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「オハース……」
次の日、重い身体を引き摺り出勤する。
「あ!本田さん!ちょっと来て下さい!大変な事になってますよ?」
主任が血相を変えて、僕の出勤を待っていた。
「ど、どうしたんですか?何事??」
「何事も何も?早く!みんな待ってますよ!」
主任は足早に、僕を応接室まで連れて来た。応接室の扉を開けると会社のお偉方、見た事無い人、そして岡部が居た。
「失礼します。本田を連れて来ました。」
僕を差し出すと主任は、部屋の後ろにサッと引いた。
「ありがとう。君はもう良いよ。ご苦労様。」
一緒に会話を聞く気だった主任は、体よく部屋を追い出された。
「まぁ、腰掛けて下さい。」
会社のおそらく……理事長の甥っ子かなんかと聞く事務局長とかいう人だ。それに理事長も居る。
「今まで本田さんとあまり話した事無かったですね。理事長はご存知でしょ?私は事務局長の鳥原大樹です。こちらは九州ダンジョン協会の岡部さんと、テレビ西日本の石橋さんです。」
「いやぁ!本田さんお久しぶりです。あの時以来ですね?昨日の放送にユーツベの生配信ビックリしました。おそらく私だけでなく、世間中が驚いたと思います。本田さんがあれ程の実力者だった事に。今日は突然お邪魔して申し訳ありません。私共の急なお願いを理事長様と事務局長様にお聞き入れ頂きまして。」
岡部の爽やかな笑顔の裏には、何かあるのは分かっている。
「君は岡部さんと知り合いの様だね?この話は我が社としても有益だと判断して受けたが、何しろ君のプライベートな事だから、君の意志を尊重したくてね。」
好々爺の理事長には、岡部の悪巧みなんか分かるはずも無い。
結構、ダンジョン協会の言い分は、我々に協力しろゴラァ!大人しく協力すればお前の会社も安泰だ。さらにテメーにも金も名誉も入るぞゴラァ!という内容を岡部の上品な言葉遣いで言っている。
それに対する僕の答えはオッケーだ。
ダンジョンの中でインタビューに応じると約束した。
僕の二つ返事に、断られる事を想定していたのか?岡部はウッキウキだった。今にもスキップしそうな足取りで帰って行った。
◇ ◇ ◇ ◇
「それでは生放送入ります。5秒前!3…2…!!」
「皆さん、こんにちは!今日のニュース7は、なんと!今話題のダンジョンに来ています。そして本日のゲストとしまして、ダンジョンマンにお越し頂いております。さらに先日、ダンジョンに魔物が異常発生する緊急事態を収めた謎の実力者、ソロ冒険者として御活躍中の本田さん、さらに九州ダンジョン協会の岡部さんにもお越し頂いております。皆様よろしくお願いします。」
次の日、重い身体を引き摺り出勤する。
「あ!本田さん!ちょっと来て下さい!大変な事になってますよ?」
主任が血相を変えて、僕の出勤を待っていた。
「ど、どうしたんですか?何事??」
「何事も何も?早く!みんな待ってますよ!」
主任は足早に、僕を応接室まで連れて来た。応接室の扉を開けると会社のお偉方、見た事無い人、そして岡部が居た。
「失礼します。本田を連れて来ました。」
僕を差し出すと主任は、部屋の後ろにサッと引いた。
「ありがとう。君はもう良いよ。ご苦労様。」
一緒に会話を聞く気だった主任は、体よく部屋を追い出された。
「まぁ、腰掛けて下さい。」
会社のおそらく……理事長の甥っ子かなんかと聞く事務局長とかいう人だ。それに理事長も居る。
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「いやぁ!本田さんお久しぶりです。あの時以来ですね?昨日の放送にユーツベの生配信ビックリしました。おそらく私だけでなく、世間中が驚いたと思います。本田さんがあれ程の実力者だった事に。今日は突然お邪魔して申し訳ありません。私共の急なお願いを理事長様と事務局長様にお聞き入れ頂きまして。」
岡部の爽やかな笑顔の裏には、何かあるのは分かっている。
「君は岡部さんと知り合いの様だね?この話は我が社としても有益だと判断して受けたが、何しろ君のプライベートな事だから、君の意志を尊重したくてね。」
好々爺の理事長には、岡部の悪巧みなんか分かるはずも無い。
結構、ダンジョン協会の言い分は、我々に協力しろゴラァ!大人しく協力すればお前の会社も安泰だ。さらにテメーにも金も名誉も入るぞゴラァ!という内容を岡部の上品な言葉遣いで言っている。
それに対する僕の答えはオッケーだ。
ダンジョンの中でインタビューに応じると約束した。
僕の二つ返事に、断られる事を想定していたのか?岡部はウッキウキだった。今にもスキップしそうな足取りで帰って行った。
◇ ◇ ◇ ◇
「それでは生放送入ります。5秒前!3…2…!!」
「皆さん、こんにちは!今日のニュース7は、なんと!今話題のダンジョンに来ています。そして本日のゲストとしまして、ダンジョンマンにお越し頂いております。さらに先日、ダンジョンに魔物が異常発生する緊急事態を収めた謎の実力者、ソロ冒険者として御活躍中の本田さん、さらに九州ダンジョン協会の岡部さんにもお越し頂いております。皆様よろしくお願いします。」
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