってるでしょうが!?
僕は急いで追いかけて、のどかな光景をぶち壊すかのように、豚人間の後ろからエナジーボムを浴びせる。
豚人間の大きな背中が焦げている……なんですか?と言わんばかりに、豚人間はゆっくりとこちらを振り返る。
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