【架空戦記】蒲生の忠

糸冬

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(二十一)堅田の合戦(後編)

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 後陣の前田勢が陣払いをして北に向かい始めたことで、事情を聞かされていない柴田兵がざわめきはじめた。

「前田勢が逃げた、と騒いでおるものがおりまする」

 陣所を見回っていた毛受家照が、渋い表情で勝家に報告する。

「すぐに物頭に命じて黙らせよ。前田勢は大溝城に乱入した敵を蹴散らしに参ったのじゃ。それを逃げたなどとは、とんだお門違いじゃ。それに、陣替えを急がせよ」

 勝家は憤りもそのままに、強い口調で命じる。

 今のままでは、前田勢を入れるために開けた持ち場に穴が空いてしまう。

 従って、再び配置換えを命じたところであった。

 元居た場所に戻るだけとはいえ、意味のない作業を強いられたことで兵の不満が高まっている。

 そんな時に、くだらない噂が広まるのはなんとも腹立たしかった。

 そこに、思いも寄らない、否、ある意味ではもっとも聞きたくなかった声が聞こえてきた。

「敵じゃーっ!」
 物見の兵が声を限りに叫んでいる。

 その報せは一気に柴田勢の各陣に伝播していく。

「なにっ」

 勝家は床几が倒れるほどの勢いで立ち上がり、陣幕を出て眼前に目を凝らす。

 じれったいほどにゆっくりとした足並みで、明智勢の先鋒が陣を出て押し出してくるのがみえた。

 柴田勢の騒ぎが落ち着くよりも先に、斉藤利三の指揮の元、明智勢の鉄砲放ちどもが前に進み出るや、柴田勢の陣城目がけて一斉に撃ち放った。

 銃声はすさまじく、湖岸に迫る曼陀羅山の山裾に反響して木霊した。

 だが彼我の距離がありすぎて、威力のある弾丸が柵の中まで飛び込んでくることはなかった。

「左様な腰の引けた撃ち方では、当たるものかよ。皆、笑うてやれ!」

 豪胆な佐久間盛政などはそう味方を鼓舞する。

 しかし、明智勢は柴田勢の笑い声を意に介さず、持盾や竹矢束を前に押し出した上で、さらに前進を続ける。

 やがて弾込めが終わった鉄砲組が進み出て、再び斉射が行われる。

 今度は距離が縮まった分、数発が柴田勢の兵を傷つけた。

「くそっ、撃ち返せ!」

 異口同音の命令が柴田勢のあちこちで発せられ、柵の内側からも鉄砲が次々に火を噴く。

 しかし、明智勢の最前列に進み出た竹束の列が銃弾を防ぐ。

 運悪く束の隙間を突き抜けて死傷する明智の兵が倒れるが、軍列の動きを止めるほどではない。

 ほどなく、柴田勢に倍するほどの数の鉄砲が一斉に放たれる。

 飛び込んできた銃弾に、柴田勢の鉄砲足軽が呻き声をあげて次々に倒れる。

 数度にわたって斉射を浴びせあったが、ややもすれば柵の内側にいるはずの柴田勢のほうが押されているような格好になった。

 元々の鉄砲の数が違うことに加え、陣替えの最中であることが柴田勢の反撃を鈍いものにしていた。

「ええい、撃ちあっておっては敵の思うつぼじゃ。討って出て蹴散らしてくれる!」

 焦れた佐久間盛政が吼えた手鑓をかいこんで愛馬にまたがる。

 前後にずらして配置された柵の隙間から、騎馬武者が盛政を追い、縦列を作って躍り出る。

 盛政と騎馬武者の突出に明智勢は銃弾を浴びせて数騎を撃ち倒したが、その勢いを止めきれない。

 斉藤利三はやむを得ず、長鑓組を前に出しての応戦を余儀なくされた。

 そのため、明智勢の前進はしばし鈍った。

 だが、柴田勢にとっても代償は大きい。

 銃撃と槍衾によって、盛政配下の武者が幾人も討ち取られていた。

「あ奴はなにを猪突しておるのじゃ。陣城の内で腰を据えて采配を振るうように伝えよ!」

 日頃は盛政の勇猛さを愛でている勝家だが、今日ばかりは褒めるつもりもなく使番に怒鳴りつけている。

「殿っ! 北より前田勢が戻って参ります」

「むうっ!?」

 毛受家照から思わぬ報せを受け、勝家は妙なうなり声をあげた。

 それほどまでに、前田勢の名をこの場で聞くとは想像もしていなかったのだ。

 大溝城の敵勢を蹴散らしての帰還とは考えられない。

 出立した時間から考えて、まだ大溝城にも到達していないはずだった。

 幔幕に遮られているため背後から前田勢が迫る様子は直接伺えなかったが、北方から迫る軍勢が前田勢以外であるとは考えられなかった。

「我が方の状況を察知して、兵を返してきたのか……」

 少なくとも勝家は、利家に戦線に復帰するように命じていない。

 部下が勝家に無断で早馬を送って窮状を伝えたとも思えず、利家が自ら判断したと考えざるを得ない。

「前田勢なくとも押し返してみせるつもりであったが、いまさら戻ってくるなとも言えまい」

 勝家は苦笑気味に口元をほころばせた。

 前田勢およそ四千が、後手に回って押され気味の戦況を逆転させる鍵となるかも知れない。

 ならば、どこに投入するのが最も効果があるか。

 戦況を改めて判断しようと床几から立ち上がった勝家の耳に、さらに予期せぬ言葉が飛び込んできた。

「前田勢、返り忠ーっ!」

「なんだとっ」
 勝家は思わず、先にもまして頓狂な声をあげる。

 ――前田勢が寝返った。背後から襲ってくる。

 そんな声が陣中のあちこちで飛び交っている。

「ええい、かような流言を飛ばすでない! 前田又左が裏切るはずがなかろう!」

 勝家は狼狽えた様子の馬廻衆に向かってしかりつける。同時に気づいた。

「いかぬ、敵の乱波が陣中に紛れておるに相違あるまい。流言を飛ばす輩は問答無用で斬り捨てよと伝えよ!」
「はっ」

 使番が本陣から飛び出していく。

 しかし、騒ぎは容易に鎮まらない。

 あたかも突撃してくるかのような速度で前田勢が背後から接近していることが、柴田勢を動揺させていた。

 そして遂に、前田勢目がけて柴田勢の後備から弓鉄砲が放たれる事態となった。

 当然のことながら、味方の苦境を「勝家からの使者」によって知らされ、急いで駆けつけてきたところに弓鉄砲で出迎えられた前田勢の驚きと怒りも尋常ではない。

 利家に反転を決意させた使者は、勝家が言うところの「敵の乱波」などではなかった。

 光秀の仕掛ける計略を実行したのは、実は織田信澄の遺臣であった。

 謀叛に加担していないことを証明するため、明智勢に無謀な突撃を仕掛けて斬り死にした織田信澄であるが、その家臣がことごとく主君の後を追って討たれた訳ではない。

 むしろ主君の暴走についていけないまま、働き次第で厚遇を約束する光秀の誘降に乗った者も多かった。

 彼らは、堅田の水軍衆が大溝城に突入する際に同行して上陸を果たしていた。

 その後、城内にいた信澄の家臣、すなわちかつての同僚に働きかけて抵抗を鈍らせた他、前田勢に柴田勢の危機を伝えて軍勢を反転させるなどの働きを見せていた。

「なんたる無様な真似を! 我らが寝返ったとでも思うたか!」

 味方につけている筈の信澄の遺臣に攪乱されているとはつゆ知らず、利家は柴田勢の陣に向かって怒声を放つ。

 しかし、かといって味方討ちをさせる訳にもいかない。

 家臣に命じて懸命に兵を宥め、北に後退して距離を取るほかに術がなかった。

 しかし、このような混乱を明智勢が見逃す筈がなかった。

 光秀のいる本陣では総攻めを命じる陣太鼓が高らかに鳴り響き、明智勢の二陣・伊勢貞興、次いで三陣・松田政近の手勢が歩調をそろえてひた押しに押してくる。

 攻撃が集中したのは先鋒の不破光治の陣ではなく、その後方、前田勢が抜けた穴を埋めるべく塀を寄せていた金森長近や原長頼らの陣だった。

 陣替えの最中に攻撃がはじまった影響から抜け出せていない両勢は、他勢が築いた柵の間合いを充分に把握できておらず、その点では敵陣の仔細を観察していた明智勢よりも地理不十分であった。

 味方の築いた柵と濠に阻まれて有効な兵の進退をしかねている間に、明智勢は柵を倒すほどの距離まで接近を果たしていた。

 ひたひたと押し寄せる明智勢の攻撃に耐えきれず、金森勢、原勢が相次いで崩れると、最右翼の曼陀羅山で取り残されそうになる不破光治勢の士気も萎えた。

 不破勢の中から、ばらばらと山の北側へと逃げ込む者が続出し始めた。

 三方から押し寄せる敵を前に、開戦当初から懸命に指示を飛ばしていた光治もさすがに支えきれなくなる。

 前田利家が返り忠、大溝城は既に落ちた、などと織田信澄の遺臣に端を発する流言が、柴田勢の陣中に瞬く間に広がり、抑え込むことができなくなっていた。

 もはや下がる場所がない、との認識は決死の覚悟を強いる背水の陣にはほど遠い。

 ただ士気を挫かれた兵が、こぞって山中を目指して陣から抜けるばかりである。

「又左め、半端に右往左往しおって」

 強引に兵を寄せて明智勢の矢面に立つところまで前進すれば、寝返りと誤認されることもなかったのに、と勝家は八つ当たり気味に悔しがる。

 もっとも、山が迫る湖畔幅の狭い平野部を塞ぐように柴田勢が布陣している以上、それをかきわけて前に出るだけの空間はないし、それまで黙って味方からの攻撃にさらされるのを許容できるはずもなかった。

 利家にしてみれば、くだらない流言に動揺する兵を抑えられない勝家の指揮力を嘆きたいところであろう。

 陣替えの最中でやや手薄になっていた本陣正面の柵を乗り越え、明智勢が勝家直率の兵と交戦を始めていた。

「小癪な、明智づれなど押し返してくれる」

 床几から腰を浮かせた勝家はそう吼えて手鑓を手にしたが、馬廻衆が周囲を固めて最前線に進み出るのを制止する。

「ここは我らにお任せを! 大将たるもの、みだりに鎗働きなどなされませぬようお願いいたしまする!」

 毛受家照がそう宣言して、馬廻を率いて明智勢に挑みかかっていく。

 さすがに勝家が手ずから鍛えた馬廻衆は強い。

 浮き足だった戦況にもかかわらず、功に逸る明智勢の矛先を巧みにあしらい、手堅く押しとどめる。

 しかし、本陣以外ではあちこちで柵を破られ、連携がとれずに孤立した陣が複数方向から攻め立てられて敗走を余儀なくされている。

「これ以上はもたぬか……」

 ひっきりになしに届けられるのは、援軍の要請と、陣を退いたとの報せばかり。

 そしてその中には、名のある将の討死を伝えるものもある。

 なぜこうなった、と熟考する時間の猶予は勝家には無かった。

「やむを得ぬ。陣を払う」

「して、いずれに下がられまするか」

 不利な戦況にあっても、どこまでも勝家に従う覚悟を固めている毛受家照が問う。

 家照は顔も甲冑も、返り血を浴びて朱に染まった凄絶な姿となっている。

 大溝城の状況は不明であるが、兵を退いた先で再び城攻めなど行える状態でないことは、勝家には容易に想像が付いた。

「うむ。湖西に大溝しか城がない訳でもなかろう。朽木谷あたりにて兵を集める旨、申し伝えよ」

 朽木元綱が治める朽木館は、かつて金ヶ崎退き陣にて越前から京へと逃げ帰る途中の信長が身を寄せたこともある。

 信長のみならず、京を逐われた将軍や有力者が難を逃れて駆け込むことの多い因縁めいた地である。

 退却の命令を受け、明智勢にまとわりつかれながら柴田方の諸勢が陣を払い始める。

 しかし、その動きを目で確かめながら、勝家自身は本陣にて立ちつくしたまま陣払いの命令を出さない。

「殿。我らも退きませぬと」

 既に数度にわたって明智の雑兵と渡り合い、全身に返り血を浴びている家照が本陣から動かずにいる勝家に呼びかける。

「我らは最後までここを動かぬ。この地にあって殿軍をつとめる」

「殿、それは」

「なにをうろたえる。目下、もっとも統制がとれておるのは我が手勢、つまりお主らではないか。腰の定まらぬ者に殿軍を命じても蹴散らされるのがおちじゃ」

 勝家にそう言われてしまえば、家照以下、馬廻りとしては覚悟を決めるしかない。

「判り申した。ならば、お味方が下がられるまでの時間、つくりだしてみせましょうぞ」



 不破光治、金森長近、原長頼らが這々の体で陣を払い、柴田勝政、勝豊両勢は大きく崩されている。

 今や戦場の柴田勢は勝家の本陣と、その右脇を固める佐久間盛政の陣だけになっていた。

「あ奴はなにをしておる。早々に兵を退け」

 勝家は盛政の陣に使番を送り込んだが、返ってきたのはふてぶてしい回答だった。

 曰く、「親父殿だけでは心許ないゆえ、我が手勢も加勢いたす」と。

「あの阿呆め。勝手にせよ」

 吐き捨てながらも、勝家は苦笑を浮かべていた。

 現実問題として、正面のみならず、回り込まれた右翼面からも圧力を受けている状況では、秩序だって兵を退くのは困難となっていた。

 勝家と盛政、二つの備えが互いに支え合い、横矢掛けで援護をしながら、じりじりと後退をはじめる。

 かさにかかって押し出してくる明智方の武者には、時には鉄砲の一斉射撃で、鉄砲隊を持ち出してきた際には撃たせる間を与えず騎馬武者を突撃させ、懸命に凌ぐ。

 もはや勝家自身の槍働きを馬廻衆が押しとどめるだけの余裕もない。

 勝家は年を感じさせぬ鋭い鎗遣いで、雑兵を二名ばかり瞬く間に突き伏せてみせた。

「我が名は柴田勝家なり! 下郎ども、我が首を獲れるものならば獲ってみよ!」

 血によって穂先が朱に染まった黒塗り柄の鎗を天にかざし、勝家が吼える。

 すわ大将首、とばかりに明智の雑兵が群がってくる。

「殿をお守りせよ! 蹴散らすのじゃ!」

 毛受家照が鎗を振り回し、あたるを幸いに雑兵をなぎ倒す。馬廻衆も後に続いた。

 しかし、彼らの奮戦をもってしても明智勢の猛攻を押しとどめることは出来ない。

 勝家の馬印を掲げていた兵がいつの間にか逃げ出し、投げ捨てられた馬印は踏みにじられた。

 ついには人の波に巻き込まれるように、馬廻衆や小者らとも散り散りになってしまう。

 結果として、柴田勢の多くは戦場から逃れることは出来たが、勝家自身と彼に最後まで従った毛受家照や馬廻衆は、ただの一人として朽木谷に姿を見せることはなかった。

 誰の手によって勝家の首級が挙げられたのか、それとも人知れず自刃して果てたのか、勝家の消息はこの日を境に永久に絶えた。
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