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隠れている冒険者の元にも魔物が姿があった。
両手で頭の皿を隠している。何してんだ?あのカッパ!?
酒を飲んでいた僕の手は、シリコダマを握っていた。ちょっと前にはシリコダマから、カッパの声がした。逆も可能なはずだ?
「おい!カッパ!?聴こえるか?おい!カッパ!?」
カッパは聴こえている様子だ。急に辺りをキョロキョロとし始めた。
「聴こえてるんだろ?」
「どこだど?声が大きいど?他の魔物に気付かれちゃうど!」
あ!すまんすまん!声に出さず返事をした。
「お前なんでそこに居るんだ?そのダンジョンは危険だから早く逃げろ!」
「オラはいつものダンジョンにいただ。そしたら、フワッとこのダンジョンに召喚されたたど。変な術をかけられたみたいだど?」
特殊スキルを持つ冒険者に召喚されたのは間違いないようだ。
「分かった。そこから逃げられるか?」
「ダメだど……オラにはヒトも魔物も攻撃してくるど……オラよえーし、どうしようもないど……オメーオラを助けに来てくれど?お!?」
「今、お前の周りは魔物だらけだ。だけど魔物は階段の方?一方向に向かって進んでいる。それまで隠れていろ?出来るか?」
「言われなくても隠れているど!あ!やばい!!」
…………
「おい!おい!カッパ!?」
…………
シリコダマからは声は聞こえなくなっている。
テレビも突如映像が止まっているようだ。
慌てて攻略サイトダンジョンMAPの実況スレを見る。
……どうなった?テレビ止まったぞ!
……ウチも止まった。
……こちらも。放送事故か?
ダンジョンでまた何か起きてる……?
◇ ◇ ◇ ◇
「もうダメだ。逃げるしかない。」
「ハァハァ……ダメだ!!フン!それ!引くな!ここは俺たちの……うりゃ!ダンジョンだ、このヤローが!」
喋りながらもダンジョンマンこと笹川の振り続ける金属バットは止まらない。笹川は魔物を屠る度にキメポーズを決める。ドヤ顔を空に向ける。
一体、この男一人でどれだけの魔物を討伐しているのか?すでに魔石を拾う事もせず、ただただ金属バットを振るっていた。
「それにしても!そりゃ!援軍に来た各地の奴等は、どうしたんだ!あーもう握力が……」
笹川の脇でバールを振る岩城の手には、服を剥ぎ切った布地でグルグル巻きに巻かれていた。
握力の弱った手で、握ったバールがすっぽ抜けない様にしている。
「ハァハァ……フン!まだいけるか?」
ボーガンやガス銃を使っている冒険者はすでに矢も弾薬も尽き果て、笹川、岩城の予備の武器を借りて戦っていた。
両手で頭の皿を隠している。何してんだ?あのカッパ!?
酒を飲んでいた僕の手は、シリコダマを握っていた。ちょっと前にはシリコダマから、カッパの声がした。逆も可能なはずだ?
「おい!カッパ!?聴こえるか?おい!カッパ!?」
カッパは聴こえている様子だ。急に辺りをキョロキョロとし始めた。
「聴こえてるんだろ?」
「どこだど?声が大きいど?他の魔物に気付かれちゃうど!」
あ!すまんすまん!声に出さず返事をした。
「お前なんでそこに居るんだ?そのダンジョンは危険だから早く逃げろ!」
「オラはいつものダンジョンにいただ。そしたら、フワッとこのダンジョンに召喚されたたど。変な術をかけられたみたいだど?」
特殊スキルを持つ冒険者に召喚されたのは間違いないようだ。
「分かった。そこから逃げられるか?」
「ダメだど……オラにはヒトも魔物も攻撃してくるど……オラよえーし、どうしようもないど……オメーオラを助けに来てくれど?お!?」
「今、お前の周りは魔物だらけだ。だけど魔物は階段の方?一方向に向かって進んでいる。それまで隠れていろ?出来るか?」
「言われなくても隠れているど!あ!やばい!!」
…………
「おい!おい!カッパ!?」
…………
シリコダマからは声は聞こえなくなっている。
テレビも突如映像が止まっているようだ。
慌てて攻略サイトダンジョンMAPの実況スレを見る。
……どうなった?テレビ止まったぞ!
……ウチも止まった。
……こちらも。放送事故か?
ダンジョンでまた何か起きてる……?
◇ ◇ ◇ ◇
「もうダメだ。逃げるしかない。」
「ハァハァ……ダメだ!!フン!それ!引くな!ここは俺たちの……うりゃ!ダンジョンだ、このヤローが!」
喋りながらもダンジョンマンこと笹川の振り続ける金属バットは止まらない。笹川は魔物を屠る度にキメポーズを決める。ドヤ顔を空に向ける。
一体、この男一人でどれだけの魔物を討伐しているのか?すでに魔石を拾う事もせず、ただただ金属バットを振るっていた。
「それにしても!そりゃ!援軍に来た各地の奴等は、どうしたんだ!あーもう握力が……」
笹川の脇でバールを振る岩城の手には、服を剥ぎ切った布地でグルグル巻きに巻かれていた。
握力の弱った手で、握ったバールがすっぽ抜けない様にしている。
「ハァハァ……フン!まだいけるか?」
ボーガンやガス銃を使っている冒険者はすでに矢も弾薬も尽き果て、笹川、岩城の予備の武器を借りて戦っていた。
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