人生5周目!!5度目の人生はマッタリ冒険者になります。

ぽっちゃりおっさん

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ユートピア村

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 「それでは、僕も少しやり過ぎた反省を行いましょう。」

 「フライ!」

 僕は風魔法で空を飛び燃え落ちた校舎に向かい、修復魔法を掛けた。

 魔法を掛けた箇所から、時間が遡る様に徐々に校舎が復元されていく。

 「おお!なんと凄い!」

 修復には数分の時間を要したが、焼け落ちた校舎は、燃える前の姿に戻っていた。

 「こんな強力な魔法は拝見した事がありません。ノア君……いやノア様……貴方はいったい……」

 「ただの子供ですよ。いいですか?約束です。まず僕の家族と僕の開発中の村に手出し不要。校舎を破壊した事の不問。ギルド新設。魔石の買取、収集許可。を確約して下さいよ。約束を違えると僕は、敵となるかもしれません。」

 「ノア様の仰る通りにさせて頂きます。校舎も修復して頂きありがとうございました。これで私も面目が立ちます。ノア様感謝致します。」

 「それでは僕は開発中のユートピア村に戻ります。国王陛下の許可が降りれば、僕の約束通りに隣国ノルディアの調査に動きましょう。今回は少し興味が出たので協力しますが、以後は協力しませんからね。それから権利で抑えつけようとする行為は僕が1番嫌いなやり方なんで以降は気を付けて下さい。」

 「承知致しました。ノア様を無理矢理抑えつけようとなど以降は思いも致しませんのでお許しください。」

 要らない仕事を引き受ける事になったが、僕の要求も通りそうだし、良しとしよう。

 ユートピア村へのお土産として食料品を沢山買い込み、瞬間移動テレポートした。

 家に戻って来た僕は、7人の女性を集めた。

 「みんなに報告があります。僕はしばらく国の仕事を手伝う事になります。王城から連絡が来たらユートピア村を留守にします。その留守を皆さんに頼みたいのです。」

 7人の女性達は、お互いの顔を見合わせている。

 「国の要人との契約で、この村にも冒険者ギルドを新設する事になりました。ギルド新設の目的は魔石の確保です。魔道具やホムンクルスに魔石を使用するため、魔石がいくらあっても足りないのです。もちろん街に買い付けや、魔物の討伐も行いますが、安定した魔石の確保が必要なのです。そこでとりあえずギルドの運営を皆さんに頼みたいのです。すでに多忙だと思いますが、これといった人物をギルドマスターに据えるまで、皆さんとホムンクルスで運営をお願いしたいのですが……」

 「私達は、ノア様の言われる通りに動きます。護衛にホムンクルスをつけてくれたら安心ですし。冒険者ギルドを新設されるなら、冒険者用の宿屋も必要になりませんか?今の宿屋では、高級過ぎて冒険者は泊まれないかと。」


 
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