人妻女教師調教痴漢電車 女生徒の身代わり身体を捧げる女教師

繁村錦

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第五章 1

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 土曜日の午後一時過ぎだった。家族とともに昼食を摂り、リビングでテレビを観ていると玄関のチャイムが鳴った。
「誰だ。こんな時間に……」
 娘和葉を膝の上に抱き、バラエティー番組に夢中になっていた翔馬が怪訝そうに眉根を寄せた。和葉を妻に預け、翔馬はソファから腰を上げた。
「待って、私が見て来るから翔馬君は座っていて」
 そういうと和葉を夫に預け、美鈴は腰を上げた。リビングを抜け廊下へと出る。
「はーい、今行きます」
 宅配業者か何かだろうと思いつつ、玄関へ向かう。スリッパを履き三和土に下りると、美鈴はチェーンと玄関の二重ロックを解除した。ドアを開け、外を覗いた瞬間、まるで蛇に睨まれた蛙、否、メデューサに石にされたように固まって動けなくなってしまった。
「ど、どうして……あなたたちが……!?」
 ドアの向こう側には、作業服を着る三人の男性が突っ立っていた。横井と矢野と嘗て夫の教え子だった窪の三人だ。
「か、帰って……帰って下さい。警察呼びますよ」
 毅然とした態度で告げる美鈴を前にしても、横井は全く臆することなく、相変わらずその悪辣な顏にせせら笑いを浮かべていた。
「いいのかな警察呼んでも、俺は別に構わないけど、困るのはあんただろ先生。俺たちとの関係がバレちまうぜ」
 卑劣極まりない横井という下衆な男は、恐ろしいことを平然と口した。
 警察沙汰になったら、これまでのことが全て夫に知れ渡ってしまう。恐らくあの厳格な夫のことだから離婚を決意するに違いない。
「ど、どうしろというの、この私に……?」
 美鈴は狼狽えつつ尋ねながら、ニンマリと笑う横井を睨みつけた、
「部屋の中に上げさせろ」
 横井は低い声でいった。
「無理よ、そんなの……中には今夫がいるのよ!?」
 美鈴はリビングを見やってそういうと必死にかぶりを振った。
「それにこの前、友田って人が私の自宅を探っているみたいだから、横井さんあなたが何とかするっていっていたじゃない。騙したのね私をっ」
「だから友田の野郎は、今日ここには来ていないだろ」
「詭弁よっ、そんなのぉっ」
 気丈な美鈴はツンケンした態度を取った。
「おーいどうした美鈴。何かあったのか?」
 翔馬が和葉を抱いてリビングから出て来た。
(どうしよう!? バレちゃう……!?)
「す、水道屋さん。どうぞ入って下さい。あなた、す、水道屋さんが修理に見えられたみたいよ」
 美鈴は咄嗟にその場しのぎの嘘を吐き、誤魔化した。
「はい、畏まりました」
 帽子を取って横井が一礼する。
「水道屋? 今日は土曜日なのにか……それに、うちの水道壊れたかな……?」
 翔馬は怪訝そうに首を傾げる。
「ほら、この間、水漏れするっていったじゃない」
「そうだっけ……分かった、じゃあ取り敢えず上がってもらいなさい」
 翔馬は妻にそう告げると、和葉を抱いたままリビングへ戻っていった。
 ほうっと胸を撫で下ろす。どうやら夫は納得してくれたようだ。しかも灰色の作業服を着た三人の中に、自分の教え子だった窪がいたことに気づいていない。
「さあ、早くしろよ美鈴。モタモタしてると間抜けな旦那が怪しむぜ」
 横井はニヤケ面でいうと、その冷ややかな視線をリビングに向けた。
 予想外の事態に顔面蒼白となった美鈴は、嘆息を吐き小さく頷いた。
「……入って」
 横井を睨みつけたと、人妻女教師は愛する夫と愛娘がいるリビングに目を向けた。
「お邪魔しまーす」
「失礼します」
 口々に挨拶し、痴漢師たちは美鈴の聖域に足を踏み入れた。清楚な人妻にとっては暗澹たる思いだった。このあとここで何が行われるのか想像しただけで、背筋に怖気が生じた。
 水道屋を装った三人の痴漢師たちは、美鈴に案内され彼女の夫がいるリビングを通り抜け、その隣のダイニングに向かった。リビングとダイニングを隔てる壁はなく、カウンターキッチンのみだった。
「ここです……」
 美鈴は取り敢えず話を合わせるため、シンクの蛇口を指差す。
(一体この人たち何を考えているのぉぉ……?)
 困惑する美鈴に、早速痴漢行為を開始する。「あうっ……ちょ、ちょっと……あぁ……」
 横井がいきなり、美鈴のボディラインがくっきりと出たマキシワンピースの裾をたくし上げた。
「止めて、だ、駄目……ここじゃ嫌ぁっ」
 美鈴は小声で告げ、必死にかぶりを振る。
 しかし、そんな言葉で止めるような連中ではなく、横井の指先はもう既に清楚な人妻女教師のパンティーの中に忍び込んでいた。
「おい、美鈴。濡れてるじゃねえか……」
「あぁあうぅっ」
 無理というように目顔で訴え、美鈴はかぶりを振り続ける。
 ヌチャヌチャと粘膜が擦れる水音がする。
「あふうぅぅ」
 喘ぎ声を漏らすまいと美鈴は手のひらで唇を覆った。
「いやぁ、水漏れ酷いですね……こんなにボタボタと滴り落ちてますよ奥さん」
 矢野が、横井の手淫で洪水状態となった美鈴の女陰を見ながらいう。
「そ、そうですか……」
 自分のことをいわれていると悟った美鈴は赤面状態のまま、適当に相槌を打ち、話を合わせた。
 白濁した淫水がキッチンのフローリングの上に落ち、見る見るうちに水溜りとなった。
(あふっ……だ、駄目ぇっ……しゅ、主人の主人の見ている前でぇ……ひいぃぅぅぅっ)
 人妻女教師はガニ股になって両足を震わせ、押し寄せる官能の波を必死に耐えた。
「こりゃ、何かを使って栓をしなくっちゃいけませんね」
 調子に乗った矢野が、嬉しそうに顏を皺くちゃにしながら声を弾ませる。
(い、嫌ぁぁぁん……だ、駄目ぇっ……そ、そんなぁぁ……いひぃぃっ)
 ガクガクと震え身悶える美鈴のパンティーを、横井は引き千切るように無理やり脱がせた。生殖器が露わになった途端、夫が直ぐ傍にいる所為か人妻上女教師は恥ずかしさのあまり奥歯を噛み締めグッと堪える。耳を真っ赤に染め上げ、手のひらで口を押さえ俯いた。
 横井の太い指は、神聖な性器の縁をなぞるように弄る。硬くなった肉の芽を指の腹で執拗に擦られ、総身に鳥肌が立った。
(あっふぅぅっ……いひっ……いっ……ひいぃぅぅぅ)
「どうした美鈴。そんなに腰をヒクつかせて、ん? 欲しいのか……俺のチ×ポが?」
 意地悪で加虐的な横井は、直ぐ傍に夫が要るにも拘らず、態と人妻女教師に尋ねる。
「おーいっ、美鈴。どんな具合だぁ?」
 リビングのソファに座り、膝の上に和葉を抱き、テレビのバラエティー番組を観ていた翔馬が立ち上がった。
(だ、駄目っ。今は駄目っ……バレちゃう……)
 顔面蒼白になった美鈴は、かぶりを振りながら横井に目顔で訴え掛ける。
「いいじゃねえか、お前の旦那に見せつけてやろうじゃねえか、自分の嫁がどんな女なのかってさ」
「……だ、駄目っ」
 狼狽えながらいうと、美鈴はリビングにいる夫に向かって、
「あなた、大丈夫だから……そっちに行っていて」
「……うん? そうか……」
「こっちは心配要らないから、和葉の面倒看ていてね、宜しく……」
 何とか上手く誤魔化すことが出来たみたいで、翔馬は和葉を抱き寄せると、再びソファに腰を下ろした。
「お願い……もう無理ぃぃ……バレちゃう」
 今にも泣き出しそうな苦悶の表情のまま、美鈴はかぶりを振った。しかし卑劣極まりない痴漢師たちは、下卑た笑みを浮かべたまま容赦なく人妻の神聖な領域を侵していく。卑しい横井の指先は、遂に膣口まで凌辱し、更にその奥の蜜壺まで伸びたのだ。
「ひぃっ!」
 迂闊にも声が漏れてしまった。
「ん!? どうした美鈴」
 翔馬が立ち上がり、カウンターキッチンに視線を走らせた。
「……ゴ、ゴキブリよ、ゴキブリが出たの……」
「そっか、びっくりするじゃないか、急に大声出すから」
「へへへへへ……ゴキブリとはお生憎様だな。しかも三匹も出ちゃ堪らんな奥さん」
 薄ら笑いを浮かべながら矢野がいう。そして男は美鈴の背後に回り込み、たくし上げたマキシワンピースの中に両腕を入れた。ブラジャーを上にずらし、下乳をタプンタプンと揺らす。下半身の方は相変わらず横井の指で犯され続けている。見張り役に徹していた窪は、隙を見計らって人妻女教師の肉厚で蠱惑的な唇を奪った。
「むはぁっ……ぶちゅっ……ちゅぱぁぁっ」
 口腔内で舌と舌を絡ませ、唾液を交換する濃厚な接吻を交わした途端、美鈴の子宮に甘い痺れが生じ、それが快楽電流と化し一気に全身に伝わって行く。そして追い打ちを掛けるように、膣内を弄る横井の指の腹で一番敏感なところを執拗に擦りつけられ、目の前に火花が散った。
(もう嫌ぁっ……翔馬君の、翔馬君の目の前でこんなぁぁぁ……)
 人妻女教師はわなわなと身体を震わせ、逝き果てる。途端、ガクンと膝が崩れた。美鈴はシンクに寄り掛かり、必死に体勢を整える。
「逝っただろ今。旦那がいる目の前で、他所の男に手マンで逝かされた気分はどうだ?」
「違う……逝っていない……」
 必死に否定するが、悲しいかな横井がいったことは当たっていた。
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