sss級能力者の俺が下級魔導師とパートナーになるなんてありえない

クロエ マトエ

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魔道士狩り編

怨嗟

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気を張り、でも足は言うことをきいては
くれない ……逃げるが勝ちそんな言葉がある

「ゼルエス お前 死にそうだな?ってか
そのまま 逃げろよ 」

誰かが言った 逃げたら楽になるって……
俺以外の誰だ?誰なんだ……

「…… 」

ユイナの泣き叫ぶ声は……ずっと頭に……
鳴り響いている

「お兄ちゃん……お兄ちゃん……逃げよ?
もうどうでもいいからさ……お父さんも
お母さんもどうでもいいよ……お兄ちゃん
さえ居てくれればそれでいいから! 」

弱い息……自分の運命すらも憎み始める……
……愚行……あんなにも幼い少女が言うべき
言葉なのだろうか……

「馬鹿野朗ッ!!油断しただけって言って
んだろうが!!! まだ生きてんだろユイナ
お前の親は!!!子が親を見捨てたら……
もう終わりだぞ…… 」

微かな息、自分の言葉さえもわからない
頭がまだ……痛さを消してくれない

「ゼ~ル~エ~ス~ シカトこいってん
じゃあねぇよ!!」

ラゾラは俺の顔を殴り、吹っ飛ばした……
そして、俺の意識は完全に吹っ飛んだ……

俺は、血を流しながら、目は完全に狂気をも
超えていた

「まだ?シカトこいてんの!? 」

そして、ラゾラは俺の頭を蹴ろうとした
その瞬間、俺はラゾラの蹴りを避け、ラゾラ
の腹に蹴りをいれる

「ぐはっ!!! 」

おれは、無言のまま、ラゾラに雷撃を加えた
そうすると、ラゾラは全身麻痺を起こし……
俺の目は完全な狂気をみせていた

「あっあああああああ 」

ラゾラはションベンを垂れ流しのまま、気絶
していた、そして俺は笑う

「ラゾラ……調子乗んなよ!てめーぶち殺す
なんざ、ありを潰すのと同じなんだよ 」

そして、ユイナは泣きながらみていた

「後!!ユイナァァ!!!!  」

「…!? 」

「子は親を見放すな!お前をそこまで
育てたんだろうが!!! 恩を仇で返すな
それは生きる者としてやってはいけない
行為だ!! ユイナお前はいい娘だろ?なら
大丈夫だ! ユイナは俺の妹だよ 」

ユイナはその場で泣き崩れた、そして、俺は
ユイナの所に向かい、そして、泣いている
ユイナの頬を手で拭き取り

「お兄ちゃん……ぅぅ…… 」

泣きながらユイナは俺の腰元を抱きしめ……
でも……俺の意識は完全に失う寸前だった

「だから…… 大丈夫だよ…… 」

私のお兄ちゃんは強いです……優しいです
ずっと守ってくれます、本当に嬉しいです
いつでも、私のそばに居てくれるんです

俺は、完全に……気絶した……

「お兄ちゃん……ありがとう……そして
おやすみ…… 」

私は、お兄ちゃんの寝顔をみて……頭を
撫でた

「こいつか?要注意人物って? 」

「あぁ ゼルエスが守ってるからな 」

「ゼルエスなんか、気絶してるよ 」

六鬼神の関係者が私の後ろで、なにかを
話してる……

「どうすんの? この魔道士…… 親はたしかに
殺した…… 」

「あ~どうしようか~ アヌビス様には……
殺すように指示がされてるし…… 」

そして、六鬼神の関係者は私の後頭部に
なにか、硬いものをあてた…そして……私は
発砲音と共に死んでしまう

「ね?お兄ちゃん? 」

「なんだ?ユナ? 」

「わたしのこと すき? 」

「うん!好きに決まってんだろ! 」

そうすると、ユイナは笑ってくれた

「良かった……安心して 逝ける…… 」

「行ける?どこに? 」

「内緒 」

「そっか…… 楽しいのかそこは? 」

「わかんない…… 」

「ユイナは、そこに逝きたいのか? 」

「…… 」

「ん? 」

ユイナは、悲しげな顔をする

「どしたんだ? 」

「逝きたくないよ……ほんとはっ…… 」

「どういうことだ? 」

俺の周りは、真っ黒な闇に包まれた……

「助けるって言った……じゃん……なにが
助ける……だよ……ウソつき…… 」

「違うんだ…… 」

「お前が死ねよ 」

ユイナの表情は、涙と怒りに満ちて居た……

「俺は…… 俺は…… 」

「でもね?お兄ちゃん 死ねなんてほんとは
言いたくない……誰かがユイナの心を潰した
の!!グシャグシャに…… 」

「あぁ……大丈夫だ…… 」

悲しみは、やがて、晴れていくのだろうか
怒涛、増悪、憤怒、この感情は流れていく
のだろうか……。

「お兄ちゃん!!私生きたいよ……助けてよ
守ってよ……ずっと…… 」

「ああ守るよ 」

……そして、目に光が刺さる……そして……
微かに聞こえたんだ

「守れなかった癖に…… 」

光は俺の目を刺した、俺は目を開ける……

「イタタッ……ユイナ……何処にいるんだ?
おーい 」

そして、俺は起き上がろうと、手を地べた
についたら、何か手に水のような何かを……
感じた……そして、俺は手をみたら、手が
真っ赤だった……

「血ッ!?  」

俺は、血の流れている方向をみたら、そこに
ユイナが銃弾で頭を撃ち抜かれていた

「ん?なんだ……あれ……? 」

俺は、なんなのか、わかっていない……
わからないフリをしていた

「ユイナ? ユイナ? なんで? 」

うごかない、顔は冷たい、泣いていた。

「あ…… ああああああああああああああ 」



意味がわかんねぇよ……。




「ジュナ…… なにみてんだ?」

「無様に泣いている、お兄ちゃんをみてる 」

「面白いですか? 」

「うん…… 」
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