人生5周目!!5度目の人生はマッタリ冒険者になります。

ぽっちゃりおっさん

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新人冒険者

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 おっとそうだ。今日泊まる宿のオススメを聞いてみよう。

 案内係のマリリアさんを見つけて近づいて行く。

 「すいません。ギルドとは関係がないのですが、お手頃な値段で泊まれるオススメの宿ってありますか?」

 「うーん、オススメの宿ですか?ちょっとお高いですが綺麗で上質な宿なら、【羽衣亭】ですかね。それより少し値段が下がると【宿り木】でしょうか?お風呂はないみたいですが、料理が美味しく冒険者がよく利用しているみたいです。安さだけを求めるなら、【毎度屋】かな?ここもよく冒険者が利用してるらしいです。食事なし。風呂なし。の素泊まりですね。夜居酒屋で飲む人は、食事なしでも構いませんからね。」

 上中下と分けて教えてくれた。この案内係はなかなかやるな。

 「ありがとうございます。参考になりました。」

 中ぐらいの【宿り木】に行ってみよう。美味しい食事は魅力的だ。

 [探索]で【宿り木】を探すとギルドからほど近い場所に建っていた。

 木製2階建ての建物に真鍮製の看板を掲げている。木の枝に鳥が休憩している絵だ。なるほど、それで【宿り木】というシャレか!

 ドアを開け店内に入って行くと、恰幅の良い女性がいた。

 「あら?どうしたんだい坊や?」

 「あのー泊まる事は出来ますか?」

 「あれま!お客さんかい?1人で来たのかい?親御さんはどうしたんだい?」

 「冒険者となり、1人で旅してまして。泊まる事は出来ますか?」

 首すじから、ギルドカードをチラッと見せた。

 「そりゃお金さえ払ってくれれば、子供だろうが、お客さんだけども……お金持ってるのかい?」

 「一晩おいくらですか?」

 「朝と夜の食事が付いて、一晩銀貨10枚だよ。風呂はないよ。お湯桶は1人1杯までだよ。」

 とりあえず、現在手持ちには、金貨1枚と銀貨50枚ちょっとある。連泊するとして15日分は大丈夫だ。

 「連泊も出来ますか?」

 「ああ。大丈夫だよ。」

 「それならば、今日一日泊めて貰って、気にいれば連泊をお願いしたいのですが……」

 「ああ。いいよ。料理も口に合わないといけないからね。じゃあ、2階の1番奥の部屋を使っておくれ。食事は声をかけるよ。お湯はいつにする?食事の後ね。承知したよ。じゃあ食事時になれば、部屋に声掛けに行くから、ゆっくり寛いでいてくれ。」

 わらが敷き詰められただけのベッドに横たわり今後の生活を考えた。

 とりあえず当分の生活は大丈夫そうだな。

 こんな行き当たりばったりも面白いじゃないか!

 当面の目標は、資金集め。資金が溜まれば、店を出すか?それとも本格的に冒険者生活をするか?
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