sss級能力者の俺が下級魔導師とパートナーになるなんてありえない

クロエ マトエ

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奴隷族編

悲しいけどこれが事実だから……。

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僕達は……一生この檻の中から出られない
それが「奴隷族 」という物なのである

「では 休憩だ! ただし1分な 」

「は… はい 」

息は荒く、同じ日々が何回繰り返されたの
だろうか……ゼルエスは幼き日より疑問に
思っていた……

「水 水  水 」

みんなが一斉に水の場所に向かう……
もちろん時間は1分の為 飲めないものも存在
する…… 人間の沙汰ではない

「水 飲ませてー お願いします! 」

「ダメだ! 時間が過ぎた 」

水を飲めない奴隷族の民は大体が脱水症状
で死んでしまう

「おい カルパが 死にそうだ 水を
もらえないか!息子を助けてください 」

「先程 休憩をあけだただろ、それを
無駄にした貴様の息子がいけないのだろう 」

「そんなこと言わずに 監視員さん
 お願いします  お願いします  」

「無理だ! なら 死ね  」

そういうと 監視員は その場から去り……

「お父さん…… 大丈夫だよ……少しだけ
休ませて 」

「ああ おやすみ 」

そして また ここで カルパと言う青年が
息を閉じた……「悲しいけど これが事実 」
それが僕達 奴隷族のことば……。

僕達はまだ若い……でも恐ろしい。

若さ故の怖さを知る……。


「悲しいけど これが 事実なんだ 」

俺は泣きながら……その言葉をつぶやいた
未来は見えない、明日ですら怖い……そんな
日々…… 世界は僕達を笑っているんだ

「ゼルエス……ぅぅ 」

キイナは俺を抱き締め、その場所を見て
泣いているんだ……

「キイナあああああああああああ 」

二人は泣いた、でも監視員の罵声は鳴り止む
事を知らない……「真実は残酷 」なんだ

「そこ……手を止めるな 懺悔室に連れて
行くぞ ガキ 」

「……ゼルエス働かないと 」

「うん…… 」

僕達はまた歩いた……先の見えない戦いに
なるかもしれないし 一生このまんまかも……
知れないし

キイナは僕の手を取り……まっすぐに
導いてくれた……

「僕には……キイナしかいないんだ 
だから僕が守らないと! 」

人生とは言える代物ではないし……生きる
のに何回も何回も挫折した……でもいまは
ちょっとだけ変われた

でも幼い僕に取っては 難しい話

「そこ!!動け!! 」

監視員は俺達を睨み……走りよってくる……
そして監視員は俺の腹をいきなり蹴る

「うっ……!! 」

「動けって言ったよな?奴隷  」

俺は蹴られた痛みの反動で……俺は監視員を
睨んでしまう……

「何だ!! その目は!! 奴隷の分際で
ドワーフに反感の目を持つだど このゴミ以下
の存在が 何を見ているんだ!! 」

そしたら、監視員の男は俺の胸元を掴み……
顔を何発も何発も殴り続けた……

「お許しください!!お許しください!!
ウチの息子が迷惑をかけたならすいません
お願いします お許しください!! 」

ママは俺が殴られてる所を見て、真っ先に
土下座をした……下は土でママのおでこには
茶色の土がくっついてしまう程に……。

「ダメだ!!今日という今日は許されない
このお前のガキはドワーフに反感の目を……
持っている!!洗脳が効いてないみたいだ 」

「いたい…… いたい いたいよ……ママ 」

洗脳……それは狂気に近い程……ドワーフに
絶対服従……逆らえば殺される。

でも監視員の男は俺を殴り続ける……痛さは
天にまで昇る……

「殴られれば時期に 恐怖洗脳ができる
このガキがドワーフに…… 」

その男は…… その後言葉を失くした……
何を言おうとしたのだろう

 「きっと……殺されずにすむ…… 」

その男の後の目は泣いていた……涙が俺の
顔にかかる程に……。

「おじさん……泣いてるの? 」

僕は……おじさんの目を手で吹いた……

「泣いてなんかいない  作業に戻れ 奴隷」

おじさんの言葉は何故か優しく思えた……

「はい!! 」

  ……そして14時間の作業が終了した……

それぞれ檻の中に入り……就寝に着く……

そして僕は目を瞑ったら……

「ねぇ? ゼルエス  世界って広いんだよ 」

「世界?世界ってなに? 」

「いま私達が住んでるここ! 」

「だったら狭いじゃん! フフッ  」

そう……キイナは俺の隣で目を開け……
布団の中で話してくれた

「違うんだよ!本当はすごーいーひろいん
だよー!! 」

「すごいひろいの? 」

「うん 私達が見たことない景色がいっぱい
いっぱーい広がってるんだよ!! 」

「本当に 信じられないよー!! ぼく
生まれた時からここに居たからさ 」

そして……僕は キイナのお話を聞いた……
星の話や 人のお話 地球と言う話!!色んな
話をしてくれた……そしたらいつのまにか
他の檻の中の人達も聞いて居た

そして……翌日……

僕が起きた頃には ママは居なかった……

「ゼル お前の ママ 朝 連れていかれたぞ 」

僕の隣に居たおじさんがそう言った

「ママ…… 」

そして……その瞬間……懺悔部屋の方から
銃を放つ音が何発も聞こえた

「ママ!! ママあああああああああ 」



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