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もう一つの物語編
呆
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日々怠惰な暮らしをしていた。
「愛衣と少しでいいから話したい 」
僕はそんな事を頭の中で繰り返していた
いつになったら? もう無理なの?
と言う思いをただ感情が赴くままに
感じていた。
そう思っていると、家の扉が開き
無言で、階段を上がる音が聞こえた
「おかえり」 「ただいま 」なんて言葉
普通の家庭なら絶え間なく耳にする
だが、僕の家ではまるで、時間が止まって
しまったのかって思うくらい、会話が無い。
「寝るか…… 」
朝は面白いテレビが放送されてない
流れているのは、冷たいニュースだけだ
後は、何処ぞのショッピングテレフォン
それだけだ。
「では!!では!!こちらのダイソン
の掃除機なんと、なんとですね、今30
分以内に電話した方になんと!!なんと!!
定価5万円の所、今回送料含めジャパネット
橋田が負担します! で?金額ですよね!?
2万円にします!!もちろん税込価格です
お安いでしょう? 」
「本当にダイソンの掃除機が2万円で
買えるんですか? 」
「勿論買えます!!嘘はつきません!! 」
テレビの電源を切る、そして睡眠をとる。
目覚めた頃には、妹は何処か出かけて
おり、ふと、僕はスマホを開き
妹のツイッターを見た
今、モデルの佳奈ちゃんと
カラオケ。
いいね 5.2万 リツイート10万件
いつ見ても人気だね
「コメントしとこ、名前別だから
知られる事はない 」
コメント入力
いいな~ 佳奈ちゃんかわいい!
すぐに、返信が来た
ありがとうございます、いつもいつも
コメントしてくれて。
チャットの中の妹は天使だ、丁寧良く
返信してくれる。
「いえいえ 」
まぁいいか……。
そして、スマホを開くとLINEが来ていた
それは妹からだ、だが妹は僕を兄だとは
分からない、あくまでも愛衣のツイッター
の古参ユーザーだとしか認知されていない。
「Kさん相談があるんです……泣 」
自分のユーザーネームだ。
Kは木山の木から取った。
リアルでは冷たい
だが、ネットでは優しい。
「どうしたの? 」と返信する
多分だが、愛衣のファンは50万人を
越えている、別にモデルでも、配信者でも
ない、友達同士のみでツイッターを利用
していただけなのに、何故だか急に
ファンと言う存在ができ、色々な人と
出会い、そして仲良くなった。
「佳奈ちゃんと喧嘩しちゃったんです 」
「どうして喧嘩したの? 」
「私、お金盗ってないのに……
疑われました 」
妹は金に困っては居ない、とる理由が
不明…… きっとこの佳奈って娘は自分より
上の存在を認めないタイプだ。
妹はその佳奈ってモデルより
ファンが多い、ただの一般人なのに。
「自分が盗っていないのなら、それを
正直に胸張って答えるしかない」
「そうですよね…… Kさん 」
ニコニコとした愛衣の顔が想像できる。
「うん…… 」
「やっぱり相談して良かった……
Kさんしか信用出来る人いないもん 」
やばいっ//// 超照れる、ニタニタと
僕は気持ちの悪い表情をしてしまっている
たまたま、リビングに来ていた妹が
僕の表情を見た
「キモっ 死ねば?? 」
僕は咄嗟にスマホを後ろの方に持って
行き、隠した。
「居たのか…… 」
「居たら悪いの? 牛乳飲みに来ただけ 」
僕の前で牛乳をグビグビと飲む愛衣
「愛衣、それ賞味期限切れてんぞ 」
僕がそう言うと、腹痛が起きたのか……
愛衣はすぐさまトイレへと向かっていった
「早くいえよカス!!」
腹をギュルルと音を立てながら
愛衣はトイレに籠もった
「…… 」
愛衣はゲッソリとした顔でトイレから
出て来た。
「はぁ はぁ…… 」
だいぶ辛そうだな……。
「栄養ドリンク買って来ようか? 」
「私さ お前の事…… 家族だとは思って
ないから…… 本当にマジで気安く話しかけ
ないで ムカつくから…… お前の声
耳障りなんだよ!! 」
愛衣はそう言うと、僕の胸ぐらを掴み
壁に叩きつけた
「後、キモいからジロジロ見んなよ 」
「はい…… 分かりました 」
愛衣の目は家族を見る目では無い
まるで、他人で最も嫌いな人に向ける目、
呆れもきっとあるのだろう
「愛衣…… 僕は…… 僕は!!!!」
なにかを喋ろうとした、また愛衣と
話したいとか、仲良くなりたいだとか
そんな事を言おうとした無謀な挑戦
「話しかけんなって言ったよな!!!! 」
愛衣は僕を背負い投げをして
リビングの床に叩きつけた、少し痛かった。
「目障りなんだよゴミ 消えてよ 」
愛衣はそう言うと、まるで腐った死体を
踏み越え、その先へ
「…… 」
涙が止まらない
愛衣が愛衣が……僕を見捨てるんだ……
やだよ、やだよ、このままなんて
くそっ!!
愛衣は兄の啜り泣く声を聞きながら。
今と昔、矛盾だらけだ。
「……うぜぇ」
「愛衣と少しでいいから話したい 」
僕はそんな事を頭の中で繰り返していた
いつになったら? もう無理なの?
と言う思いをただ感情が赴くままに
感じていた。
そう思っていると、家の扉が開き
無言で、階段を上がる音が聞こえた
「おかえり」 「ただいま 」なんて言葉
普通の家庭なら絶え間なく耳にする
だが、僕の家ではまるで、時間が止まって
しまったのかって思うくらい、会話が無い。
「寝るか…… 」
朝は面白いテレビが放送されてない
流れているのは、冷たいニュースだけだ
後は、何処ぞのショッピングテレフォン
それだけだ。
「では!!では!!こちらのダイソン
の掃除機なんと、なんとですね、今30
分以内に電話した方になんと!!なんと!!
定価5万円の所、今回送料含めジャパネット
橋田が負担します! で?金額ですよね!?
2万円にします!!もちろん税込価格です
お安いでしょう? 」
「本当にダイソンの掃除機が2万円で
買えるんですか? 」
「勿論買えます!!嘘はつきません!! 」
テレビの電源を切る、そして睡眠をとる。
目覚めた頃には、妹は何処か出かけて
おり、ふと、僕はスマホを開き
妹のツイッターを見た
今、モデルの佳奈ちゃんと
カラオケ。
いいね 5.2万 リツイート10万件
いつ見ても人気だね
「コメントしとこ、名前別だから
知られる事はない 」
コメント入力
いいな~ 佳奈ちゃんかわいい!
すぐに、返信が来た
ありがとうございます、いつもいつも
コメントしてくれて。
チャットの中の妹は天使だ、丁寧良く
返信してくれる。
「いえいえ 」
まぁいいか……。
そして、スマホを開くとLINEが来ていた
それは妹からだ、だが妹は僕を兄だとは
分からない、あくまでも愛衣のツイッター
の古参ユーザーだとしか認知されていない。
「Kさん相談があるんです……泣 」
自分のユーザーネームだ。
Kは木山の木から取った。
リアルでは冷たい
だが、ネットでは優しい。
「どうしたの? 」と返信する
多分だが、愛衣のファンは50万人を
越えている、別にモデルでも、配信者でも
ない、友達同士のみでツイッターを利用
していただけなのに、何故だか急に
ファンと言う存在ができ、色々な人と
出会い、そして仲良くなった。
「佳奈ちゃんと喧嘩しちゃったんです 」
「どうして喧嘩したの? 」
「私、お金盗ってないのに……
疑われました 」
妹は金に困っては居ない、とる理由が
不明…… きっとこの佳奈って娘は自分より
上の存在を認めないタイプだ。
妹はその佳奈ってモデルより
ファンが多い、ただの一般人なのに。
「自分が盗っていないのなら、それを
正直に胸張って答えるしかない」
「そうですよね…… Kさん 」
ニコニコとした愛衣の顔が想像できる。
「うん…… 」
「やっぱり相談して良かった……
Kさんしか信用出来る人いないもん 」
やばいっ//// 超照れる、ニタニタと
僕は気持ちの悪い表情をしてしまっている
たまたま、リビングに来ていた妹が
僕の表情を見た
「キモっ 死ねば?? 」
僕は咄嗟にスマホを後ろの方に持って
行き、隠した。
「居たのか…… 」
「居たら悪いの? 牛乳飲みに来ただけ 」
僕の前で牛乳をグビグビと飲む愛衣
「愛衣、それ賞味期限切れてんぞ 」
僕がそう言うと、腹痛が起きたのか……
愛衣はすぐさまトイレへと向かっていった
「早くいえよカス!!」
腹をギュルルと音を立てながら
愛衣はトイレに籠もった
「…… 」
愛衣はゲッソリとした顔でトイレから
出て来た。
「はぁ はぁ…… 」
だいぶ辛そうだな……。
「栄養ドリンク買って来ようか? 」
「私さ お前の事…… 家族だとは思って
ないから…… 本当にマジで気安く話しかけ
ないで ムカつくから…… お前の声
耳障りなんだよ!! 」
愛衣はそう言うと、僕の胸ぐらを掴み
壁に叩きつけた
「後、キモいからジロジロ見んなよ 」
「はい…… 分かりました 」
愛衣の目は家族を見る目では無い
まるで、他人で最も嫌いな人に向ける目、
呆れもきっとあるのだろう
「愛衣…… 僕は…… 僕は!!!!」
なにかを喋ろうとした、また愛衣と
話したいとか、仲良くなりたいだとか
そんな事を言おうとした無謀な挑戦
「話しかけんなって言ったよな!!!! 」
愛衣は僕を背負い投げをして
リビングの床に叩きつけた、少し痛かった。
「目障りなんだよゴミ 消えてよ 」
愛衣はそう言うと、まるで腐った死体を
踏み越え、その先へ
「…… 」
涙が止まらない
愛衣が愛衣が……僕を見捨てるんだ……
やだよ、やだよ、このままなんて
くそっ!!
愛衣は兄の啜り泣く声を聞きながら。
今と昔、矛盾だらけだ。
「……うぜぇ」
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