sss級能力者の俺が下級魔導師とパートナーになるなんてありえない

クロエ マトエ

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アリスの過去編

アリスの夢

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これは私の夢……それも簡単なただの夢……
 「お兄と居たい 」ただそれだけの物語

……私の簡単なそんな物語であった……

「ラゼル お前の 夢てか その願望か……
でも……お前のその願望 頑張ってだな
現実にしろ!!俺が言えるのはそれだけだ
だから……わかんないのに そんなこと言って
すまなかった…… 」

そんなこと言わないで下さい……
俺は間違いだらけだから……俺の人生も
全てが間違い、だけど 「アリス 」は綺麗な
程に眩しかった……俺じゃあ真っ直ぐに……
見れない程に

そしてラゼルは 仕事にはいる、ラゼルの
している仕事は俗に言うと「建築職 」

「おい ラゼル そこの ドリル取ってくれ 」

「はい!! 」

いま、俺に話しかけたのは 大工関係担当の
モルガイさん 普段は優しいけど、やっぱり
仕事では厳しい典型的なタイプである

「お!さんきゅー 」

「いえいえ 」

俺は 「建築関係」の道具を作ったり、
後はそこの担当地区のリーダーさんに
道具を届けたりする 仕事

「すまん ラゼル  トンカチが壊れた
作ってきてくれ 」

「わかりました 」

そう、俺が作る場所それは 「鉄工場 」の
中にある 「制作室 」で色々な道具を作る
作業をしている

そして、俺は 「制作室 」にはいり
トンカチを作る準備をする

そして、俺は 手を置き 簡単に トンカチを
作る…… そうこんな 「魔法 」は 俺しか
出来ない だからこそ 皆は俺を求める


「よし!!出来た 」


そうこれが仕事での俺の毎日の繰り返し
でも 「これが毎日 」でもいい気がした

「アリス…… お兄 頑張るからな……
まず ケーキ買う お金でも貯めないとな 」

そんなことを思いながら、作業途中になって
いる 作業を続行させた

だから 「お兄 頑張るから アリス少し……
辛抱しててくれ 」

頑張れとか慰めの言葉は要らない……。

お疲れなんて曖昧な言葉も要らない……。

努力は報われるなんて言葉も要らない……。

「よし……届けに行くか 」

だから大丈夫 「俺は俺を知ってる 」ただ
それさえ分かればいいじゃないか……
自分自信すら分からない馬鹿よりはマシだと
先の見えない未来より、確実な未来を俺は
選ぶよ…… それが 「願望 」の為だから


やがて……神は抗いを教えてくれた……。


「お兄が私の為に いまを教えてくれた 」

アリスは 「現在 」そして 「過去 」を見据え
た存在だと思っていたけど……でも過去なん
てアリスは全く知らなかった……現在すらも
何も知らなかった 

「だから お兄は 現在を 教えてくれた 」

それが本当に嬉しかった、知らないを知る
と言うのは 余りにも嬉しい出来事


「でも……いつかはお兄を失うのかも
知れない…… だからこわい 」

私はお兄を失うのはとてもこわい……いつか
は「失ウモノ 」だから……命に抗いなんて
概念は決して存在しないのだから

だから余計に「抗えない 」だから怖い……
ずっと震えてるんだよ お兄


「お兄が……守ってよ…… ずっと…… 」

そしてラゼルは先程作業で作っていた……
 建築関係に使用する器具を適当に作ってた


「えっと……まず ミーサンにまたこれ 
届けないと 」


「ねぇ!? お兄 早く 助けにきてよ 」


この世界は弱者には厳しい世界だから……。
だから「いつまで経ってもこわい 」

助けなんて求めても……弱者を救う義理も
ない……


ねえ?誰か? ねえ?


た……す……け……て……。



「二人で幸せになろう!そしていつの日か
そう…… アクジアで 」


未来なんて確かにまだ見えない……
遠くて、遠くて、遠くて、遠くてまだ不確か
だけど 「希望 」はある


「なぁ?アリス お兄頑張るからさ 後
もう少し頑張ってくれ…… 」

そして、ふと 工場の窓から空を眺める
ラゼルであった

「お兄 さみしいよ…… 」

「お兄 お兄 お兄  もっと…… もっと……
お兄のぬくもりがほしいよ 」

甘えと言うのは怖く、時として狂気に変わる
自分が絶対的な言動を持っていると思ってる
アリス……そうそれが一番怖いのだ


「だから…… ねぇ? おにい? 」

ぬくもりは確かに、あった、だけどアリスは
それを分かろうとはしなかった

「アクジア 綺麗なんだろうな 」

遥かなる夢 それを追う者達

夢は永遠に続く、それを語れば語る程
夢の価値は大きくなる


「アリスが生きてる それで充分なんだ  」

生きてる、息をする 口を開きものを食べる
ただそんなありふれた日常を見ているだけで
満足なんだ


「ラゼル 部品のボルトが消えた……増やし
てくれ 」

「わかりました 」


だから頑張るから……。
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