sss級能力者の俺が下級魔導師とパートナーになるなんてありえない

クロエ マトエ

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ゼルア編

きおく

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「お兄……記憶…… 」

記憶……戻ったのかは、わからない……
もしかしたら、演技の可能性だってあるから
でもいまは私の名前を呼んでいる

記憶が混乱しているのか、よくは分からない
理由なんて、考えない事にした
お姉ちゃんって呼ぶ、お兄は可愛かったけど
やっぱり普通がいい…… 頼りある方がなんか
充実感があるから……何かあとがきみたいな
感じでごめんなさい。


「あらら……黙っちゃった、やっぱり
ゴミだな!おい! 」

無力、哀れ、 貧相、もうどうしようもないな
僕は……。

ゼルエスさんが、いまの僕をみたら笑うの
かな?それとも褒めてくれるのだろうか
別に、褒めて貰おうなんて一ミリたりとも
思っていない

そういえば、記憶復活したな、急に

「…… 」

「ねえ!? 喋ってよ!最弱さーんー!! 」

「てか、さっきから アンタだれ? 」

アリスがさっきから、僕に悪口言う人の
顔を見て威圧をかける

「俺の事知らないの? 俺はなB級の
ルカッセと言うものだ! 」

「わかんない… 」

「は?俺B級だよ! 」

「だから? 」

「お前も殺されたいみたいだな 」

そして、ルカッセはアリスに火の砲撃を
くらわした

「燃え尽きろ! 」

そして、アリスはいとも簡単に火を払い
火は消滅した

「え?俺様の紅蓮の炎はどこに? 」

「紅蓮 笑わせないで、私は黒炎であっても
倒せないよ 」

「黒炎は炎の能力の中でも史上最高の魔法
だぞ! ありえない! 」

「だって私 最強だもん! 」

「な訳ねぇーだろ! ならなんで最弱のゼルア
と組んでやがる 」

驚愕、その通り


「好きだから 」

「は? 」

そして、唇を震わせながら ルカッセは
聞くことにした

「お前ランクは? 」

「ss ! でももう扱いはsssと変わらないよ 」

「まじかよ… 」

「なら次は私の番ね 」

「え?」

相変わらず、容赦ないな、確かにルカッセ
とかって男は僕をバカにした、多分それが
怒りの原因でもある

「メアリーライフ! 」

ルカッセの目が赤く光り、体内に赤い光り
が差し込み、体内は膨れ上がる

「く…… くるしい、これってあがあああ
禁断魔法の一種だろうがああああああああ
しぬしぬしぬああああああああああ 」

そして、爆発した


「体内破壊の魔法! メアリーライフ!
別に……禁断魔法ではない、禁断魔法の
体内破壊の呪文は アンデス リアンガ!
唯一の違いは 破壊か、消滅の違いよ 」

血は辺りに撒き散らされた

「やりすぎだよ…… アリス 」

「お兄をバカにされたのが、許せなくて
やっちゃった! 」

確かに、いま 僕は 怯えている、だがでも
隠さないと……またアリスは泣いちゃう
アリスは僕を助けたかっただけなんだから
僕はアリスの兄だから 

「ありがとうな…… 」

「うん 」

なにが…… 「ありがとう 」だよ ヘドが出る
気持ち悪い…… 悪に染まる華を見るかのように、俺の心も悪になる

「お兄の為に頑張ったよ!もっといいこ
いいこして! 」

「ああ 」

僕はアリスの頭を撫でる、そうすると
アリスは無邪気な少女の様に笑顔になる

「僕が守らないと 」そう誓いを立て、
僕はこの果てしない道を歩いて行こうと
決めた、まだ足は遅いし、弱いくて、頼りは
ないけど…… 「守る 」たったそれだけの物語
ねぇ?簡単と言うか単純でしょ?……。


「果てしない道のりをふたりでゆっくり
と歩こう…… なぁ?アリス? 」

「うん?なに?お兄 なんか痛々しいよ 」

「うるせー 」

笑い合い、一緒に……もう僕はアリスから
逃げないよ、絶対に!!

だから一緒にこの刺激に溢れる日々を
謳歌していかないとな……。


「あの小童は誰だ?」

「カイドー様この前お会いしましたよ
アリス様のパートナーでこざいますよ! 」

「そうか…あんな下級と組むとは嘆かわしい
非常に我慢ならん! 」

「彼 いえ、ゼルア様は大変人柄がよく
滲み出た方ですよ 」

そして、部下のワイルトンが言うと……
カイドーは少し表情を険しくする

「最初から権力のあるものは、新たにまた
権力を持ったとしても意味を間違えたりは
しない、独裁者でない限り、だがワシが今
恐れているのは、何も無い者が権力を持つ
事だ……きっとこのゼルアと言う小童は……
絶対に権力を間違った使い方をする……
何も無いものは逆に人一倍欲求に溢れている
だから……その欲求を満たす存在は決して
開けてはいけないパンドラの箱以上に怖い
だから無力者が権力、嫌 力を持つと凶々しい
と言うか、狂気その物になる 」


「その通りかも知れません! 」

そう、ワイルトンが言うと、カイドーは
キレ出す

「貴様!ワシの意見に便乗をするな…… 」

「すいません…… 」


そして、カイドーは二人を見つめ、どこか
怪しさを撒き散らしながら……。


「それにしても、あの二人 可愛らしい
ですね カイドー様 」

「今はな 」




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