sss級能力者の俺が下級魔導師とパートナーになるなんてありえない

クロエ マトエ

文字の大きさ
47 / 52
アリスの過去編

アリスの涙

しおりを挟む
「なぁ? アリス? 」

「どうしたの? お兄? 」

何故……私はお兄と話しているのだろうか
だっていま私は捕まっているのに


「アリス…… お兄は 能力者 なんだ …… 」

「え? 」

「ごめんな いままで 黙ってて 」


上手いこと、お兄を 落ち込ませないように
必死に平気とお兄に私が見せていれば……

ね?お兄 怒ってない?


「ふざけないでよ!! お兄が能力者だなん
て…… 信じられないよ…… 」、


なんで…… お兄を否定するような……そんな
酷い事言ったのかな……


「お兄 だいきらいっ!! 」


もうやめてよ…… やめて…… 私 ……
お兄大好きだからさ……。


そして

急に水をかけられる



「目を覚ましたか? 」


目を覚ますと、現実に戻されていた


「…… 」

頭は水浸しで、もう声が出ない
痛い…… 痛いよ……


「どう?痛いかい? アリスよ?君のその
真っ直ぐな瞳はまだ何かを期待している
僕が君のその瞳を壊してあげるよ 」


そして、アリスが行く…… 店に闇の魔赫
がはいったことを知るのに遅くは無かった
ラゼルはすぐに仕事場を抜け出した

情報と言うのはすぐにでも、拡散は拡散を
呼び…… 拡散される


だからこの 情報を無駄にしてはいけない


「お兄…… 助けて…… 」


その異世界は余りにも狭く……心の闇の
多い人達で溢れていた

悲しいね……。


「そうか……君のその……その!!
狂おしい程の純粋な目は 期待じゃない……
具現化に近づけようとした 醜い程の思い
簡単であって…… 簡単じゃないんだ!! 」


「わかったよ…… そうか …… 」


そして、アリスは銃を目に向けられ


「なら絶望に変えてやるよ 」

口調は荒くなり、顔は真顔になった
魔赫のリーダー


「やめて…… 」


期待と残像はまだ私の頭の中に綺麗に
残っている


「さあ神のご加護、お慈悲が あらんことを
では 始めようではないか 神罰を!! 」


でも…… どうか 不平等な世界だけは
迎えないでください


さらには銃口を近づけ、アリスの目からは
涙が流れる

「お兄 お願い 助けて…… 」

助けは来ないと言われ、なき叫ぼうと
するが…… 口を抑えられ


「君の目はいま絶望かい? 」

「…… 」

「そうか……喋れないのか……実にもどかしい…… 君のその狂おしい程の純粋すぎるその
目を私は見たい……だけど……その目は……
余りにも 余りにも 余りにも 狂おしい
だから私はその『芽』を潰したい君の目を
あはははははははは 」


自分自信がわからない……誰か私を教えて
いまなにをするべきか……


こわいよ…… こわいよ……。


そして、魔赫のリーダーは私の胸ぐらを
掴み……天井にあげると


「さあ見よ この クソ素晴らしい世界を
みんな……自分が大事  自分が大事  他人
なんて どうでもいい……そう!!いいよ
自分が大事 それはそうだ 、秩序を保ってる
自分を犠牲にして 他人を助けるなど……
愚行 だからこれこそが 素晴らしい世界を
作り そこで僕は表現者となり、崇め奉れ
そして この異世界の頂点となるんだ 」

そう、魔赫のリーダーが言った瞬間


「ひどい……まだその妄想治ってなかった
んだな…… 流石 リゼルさん 」

「誰だ 誰だ 誰だ 誰だ この!!表現者で
あるこの神にまで等しいといわれたこの
僕の名を呼び捨てにしたバカは 」


そして、リゼルが振り返ると、そこには
ラゼルが立っていた


「何だ お前か…… 」


「アリスを離せ 」


「いやだと言ったら…… 」


そしてその瞬間 ラゼルは手から「青の衝撃」
を手から出そうとするが……


「リフレクト  君は僕に手を出せない、
何故なら……君は僕にひれ伏すしかない
それはここに君の可愛い妹がいるからだ 」


「要するに人質ってことか? 」


そう、ラゼル自信の足掻きを防ぐ為だ……


「殺すなら……俺にしろよ 」


足掻いても、足掻いても、足掻いても、

足掻いても、足掻いても、足掻いても


無意味と言っている



「それじゃあ 面白くない!!ラゼル
君にィィィ 絶望をあたえないとォォォ
面白くないではないかァァァ」


ラゼルはリゼルをただ睨みつける……それは
アリスに手をだしたからだ

「アリス…… 待ってろよ 」

辺りは悲鳴で溢れていた、そして店の中は
闇一色に包まれていた


「お兄…… たすけて!! 」


そして、その時

アリスは必死の抗いにより、リゼルの手から
抜け出す事に成功した


「実に残念だ…… 狂おしい純粋の少女よ 」


その瞬間…… 引き金を引いた……

銃口はアリスの後ろ姿を追った


「あぶねっ!!!! 」


「死ぬがいい 」

そして、銃弾がアリスの後頭部を狙い
弾はアリスの後ろを真っ直ぐに追う


「くそっ!!!! 」

そして、ラゼルはアリスを抱きしめ、
自分の身体をアリスの前に持っていき……

銃弾は残酷にも、ラゼルの心臓部分を
的確に撃った

「うっ…… 」

「お兄……? 」

「がはっ!!!! 」

口から血を吐く……その血はアリスかおに
かかり……

「ごめんな……顔汚しちまったな…… 」

アリスは身体が動かない……怯え、悲しみ

「アリス…… ごめんな…… 一緒にアクジア
に行こうって約束したのによ……ほんとっ
ごめんな 」

アリスの目からは大量の涙が流れる

「お兄……死なないでよ……私 お兄が
消えちゃったら 何をすればいいのか……
わかんないよ…… 」

そして、ラゼルは力が入らなくなり、床に
崩れ落ちてしまう


「アリスはいい子だから……頑張れるよな
そうだ……これ プレゼントだ…… 」


「プレゼント? 私まだ誕生日先だよ 」


「だから……いま渡したんだよ 」


「中見てもいい?  」


そして、アリスはプレゼントを開け、中を
見ると……  コインが一枚入っていた

そのコインをよく見ると…… お兄と私が
一緒に映っている……


「すごい…… お兄がまだいる…… 」


そして、アリスはお兄の姿を再度……
見ると……涙を流し、もう身体は動いてない


「…… 」


アリスはお兄の瞼を優しく手で触り
優しく閉じた













「お兄…… ありがとうね 」












 そして…… 



「お兄 おやすみ…… 」



しおりを挟む
感想 1

あなたにおすすめの小説

どうしよう私、弟にお腹を大きくさせられちゃった!~弟大好きお姉ちゃんの秘密の悩み~

さいとう みさき
恋愛
「ま、まさか!?」 あたし三鷹優美(みたかゆうみ)高校一年生。 弟の晴仁(はると)が大好きな普通のお姉ちゃん。 弟とは凄く仲が良いの! それはそれはものすごく‥‥‥ 「あん、晴仁いきなりそんなのお口に入らないよぉ~♡」 そんな関係のあたしたち。 でもある日トイレであたしはアレが来そうなのになかなか来ないのも気にもせずスカートのファスナーを上げると‥‥‥ 「うそっ! お腹が出て来てる!?」 お姉ちゃんの秘密の悩みです。

ヤンデレ美少女転校生と共に体育倉庫に閉じ込められ、大問題になりましたが『結婚しています!』で乗り切った嘘のような本当の話

桜井正宗
青春
 ――結婚しています!  それは二人だけの秘密。  高校二年の遙と遥は結婚した。  近年法律が変わり、高校生(十六歳)からでも結婚できるようになっていた。だから、問題はなかった。  キッカケは、体育倉庫に閉じ込められた事件から始まった。校長先生に問い詰められ、とっさに誤魔化した。二人は退学の危機を乗り越える為に本当に結婚することにした。  ワケありヤンデレ美少女転校生の『小桜 遥』と”新婚生活”を開始する――。 *結婚要素あり *ヤンデレ要素あり

春の雨はあたたかいー家出JKがオッサンの嫁になって女子大生になるまでのお話

登夢
恋愛
春の雨の夜に出会った訳あり家出JKと真面目な独身サラリーマンの1年間の同居生活を綴ったラブストーリーです。私は家出JKで春の雨の日の夜に駅前にいたところオッサンに拾われて家に連れ帰ってもらった。家出の訳を聞いたオッサンは、自分と同じに境遇に同情して私を同居させてくれた。同居の代わりに私は家事を引き受けることにしたが、真面目なオッサンは私を抱こうとしなかった。18歳になったときオッサンにプロポーズされる。

わたしの下着 母の私をBBA~と呼ぶことのある息子がまさか...

MisakiNonagase
青春
39才の母・真知子は息子が私の下着を持ち出していることに気づいた。 ネットで同様の事象がないか調べると、案外多いようだ。 さて、真知子は息子を問い詰める? それとも気づかないふりを続けてあげるか?

母の下着 タンスと洗濯籠の秘密

MisakiNonagase
青春
この物語は、思春期という複雑で繊細な時期を生きる少年の内面と、彼を取り巻く家族の静かなる絆を描いた作品です。 颯真(そうま)という一人の高校生の、ある「秘密」を通して、私たちは成長の過程で誰もが抱くかもしれない戸惑い、罪悪感、そしてそれらを包み込む家族の無言の理解に触れます。 物語は、現在の颯真と恋人・彩花との関係から、中学時代にさかのぼる形で展開されます。そこで明らかになるのは、彼がかつて母親の下着に対して抱いた抑えがたい好奇心と、それに伴う一連の行為です。それは彼自身が「歪んだ」と感じる過去の断片であり、深い恥ずかしさと自己嫌悪を伴う記憶です。 しかし、この物語の核心は、単なる過去の告白にはありません。むしろ、その行為に「気づいていたはず」の母親が、なぜ一言も問い詰めず、誰にも告げず、ただ静かに見守り続けたのか——という問いにこそあります。そこには、親子という関係を超えた、深い人間理解と、言葉にされない優しさが横たわっています。 センシティブな題材を、露骨な描写や扇情的な表現に頼ることなく、あくまで颯真の内省的な視点から丁寧に紡ぎ出しています。読者は、主人公の痛みと恥ずかしさを共有しながら、同時に、彼を破綻から救った「沈黙の救済」の重みと温かさを感じ取ることでしょう。 これは、一つの過ちと、その赦しについての物語です。また、成長とは時に恥ずかしい過去を背負いながら、他者の無償の寛容さによって初めて前を向けるようになる過程であること、そして家族の愛が最も深く現れるのは、時に何も言わない瞬間であることを、静かにしかし確かに伝える物語です。 どうか、登場人物たちの静かなる心の襞に寄り添いながら、ページをめくってください。

あるフィギュアスケーターの性事情

蔵屋
恋愛
この小説はフィクションです。 しかし、そのようなことが現実にあったかもしれません。 何故ならどんな人間も、悪魔や邪神や悪神に憑依された偽善者なのですから。 この物語は浅岡結衣(16才)とそのコーチ(25才)の恋の物語。 そのコーチの名前は高木文哉(25才)という。 この物語はフィクションです。 実在の人物、団体等とは、一切関係がありません。

商人の男と貴族の女~婚約破棄から始まる成り上がり~

葉月奈津・男
恋愛
「あなたとの婚約、破棄させていただきます!」 王立学院の舞踏会。 全校生徒が見守る中、商家の三男カロスタークは、貴族令嬢セザールから一方的に婚約破棄を突きつけられる。 努力も誠意も、すべて「退屈だった」の一言で切り捨てられ、彼女は王子様気取りの子爵家の三男と新たな婚約を宣言する。 だが、カロスタークは折れなかった。 「商人の子せがれにだって、意地はあるんだ!」 怒りと屈辱を胸に、彼は商人としての才覚を武器に、静かなる反撃を開始する。 舞踏会の翌日、元婚約者の実家に突如として訪れる債権者たち。 差し押さえ、債権買収、そして“後ろ盾”の意味を思い知らせる逆襲劇が幕を開ける! これは、貴族社会の常識を覆す、ひとりの青年の成り上がりの物語。 誇りを踏みにじられた男が、金と知恵で世界を変える――!

彼の言いなりになってしまう私

守 秀斗
恋愛
マンションで同棲している山野井恭子(26才)と辻村弘(26才)。でも、最近、恭子は弘がやたら過激な行為をしてくると感じているのだが……。

処理中です...