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闇の少女編

闇の少女達

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朝…… いつもの…… 鳥がさえずり、ゼルエス
は目覚めた……

「うっ…… イテテ 」

ゼルエスは手で頭を抑えながら、起き上がる
そうすると、ゼルエスの声で目が覚めたのか
ギミも目覚める

「結局 酒屋で寝ちゃったのか…… 」

ギミが、そう言うと、ゼルエスは辺りを
見回しそうすると大体を把握した

「本当だ…… てか 頭いたい 」

「当たり前ですよ あんなに バカみたいに
酒を飲むんですから 」

「バカだと! この野郎 」

ゼルエスはギミの頭をげんこつするそしたら
自分自信にギミにげんこつした震度が帰って
くる……

「うっ…… マジで頭痛い 」

「ゼルさん 八つ当たりしないでください 」

そして、ギミは頭を抑えながら、自分の
飲み食いをした机のまわりを拭き取る

「ギミ 何してんだ? 」

「掃除ですよ! 一応この酒屋さん
いつも夜中の1時ぐらいで、終わりなのに
朝まで寝かせてくれたんですから……これ
くらいやらないと、恩を返せません 」

そうギミが言うと、ゼルエスも真剣な表情
をして、ゼルエスも床など拭き始めた

「ゼルさんは しなくて 大丈夫ですよ 」

「一宿一飯の恩義だろ! だから俺も……
ちゃんとやらないと 」

そして、ゼルエスはふと後ろを向いたら……
タギルが心地よく寝ていた

「タギル起こしましょうか? 」

「いい…… 眠らせとけ 」

そして、ゼルエスは痛い頭を抑えながら……
床の掃除を必死にしている

「はぁ……はぁ…… 」

……そして約50分後……

「ふぅ~終わった 」

「てかゼルさん 結局 全部掃除しちゃい
ましたね 」

「だな 」

そして、タギルを起こし、帰ろうとした瞬間 
酒屋の店主がタイミングを伺っていたのか、
ゼルエス達を呼び止める

「君達 ご苦労様  お茶でも 飲んで行け 」

「ありがとうございます 」

「店主ありがとうございます」

そして、ゼルエスとギミは気持ちよく、朝を
迎えたのであった

「ゼルさん おはよう~ございます~ 」

タギルは、起き上がり、そうすると、
ゼルエスとギミが気持ち良さそうに、朝を
迎えている姿をみる

「おぅ! タギル 起きたか 」

「おせーよ 」

そして、ゼルエスとギミはお茶を頂き……
店主にお礼を言い、 その酒屋から去る

「やっぱりまだ 頭 痛い 」

「ゼルさん まだ 痛いんすか? 」

そして、その瞬間、 黒いマント服を着た
誰かが小さな少女の手を引っ張っていた

「やめて!! 離して!! 死にたくない 」

そこは、噴水が近くにある 大きな広場
そして、ゼルエス達はふと足を止める……。

ここは 「アクジア」の中心街そして、死刑
の執行など、昔は魔女狩りにも使用された
とか、街は綺麗だが、人の心は退化してる
それが「アクジア」なのかもしれない……。

「お願い!!誰か助けてよ!! 死にたく
ないよー お願い 」

泣きながら叫ぶ少女に、誰も目を向けない
見て見ぬフリをしている、そしてゼルエス
は止めに入ろうとするがギミに止められる

「何?考えてるんですか?ゼルさん!!」

「助けを求めてんだろうが!! 」

そして、ゼルエスは少女の手を抑えてる
黒マントの方向に歩いていく

「だから!!ダメです !! 」

「ギミ 離せ…… 離せよ 」

ゼルエスはギミを真顔で威圧する……その
表情はまるで鬼の形相、死を知らないゾンビ
言葉で表せば表す程 言葉は無くなっていく

そして、ギミは手を離してしまう……。

「おい! 黒マント野郎 その少女嫌がって
んだろうが! 離せや 」

そして、黒マントはゼルエスの言葉を無視
する、そして、少女を無理矢理引っ張り、
噴水付近にある死刑台に連れていこうと……
してる……。

「助けて!!!! 死にたくない……です 」

泣いてる少女の声が頭から消えない、きっと
助けなかったら「後悔」する。

「ギミ!タギル! お前らには、この
小さな叫びが聞こえないのか 」

そして……ゼルエスは黒マントを拳で
吹っ飛ばす、そしたら黒マントは噴水の中
に落ちてしまう

「だから!俺は助ける! 」

顔はまるで、「正義のシシャ 」そのもの
だった、そしてゼルエスは噴水の方を、
見つめている……

「あ……な……た……は ? 」

怯えながら少女は俺を見つめた、そして
俺は泣いている少女の頭を撫でた

「あ~あ ゼルさん!やっちゃった…… 」

そして、その瞬間、噴水の中から黒マント
が出てきた

「お前!! この我になにをした? 」

黒マントから光る赤い目、俺はそれを見た
事ある、あの赤目は確か……

「三聖使の関係者なのか? 」

そして、俺がその言葉を発するとギミ達も
頷く……そして、ゼルエスも苦笑いをする


「あれ やっぱり 助けない方が良かった
のかな……? 」

そして、ゼルエスはふと少女を見つめた

「ありがとう…… 」

涙が少し残ってる少女、そして少女は笑う
綺麗な目をしていた
 

「やっぱり…… 助けて良かった 」


そして、ゼルエスは 黒マントを見つめた



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