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【11】偽り聖女の契り★
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「んっ、んんっ――!」
交わすほどに口づけは深くなる。
どうしてこんなことになっているのだろう……
決まっている。これは逃げ出そうとしたリエーベルへの罰だ。
罪を犯したのなら償わなければならない。アロイスが自分のしでかした罪で苛立っているのなら、この身で償わなければならない。
どんなに強く舌を嬲られても。好き勝手に口内を荒らされても。喉の奥にまで突き立てられようと。リエーベルは与えられる責め苦にもがきながらも懸命に耐え抜いた。
「はあ、っ……あ、はっ…………」
ぴったりとくっついていた唇が離れ、酸素を求めあえぐリエーベルの背が冷たい何かに押し付けられる。
地面に足がつくとリエーベルは自身が塔の壁を背に立たされていることに気付く。久しく感じていなかった土と草の匂いではあるが、感動している場合ではなかった。当然、目の前ではアロイスが逃げ道を塞いでいる。体格差も力の差もあるアロイスを押しのけて、歩きにくいドレスで夜の森を逃げ切れるはずもないだろう。それにこれは自身の罪であるとリエーベルは何度も言い聞かせばかりだ。
「可哀想な子。今夜俺と出会ったばかりに君は汚されてしまうんだね。――聖女様」
皮肉にも感じられる口調でアロイスがぼやく。何より、アロイスから聖女と呼ばれることは随分と久しかった。彼は名前を読んでほしいというリエーベルの望みを叶えてくれた。それなのにわざわざ聖女と呼ぶのだからよほど怒っているとみえる。
「アロイス様、一つだけお願いがあります。どうか、名前を呼んで下さいませんか。聖女ではなく、リエーベルと」
「いいよ。いくらでも呼んであげる。でも、逃がさないよ」
どこか噛み合わない発言に気を取られていると再びキスを求められた。唾液に濡れた唇を食まれ、身体に震えが走る。こんなにも執拗に唇を求められたのは初めてで、これまでいかに手加減されていたのかを思い知らされた。
「も……いきっ……!」
「はっ……いっそ孕ませてしまえば逃げられないのかな」
不穏な発言をしながらアロイスはリエーベルの腹を撫でている。そこは男の精を注げば子が宿る場所で、手付きは優しいのに行為には悲しさが滲んでいた。
彼にこんなことをさせているのは不甲斐ない自分のせいなのに、リエーベルはそこがみっともなく疼くのを感じてしまう。もし彼の欲望が突き立てられ、その証を吐き出されることになったら……いけない想像してしまった。
「リエーベル……」
望み通りアロイスが名前を呼んでくれるとまたお腹の奥が切なく震える。
腹を撫でていた手は徐々に下がり、明確な意思を持ってドレスの裾をめくり始めた。長いドレスは見ている分にはいいが、たくし上げられるとみっともない。侵入場所を見つけた手はわざと肌を撫でながらリエーベルの左脚を外気に晒そうとする。
すっかり露わになった脚から這い上がる掌は徐々にきわどい部分へと近付いていた。その先にある誰にも触れられたことのない場所を目指して、くすぐるような手付きで脚の付け根を確かめ腿の内側へと伸びていく。
「やっ!」
たまらずリエーベルはその腕を押さえてしまった。それがアロイスの機嫌を損ねるとわかっていても無意識の行動は止められない。
「何?」
これは塔の中で聞いた「何?」とはまるで違う。不機嫌そのもので、苛立ちはたった二文字にもしっかりと宿っている。
こんなことではいけない。もう二度と同じ失態は繰り返さない。彼に与えられるものはすべて受け入れること。自分に言い聞かせながらリエーベルは抵抗を止め、自らの失態を取り消そうとした。
「そう、それでいい」
満足そうにアロイスのもう片方の腕がリエーベルの腰を攫った。
ところでリエーベルが普段着せられているドレスは少々特殊な作りをしている。ドレス自体の構造は至ってシンプルに、アンダーで支えたワンピースのようなデザインだ。美しいシルエットを崩さぬよう、一般的な令嬢たちがドレスの下に着用するはずの下着も必要としていない。つまり、抱き寄せられると柔らかな胸は容易く形を崩す。
もっと大変なことに秘部を守るための布は大層心許ない作りであった。大切な部分を隠すだけの役目しか与えられていないので布は薄く小さく、少し指をひっかけると簡単にずらせてしまうのだ。リエーベルからは何も見えなくとも、そこに指が触れていることはわかった。
「ひっ!」
アロイスが下着の上から秘部をなぞっている。
長いドレスに隠れて見え辛いのはアロイスも同じようで、指を使って感触を確かめるように触れてくる。布越しに割れ目をなぞり、時折押し込もうとしてみたり、そうして刺激を繰り返されるうちに下着が湿っていくのを感じた。
「へえ、濡れてるね?」
「あ、なっ……!」
恥ずかしいことをそのまま口にされてリエーベルは絶望する。けれどもう、彼の邪魔をするまいと決めたのだ。アロイスは抵抗がないのをいいことに、指で下着をずらすと直接割れ目を確かめていく。
「指一本でもきつそうだな……」
とうとうアロイスの指が中に押し込まれてしまった。
「ふぁっ! な、あ、ゆびっ……!」
リエーベルの身体が跳ねようが脚が震えようがアロイスの行動に迷いはない。
「や、なに、こんなのっ!」
こんなことをされるなんてと、絶望的な表情で怯えを滲ませる。先に進むことを夢見てはいたけれど、それはリエーベルの想像を軽く超えるものだった。アロイスとのキスが夢のように甘いものだったから、比べようもない羞恥には今にも逃げ出してしまいそうだ。
「怖い? でも、きみの身体は違うみたいだよ?」
不思議なことに乾いていたはずの秘部から水音がしている。くちりとアロイスの指が行き来するたびに音が増していく。信じられなかった。しかもリエーベルの身体はアロイスの指を逃がさぬよう、きつく収縮しているのだ。
「ほら、感じるだろ? きみの身体、俺の指を放そうとしないね」
「ちがっ、ちがい、ま……ひっ、あ! 違います、から!」
さらに押し広げようと二本目の指が差し入れられる。アロイスはリエーベルが脚を閉じないよう自らの膝を置く。必然的に右腿は彼の脚に挟まれる形となり、そこに彼の昂ぶりを感じてしまった。とても控えめとは言えないそれはしっかりとした硬さに熱を持っている。
「ひっ、あ、アロイス様!?」
「あれ……もしかして俺の、感じてる?」
信じられないことにアロイスはその熱を腿へと押し付けるのだ。ごりごりと音でもしそうなほどの感触にどうしていいかわからない。混乱してるリエーベルの反応を楽しみながらアロイスは動いているようだった。
もしこれを直接当てられてしまったら?
身体が焼け付くのではないかという不安に苛まれてしまう。秘部をいじられながら唇を求められ、目まぐるしく与えられる快楽にアロイスが膝を差し入れていなければとっくに立ってはいられないだろう。
長く攻められていた指が引き抜かれ、解放されたことに胸を下ろしていると、アロイスが自身のベルトに手をかけている。そこから自身の性器を取り出そうとしているのだ。黙って見ているのは罪深いことのように思えてリエーベルはとっさに視線を逸らした。
「なんだ、見てくれていいのに」
アロイスに恥じるつもりは微塵もないようで、なんとも堂々たる様である。確かにこんなにも綺麗な人ならどこを見られても恥ずべきことはないのだろうが……リエーベルの方が羞恥に耐えられそうにないのだった。
交わすほどに口づけは深くなる。
どうしてこんなことになっているのだろう……
決まっている。これは逃げ出そうとしたリエーベルへの罰だ。
罪を犯したのなら償わなければならない。アロイスが自分のしでかした罪で苛立っているのなら、この身で償わなければならない。
どんなに強く舌を嬲られても。好き勝手に口内を荒らされても。喉の奥にまで突き立てられようと。リエーベルは与えられる責め苦にもがきながらも懸命に耐え抜いた。
「はあ、っ……あ、はっ…………」
ぴったりとくっついていた唇が離れ、酸素を求めあえぐリエーベルの背が冷たい何かに押し付けられる。
地面に足がつくとリエーベルは自身が塔の壁を背に立たされていることに気付く。久しく感じていなかった土と草の匂いではあるが、感動している場合ではなかった。当然、目の前ではアロイスが逃げ道を塞いでいる。体格差も力の差もあるアロイスを押しのけて、歩きにくいドレスで夜の森を逃げ切れるはずもないだろう。それにこれは自身の罪であるとリエーベルは何度も言い聞かせばかりだ。
「可哀想な子。今夜俺と出会ったばかりに君は汚されてしまうんだね。――聖女様」
皮肉にも感じられる口調でアロイスがぼやく。何より、アロイスから聖女と呼ばれることは随分と久しかった。彼は名前を読んでほしいというリエーベルの望みを叶えてくれた。それなのにわざわざ聖女と呼ぶのだからよほど怒っているとみえる。
「アロイス様、一つだけお願いがあります。どうか、名前を呼んで下さいませんか。聖女ではなく、リエーベルと」
「いいよ。いくらでも呼んであげる。でも、逃がさないよ」
どこか噛み合わない発言に気を取られていると再びキスを求められた。唾液に濡れた唇を食まれ、身体に震えが走る。こんなにも執拗に唇を求められたのは初めてで、これまでいかに手加減されていたのかを思い知らされた。
「も……いきっ……!」
「はっ……いっそ孕ませてしまえば逃げられないのかな」
不穏な発言をしながらアロイスはリエーベルの腹を撫でている。そこは男の精を注げば子が宿る場所で、手付きは優しいのに行為には悲しさが滲んでいた。
彼にこんなことをさせているのは不甲斐ない自分のせいなのに、リエーベルはそこがみっともなく疼くのを感じてしまう。もし彼の欲望が突き立てられ、その証を吐き出されることになったら……いけない想像してしまった。
「リエーベル……」
望み通りアロイスが名前を呼んでくれるとまたお腹の奥が切なく震える。
腹を撫でていた手は徐々に下がり、明確な意思を持ってドレスの裾をめくり始めた。長いドレスは見ている分にはいいが、たくし上げられるとみっともない。侵入場所を見つけた手はわざと肌を撫でながらリエーベルの左脚を外気に晒そうとする。
すっかり露わになった脚から這い上がる掌は徐々にきわどい部分へと近付いていた。その先にある誰にも触れられたことのない場所を目指して、くすぐるような手付きで脚の付け根を確かめ腿の内側へと伸びていく。
「やっ!」
たまらずリエーベルはその腕を押さえてしまった。それがアロイスの機嫌を損ねるとわかっていても無意識の行動は止められない。
「何?」
これは塔の中で聞いた「何?」とはまるで違う。不機嫌そのもので、苛立ちはたった二文字にもしっかりと宿っている。
こんなことではいけない。もう二度と同じ失態は繰り返さない。彼に与えられるものはすべて受け入れること。自分に言い聞かせながらリエーベルは抵抗を止め、自らの失態を取り消そうとした。
「そう、それでいい」
満足そうにアロイスのもう片方の腕がリエーベルの腰を攫った。
ところでリエーベルが普段着せられているドレスは少々特殊な作りをしている。ドレス自体の構造は至ってシンプルに、アンダーで支えたワンピースのようなデザインだ。美しいシルエットを崩さぬよう、一般的な令嬢たちがドレスの下に着用するはずの下着も必要としていない。つまり、抱き寄せられると柔らかな胸は容易く形を崩す。
もっと大変なことに秘部を守るための布は大層心許ない作りであった。大切な部分を隠すだけの役目しか与えられていないので布は薄く小さく、少し指をひっかけると簡単にずらせてしまうのだ。リエーベルからは何も見えなくとも、そこに指が触れていることはわかった。
「ひっ!」
アロイスが下着の上から秘部をなぞっている。
長いドレスに隠れて見え辛いのはアロイスも同じようで、指を使って感触を確かめるように触れてくる。布越しに割れ目をなぞり、時折押し込もうとしてみたり、そうして刺激を繰り返されるうちに下着が湿っていくのを感じた。
「へえ、濡れてるね?」
「あ、なっ……!」
恥ずかしいことをそのまま口にされてリエーベルは絶望する。けれどもう、彼の邪魔をするまいと決めたのだ。アロイスは抵抗がないのをいいことに、指で下着をずらすと直接割れ目を確かめていく。
「指一本でもきつそうだな……」
とうとうアロイスの指が中に押し込まれてしまった。
「ふぁっ! な、あ、ゆびっ……!」
リエーベルの身体が跳ねようが脚が震えようがアロイスの行動に迷いはない。
「や、なに、こんなのっ!」
こんなことをされるなんてと、絶望的な表情で怯えを滲ませる。先に進むことを夢見てはいたけれど、それはリエーベルの想像を軽く超えるものだった。アロイスとのキスが夢のように甘いものだったから、比べようもない羞恥には今にも逃げ出してしまいそうだ。
「怖い? でも、きみの身体は違うみたいだよ?」
不思議なことに乾いていたはずの秘部から水音がしている。くちりとアロイスの指が行き来するたびに音が増していく。信じられなかった。しかもリエーベルの身体はアロイスの指を逃がさぬよう、きつく収縮しているのだ。
「ほら、感じるだろ? きみの身体、俺の指を放そうとしないね」
「ちがっ、ちがい、ま……ひっ、あ! 違います、から!」
さらに押し広げようと二本目の指が差し入れられる。アロイスはリエーベルが脚を閉じないよう自らの膝を置く。必然的に右腿は彼の脚に挟まれる形となり、そこに彼の昂ぶりを感じてしまった。とても控えめとは言えないそれはしっかりとした硬さに熱を持っている。
「ひっ、あ、アロイス様!?」
「あれ……もしかして俺の、感じてる?」
信じられないことにアロイスはその熱を腿へと押し付けるのだ。ごりごりと音でもしそうなほどの感触にどうしていいかわからない。混乱してるリエーベルの反応を楽しみながらアロイスは動いているようだった。
もしこれを直接当てられてしまったら?
身体が焼け付くのではないかという不安に苛まれてしまう。秘部をいじられながら唇を求められ、目まぐるしく与えられる快楽にアロイスが膝を差し入れていなければとっくに立ってはいられないだろう。
長く攻められていた指が引き抜かれ、解放されたことに胸を下ろしていると、アロイスが自身のベルトに手をかけている。そこから自身の性器を取り出そうとしているのだ。黙って見ているのは罪深いことのように思えてリエーベルはとっさに視線を逸らした。
「なんだ、見てくれていいのに」
アロイスに恥じるつもりは微塵もないようで、なんとも堂々たる様である。確かにこんなにも綺麗な人ならどこを見られても恥ずべきことはないのだろうが……リエーベルの方が羞恥に耐えられそうにないのだった。
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