sss級能力者の俺が下級魔導師とパートナーになるなんてありえない

クロエ マトエ

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奴隷族編

売買

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そして……10年後……。

母はあの銃声以降 姿を見なくなった……
当然監視員の連中に聞いてもわからない
と言われ……そのまんまだ……

「母さん…… 」

「ゼルエス!作業始まるよ  」

結局俺達は奴隷族という種族を10年も……
過ごしてしまった

「お母さん! お母さん! お母さんを
いじめないで! 」

俺はその声を聞いて……後ろを振り向くと
監視員の男が少女の母をいじめていた ……
腹に蹴りをいれたり、背中を蹴ったり

「いじめないで! いじめないで!お願い!
お母さん! おかああああさん! 」

そして、俺は監視員の方に歩こうとしたら
キイナは俺の手を掴み

「行ったら ダメだよ  」

「でも……あのままだと殺されちまう 」

「でもダメよ 」

その瞬間……あの監視員の男が出てきた

「おい!奴隷族の死亡率が高くなってる
このままでは作業にならない 」

「え……でも ザンダさん この奴隷僕に
対して反感の目を見せたんですよ 」

「命令だ! 」

そう言うと、その男は悔しそうな顔で……
その場を去り……そしてザンダも去った

「おかああああああさん 」

「ユキノ ごめんね 」

二人は抱きしめ合いながら、泣いていた……

そして……作業が開始された

「いつまで 掘り続ければいいんだよ 」

俺は地下の穴をひたすら掘り続けていた……

「口答えしないで   掘り続けろ 奴隷 」

クソっ! クソがああ  汗はダラダラで、
5時間に1分しか休憩をくれない……

キイナも頑張ってる……俺もやり続けないと
ひたすら、ひたすら、永遠に続く地獄を……
もがき続けないと

「 そうだ 今日 は 売買ショーがあるな 」

俺は見張りの監視員に耳を向ける

「……売買ショー? 」

初めて聞く単語だった……そしてふと目を
向けると作業の時間は終了していた

「おい 奴隷族! 今日は 売買ショーの
日だ! 25年に一回しかない  」

そこに居た奴隷族は全員監視員の方を見た

「奴隷族の女共は 服を着替えよ 」

そして奴隷族の女は、全員監視員の後ろに
ついて行った……キイナは「行きたくない 」
と小さな声で呟いた

「キイナ…… キイナ 」

俺がキイナに近づこうとすると、監視員
の連中に止められた

「ゼル!ゼル ! ゼルエス  たすけて 」

「クソッ 離せ! 離せ!  離せよぉぉぉ 」

俺は監視員を突き放し、キイナの所に
向かった瞬間……銃声音が鳴る……

その瞬間 何故か自分の足が熱かった……
そして自分の足を見ると、銃で足を打たれた
それを確認した瞬間……強烈な痛みが自分を
襲い始める……

「あああああああああああああ 」

「奴隷の分際で、場をわきまえろ 次は
殺すからな 」

「ゔあああああああああああああ 」

俺も嫌な予感はした……キイナとはもう……
永遠に会えないんじゃないかって……。

そして時間は過ぎ……。

奴隷族の女達は 何故か大きい舞台の上に
立たせられた……その様子は 男の方にも
モニータの用な何かでそのキイナ達の様子を
見れた……。

そしてキイナ達の前にある……幕が上がると
そこには残酷な風景が浮かんでいた

薄気味悪い おじさん達が何やら話していた
でも全員が見たことあるような有名な金持ち

「あの右から二番目の奴隷 かわいいな 」

「嫌私は左から6番目だ」

そうキイナを含め……舞台にいるのは……
奴隷族の中でも可愛いと言われる

20人を集結させたようだ……キイナ達は
怯えた様子でそこにいる人間のおじさん達を
見ている

「キイナちゃん 私達どうなるのー? 」

「大丈夫 大丈夫だよ リュナ 」

キイナの友人の一人であるリュナ、ゼルエス
とも仲は良く……ゼルエスも心配した様子で
見ている……そしてゼルエスはある言葉を
思い出してしまう……。

「売買ショー…… 売買 売買 まさか 」

俺はモニータを見つめた

そして司会らしき男が進行をはじめ出す

「では皆様 25年に一度しかしない売買
ショーに来て頂きありがとうございます 」

「司会はいいから 早く始めろよ 」

舞台を見ている薄気味悪いおじさん達は
司会に野次発言をしてしまう

「早くしろよ! 早く! 早く! 」

「早く!早く! 」

「皆様 では さっそくはじめましょう! 」

そして 一旦あかりは暗くなり、真っ暗に
なると……一番右の少女にスポットライト
があたる……

「では奴隷少女No.1  セルオ ラジーナ 
値段の方は150万ベルからスタートです 」

売買 まさか 人身売買のことなのか……。

「160万ベル 」

「嫌170万ベル 」

「180万ベル 」

どんどん金額は増え……

「450万ベル 」

「…… 」

「……」

そして司会はマイクを持つと

「おっと他にいないみたいだ 、ではカーネル
家の 450万ベルで決定です! 」

そしてラジーナは監視員が無理矢理カーネル
の元にラジーナを連れて行き

「たっぷり 可愛がって あげるね 」

「いやっ いやあああああ 」

ラジーナは扉の向こうへ 連れていかれた

「では次の奴隷少女 No.2 アルファード
ミラヴィ 金額は250万ベルからスタート
します! 」


残酷な時間は時間を止めることを知らない
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