ヤンデレの妹がマジで俺に懐きすぎてだるい。

クロエ マトエ

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変わる未来へ編

新しい物語

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陽の光が、部屋を差し始める。
そして、そこには「新たな景色」が
生まれていた。

「お兄様 起きてください!! 」

「アユさん起きてください!!アユさん
早く起きてください!! 」   

いままでは、一人の声だったのに……
いまは、二人の声が聞こえる

「お兄様 起きないですね 」

「起きないね~」

二人で、何かを話している、ハッキリとは
聞こえないが…… 何か変な企みを考えている
ようだ。

「せっ~の~ 」と掛け声と共に

アユを擽り始めた、その瞬間、アユは
ふと思った、「え?何でコイツラ、俺の
弱い部分を知ってんの 」

ベッドで寝ている、俺氏の脇を擽り始める
リアと柚子

「やめろ!!!! お前ら!!!! 」

擽ったくてつい起きてしまう

「お兄様 おはようございます 」

「アユさんおはようございます!! 」

「おはよう」と言う声が、こんなにも
嬉しいだなんて、何でこんなにも俺は……
あれ……? え……?

「アユさん 泣いています 」

「お兄様どうかしましたか? 」

不安そうな表情を浮かべる
リアと柚子

「嫌ッ 違うんだよ!! 」

俺は、いま…… 「幸せの形」ってものに
涙が流れている

「なにが違うのですか?お兄様 が

言葉とかじゃあ説明が出来ない事だって
ある、理屈じゃあ動けない事もある。
いまある「この形」を俺は、なんて説明を
すれば良いのか……

「アユさんどうしたんですか? 」

俺は、二人を精一杯の抱き締めをした

「お兄様? 」

「ア…… アユさん////// 」

恥ずかしそうな表情をするリア

「生きて帰れて…… 本当によかった!! 」

そう、俺が言うと
二人もまた涙を流してしまう

「おにいさまああああッ!!!! 」

「本当によかったです!! 」

生きていると言う言葉、それは俺達に
取っては「重い言葉 」。こんな奇跡みたいな
日々

そんな毎日を一緒に過ごせたなら
それが一番なのかも知れない。

「あぁ…… 生きて帰れた… 」

初めて生きてると言う喜びを実感出来た
気がする、生きるってさ思ってた以上に
すごいことなんだな

「ただいま 」

「おかえりなさい 」

そう、そんな言葉の繰り返しに
過ぎないのかも知れない、でもいまは
そんな繰り返しが心地良くて仕方ないんだ。

飯を食べる前だと言うのに
こんな空気にしてしまって、良い物なの
だろうか?

「お兄様 お食事の準備ができています 」

「カレーだろ? 」

「そうです!! 」

長いようで、短い…… それが人生
いまは、そうだな……そんな人生を謳歌
してみるよ。

なぁ?和也
俺さ頑張ってみるよ!!

だからさ、見ててくれよ、これからの
この世界を…… お前はいつも見たいに
煎餅食いながら 見ててくれ……。


「近いウチ 和也 お前の墓参りに行くよ 」

でも、お前なら
きっとこう言うんだろうな。

「来んなよ 気持ち悪りぃーな  」って
笑いながら言うんだろうな


「気持ち悪くたって…… 行ってやるからな
馬鹿野郎 フフッ 」


いまさ、やっと
本気で心の底から笑えそうだ

和也お前の墓参りだって、ちゃんと
笑顔で花束手向けられそうだ。


「アユさん 私、お腹空いちゃいました
早く食べましょう! 」

「あぁ 」


なぁ和也
人生ってそんなに悪くねーだろ?

そんなことを思いながら、季節は巡り
季節は冬になった。


「アユさん 寒いですね 」

「もう、冬か…… 」

平和過ぎた日々、そん事をふと思って
いると…… ついつい月日の経過を忘れて
しまう

「あんまん食べたいですね お兄様 」

「急だな…… 妹よ 」

「いいじゃないですか…… アユさん
私もあんまん食べたいですね 」

「お姉ちゃんも食べたいんですね 」

そんなこと、思っていると
柚子はジャンパー羽織り、外へと
出ようとする

「おい、一人じゃあ危ないよ
もう、夜だし 」

「アユさん!!私がついて行きます 」

「なら…… いいか 」

「任せてください!!私こう見えても
空手の有段者ですよ 」

いま、初めて知ったぞ
ってか、強いのか?

「じゃあ……頼むわ 」

まだ、柚子が心配だ、まだ柚子を一人
にさせたくない。

「じゃあ!行こう! 」

そして、柚子と手を繋ぎ
外へ出た

「柚子さん あんまんと、にくまん
も買いましょうよ~ 」

「お姉ちゃんが仰るのなら、そう致しましょう 」

アユの家の近くには、コンビニがある
歩いて5分くらいの場所にある

「サンカクマートです!! 」

「シカクマートはあるの? 」

柚子の発言に、問いをぶつける
リア

「ないです 」

そんな会話をしていると

「お二人さん 久しぶり 」

後ろを向くと、そこには
居るはずもない人が居た

「お姉ちゃん? 」

コンビニの駐車場のブロックに座っている
アサがいた。

「殺しにきたよ 」
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