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女性が安心して表を歩けないぐらい治安が悪いのが当たり前らしい。
となると、男でもぼんやり歩いてると危険があるかもしれない。いつでもハンドガンを出せる様に心掛けておかなければ!
サルビア商店を出た俺が目指す場所はひとつ。冒険者ギルドだ。魔物を倒して手に入れた魔石を換金するのも冒険者ギルドだと教えられていた。
冒険者ギルドは探す必要も無く見つける事が出来た。メインストリートにドドンと建てられている。
ギルドの建物の外には、コンビニ前でたむろするチンピラさながらの男達が居る。どいつも袖が無い服を着て筋肉を見せつけているのだろう。
建物に近付く俺に視線が集まる。
俺は視線を無視して入り口を潜る。
ギルドの中には、外より多くの人が居る。
どこに行けばいいか分からず、キョロキョロしていると正面のカウンターに可愛らしい女性が立っているのを見つけた。カウンターの頭上には[受付]と掲げられている。
あそこだ!
カウンターに近付くと、一斉に周囲の視線が集まる。何事だ??
「本日はどの様な御用件でしょうか?」
可愛らしい女性は透き通る様な声だ。胸の名札には[リサ]と書かれている。
「ギルド登録をお願いしたい。それから魔石の買取も可能と聞いているが?」
「はい。登録も魔石の買取も可能です。ギルド登録という事は、当ギルドは初めてですか?」
「ああ!この街に来たのも初めてだ。問題あるか?」
「いえ、大丈夫です。早速ギルド登録に移っても構いませんか?ではまず貴方の血液を一滴頂きます。指を出して下さい。そうです。ちょっとチクッとしますよ。」
受付嬢リサはそう言って針の様な物で俺の指を傷付けた。僅かに血が滲む。
「さぁその血をこのプレートの上に垂らして下さい。そうです、そうです。では貴方様の名前を口にして下さい。」
「名前?アキラだ。」
名前を名乗ると、プレートに垂らした一滴の血が動き始めた。どうなっている?魔法か?
【アキラ】 Gランク
赤茶色い銅製のプレートに赤い血で文字が刻まれた。
「これがアキラ様のギルドカードです。ギルドカードは識別票となります。街への入場の際やギルドでの依頼受注、達成報告の際に必要となりますので、紛失しない様にお願い致します。初めてギルド登録された方には、サービスでハンドレットもしくはネックレスタイプにギルドカードを加工出来ますが、如何ですか?」
サービスならば、してもらうか。手首に巻くより、ネックレスタイプの方が好みかな?
「ネックレスタイプに頼む。」
「了解致しました。加工する間に簡単にギルドの説明をさせて頂きます。」
となると、男でもぼんやり歩いてると危険があるかもしれない。いつでもハンドガンを出せる様に心掛けておかなければ!
サルビア商店を出た俺が目指す場所はひとつ。冒険者ギルドだ。魔物を倒して手に入れた魔石を換金するのも冒険者ギルドだと教えられていた。
冒険者ギルドは探す必要も無く見つける事が出来た。メインストリートにドドンと建てられている。
ギルドの建物の外には、コンビニ前でたむろするチンピラさながらの男達が居る。どいつも袖が無い服を着て筋肉を見せつけているのだろう。
建物に近付く俺に視線が集まる。
俺は視線を無視して入り口を潜る。
ギルドの中には、外より多くの人が居る。
どこに行けばいいか分からず、キョロキョロしていると正面のカウンターに可愛らしい女性が立っているのを見つけた。カウンターの頭上には[受付]と掲げられている。
あそこだ!
カウンターに近付くと、一斉に周囲の視線が集まる。何事だ??
「本日はどの様な御用件でしょうか?」
可愛らしい女性は透き通る様な声だ。胸の名札には[リサ]と書かれている。
「ギルド登録をお願いしたい。それから魔石の買取も可能と聞いているが?」
「はい。登録も魔石の買取も可能です。ギルド登録という事は、当ギルドは初めてですか?」
「ああ!この街に来たのも初めてだ。問題あるか?」
「いえ、大丈夫です。早速ギルド登録に移っても構いませんか?ではまず貴方の血液を一滴頂きます。指を出して下さい。そうです。ちょっとチクッとしますよ。」
受付嬢リサはそう言って針の様な物で俺の指を傷付けた。僅かに血が滲む。
「さぁその血をこのプレートの上に垂らして下さい。そうです、そうです。では貴方様の名前を口にして下さい。」
「名前?アキラだ。」
名前を名乗ると、プレートに垂らした一滴の血が動き始めた。どうなっている?魔法か?
【アキラ】 Gランク
赤茶色い銅製のプレートに赤い血で文字が刻まれた。
「これがアキラ様のギルドカードです。ギルドカードは識別票となります。街への入場の際やギルドでの依頼受注、達成報告の際に必要となりますので、紛失しない様にお願い致します。初めてギルド登録された方には、サービスでハンドレットもしくはネックレスタイプにギルドカードを加工出来ますが、如何ですか?」
サービスならば、してもらうか。手首に巻くより、ネックレスタイプの方が好みかな?
「ネックレスタイプに頼む。」
「了解致しました。加工する間に簡単にギルドの説明をさせて頂きます。」
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