sss級能力者の俺が下級魔導師とパートナーになるなんてありえない

クロエ マトエ

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ゼルア編

たてまえ

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「お兄 ここが 二人の部屋だよ 」

「うん 」

そして、アリスの扉が開かれた


「すごい……広いね 」

「当たり前 だって 私 ss なんだからね
しかも…… 最もsssに近い存在……この
異界は私を欲してるから…… 」


そう、このアリスの権力は「カイドー 」
をすら簡単に呼べる程の実力者


そして、扉を開け、部屋に入ると

そこには、俺たち下級能力者の部屋とは
明らかに違う……それは唖然とする程に
部屋は豪華だった

やはり、この学園は 「魔道士 」を優先
する学園らしく…… 当然と言っていい程
優遇している


「確かに…… 」


アリスの 「権力 」は 凄まじいを超えてる
この国の 「権力 」の 原点と言われている
人を簡単にも呼べるのだから……。


「ねえ?お兄? 私の力 わかってる?
私とパートナーになれたのが、どれだけ
凄いかわかる? お兄? 」


「あぁ…… わかるよ 」


力とは付けるものではない、アリスが言う
には見せびらかす為の物


「なら!!私の権力 ぜーんぶ お兄の
好きなようにしていいからね 」


唐突すぎる……その発言…… そしてゼルア
自身の何かが壊れた音が聞こえた


「権力こそ……この国の全て 権力が
あれば お兄 なんでもできるよ 」


ゼルアは反論する術を持っていない……
その通りだから…… そしてゼルアが見つめる
先に何が見えるのか


「権力が…… ある…… 」


だから……見えんたんだよな
お前とのこの「未来 」を……。

ねえ?教えてよ?アリス……この異世界
に「優しさ 」をいれたら

明るくなるのだろうか


「だからお兄ちゃん最強になろう 」

この時の、僕は アリスの言う、最強を
間違って捉えていた

だから、こそ 悲しかった

「う、うん 」

「じゃあさっそく! ひけらかしますか! 」

「え? 」

そう、アリスは 何でも、許される程の
権力を持っている、アリスを怒れば……
カイドーと言うこの世界をひっくり返す程の
力を持っている

「天変地異……まさに このアリス…… 」

「何か言った? お兄? 」

「なんでもない 」

そして、アリスは、扉のドアを開けると
扉の向こう側から光が漏れる

「行こう! お兄! 」

まだ、何をするか、分からないし、こわいし
まだ何も見えない先の未来だから、すごい
不安だけど、アリスと一緒ならこの暗い
未来を一緒に切り裂いてくれるようなそんな
気がした……  いつまで続くかはわからない

「うん…… 」

最初、ほんの軽い気持ちだった
僕が止めればそれでいいのだと……。

「シナ どうする?あの アリスってガキ 」

「どうするも、何も出来ないでしょ、あの人
が気に入ってんだ……もし俺らが手を出したら、首が飛ぶだけじゃあ、済まされねぇよ 」

ラゾラとシナ、三聖会、本拠地にて

「じゃあこのまま、黙ってろってことかよ 」

「ああ 」

「クソッ!! 面白くねぇ 」

「知らねぇよ 、お前の満足の為に、三聖使
は動かねーよ ちゃんと考えてから発言しろ
筋肉バカッ!! 」

そう、言うと、 ラゾラは黙る

「この世界の頂点に立つ方だぞ!あの人の
お気に入りに手を出せる訳ないだろ……
俺だって、まだ死にたくないしな 」

世界に革命を起こせる程の、大権力者
そんなのに、誰が手を出すと言うのだろうか
ほぼ、 「不可領域 」に等しい

「死に怯えがあるのか?シナ? 」

「ねぇよ…ただ好きな本の続きが読みたい
ただそれだけだよ 」

「そうか…… 」


確かな……事実、シナは死を怯えてる、何か隠している、だがそれを話すのはまたの話に
しましょう。


「お兄 なにが 食べたい? 」

「なんでもいいよ… アリスの好きな物で
大丈夫だよ…… 」

「じゃあバルブ食べよ 」

バルブとは
羊の肉をレタスと一緒に柔らかい皮
のようなもので挟んだ食べ物
ソースには、チリソースを使用している


「わかった それにしよう 」

「お兄辛いの平気なの? 」

「少しなら 」

「結構辛いよ 」

「え?まじ? 」

二人、当たり障りのない話を続けていると
情弱な無知な奴が絡みをいれてくる


「おい!そこの ざこ! 」

無視をして、歩き続ける

「なに?無視してんの?お前みたいな
ゴミ 殺す事 出来んだけど、てかお前が
死んだ所で最下級が死んだ、食事代が
少なめになるって事しか考えてないからな
だからお前はどうでもいい存在なんだよ! 」

煽り?それとも事実か、バルブの屋台に
向かう途中、この暑さで校舎の床もまた
ジリジリと陽を反射している

「じゃあ!お前は この学園にとって
必要なのかよ…… 」

震えた唇で物申すゼルアだが、そんなのは
無意味に等しかった

「俺は B級だからな…… この学園の未来
を担う事の出来る逸材だ!お前みたいな
最弱とは訳が違うんだよ!てかゴミの癖に
馴れ馴れしい態度を取るな……むかつく 」

言葉が口から出て来ない、つまり自分自身
が一番自分自身がゴミだと知っている……
でも人に言われるのはまたお門違いだと
考えてしまうからだ、でもそんなのはただの
自分に対する事実を聞きたくないからだ


「…… 」

「お兄? 」

ただ、黙る事しか出来ない僕を神は笑う


「あらら……黙っちゃった、やっぱり
ゴミだな!おい! 」
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