ぽっちゃりおっさん異世界ひとり旅〜目指せSランク冒険者〜

ぽっちゃりおっさん

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中級冒険者

試食会

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 「まずはこれを。」

 [ナホリエール]を生活魔道具の冷蔵庫でキンキンに冷やしたものだ。

 [ナホリエール]は美味しかったが、常温であり生温いのが欠点だった。

 「いかがでしょうか?」

 キンキンに冷やしただけで、別物になったほど美味い。

 「いいでしょう?こちらとこちらも冷やすと別格になるんで試して下さい。」

 [シャルドネ]とリンゴの発泡酒[シードル]だ。

 キンキンに冷たく喉越しが良い2種類の酒も最高に美味い。

 「これは良いですね!何杯でも飲めそうです。」

 「そうでしょう!?それに合う食事も試食お願いします。」

 以前どこかの屋台で食べた記憶がある串焼きが出てきた。

 「これは屋台でも人気商品をさらに改良してみました。」

 [角ウサギの串焼き]だ。

 塩味、スパイス味、味噌味、レモン塩味とバリエーションを揃えている。

 ジューシーで、柔らかい串焼きは文句なく美味い。

 あまりに美味すぎて、保管して持って帰りたいからと、焼けるだけ焼いて貰った。

 続いて[角ウサギの唐揚げ]が出てきた。角ウサギをスパイスで漬け込み、油で揚げた熱々の逸品である。

 間違いない美味さだ。これも持ち帰り分もお願いした。

 他にも、煮込みや、揚げ物など酒に合う食べ物というコンセプトで作ったという逸品が次々に出てきた。

 「くにどん様いかがでしたか?」

 「どの料理も工夫されて美味かったです。酒と料理の店を出店しましょう!」

 まずは、今の料理と酒を落ち着いて食べる事が出来る落ち着いた店。

 もう1店は、酒と串焼きだけを立ち飲みでサッと食べれる店《立ち飲み屋》を提案した。

 食事メニューを1種類にして手間とロスを省き、立ち飲みにする事で客の回転を良くして安く提供する店だ。

 「くにどん様、流行りそうですね。仕事終わった農夫などが帰りに1杯飲んだり出来ますね!」

 前世で僕が好きだった店の形態である。

 「店員になる従業員が確保出来れば、すぐに開店に取り掛かりましょう!ソフィさんを責任者にして店長を選んで下さい。」

 統括マネージャーに店舗の選定、開店準備などを指示して飲み屋を作る計画を立てた。

 ほろ酔いになった僕は、[くにどんハウス]に帰る事にした。
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