ヤンデレの妹がマジで俺に懐きすぎてだるい。

クロエ マトエ

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もう一つの物語編

謝りたい

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頭がおかしくなる、僕はとりあえず
座った、そして、妹は泣き疲れたのか
寝てしまう。

僕の膝の上で…… まるで赤ちゃんみたい
だね。
  
そして、ふとテレビの電源を入れた
そしたら画面ではニュースが流れていた

「緊急速報です!! 2年前の事件再び
2年前の集団強姦事件、被害者の女性達
耐えられない程の深い傷を負っています
そして、たった今 26時40分に、東京都
品川区の河川敷で女性5人が裸で倒れて
いるのが発見されました、尚女性達に
怪我は無く、腕にはGの刺青が入っていた
と警視庁の方で発表されました 」

G? まさか…… 
僕は、恐る恐る妹の服をめくり
腕の方を見る、普段半袖を着てても
見えない場所、もしくは妹も不安感を
持ちつつも僕に見せなかった、肩の下
半袖でも、長袖でも隠れる。

「G…… やっぱりある 」

やっと、幸せになったってのによ
なんだよこの刺青は、まじかよ……。

どうしようもない程の罪悪感、守れない
と知った後味の悪さ。

「兄貴、俺たちのシンボルがニュース
に晒されてますよ 」

「G連合の全国進出も夢じゃあねぇな!
今夜は飲むぞ!! 」

そして、公になった
G連合の内情、女泣かしの組織
だが、刺青を何故入れるのかは不明。

「愛衣…… ごめんなぁ…… お兄ちゃん
お前を苦しめた奴らに会ったのに、何にも
出来なかった、死ぬのが怖くて……
ごめん…… 本当にごめん 」

涙は愛衣の頬に下垂れ落ちる、涙が無性に
も止まらなかった。

「何が…… お兄ちゃんだよ、自分の妹も
ロクに守れないゴミが何でお兄ちゃん
なんて呼ばれるんだよ、なぁ愛衣昔みたいに
罵倒しろ、死ねでも、ゴミでもまたそうやっ
て…… 話しかけてくれ、僕愛衣の甘えに
耐えられないんだ!! ぅぅ 」

出てくる言葉は、後悔と言うよりは
懺悔に近い、悲しみは晴れない。

「お兄ちゃん…… 大好きだよ スゥ スゥ 」

寝言か……
ふと、手を見たら、手が濡れていた
涙が手にかかる程にまで泣いていた。

「ごめんなぁ…… ごめんなぁ……
ごめんなぁ…… 頼りない兄で 」

そう言うと、愛衣は起きたのか
僕の頭を優しく撫でる

「お兄ちゃんは世界一カッコいいよ 」

世界一か…… 愛衣の前だけでも
カッコイイと思われたいな、それは
酷く、独善的な考えだろうか

「お兄ちゃん私は、お兄ちゃん無しじゃあ
生きていけない…… 」

ふと、昔を思い出す、2年半前

「愛衣 ご飯家で食べるか? 」

「誰がお前なんかと、食べるかよ……
気安く話しかけんな 」

2年半前の愛衣は、僕の事が大嫌いだ
愛衣は思っている常日頃から、僕さえ
居なければ両親と仲良く幸せに暮らせてた
んじゃないかって、そう、愛衣は幼少期
の時の記憶が曖昧で…… 虐待を受けていた
事を分かっては居ないし、僕もそれを
言おうとも思わない……もし、愛衣に真実
を告げればそこで終わってしまいそう
だから……。

会話もない我が家、外では冷たい風が
吹き荒れる

「何時までに帰ってくる? 」

「知らねーよカス  」

愛衣は確かに才能はある、だがその才能
を強化させようなどとは思っていない
自分自身の才能はまるで最初から存在
していないが如く、愛衣の生活は堕落
していた。

毎日、友達と朝までドンチャン騒ぎ
何回も何回も、警察にお世話になり
僕はその度に警察に何回も頭を下げた

「すいません…… 妹が何回も何回も
すいません 」

「はぁ…… お兄さん、愛衣さんすごい
頻繁だよ 」

「すいません すいません 」

「外出掛けんの禁止にしたら? 」

冷たい警察官の言葉、最初は優しかった
だが、何回も同じ事を繰り返すようだから
警察官も呆れているんだろう……。

そして、警察署を出たら、そこには
愛衣の友達が居た、家に何回か
遊びに来てたのは覚えているんだが、愛衣
の性格は歪んでいて、友達と言う存在に
対しても飽きが来てしまうのだ、要するに
これは、何人目の友達なんだ?と言うか
本当に友達と呼べる存在なのだろうか?

「愛衣!!大丈夫だった?マジ心配シター
てか、マック行かね? 」

反省の色は無し、まぁいつもの事だ。
そして、僕が愛衣の友達達に視線を向け
ていると

「ウザい消えろ…… 」

「はいはい…… 気をつけろよ 」

「話しかけんな 」

罵倒、軽蔑、そんな事は慣れた
毎日がその輪の繰り返し、愛衣の笑顔
は最近見ていないと言うよりは、ずっと
っていい方の方が正しい。

「愛衣ってさ、お兄さんに対して
あたり強くね?」

「普通でしょ? 」

朝マックを食べながら会話する
愛衣と友達。

「だって、ウチの兄さ、暴走族だから
なんか言うと、すげーキレる 」

「えー そんな風にみえないー 」

朝マックで朝食を取る、愛衣以外に
友達は2人、その2人の会話には愛衣は
ついていけない、それは何故か?
愛衣はまだその友達と会ったばかりだから
そう言う風に捉えてしまうと……
愛衣は、そう言う友達に対する感情が
次第に枯れてしまう。

そして、溜息を吐き
聞こえない声で

「早く…… 寝たい…… 」
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