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(九)冬姫の覚悟
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六月五日。辰の刻。
日野中野城の城下の町割りは賦秀の祖父・定秀によって定められ、商いが盛んになるにつれ、大いに発展していた。
東西に広がる城下町には弓矢町、鍛治町、大工町などの同業者町が配されているが、その中には早くから鉄砲町と呼ばれる鉄砲鍛冶を有した一角なども設けられている。
天正七年に死去した定秀の後を継いだ賢秀が、そしていずれは賦秀がさらに栄えさせることになるはずの町は今、かつてない危機に立たされようとしていた。
わずかな老兵や少年兵が守る中野城には、夜明けを待ちかねるようにしてやってきた一団があった。
賦秀の姉を嫁に迎えている布施忠兵衛公保が率いる手勢だった。
元々は蒲生郡布施の国人で、蒲生家の家臣の一人であった忠兵衛は、天正六年に開かれた安土の相撲会で、賦秀同様に奉行衆の一人として務めており、自らも出場した記録が残っている。
信長に見込まれて馬廻に取り立てられて直臣となっており、武芸のほども確かな男である。
もっとも、颯爽とした賦秀とは対照的に、まだ年若いにも関わらず老獪な中年のような振る舞いが目立つ男でもあった。
忠兵衛が率いる兵数は二百名ほどでしかないが、もし仮に彼らが焼き働きを行おうとすれば、それを止める武力すら今の中野城には残されていなかった。
入城を許可された忠兵衛は、勝手知った足取りで主郭へと上がり込んだ。
彼を出迎えたのは留守居役の稲田数馬助と、忠兵衛にとっては義弟の妻にあたる冬姫だった。
無論、数馬助は冬姫が応対にあたることに難色を示したが、冬姫は気丈にも「夫不在の今、わたくしは城を守る役目を託されております」と聞かなかった。
「それがし、今は明智様に馬廻として取り立てられてござりまする」
凄みのある笑みを髭面に浮かべそうて切り出した忠兵衛は、本能寺において信長が討たれた際、成す術もなく捕縛されたが、光秀に味方することを約して一命を許されたことを告げた。
そのうえで、籠城を決め込んでいる蒲生父子が光秀に降るのであれば、南近江半国を任せたいとの光秀の意向を伝えた。
「儂らに、殿に降るように説得せよと申すか。情けなきことを申されるな。上様の御恩も忘れ、不忠にも程があろう」
忠兵衛に向かい合う稲田数馬助は真っ赤になって声を荒げる。
だが、数えるほどしか戦える武者がいない城中にあっては、その態度も虚勢でしかない。
二百ばかりとはいえ手勢を引き連れ、しかも腕に覚えのある忠兵衛をひるませるものではない。
「まあ、よくよく了見されよ。忠三郎殿は必ずしも籠城の覚悟を以てこの城から出立された訳ではない、と聞き及んでおりまするぞ。本来であれば、この中野城まで女御衆をお連れするべく出迎えに参られたとか。日向守様の兵があまりに早く、安土から逃げ遅れたのは不運でござったが、なに、まだ手遅れではござらん」
完全に相手をのんでかかった忠兵衛の言いぐさに、数馬助はわなわなと震えるばかりで言葉にならない。
「……もし、否と言えば、いかがいたしますか」
それまで数馬助の傍らで押し黙っていた冬姫が、不意に口を開いた。
「それは無論」
城下には火がかかり、奥方には虜囚の辱めを受けていただくことになる、と言いかけた忠兵衛は思わず言葉を呑み込んだ。
冬姫の、名前の通り氷のように冷え切った目に見据えられ、竦んでしまったのだ。
永禄四年(一五六一年)生まれの彼女は、この時二十二歳。
永禄十二年(一五六九年)にわずか九歳で賦秀の元に嫁いだ際、婚礼の日がとりわけ冷え込んだ冬の一日となったことから、彼女は蒲生家中でいつしか「冬姫」と呼びならわされるようになった。
凛とした佇まいの彼女に、あまりにその名が似つかわしかったためか、正確な実名は後世に伝わっていない。
なお、織田家は男女ともに美形の血筋と言われており、冬姫もその例に漏れない。
婚礼の日から既に十年以上の歳月が流れたが、美男美女の似合いの夫婦との評は今も変わることはない。
冬姫の一言の後、広間にしばしの間、沈黙の時が流れる。
忠兵衛はほんのわずかな時間ですらその空気に耐えられず、咳払いをして視線を外した。
冬姫はなおも、冷たい視線を忠兵衛に向けたまま言葉を継ぐ。
「我が殿は、万が一、明智の兵が城下に入った折は、城も町も焼き捨てて伊勢に逃れよと申しておりました。わたくしはその言葉に従うつもりです」
「む、む……」
忠兵衛の立場からすれば、笑い飛ばしてもかまわない話だった。
町を焼き、城を捨てるなどと、蒲生累代の地に対して軽々しく口に出来る所業ではないのだ。
だが、「本気だ」と忠兵衛は心の底から思った。
その覚悟を、冬姫の瞳の奥に見ていた。
「お引き取り願おう。次に会う時は戦さ場にてのこととなろう」
数馬助が畳みかけると、しばし天を仰いだ忠兵衛が、ことさらに緩慢な動作で立ち上がった。
「致し方ございませぬな。されど、次は安土城を手中に収めた日向守様の兵が押し寄せることとなりましょう。そう遠き日のことではありませぬぞ。されど、安心めされよ。しばし我が手勢は城下に逗留いたす故、その間は兵火がかからぬことは約しよう」
捨て台詞を残して、忠兵衛は立ち退いた。
残された数馬助はやれやれと首を振った。
「情けなや。あの物言い、殿も若殿もさぞ嘆かれよう。そう思われませぬか――」
嘆息しながら振り返った数馬助が息を呑む。
緊張の糸が切れた冬姫は板間に突っ伏し、息をあえがせていた。
そこに居るのは武士を相手に啖呵を切る女丈夫ではなく、父を失い、夫を戦地に送り出して心細さに打ち震える、一人のか弱い女性にすぎなかった。
(どうか、ご無事で)
身体を起こせないほどの虚脱感に襲われながら、冬姫は安土にいる夫の身を案じ続けていた。
まさにその刻、安土城では明智勢による強襲が行われており、賦秀は懸命の防戦を強いられている真っ最中であった。
日野中野城の城下の町割りは賦秀の祖父・定秀によって定められ、商いが盛んになるにつれ、大いに発展していた。
東西に広がる城下町には弓矢町、鍛治町、大工町などの同業者町が配されているが、その中には早くから鉄砲町と呼ばれる鉄砲鍛冶を有した一角なども設けられている。
天正七年に死去した定秀の後を継いだ賢秀が、そしていずれは賦秀がさらに栄えさせることになるはずの町は今、かつてない危機に立たされようとしていた。
わずかな老兵や少年兵が守る中野城には、夜明けを待ちかねるようにしてやってきた一団があった。
賦秀の姉を嫁に迎えている布施忠兵衛公保が率いる手勢だった。
元々は蒲生郡布施の国人で、蒲生家の家臣の一人であった忠兵衛は、天正六年に開かれた安土の相撲会で、賦秀同様に奉行衆の一人として務めており、自らも出場した記録が残っている。
信長に見込まれて馬廻に取り立てられて直臣となっており、武芸のほども確かな男である。
もっとも、颯爽とした賦秀とは対照的に、まだ年若いにも関わらず老獪な中年のような振る舞いが目立つ男でもあった。
忠兵衛が率いる兵数は二百名ほどでしかないが、もし仮に彼らが焼き働きを行おうとすれば、それを止める武力すら今の中野城には残されていなかった。
入城を許可された忠兵衛は、勝手知った足取りで主郭へと上がり込んだ。
彼を出迎えたのは留守居役の稲田数馬助と、忠兵衛にとっては義弟の妻にあたる冬姫だった。
無論、数馬助は冬姫が応対にあたることに難色を示したが、冬姫は気丈にも「夫不在の今、わたくしは城を守る役目を託されております」と聞かなかった。
「それがし、今は明智様に馬廻として取り立てられてござりまする」
凄みのある笑みを髭面に浮かべそうて切り出した忠兵衛は、本能寺において信長が討たれた際、成す術もなく捕縛されたが、光秀に味方することを約して一命を許されたことを告げた。
そのうえで、籠城を決め込んでいる蒲生父子が光秀に降るのであれば、南近江半国を任せたいとの光秀の意向を伝えた。
「儂らに、殿に降るように説得せよと申すか。情けなきことを申されるな。上様の御恩も忘れ、不忠にも程があろう」
忠兵衛に向かい合う稲田数馬助は真っ赤になって声を荒げる。
だが、数えるほどしか戦える武者がいない城中にあっては、その態度も虚勢でしかない。
二百ばかりとはいえ手勢を引き連れ、しかも腕に覚えのある忠兵衛をひるませるものではない。
「まあ、よくよく了見されよ。忠三郎殿は必ずしも籠城の覚悟を以てこの城から出立された訳ではない、と聞き及んでおりまするぞ。本来であれば、この中野城まで女御衆をお連れするべく出迎えに参られたとか。日向守様の兵があまりに早く、安土から逃げ遅れたのは不運でござったが、なに、まだ手遅れではござらん」
完全に相手をのんでかかった忠兵衛の言いぐさに、数馬助はわなわなと震えるばかりで言葉にならない。
「……もし、否と言えば、いかがいたしますか」
それまで数馬助の傍らで押し黙っていた冬姫が、不意に口を開いた。
「それは無論」
城下には火がかかり、奥方には虜囚の辱めを受けていただくことになる、と言いかけた忠兵衛は思わず言葉を呑み込んだ。
冬姫の、名前の通り氷のように冷え切った目に見据えられ、竦んでしまったのだ。
永禄四年(一五六一年)生まれの彼女は、この時二十二歳。
永禄十二年(一五六九年)にわずか九歳で賦秀の元に嫁いだ際、婚礼の日がとりわけ冷え込んだ冬の一日となったことから、彼女は蒲生家中でいつしか「冬姫」と呼びならわされるようになった。
凛とした佇まいの彼女に、あまりにその名が似つかわしかったためか、正確な実名は後世に伝わっていない。
なお、織田家は男女ともに美形の血筋と言われており、冬姫もその例に漏れない。
婚礼の日から既に十年以上の歳月が流れたが、美男美女の似合いの夫婦との評は今も変わることはない。
冬姫の一言の後、広間にしばしの間、沈黙の時が流れる。
忠兵衛はほんのわずかな時間ですらその空気に耐えられず、咳払いをして視線を外した。
冬姫はなおも、冷たい視線を忠兵衛に向けたまま言葉を継ぐ。
「我が殿は、万が一、明智の兵が城下に入った折は、城も町も焼き捨てて伊勢に逃れよと申しておりました。わたくしはその言葉に従うつもりです」
「む、む……」
忠兵衛の立場からすれば、笑い飛ばしてもかまわない話だった。
町を焼き、城を捨てるなどと、蒲生累代の地に対して軽々しく口に出来る所業ではないのだ。
だが、「本気だ」と忠兵衛は心の底から思った。
その覚悟を、冬姫の瞳の奥に見ていた。
「お引き取り願おう。次に会う時は戦さ場にてのこととなろう」
数馬助が畳みかけると、しばし天を仰いだ忠兵衛が、ことさらに緩慢な動作で立ち上がった。
「致し方ございませぬな。されど、次は安土城を手中に収めた日向守様の兵が押し寄せることとなりましょう。そう遠き日のことではありませぬぞ。されど、安心めされよ。しばし我が手勢は城下に逗留いたす故、その間は兵火がかからぬことは約しよう」
捨て台詞を残して、忠兵衛は立ち退いた。
残された数馬助はやれやれと首を振った。
「情けなや。あの物言い、殿も若殿もさぞ嘆かれよう。そう思われませぬか――」
嘆息しながら振り返った数馬助が息を呑む。
緊張の糸が切れた冬姫は板間に突っ伏し、息をあえがせていた。
そこに居るのは武士を相手に啖呵を切る女丈夫ではなく、父を失い、夫を戦地に送り出して心細さに打ち震える、一人のか弱い女性にすぎなかった。
(どうか、ご無事で)
身体を起こせないほどの虚脱感に襲われながら、冬姫は安土にいる夫の身を案じ続けていた。
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