社長令嬢ちゃんと婚約者さん

湊戸アサギリ

文字の大きさ
1 / 1

社長令嬢ちゃんと婚約者さん

しおりを挟む
【創作男女】社長令嬢ちゃんと婚約者さん

・オッサン婚約者さん×女子大生社長令嬢さん
・政略結婚前提の婚約者同士の二人がイチャイチャするだけです

キャラ解説

加奈子
社長令嬢。20歳。やや世間的にズレた言動をする天然。おっとりなようでしっかり者。一途なムッツリ。とりあえず婚約者と仲良くしよう!と奮闘してる

吉久
33歳。婚約者。警察官(警部補)。加奈子の親に指名され縁談→婚約。風俗の常連だったが加奈子と婚約してからは加奈子に一途。


ただ致しているだけです




 「ひぁ、吉久さん……」

ベッドの上で裸で横になり、加奈子は陰部の穴を愛でられていた。乳首と陰部を触られているだけで身体が熱く、陰部からは愛液が溢れている。

「かなちゃん?」

「ふ、吉久さん、今日は……私がリードしていいですか? いつも任せてばかりなので」

「え?」

「えっと……舐めてゴムするのと、上に乗ってみたいです。官能小説で読んだので……」

赤面しながら加奈子は起き上がり、吉久に横になるように促す。

「お、おう! よろしく頼む!」

吉久は意外な申し出に促され、ズボンを脱いで横になる。吉久の陰茎は既に半分勃起していた。

ーーハプッ

加奈子はそれを口に入れ中で舐め出す。口の中で唾液を出しながら出し入れすると、吉久のは完全に勃起していく。

「う、ぐ」

吉久は舐められて反応する。

「かなちゃん、嫌じゃねえのか? 舐めるのは……別に必ずやらないとダメってわけじゃっないんだぞ?」

「やじゃあ、らいれふっ!」

「おわぁっ」

舐めながら話し出す加奈子に吉久は反応する。

「ぷはっ、だって……女の子だって、好きな人に触りたいって思いますよっ……」

「お、おぅ……」

勃起させると、加奈子はコンドームの袋を開け本体を出し吉久のそれに取り付けた。

「吉久さんは動かないでくださいっ」

加奈子はゆっくりと吉久の上に乗る形で自分の陰部にそれを挿入させた。

ーージュプンッ

「あああっ!」

加奈子が乗る体制になると、陰茎は陰部の子宮の入口に届いた。加奈子が一番好む箇所は最奥。入っただけでも快感が全身に走る。

「んあ、ふぁっ!」

加奈子はゆっくりと腰を上げたり下げたりをする。柔らかな胸は揺れて見える。それを繰り返していると身体がまた熱くなり、加奈子の陰部は狭くなり絶頂を迎えた。

「んっ……かなちゃんもうイッた?」

「い、言わないでくださいっ」

加奈子は先に絶頂を迎えて上手く動けなくなる。

「……やっぱり俺が動くよっ」

「ひぇっ!」

二人が繋がったまま吉久は起き上がりその勢いで二人の唇は触れ合う。そのままぐるりと、二人の体制は入れ代わり加奈子が挿入されたまま仰向けに、吉久が起きた状態になる。

「……」

「さっきの言葉、俺も同じだからな」

加奈子を見ながら吉久は言った。加奈子はそれに赤面するのであった。



 ※


 吉久が目を醒ますと、バスローブを着て布団を被った加奈子が寝ているのが見えた。事を終えた後、シャワーを浴びその後バスローブを着てそのまますぐ寝たのだ。

(かなちゃん、時々大胆になるから侮れねえな)

昨夜を思い出して吉久は加奈子の寝顔を見つめる。軽くゆっくりと彼女の頭を撫でる。

(親が勧めた相手との結婚はしたくねえって思ったが、やっぱり俺かなちゃんが好きだ……かなちゃんとなら結婚したい)

親の言いなりのようで吉久は婚約には乗り気ではなかったが加奈子が相手なら、と今では思っている。

(かなちゃんは次期社長になるために頑張ってるもんな、俺がしっかり支えないとな!)

吉久は既に夫として傍にいると誓っているのであった。
しおりを挟む
感想 0

この作品の感想を投稿する

あなたにおすすめの小説

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

ちょっと大人な体験談はこちらです

神崎未緒里
恋愛
本当にあった!?かもしれない ちょっと大人な体験談です。 日常に突然訪れる刺激的な体験。 少し非日常を覗いてみませんか? あなたにもこんな瞬間が訪れるかもしれませんよ? ※本作品ではGemini PRO、Pixai.artで作成した生成AI画像ならびに  Pixabay並びにUnsplshのロイヤリティフリーの画像を使用しています。 ※不定期更新です。 ※文章中の人物名・地名・年代・建物名・商品名・設定などはすべて架空のものです。

病弱な彼女は、外科医の先生に静かに愛されています 〜穏やかな執着に、逃げ場はない〜

来栖れいな
恋愛
――穏やかな微笑みの裏に、逃げられない愛があった。 望んでいたわけじゃない。 けれど、逃げられなかった。 生まれつき弱い心臓を抱える彼女に、政略結婚の話が持ち上がった。 親が決めた未来なんて、受け入れられるはずがない。 無表情な彼の穏やかさが、余計に腹立たしかった。 それでも――彼だけは違った。 優しさの奥に、私の知らない熱を隠していた。 形式だけのはずだった関係は、少しずつ形を変えていく。 これは束縛? それとも、本当の愛? 穏やかな外科医に包まれていく、静かで深い恋の物語。 ※この物語はフィクションです。 登場する人物・団体・名称・出来事などはすべて架空であり、実在のものとは一切関係ありません。

ヘンタイ好きシリーズ・女子高校生ミコ

hosimure
恋愛
わたしには友達にも親にも言えない秘密があります…。 それは彼氏のこと。 3年前から付き合っている彼氏は実は、ヘンタイなんです!

放課後の保健室

一条凛子
恋愛
はじめまして。 数ある中から、この保健室を見つけてくださって、本当にありがとうございます。 わたくし、ここの主(あるじ)であり、夜間専門のカウンセラー、**一条 凛子(いちじょう りんこ)**と申します。 ここは、昼間の喧騒から逃れてきた、頑張り屋の大人たちのためだけの秘密の聖域(サンクチュアリ)。 あなたが、ようやく重たい鎧を脱いで、ありのままの姿で羽を休めることができる——夜だけ開く、特別な保健室です。

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

初体験の話

東雲
恋愛
筋金入りの年上好きな私の 誰にも言えない17歳の初体験の話。

完全なる飼育

浅野浩二
恋愛
完全なる飼育です。

処理中です...